ねぼすけの読書感想日記

ねぼすけの読書感想日記

2009.06.13
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カテゴリ: 書評



筆者が広めた「プレカリアート」(不安定な・プロレタリアートを合わせた造語、不安定さを強いられた人々)という言葉も徐々にではあるが浸透しつつある一方、世の中の労働問題の話題の中心は、ニート・偽装請負・ワーキングプア・名ばかり管理職・格差・貧困とますます絶望的な言葉で一層先鋭化してきている。

就職氷河期世代の現在30代の非正規雇用にある若者は、今後、40代になっても50代になっても非正規雇用状態にある確率が高い。なぜなら、より上の世代は正規雇用であることの既得権を主張するし、より下の世代はより若いことで正規雇用への切符の正当性を主張する。どうすればいいんだと叫ぶことが、「生きさせろ!」という主張なんだろう。この主張が正しいだけに、逆に少し悲しい。この世代の人口ボリュームが大きく、この主張が主流になるとすれば、日本は全体として徐々に成長や発展とは別な方向に向かって進んて行く。そんな気がします。
良書でした。(評価:星三つ ★★★☆☆)



生きさせろ!







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Last updated  2009.06.13 11:18:47 コメントを書く
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