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ThinkPad T60(1951-DJ8)に設定されていたSVPをいろいろな方法で解除しようと試みたがうまくいかなかった。 残された方法は、EEPROMの貼り換えるか、EEPROMリーダを使ってパスワードを読み出すしかない。 ただ、T60のEEPROMの貼り換えはかなりハードルが高いので、ここはやはりパスワードの読み出しを行うことにする。 この読み出し作業、シリアルポートにつなげて使うタイプのため、シリアルポートがある「ThinkPad 600X」をホストとして使用する。(シリアルポートが実装されてThinkPadはもはや貴重品です…。) ※600Xのシリアルポートに実装した、パスワード読み出し用のケーブル。 ※T60のEEPROMと600Xをテストクリップ&シリアルポート接続する。 接続できたら、T60はパスワード入力画面に。 ホスト側600Xでは、コマンドプロンプトから、EEPROMの読み出しプログラムを実行する。 お次は解析プログラムを実行して、パスワードの文字列を調べる。 出てきた文字列をT60に入力してみる。(これでうまくいけば万々歳!) ※600Xにて調べた文字列をT60に入力してみると…。 やりました。 出てきた文字列はパスワードだったようです。これでBIOSに入ることができたT60は設定変更も容易です。(まずはパスワードの解除から…。) ■本家ALLserviceの解説マニュアル(英語)です。読み出し用のインターフェイスの回路図もこちらにあります。 http://www.allservice.ro/forum/viewtopic.php?t=47 ■読み出しに必要なソフトのダウンロードはこちらです。 http://www.allservice.ro/store/utils/
May 7, 2022
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今更ながら、SVPが設定されていると思われるThinkPad T60(1951-DJ8)を手に入れた。 ※電源を入れると、日付・時刻エラーの後、パスワード入力を求められるT60。 ■ThinkPad T60:商品詳細 PCジオング http://pc-zeong.jp/product_info.php?products_id=2244 ■レノボ、ThinkPad X/Z/T/RにCore 2 Duoモデルを追加 https://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1024/lenovo.htm ■ThinkPad T60の中身をプチっと覗いて、見た! https://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0603/01/news015.html このT60。電源を入れると、日付・時刻エラーが表示された後、パスワード入力を求められる。何も入力しないで[Enter]を押しても、BIOSに入れないことから、POP(パワーオンパスワード)とSVP(スーパーバイザーパスワード)がダブル設定されていると推測される。 ※パスワードを3回間違えると、一切の入力を受け付けなくなる。 一般的にThinkPadは、バッテリパックやC-MOSバックアップ電池のコネクタを取り外して、電源を入れるとPOPが解除可能だ。 ※POPの解除は、C-MOSバックアップ電池を外して起動させることで可能となる。 そこでまず、POPの解除から挑戦。しかし予想通りBIOSに入ることはできなかった。 お次は、EEPROMの[SDA][SCL]をショートさせて、パスワード入力を回避する方法を試してみる。 ■T60のEEPROMの[SDA][SCL]接続ポイント http://www.ja.axxs.net/t60_t60p.htm T60のEEPROMは「24RF08」ではなく、「ATMEL AT8356908」というチップ。しかもシスボ(システムボード)裏面に実装され、アクセスにはかなりの分解を伴うため、[SDA][SCL]へのアクセスにはシスボ表面のランドが利用される。 ※T60のEEPROM「ATMEL AT8356908」。シスボの裏面に実装されている。 ※[SDA][SCL]とつながるランドは、シスボ左手前、拡張用ミニPCIスロットの下にある。 EEPROMの[SDA][SCL]とつながるランドに導線を半田付けしてスイッチ回路を接続。このスイッチをタイミングよくON/OFFすることで、EEPROMをだましてパスワードを回避するのだ。 ※EEPROMの[SDA][SCL]とつながるランドにスイッチを取り付けてパスワード回避を試みる。 しかし、この方法でも、パスワード入力画面をスキップできず、BIOSに行きつくことはできなかった。 ということで、残された方法は、EEPROMの貼り換えか、EEPROMデータの読み出ししかないことになる。
May 5, 2022
