ミノルロドリゴの地方・1口馬主ブログ

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2024.05.21
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多摩川河川敷の調教コースを走るレジェンドネオ号(最内)@2024年4月14日


先輩との共同保有馬、 レジェンドネオ 号(ダブルミリオンの22、父ダノンレジェンド)の調教が本格化してきて、調教師さんから「25日には15-15の時計を出します。」との連絡を受けた。当日見学には行けないけれど、調教師さんが動画を撮って送ってくださるというので楽しみに待ちたい☆彡

さて、この レジェンドネオ 号には昨年秋から大作ステーブルで調教を開始したあたりから、「喉なり」の症状が出ているのが分かっており、実際に競走能力への影響があるのか気になるところです。


ノドナリ、ぜいめいしょうともいわれる。喉頭部を支配する神経が麻痺し、喉頭口が狭くなって、呼吸のたびに「ヒュウ、ヒュウ」、「ゼイゼイ」と音を発する病気である。馬は全力疾走の時、多量の空気を必要とするが、喘鳴症になると充分な呼吸ができず、競走能力に影響をきたす。治療法としては外科手術が行なわれる。(©JRA競馬用語辞典より)


喉鳴りについて、上記のような一般的な説明は広く知られるところではあるが、今回川崎の調教師さんからもう少し詳しい説明を以下の通りいただいた。

「喉鳴り」とは吸気時に気管の入り口にある軟骨が充分に開かずに呼吸時に異常呼吸音が発せられる現象で、この軟骨の動きの程度が悪いと競走能力にも影響を与えることがわかっている。JRAでは軟骨の動きの状況の程度に応じてグレードで0~3の4段階に分けており、育成馬(~2歳春)の14%ほどがグレード1以上の喉鳴りの所見を有しており、グレード2までなら競走能力には影響を与えないと考えられており実際グレード1で重賞を勝った馬もいる。一方グレード3以上になると競走能力に影響を与えることがわかっており、その場合は軟骨を開いたままの状態に固定する手術(Tie-Back)を行うがその手術の成功率は50-70%と言われている。

川崎の調教師さんによれば、 レジェンドネオ 号の場合は、まだ若駒でもあり現時点で固定手術をしたとしても、将来伸びていく可能性もあるので現状はこのまま様子を見ていき、ある程度成長して土台がしっかりしてくれば固定することも考えてもいいというのが獣医さんの見立てだったようです。

まだそれほど深刻なものでなく、現状進めていけるとわかっただけでもありがたいですね。最近の獣医学の発展も凄いものがありますね。昔なら喉鳴り=競走能力低下、引退の危機となってしまいそうなのですが、色々と取るべき道があるというのがわかっただけでも良かった☆彡



さあ、レジェンドネオ号、週末の15-15の調教、頑張ってください。動画を楽しみにしています!!





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Last updated  2024.05.21 22:26:03
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