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宿坊の朝は清々しくて凛としています。
いままでのお寺は本堂でしたが、こちらのお勤めは宿坊2階の大広間。
威厳あるお姿のご住職はやさしい語りかけで、 <子供の頃に体験した清水の話> をなされました。
聞く人の心もちで深くも浅くもなる、いいお話でした。
お勤めの後、あたし達は各自の部屋で朝飯、ご住職は納経所に御朱印を書きに行かれました。
次々出発ちするのを見送り、しばらく納経所で人を待ちました。
6年前に同行したベンツさんが会いに来てくれるのです。
ベンツさんはスポースカーさんにバージョンUP
車のお接待をしてくださるつもりで、朝早くにここまで来てくれたのですが・・・
平に辞謝m(__)mスポーツカーさんは、山を下って行きました。
さて、アタシも麓を目指しましょう。
車道と並行する歩き道は、枯葉が足に優しくていい道です。
ほどなく、 杖杉庵(じょうさんあん)
四国遍路の元祖といわれる衛門三郎の最期の地と伝わります。
歩き道に入り、左右内地区、小学校跡に出てしばらくまた車道を行く。
ここを過ぎると峠に向かい当分なにもないから、数件ある売店で、飲食の準備をしたほうがいい。
あたしは宿坊でオニギリを求めたが、注文は受けていずその代り菓子パンを販売していたので二つ買い求めていた。
そのまま車道を下ると鍋岩荘、寄居で鮎喰川に突き当たり広い車道を通って麓に下りる。
左手に入るといよいよ峠道。
きれいな道で、畑も手入れされ梅が満開だった。土手で老いた母と娘(おばさん)が土筆採りをしていた。
静かな道。だんだんと林道になり暗く湿気た道。
焼山寺700m 左右内地区240m 玉ヶ峠455m 下ってまた登る。
思っていたよりも林道が長くて歩きやすい。
ベンチがあって清水が流れおちる横が峠への登り口のようだ。
どんな坂道だろう・・・峠を前にしてあんパンの丸かじり。
かなり・・・ゴツゴツの岩道です。一部は道の様なそうでないような。
昨日も晴れていたのに石が濡れている。
幾つもの坂を歩いて・・・
大丈夫。少しずつでも上がっている、峠のテッペンはきっと越せる、と自己暗示する。
足もと気を付けて~あの雛和田峠のブーメランみたいなツルツル石よりはいいかな?
一体いつ頃だろう?、野ズラ積みの石垣がある。
砂防ダムの役割をしていたんだろうか。
~右手が歩き道~
突然、ヒョコンと道に出た。山道の入り口から峠まで30分。
入口まで歩いて来た林道がグルリと回って峠まで来れる様だ。
この道を100m程進んでくるりと左へカーブすると峠。トイレもあり、一休みするにはいい場所です。
~玉ヶ峠~
ここからはズ~ッとコンクリートの道を下ります。右手に鮎喰川見えます。
こう見ると随分上がってきた来たんだなぁ。あの山の向こうの徳島市まで行くのか。
ベンツさんが山を幾つも抜けてお寺まで来るには早朝に家を発たれたのだろう・・・申し訳ない。
春を感じながらいい気分です。
山肌から爆発寸前の衣吹みたいなすごいエネルギーを感じます。
もうすぐ <山が笑う> のですね、門前さん。
この時は彼岸の頃なので、今頃はケラケラ、クスクス、ワッハッハ! でしょうね。
~福原辺り 北海道さん夫婦~
阿野でるるぶさんやご夫婦に追いつき・・・バテテいましたが、マイペースで歩かれていました。
お先に、ご安全に。
この日はもう一方、お会いする方がいたのです。
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