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AliExpressで注文していた、15インチT61/T61pのヒンジがやっと到着した。注文したのが5/26で、6/25に到着したので、約1ヶ月かかったことになる。 https://ja.aliexpress.com/i/32960191495.htmlGZEELE 新 IBM レノボ thinkpad の T61 T61p 15.4 "ワイド液晶画面は、セット L + R 42W2745 42W3655 42W3656 ヒンジ あまりにも時間がかかるので、詐欺ではないかと不安になったが、まずは到着してほっとした。 緊急にパーツが欲しい場合にはお勧めできないことになる。 早速、緩んだT61p(6457-5CJ)のヒンジと交換して実装してみたが、サイズはもちろん問題なし。ヒンジの硬さも手頃だった。 ※交換したT61pヒンジ。中国の輸出品合格(?)のシールが添付されている。 ※WUXGA解像度のT61pは、なかなか手放せないので、なんとか…。 T61pのウイークポイントは、GPUトラブルと、ヒンジ破損。これで、しばらくはヒンジのことを心配しなくて済むだろう。
Jun 28, 2020
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15インチモデルT60のHDD(ドア)カバーがなかなか手に入らない。 ただ、たったこれだけのパーツを高値で手に入れるのはちょっと考え物なので、手持ちの余剰パーツでなんとかできないかと考えた。 幸いにして、我が家には14インチモデルT60のHDDカバー(FRU P/N:41V9985)が複数、余剰パーツとして保管されていた。 このHDDドアを15インチモデルのもの(FRU P/N:41V9986)と比較すると、ネジ穴の位置など大体同じなのだが、14インチモデルのHDDカバーの方が少し高さが低く、横に張り出た部分がある。 この張り出した部分を削り落としてしまえば、15インチモデルのT60に流用可能ではないのか…。 ※14インチモデルのHDDカバー(手前)と15インチモデルのHDDカバー。大きさはほぼ同じ。 ※14インチモデルのHDDカバーのはみ出て部分(奥側)。ここを削り落とせば…。 あとはやってみるしかないので、実際にT60に取り付けてみながら、干渉部分を削り落としていく。 結局、はみ出た部分(下記写真右側)を削り落とし、ネジ穴の部分も削り、右下に切り込み部分をつくることでほぼ改造は終了した。 ※○印の部分を削り落とし切れ込みを入れると流用可能に…。 ちょっとオリジナルより背丈が低いので開いた感じはあるけど、まあないよりましだろう。(スロットの奥に収まったHDDが動かないように押さえるものがないのも気にはなるが…。) ※HDDスロットに取り付けた14インチモデルのHDDカバー。まあまあOKかな? お次は…。
May 3, 2020
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今更、T60(2007-I1V)を手に入れてしまった。 hddやhddドア、ACアダプタは付属しない。液晶バックライトが切れていて、キーボードの電源ボタン不良といった問題山積みのT60なのに、15インチモデルだったのでついうっかり…。 電源ボタンが不良ということだったので、キーボードを手持ちの英字キーボードと交換して動作確認を実行。 無事起動したが、ファンエラーで電源が落ちてしまうため、[ESC]キーで電源が落ちるのを回避してBIOSに入る。 BIOSで確認したcpuはCore2Duo/T2400(1.83GHz)。メモリは1GBだった。液晶が暗くかなり黄ばみが出ている。 これから考えられるメンテナンスは…。 ・cpuファンをクリーニングしてファンエラーが出ないようにする。 ・cpuをもう少しましなものに換装する。 ・余っているhddにwindowsを入れて液晶の解像度を確認する。 ・バックライトの冷陰極管のサイズを調べて交換する。 ・hddドアを手に入れる。 ・キーボードベゼルと割れのないものと交換する。 などだが、もうかなり前の機種ということを考えると、無理に完全復活をめざさなくてもいいだろう。 まあ、とりあえず、一番簡単に実行できるcpuファンクリーニングを実行。 T60を分解して、cpuファンを外してみた。cpuファンはかなり汚れが溜まっていた。このT60がGPU(外部グラフィックユニット)搭載機であることも判明。 ※cpuファンを外したT60(2007-I1V)。ATIのGPU搭載機だった。 今までもよく行ったように、cpuファンを分解して、ヒートシンクや羽根に溜まった汚れを取り除いて、田宮のモリブデングリスを軸に挿して組み立てる。 ■グリスの選びの参考に/ファクトリーギア http://f-gear.co.jp/howto/3063/ ■グリースの種類と特長/モノタロウ https://www.monotaro.com/s/pages/productinfo/grease/ ■タミヤモリブデングリス https://www.tamiya.com/japan/products/87022/index.html ついでにcpuもCore2Duo/T7200に換装する。