というわけでだらけきった正月休みが終わってしまいました。ところで帰省中にコタツの上を見ると、今話題のビブリア古書堂の事件手帖ってのが置いてありまして、新聞で話題になっていたので母親が買ったみたいです。私も読んでみたんですが、つくづく自分の趣味嗜好が一般的なものとはかけ離れていると再認識しました。アマゾンの評価欄を見ると星四つ~五つが多いんですが、そんなに面白いとは思えなかったんですよね。
推理の形式としては探偵役がずっと部屋にいて、助手役が足で集めてきた情報を元にベッドの上で推理をするという、旧来からよくあるタイプなんですが、なんという推理に説得力が無いんですよ。その場で推理しているというよりは、初めから知っていた事を推理している体でみんなに話している様にしか見えないくらい、推理が当たり過ぎです。その材料でその発想は無理だろ的な。でも、北鎌倉周辺の歴史ある閑静な土地を舞台とした雰囲気作りはなかなか良いので、むしろ推理要素をスパッと抜いて、古書店での内気な店長と本が読めない店員の仄かなラブストーリーに集中してもらった方が個人的には受けたかなと。2巻目以降を自分で買って読んだりはしないレベルですかね。