探査機から届いたデータを解析した結果、軌道へ入るための逆噴射が途中で異常停止し、減速し切れずに金星を通り過ぎたことが分かった。あかつきは6年後に2回、金星へ接近する機会があり、宇宙機構は軌道投入の再挑戦を目指すが、機器の劣化や異常再発が懸念される。日本の惑星探査は、2003年の火星探査機「のぞみ」に続く2度目の失敗で、今後の探査計画に暗い影を落としそうだ。
あかつきは7日午前8時49分、金星を周回する軌道に入るための減速を行うため、主エンジンの逆噴射を開始。予定では、12分にわたり噴射し、4日間で金星の周囲を1周する 楕円 軌道(高度550~20万キロ・メートル)に入ることになっていた。
しかし、噴射の途中に何らかの異常が発生し、機体を守るために回転して安定させる非常時モードに切り替わった。あかつきが金星の重力に引っ張られて周回軌道に入るには、9分20秒以上の噴射が必要だったが、実際には2~3分しか噴射できなかった。
この異常は、あかつきが金星の裏側に入って地球から通信できない時間帯に発生し、同モードでは地上との通信も限られていたため、宇宙機構にも失敗がすぐに分からなかった。7日から8日にかけ、探査機の位置や速度に関するデータをあかつきから少しずつ送信させて、同機構で解析した結果、金星を通り過ぎたことが確実になった。
出典: http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20101208-OYT1T00426.htm?from=main1
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