シリコングリスは、熱伝導率4.8W/m-K(ワット毎メートル毎ケルビン)のGD900を使用した。(そんなに高性能のグリスではないけど…。) ■cpuグリスの比較と選び方/BTO自作パソコン初心者入門 https://btopc-minikan.com/CPUgrease-hikaku.html ■cpuグリスのおすすめ人気ランキング15選【冷却・放熱用】/mybest https://my-best.com/5666 ■cpuグリスのおすすめ14選。熱伝導率のよいアイテムを…/SAKIDORI https://sakidori.co/article/491109 ■cpuグリス徹底比較 冷えるのはどれだ?/ASCII.jp×自作PC https://ascii.jp/featuredarticles/1024478/ ※このサイトは読み応え十分。キンカンやオロナイン、マヨネーズなどで実験しているのが面白すぎです。もちろん、まじめな比較もあります。 余っていた40GBのhddを挿して、win7をインストールしてみた。 プロパティで確認してみると、液晶の解像度はWSXGA+。1400x1050の解像度。FlexView、IPS液晶。GPUは「ATI Mobility Radeon X1400」が搭載されている。 ただ、バックライトがかなり暗いので、冷陰極管を新品に交換できればいいのだが…。 冷陰極管交換は何度か経験があるので、交換すること自体はそれほどハードルは高くない。問題はその費用で、送料別でも1900円かかってしまうの で躊躇する。 さてさて、どうしたものか…。 ※<冷陰極管の比較>上:R60より摘出した310mm×2.0mm中:T42のID Techに内蔵されていた311mm×2.2mm。(撮影:2013/05/03) ※通常の液晶ユニットでは、直径2.0mmの冷陰極管が用いられていることが多いが、FlexViewでは光の透過率が悪いためか、より太めの、直径2.2mmの冷陰極管が採用されている。 ■マスターネットショップ>冷陰極管・2本セット https://www.itmaster.jp/netshop/6_2131.html【中古】純正 Lenovo ThinkPad T60 T61 R60 R61 X60 X60s X61 20V-3.25A旧型用ACアダプター[送料無料]中古ThinkPadキーボード英語版 T400/500/R400/500/W500/700/T60/61/R60/61/Z60/61対応 FRU:42T4066IBM/FRU 92P1141 40Y6799 互換 バッテリー純正 [中古] IBM LENOVO レノボ・ジャパン ThinkPad R60e Li-Ionバッテリー 6セル
May 2, 2020
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左右のヒンジと動作に問題があるT61p(6457-5CJ)。LEDが点灯するが起動確認がとれないことから、このT61pにありがちなGPUトラブルの可能性が高い。 GPUトラブルとは、T61pに搭載されているGPU(外部グラフィックチップ)「NVIDIA Quadro FX570M」の半田クラックが原因で、液晶表示や起動に障害が発生するトラブルだ。 T61pでは、BGA(Ball Grid Array)規格のGPUがシステムボードに直付けされている。このGPUはけっこう発熱し、その発熱はチップの各箇所で異りまた熱により膨張・収縮を繰り返すことになるため、半田ボールに亀裂が生じ てしまうのだ。 GPU半田クラックの原因 - Studio Yamada ヒートガンによるリフローは、このGPUを熱してやることで、半田ボールを溶かしてクラックを解消する手法。作業の様子がまったく見えないので、今までの経験だけで取り組むしかない。 下準備として、GPUのコアまわりをアルミホイルなどでマスキング。ヒートガンの熱風が他の部分に入らないようにする。その上で、ヒートガンでコアを数十秒炙るのだが、私の場合は2cmぐらいの距離から40秒ほど炙ることにしている。(温度調整は[LOW]を選択) 作業後マスキングを取り除いて、GPUの放熱をより確実にするため、サーマルパッドを貼り付ける。 使用するサーマルパッドは、thermal grizziy製「minus pad 8」。より確実な放熱を願って1mm厚のものを使用する。 (GPUの放熱対策でいろいろなグリスを試してきました。最終的に今はこのサーマルパッドに落ち着いています。熱伝導率は8.0W/mk。何よりもハサミで自由にカットできるところと、しっかりと密着できるところがいいです。) 結果は上々。しっかりとBIOS画面を拝むことができた。WUXGA解像度の画面も健在だ。 ※WUXGA解像度の液晶。DVDビデオの再生もOK。右ヒンジが残された課題だが…。 T61p本体の動作は無事復活させることができた。後は、右ヒンジが修理できれば「完全復活」できたことになるのだが…。
Mar 28, 2020
