そのような動きが現実になりつつあることは間違いない。しかし、Microsoftがコンピュータ業界で築き上げた支配的立場を新たな消費者向け市場においても維持できるのか、あるいは、GoogleやAppleといった競合他社が最終的に勝利を収めるのか、その点についてはいまだに不透明だ。
米国時間1月6日、Gates氏にとっては最後となる「2008 International CES」での基調講演の直前に同氏はCNET News.comの取材に応じ、競合企業や次世代DVDの将来について、そして、今までに盛んに取り上げられたデジタル機器のシームレスな融合が、基調講演で語られるばかりでなぜ現実化しないのか、その原因についても語ってくれた。
最も重要なステップは、クラウド(Cloud)OSを利用することだと申し上げておきましょう。音楽を1曲ライセンス購入したり、新しい携帯電話を購入すれば、このOSを必ず利用することになります。もちろん、新しいPCを買ったときにもです。
これまでは、デバイス間でコンテンツを転送する部分に大きなネックがありました。ここをクラウドOSに取り込んでしまえば、認証を受けるだけであらゆるコンテンツにいつでもアクセスできるようになるでしょう。そのコンテンツの出所に関わりなくです。
何よりも重要なのはソフトウェアです。よその企業の話はこのくらいにしませんか。ソフトウェアというものを理解している企業は非常に限られています。電話もそうですし、テレビの視聴もソフトウェア抜きには考えられない時代が訪れようとしています。そこで当社は、創設時の理念に立ち返ることにしました。われわれは最初から、ソフトウェアこそが(すべての)中心になると考えてきました。それが今、実現しようとしているのです。
当社の企業としての成り立ちや事業活動の中核を占めるのは、プラットフォームの価値を信じることにあると、私は思います。われわれはどの企業よりも有利な位置にあります。われわれは広告の規模拡大や検索サービスの改善、音楽関連製品のユーザビリティ向上などに力を注いでいくべきなのでしょうか。もちろん、それはそうです。しかし、そういった活動も、どのソフトウェア企業と比べてもはるかに優秀な研究チームと、誰もが羨む多様な人材を持った企業であるという「核」があってのことなのです。
出典: http://japan.cnet.com/interview/biz/story/0,2000055955,20364447-2,00.htm
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