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2017.03.29
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カテゴリ: 学習法
春期講習も半ばを過ぎます。講習といっても春期は短い期間です。

最大の目標はただひとつ、

明確な学習目標の意識づけ

です。

中学、高校の境目、各学年の境目の時期。4月から自分はどんな目標をもって学習をしていくのか、それを明確に意識させることが目標です。たとえば、新中3生、新高3生であれば、10ヶ月後にある入試をしっかりと時間軸の中でとらえ、いついつまでにどんなことをしなければいけない、といった具体的なイメージを持つこと。その上で、4月以降の教科ごとの学習目標を持たすことです。

出来る生徒は、いついつまでに何をする、ということがわかっています。出来ない生徒はその逆です。何々をしなさい、と誰かに指示されるまで動きません。また、出来る生徒は「先への見通し」を持っています。夏までに何を仕上げ、夏の間に復習し、秋以降は過去問に取り組む、といった流れをつかんで学習を進めています。目の前の学習がどこにつながっているかをわかって学習しなければ結果はついてきません。

新高1も同じです。何度もいいますが、高校の授業は中学とは全く違います。学習内容の厚みが増し、難易度が一気に重くなります。と同時に、学習はあくまでも「自己責任」になります。やってもやらなくても、ほとんど誰にも何もいわれません。親も中学の時のように勉強に介入しなくなります。結果、5月の声を聞くときには「学習を投げ出した生徒」がほとんどになっていってしまいます。

実は、高校の成績は中学よりもずっととりやすいんです。なぜって、周りの生徒のほとんどが勉強を投げ出してしまうからです。さらに、中学の時のようにノート提出だの、授業態度などといった要素は関係ありません。テストの得点だけで成績がつきます。新高1は、まずは学校の成績をしっかりと修める努力をすることが大切です。

miyajukuの春期講習は「学習の意識づけ」が最大の目標です。個別指導にいって、大学生の講師に教わり、こんな意識づけをしてもらえることはほとんどないでしょう。そこが「塾の差」だと思っています。個別だ、集団だ、と塾を区分けする前に、誰がどんなことを柱に教えているのか、といった点に注目してください。誰が、がもっとも大切です。





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最終更新日  2017.03.29 09:41:23


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