リンゴを箱で貰いました。生で食べるのが一番美味しいと思うんですが、箱はちょっと食べ切れませんし、途中で飽きて義務感で嫌々食べるのもリンゴがもったいないので、半分程度はジャムに加工してしまいます。周囲にジャムを煮るというと凄い!とか賞賛される事が多いのですが、実は全然大した事ありません。私の実感としては、切れたトイレットペーパーを近所のドラッグストアに買いに行く方が遥かに面倒臭いと感じます。砂糖をまぶして半日放置とかあるので時間はかかりますが、手間は全然です。
リンゴは皮ごとクシにしてから5mm程度のやや厚めのイチョウに切ります。ここで全体の重さを量り、50%の砂糖をまぶして全体をよくかき混ぜてから一晩放置します。そのまま鍋を火にかけて沸騰したら弱火に落として10分煮込み、火を消してからクエン酸少量とペクチンをリンゴ重量の1%加えてよくかき混ぜたら完成。あとは瓶詰めしてフィニッシュです。一般的にはクエン酸ではなくレモン汁を使うレシピが多いですが、いちいち買ってくるのが面倒臭いですし、レモン半分とか使っても残りを使い切る目処が立たないので、私は賞味期限が存在しない結晶のクエン酸を使っています。あと、砂糖は安い上白糖です。ナチュラリスト御用達のキビ糖なんかは余計な味が入っているので、むしろ向かないんじゃないかな。
ペクチンは粘度を出すためです。リンゴは皮にペクチンが含まれているので一緒に煮ると粘度が出る、などとマニュアルには書いていますが、私の経験則上パンに塗って程よく垂れないレベルの粘度を出すには全くの役不足です。無駄なく抽出しようと長時間煮込むとリンゴの香りが飛んで本末転倒ですし。そんなわけで私は安易に市販のペクチンに頼っています。とはいえ、煮込みはごく短時間で済ませて果物の風味を生かす今風のジャムを作りたければ、ペクチンを使うのがベストなんじゃないでしょうか。無論サラサラでも無問題ならペクチンは不要ですが、パンに塗った時に垂れないようにしたいので私は入れてます。