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よせばいいのに、またジャンクなT61p(6457-5CJ)を手に入れてしまった。 https://www.inversenet.co.jp/pclist/product/Lenovo-note/64575CJ.html Core2DuoT7700/2.4G 1024M 160G DVD±R DL/±RW/-RAM 無線LAN Bluetooth Quadro FX570M 15.4TFT WUXGA WinXP Pro 部品どり用に入手したもので、電源が入るけど起動しないとのこと。また、ヒンジ部分が破損してしまっている。 ※LEDが点灯しているがまったく画面が映らない。おそらくGPUトラブル? 電源が入るけど起動しない障害はおそらく、GPUトラブルによるものと思われるので、後ほどリフローすることに…。 ※左ヒンジ部分の破損。T61pやT500ではこの部分がけっこうウィークポイントだった…。 ヒンジの破損は左側だけだと思われたが、分解してみたところ、右ヒンジも破損していることが判明。マグネシウム構造フレームにも亀裂が入っていてかなり重症な感じ を受ける。 ※T61pの左右のヒンジ。いずれも軸の部分で破損しており修復困難だ。 手持ちにあまりのヒンジがないか調べてみると、左側は同じものがあったが、右側はちょっと形状が違うよう。T500/W500用のヒンジだった。 ※壊れたヒンジとジャンク箱にあったヒンジ。右ヒンジの形状が異なっている…。 これはなんとしてでも直すか、新たに購入するしかないだろう。 ■15.4 インチ WUXGA (1920x1200) LCD サービス部品 - ThinkPad T61 および T61p (15.4インチ ワイドスクリーン) https://support.lenovo.com/jp/ja/solutions/migr-70202 「Hinge assembly Kato 42W3655 Reel 42W3656」 このFRU P/Nで検索してみると、いくつかヒットした。 まずはAmazon。 ※gotor® T61 T61P 15.4'ノートパソコン 対応交換用 LCD ヒンジ セット 価格: ¥3,280 + ¥ 560 配送料/取扱手数料 躊躇するほど割高…。ここまでして直す価値があるのか疑問だ。 海外のサイトはどうだ? https://jp.education-project.space/28247-gzeele--ibm--thinkpad--t61-t61p-15.4--amp-quot-item.html GZEELE 新 IBM レノボ thinkpad の T61 T61p 15.4 "ワイド液晶画面は、セット L + R 42W2745 42W3655 42W3656 ヒンジ - グループ上の パソコン & オフィス からの LCDヒンジ の中 US $ 16.99 US $ 15.97 (Disc 6%) Category : GZEELE IBM thinkpad T Tp quot L R W W W amp LCD GZEELE 新 IBM レノボ thinkpad の T61 T61p 15.4 "ワイド液晶画面は、セット L + R 42W2745 42W3655 42W3656 ヒンジ ¥ 1,904 無料配送 オリジナルノートパソコンの Lcd は、 Lenovo ThinkPad T61 T61p 15.4 "L + R 左 & 右 42W2745 42W3655 42W3656 ¥ 1,333 無料配送 いずれも送料無料みたいだが、1333円と最安値のヒンジは写真を見る限りあまりクオリティーが高くないように思える。 まあ一番いいのは、可能ならヒンジの修理だけど、お次は、ジャンクなT61pや15inchiのT61から部品を調達する方法。ただ最近はT500も含めてお目にかかることが少ない。 するとヒンジの購入か…。純正新品IBM/Lenovo LCDヒンジセット42X4801,42X4802国内発送※これはT500/W500用のヒンジみたいです。
Mar 21, 2020
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相変わらずGPUトラブルへの対応に苦慮している。 ドイツ製thermal grizzlyのシリコングリス「Kryonaut」や炭素繊維サーマルパッド「Carbonaut」を試してみたが、決定 的な熱対策とはならず、またGPUトラブルに見舞われたT61p(6459-A13)。 あまりにもうまくいかないので、CPUファンのヒートシンクとGPUコアとが、密着していないのではないかとの疑いを持つようになった。 CPUファンを取り外して、シリコングリスの塗布状況を確認してみる。CPUはコアとヒートシンクがほぼ密着していたようで、グリスはほとんどコア周りにはみ出ている。チップセット・コアも同様に、ほとんどコア表面にはグリスが残っていない。 ところが、GPUコア表面にはたっぷりとナノダイヤモンドグリス「JP-DX1」が載ったまま…。