南風一の世界

南風一の世界

2024/06/23
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   貧困率      南風一

所得額の小さい人(世帯)から大きい人(世帯)に順に並べて
ちょうど中央に位置した人(世帯)の所得額の2分の1以下の所得
しか得ていない人(世帯)の数が全体の何パーセントになるか?
それが貧困率の定義だが、
この比率を念頭に置いて暮らしている人は、まずいないだろう

現代日本の世帯貧困率は、15%を超えているとのことだから
100世帯の15世帯以上は非常に少ない所得下で
生活しているということになる

しかも、なお悪いことに日本国の労働者の所得水準はこの30年間ほぼ横ばいのままで

貧困層の生活たるや難渋を極めるのが現実像だろう

人は希望をもって生きようと思えば
現在の自分の世帯の属する所得水準よりもっと下の貧困層を目指して
努力しようとする人はまずいないだろう
誰でも現在の世帯の所得水準よりはもっと上を目標として
生きようとするだろう

貧困層の世帯が希望を持てる若者や子のいる世帯ならばまだ努力することで
何とか貧困から抜け出せることが叶うかも知れない
ところが高齢者や病気世帯では所得アップを期待できる希望など
持てないかも知れない
所得アップの希望が持てない貧困世帯は最悪だと言えるだろう


それを最悪と見られる85%以上の所得層に位置する人たちは
「貧困層より、まだましだ」と喜ぶべきだろうか?
それとももっと稼ぎが欲しいと社会へ不満を述べるべきだろうか?

下を見れば悲惨
上を見れば切りがない



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Last updated  2024/06/23 10:01:36 AM
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