月に一度くらいは、包丁を研ぐことにしています。切れ味の悪い包丁は、食材を切っていてストレスがたまるし、何より危ない。スパッと切れると刃の動きが予測できるのに対し、切れ味が悪いと変なところで引っかかったりして、どう動くか分からないことがあるのです。というわけで、昨夜は研ぎの日。おまけに研ぎ神様が降りてきたので、久しぶり(半年振りくらい?)に鰹節削り器の刃も研いでしまいました。
ものの本を読むと、中砥と仕上げ砥を準備すれば素人は十分、なんて書いてありますが、柳葉でなければ中砥一本で平気だと思います。私は一応仕上げ砥も持っていますが、三得・菜切・ペティナイフを研ぐ際には、使いません。鰹節削り器は、刃を本体から外さなきゃいけないので、ついつい研ぐのが億劫になってしまうのですが、本当はもっとマメに研がなきゃいけないんですよね。現に研いだ後は、呆れるくらい切れがよくなりましたんで。
一般に庖丁研ぎは難しいと思われていますが、私はそうでもないと思っています。それでお金をもらえるほどの精度で研ぐのは、そりゃ難しい。でも、研ぐ前よりも切れ味をよくするくらいだったら、結構簡単。研ぎ方の本を読み、砥石に向かって何度か実戦を重ねるうちに、あっという間に上手くなります。包丁研ぎの真の敵は、不器用さではなく、不精さです。マメにいきましょう。それに、切れ味の戻った刃物で何かをスパッと切った時の快感と、無心に同じ動作を繰り返す研ぎの過程は、それ自体で楽しい作業です。鰹節削り器ももっとマメに手入れしなきゃなとは感じてるんですけどね…。