ここしばらく、風呂に入った後に、その日着た下着と靴下を残り湯で洗うようにしています。元々雑巾を洗ったり、バスタオルや布巾を浸け置きする際には、ずっと洗濯板を使ってきたので、手洗いはお手のもの。はじめたキッカケは、毎日水それも熱量を加えた水をただ無為に流してしまうのは勿体無いなと思い始めたことが一つ。もう一つは一年ほど前、一人暮らしをしている知り合いの女性が、洗濯は全部残り湯を使った手洗いなので、洗濯機は要らないと言い、実際持っていないというのを聞いて、面白そうだなと思ったことにあります。考えてみれば、一人暮らしだと、クリーニングに出すものを除けば、家で洗うものの総量はそんなに多くないのです。
始めてみて実感したのですが、これがなかなか合理的。その日の下着上下と靴下だったら、ものの5分で洗い終えてしまいます。ところが、手を使っているので汚れによって洗い方を変えられるうえに、お湯を使うので、汚れ落ちも上々。数が少ないので、干すスペースもほんの少しで済みます。
こんなことをやっていると、また一つ私の嫌いな“スロウライフ”に形の上で近付いてしまうのが難点ではあります。“毎日の生活を心豊かに”とか“ほっこり暮らす”とか、耳あたりはいいのですが、内容が曖昧で何を言っているんだかサッパリ分かりません。私が考えるのは、ただ合理性のみ。(マイナス)5分の手間と時間、(プラス)洗いあがりきれい・残り湯の有効利用・洗濯機の稼動時間軽減を比較して、後者に軍配が上がっただけの話です。この手間が15分になるんだったら、私はやりません。生活をトータルに考え、どうすれば更に楽になるかを常に考えること。目標は具体的明確な方がやりやすいです。