ここ最近のうちの年末年始の風物詩とも言えるのが、テレビを前にした両親のツンデレモードです。芸人が沢山出てきて、にぎやかに番組を進行するスタイルが嫌いな2人は、“年末年始はこういう番組が特に多くてつまらん。もう少し落ち着いた番組はないものか”と耳タコレベルで繰り返します。私にしたら、そんなに嫌ならテレビ消せば良いじゃないかと思うのですが、絶対に消しません。次々に番組を切り替えては文句を言い、文句を言いながらも結構見ているという、これをツンデレと呼ばずに何と呼ぶでしょう。仕舞いには、見る番組がないからもう寝ると8:00の段階で言い始めるのです。人生70年も生きてきて、見たいテレビ番組が無いからやる事が無いと言ってしまうのは、あまり見習いたい姿勢ではありません。
思うにテレビって受動的過ぎる趣味だと思うのですよ。こちらが何もせずにボーっと前に座っているだけで、色んな情報が流れてきます。中には為になる情報もあるのですが、両親を見ている限りでは、テレビに依存するとやりたい事を自分で見つけ、自分でアクションを起こす姿勢が失われていくような気がしてなりません。そんなにテレビが面白くないのならテレビを消して、他に面白いことを探すのが本筋だと思うのですけど、残念ながら2人にはもうその力は残っていないようです。仕事をしている間は、強制的にやる事があるのでまだ良いですが、リタイア後は違います。高杉晋作が辞世の句で詠んだ様に、自分から面白い事を探すのではなく、口を開けて上から面白い物が降ってくるのを待つ人生なんて楽しくなさそうですけどね。