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2006年01月04日
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 人の不幸は蜜の味というけれど、私の不幸で少しでも元気になるのなら私の不幸を公開します。
・・・奇跡的に生き返った私は、40度近い熱で、目が回ったのか・自分が逆さになり横になり、ベットに寝ていてもしっかりつかまっていないと何処に転げ落ちるか、体温計が42度になったときがあるが、医者はそれを否定した。後に他の医者に聞いたのだが、長いこと高熱の為に私の脳は炎症を起こし、記憶を無くした、ただの記憶喪失ではない、言葉さえも解らないのだった、看護婦さんが食事を持ってきても、それが食事だと判らない、意思が通じないイライラで暴れる、泣く、叫ぶ、それでも1週間もすると普通病棟に移った。そこの病院には、離れというところがある、そこはもう助からない患者を最後に入院させる病棟である。私が、廊下を歩いていると看護婦が「あの人、離れのお客さんよ。」とひそひそ言う、幽霊を見る目で私を見る。記憶喪失ということが理解できない、きっとこの子は芝居をしているのだ。親戚兄妹は私を試す。タバコの火を向ける、何も判らない私は、タバコの火を咥える、熱い、刃物を刃を向けて渡す、刃をつかめば痛い、しかし、なぜ痛いのか知らない、何度も、その手の嫌がらせをした上で、本当に何も判らないと知ると、親戚、兄妹は、縁を切った、訪れる者もいなくなった。それがどういうことか知らない。ある時会社の人達が見舞いに来た、「判るか?」と聞く「ひ・・・さん?」これをきっかけに少しづつ判るようになった。2週間もすると退院した。子供が二人いるが、自分は生んだ記憶がない。娘が「あいうえお」を教える。足し算を教える。私が外を歩くと、町の人は、さっさと家に逃げる、雪かきをしていたものは、雪をぶっつける「キチガイ。」私を町の人達はキチガイと呼んで忌み嫌う、その年の冬、町にもいられない?私は実家に戻っていた。じっと犬を見ていた。そのとき「はっ」と気が付いた「私は人間だ、生きている」そう気が付いたとき体の中の細胞のひとつひとつが喜びで踊るのが今でもはっきり覚えている。





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最終更新日  2006年01月04日 10時59分05秒
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