PR
Keyword Search
Category
■はじめに■
「話そうとしたのに、声が出ない」
「口を開いても、空気だけが出てしまう」
吃音(きつおん)にはさまざまな症状がありますが、その中でも特に苦しいのがブロック症状と呼ばれる「言葉がまったく出てこない」状態です。
この瞬間、本人の心の中では多くの思いが渦巻いています。
■ブロック症状とは?■
吃音には大きく分けて3つのタイプがあります。
1.連発(れんぱつ):「か、か、か、かえる」のように音を繰り返す
2.伸発(しんぱつ):「かーーえる」のように音を伸ばす
3.ブロック(block):言葉が出ようとしても、まったく出ない・詰まる
このブロック症状では、声帯や喉の筋肉が一瞬「ロック」されるような感覚になり、話したいのに声が出ないという強いストレスを感じます。
外から見ると「沈黙」に見えますが、内側では全力で話そうとしているのです。
私の感覚だと、口は開いているのに、
息が吸えない状態で止まって、言葉が出せない状態です。
■ブロック症状が起こるときの心の中■
ブロックが起きる瞬間、頭の中では話したい言葉がちゃんと浮かんでいます。
それでも身体がついてこない──。
・焦り
・恥ずかしさ
・相手を待たせてしまう罪悪感
・「また言葉が出ないかもしれない」という不安
こうした感情が重なり、さらに症状を強めてしまう悪循環が起こることもあります。
■ブロック症状とどう向き合うか■
ブロック症状を「なくす」ことを目標にすると、かえってプレッシャーになることがあります。
大切なのは、自分の話し方を受け入れながら、安心して話せる場を増やすことです。
1. 焦らず呼吸を意識する
ブロックが起きたときは、無理に出そうとせず一度息を吐くこと。
「吸う」よりも「吐く」ことを意識すると、喉や声帯が少しずつ緩みます。
私の場合、
ホッとため息をついた後、話すと、言葉がでやすいです。
2. 言葉を言い換える勇気を持つ
出にくい音や単語を感じたら、無理せず別の言葉に言い換えるのも方法のひとつ。
「言葉が出ない=失敗」ではなく、「伝え方を工夫した」と考えてみましょう。
吃音の勉強をしていると、
「言い換え」はダメという意見も聞きます。
吃音者は、
言いやすい言葉、言いにくい言葉が、
あると思います。
難しいです。
3. 信頼できる人に話してみる(カミングアウト)
吃音のことを話せる相手がいるだけで、気持ちが大きく変わります。
自分を責めず、理解してくれる人に「話せないときもある」と伝えることが、安心につながります。
といっても、
カミングアウト(人に症状を話す)は
とても恥ずかしいと思います。
私はアルコール依存症です。
アルコール依存症になった原因の一つに
吃音症も私の場合、あると思います。
私の場合、
アルコール依存症も、カミングアウト。
吃音症もカミングアウトしています。
最初は、
自分の病気を、カミングアウトするのが、
恥ずかしかったですが、カミングアウトしました。
その理由は、
他人は、私の事を、注目していない
ということが分かったからです。
もちろん吃って笑われた事もあります。
実際、吃音症をカミングアウトすると、
えっ!知らなかった!
うん、なんとなく知ってたー!
とか、様々ですが、
みんな、私に注目してません。
カミングアウトした方が生活はしやすい?です。
■終わりに■
ブロック症状は「話したいのに話せない」というもどかしさを伴います。
でもそれは、「話したい」という強い気持ちがあるからこそ。
吃音は「個性」であり、「努力不足」ではありません。
ゆっくりでも、自分のペースで言葉と向き合っていくことが、何より大切です。
吃音だからできない!逃げてばかりの人生… Oct 28, 2025
【吃音と仕事】言葉が出ない。でも、案外… Aug 10, 2025
吃音なのに、会社で無線や館内放送してい… Sep 11, 2024