これは、GPUコアとヒートシンクが密着していなかったということか?なんどもCPUファンの着脱を繰り返すうちに、ヒートシンク部分と、GPUコアとの間に隙間が広がっていってしまったのだろうか…。 もっと、ヒートシンクとGPUコアが密着するようにしなければならないのではないかと思うのだが、装着後ヒートシンクを上から押さえて密着を図る?それとも以前ディスクトップ機でやったことがあるが、薄い銅板をヒートシンクとコアの間にサンドする?サーマルパッドを使用するって方法もあるが…。 調べてみると、thermal grizzlyでオーバークロッカー向けに高性能なサーマルパッド「minus pad 8」が販売されていることがわかった。このサーマルパッドは、熱伝導率8.0W/m・k。厚みと柔軟性があるため、凹凸のある面でも効率よく熱を伝えることができるようだ。しかもパッドの大きさは自在に調整できる。 これなら決定打になるかもしれないぞ。 ■実売6千円の熱伝導シートがThermal Grizzlyから登場 https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/720405.html ■オーバー久ロッカー向け超高性能サーマルパッド https://www.shinwa-sangyo.co.jp/products/thermal-sheet ------------------------------------------------------------- 特徴 ○高性能サーマルパッド ヒートシンクと発熱部品の凸凹したすきまを埋めて、効率よく熱を伝えることができます。 ○高い熱伝導率を実現 セラミック、シリコン、微粒子化された酸化アルミニウムで構成されたパッドは、柔軟性を保ちながら高い熱伝導率を実現しています。 ○凸凹面にもジャストフィット 柔らかく粘着性があるため、設置面の凸凹にも密着し、すぐれた熱伝導効果が得られます。 ○任意のサイズに加工可能 設置面のサイズに合わせ、カッターナイフ等で簡単に切断できます。 ○再封可能な包装袋 包装袋は再封可能なジッパー付を採用しております。余ったパッドを乾燥から守ることができ、劣化を抑えながら長期間保管することができます。 ○非導電性 非導電性のため、ショートの心配がありません。 ------------------------------------------------------------- 厚さは、0.5mm、1mm、1.5mm、2mm、3mmと選べたので、まあ1mmも厚みがあれば十分だろうと考え注文した。 これでどうだ…。親和産業 TG-MP8-120-20-10-1R [minus pad 8]ドイツ Thermal Grizzly社製の高性能サーマルパッド 120x20mm(1mm厚)親和産業 TG-MP8-100-100-10-1R [minus pad 8]ドイツ Thermal Grizzly社製の高性能サーマルパッド 100x100mm(1mm厚)親和産業 TG-MP8-100-100-15-1R [minus pad 8]ドイツ Thermal Grizzly社製の高性能サーマルパッド 100x100mm(1.5mm厚)親和産業 TG-MP8-100-100-20-1R [minus pad 8]ドイツ Thermal Grizzly社製の高性能サーマルパッド 100x100mm(2mm厚)
Oct 20, 2019
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幾度となくGPUトラブルに見舞われながらもメインノートとして使い続けているT61p(6459-A13)。しかし、今回のトラブルは赤ワインだった…。 食卓にT61pを開いたまま晩餐したのがいけなかった。 グラスに赤ワインを注ごうとワインのボトルを手にしようとしたとき、悲劇は起きた…。 ワインボトルが倒れて、T61pに赤ワインがたんまりと…。 赤ワインは、T61pのキーボードの上にこぼれて、さらに液晶に飛び散っていた。T61pの下にもワイン溜まりができていたので、内部も浸水(酒)していると思われる。 漏電・ショートの危険があるので、すぐに電源を落として、ワインをふき取ることに…。楽しい食卓は作業場に…。 ※分解清掃するハメになったT61pと事件のきっかけとなった赤ワイン。 分解は、赤ワインが進入している可能性がある、キーボード、本体、液晶まで考えられるほぼすべてのパーツを対象に。 キーボードは、キートップをすべて外して、拭き掃除を実施。ベースカバーにも浸水していたので、シスボ(システムボード)を取り出して拭き掃除。バッテリもワインでぬれていたが、幸いにして端子部分には及んでいなかった。(ここが浸水していたら、確実にショートしていただろうなあ) 液晶表面にワインが飛んでいたが、ワインが垂れて内部も浸水している可能性がある。特に液晶ユニット下のインバータは高電圧がかかるので、ここが濡れたままだと危ないぞ。…ということで、上半身も分解。やはり、内部も浸水していた…。 約2時間でなんとか作業終了。 あとは組み上げてテストするしかない。