ひらめきハート満天丘 花村実葉
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近くの桃の花か梅の花か? どちらか分からないのですが、大変美しく咲いています。日本画に描きたくなるような姿で花を咲かせています。 その姿を見ると、春が真近だと感じます。 桜も3月の後半には開花してくるでしよう・・・。 春の歌で、 ちょうちょ、ちょうちょ、菜の葉にとまれ、菜の葉にあいたら、さくらにとまれ・・・ さくらの花の花から花へとまれよ遊べよ遊べよとまれ~♪ という唱歌がありますよね? 先日読んだ本の冒頭に、こんなことが書いてあったのでした。 蝶は、菜の花にはとまるが、葉ではなく花にとまる。 蝶は、桜の花にとまることは決して無い・・・・と・・・。 蝶は桜の花の蜜を吸わないのだそう。 それで、科学的にはこの童謡の歌詞は間違いだ・・・と書いてあったのよ。 それで、少し調べてみると、この曲はドイツの教師フランツ・ビーデマンの作曲によるもので、子供たちに離別、出発、悲しみからの回復を経験させるという教育上の目的によるもので、幼いハンス少年が母親から旅立ち、さまざまな経験を 積んで大人に成長してから母親のもとに戻ってくるというストリーがあるそうです。 これがアメリカでは、「 Lightly Row」というボートを漕ぐ歌になり、 日本では、野村秋足という方が作詞したそうで、「ちょうちょ」は4番まであって、 わたしたちが聞きなれている唱歌とは改訂されているようです。 元の歌詞はこんなです。 一、(野村秋足作詞) 蝶々 蝶々 菜の葉に止れ菜の葉に飽たら 桜に遊べ桜の花の 栄ゆる御代に止れや遊べ 遊べや止れ二、(稲垣千頴作詞)おきよ おきよ ねぐらの雀朝日の光の さきこぬさきにねぐらをいでて 梢にとまりあそべよ雀 うたへよ雀三、(1896年追加・作詞者不明)蜻蛉(とんぼ) 蜻蛉 こちきて止まれ垣根の秋草 いまこそ盛りさかりの萩に 羽うち休め止まれや止まれ 休めや休め四、(三番に同じ)燕(つばめ) 燕 飛びこよ燕古巣を忘れず 今年もここにかへりし心 なつかし嬉しとびこよ燕 かへれや燕 なので、元の詩は科学的には間違ってはいないようです。 桜に遊べ・・・となっているので・・・ 人間側からの蝶にたいする要望的な詩ですね? 1番の、「栄ゆる御代へ」・・・というフレーズは天皇崇拝とイメージされることから改訂と なったとウキペディアに書いてありました。 ちなみに、ですが、葉の花にとまる蝶はモンシロチョウなんですって。 このモンシロチョウはさくらには全くとまらず、桜の花にとまるのは、 ミツバチやハナアブ がとまるそうで、それによって花粉が媒介されるそうよ。 では、物語はいつの間にか、変化しているようです。 では、花粉厳しいこの頃ですが、みなさま、良い日をお過ごしくださいね! 下の写真は昨日、街で見かけたハートのリュックを背負った女の子~♪ 失礼して撮らせて頂きました!
2015.03.06
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