(何か不具合や見落としがあれば、このテストで一気に最悪の事態に発展するけど…。) 結果は…。 ※無事、動作を確認できたT61p。大事に至らなくてよかった…。 教訓。 「飲食しながらのパソコン操作」、「ふたを開けたままパソコンを放置」するのは危険です。 こぼしてしまった赤ワインは、ボルドーの赤ワイン「シャトー・カントルー・レスタージュ[2016]」まだ飲むのにはちょっと若かったかな…。中古ノートパソコンLenovo ThinkPad T61p 6457-5CJ 【中古】 Lenovo ThinkPad T61p 中古ノートパソコンCore2 Duo WinXP Pro Lenovo ThinkPad T61p 中古ノートパソコンCoreLenovo ThinkPad T61p Core2Duo T7700 2.4GHz/4GB/160GB/Multi/15.4W/WUXGA/XP/QuadroFX570M ヒンジ破損 バッテリー完全消耗【中古】【20190830】●シャトー・カントルー・レスタージュ [2016] 赤 750ml
Oct 13, 2019
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T61pがまたGPUトラブルで画面表示できなくなってしまった。 GPUの効果的な冷却がこの障害克服の課題。 今回は炭素繊維の熱伝導シートThermal Grizzly製「Carbonaut」を導入。 それでもまだ放熱が十分でないので、何か効果的な方法はないかと考えていた。 ※T61pのGPUトラブル。効果的な放熱対策を施せなければこのトラブルは回避できない。 ※T61pのGPUトラブルの元凶はこのNvidia GPU。 そう言えば、かつてAMD/K6を換装可能なThinkPad 310をパワーアップしたとき、その放熱対策が課題となり、CPUファンの動作をコントロールするソフトを導入した経験があった。 このCPUファン動作をコントロールするソフト、今でも存在するのだろうか? ということで調べてみると、「TPFanControl」と呼ばれるソフトがあったが、その開発は2015年に終了しているとのこと。 でもこれは使えるぞ…。 ■TPFanControl https://thinkwiki.de/TPFanControl ------------------------------------------------------------ Diese Seite wurde mit Genehmigung von troubadix von dessen Homepage übernommen, bevor sie abgeschaltet wird This page has been copied before the site tpfancontrol.com will go offline Hinweis: Die Entwicklung von TPFanControl wurde im Jahr 2015 beendet Please note: TPFanControl has been withdrawn in year 2015, there are no activities anymore ------------------------------------------------------------ このページは、troubadixの許可を得て、オフにする前に彼のホームページから取得したものです Tpfancontrol.comはオフラインにしたい 注:TPFanControlの開発は2015年に終了しました 注:TPFanControlは2015年に廃止されました。これ以上活動はありません。 ------------------------------------------------------------ ■ファン調整ソフト / TPFanControl (ThinkPadな日々) http://thinkpadlover.blog112.fc2.com/blog-entry-21.html ■ThinkPadファンを手動制御できるソフトウェアを導入してみた https://nasunoblog.blogspot.com/2012/03/thinkpad_21.html ■TPFanControl(TPFC)でThinkPadのファンを静音にする話 https://popupmlv.hatenablog.com/entry/2018/11/14/123000 thnkwikiのリンクを使って、TPFanControlV062 (TPFC)をインストール。[BIOS][Smart][Manual]という三つの動作モードがあって、初期設定は、[Smart]だけど、これを[Manual]に変更。Fanの回転を最高の[7]に設定した。 (これにより、CPUファンは監視温度に関係なく常に回り続けるようだ。) [BIOS] BIOSの標準設定。45度でファンが動作するように設定されている。 [Smart] iniファイルで設定された温度でファンが動作します。標準設定は65度のようです。 [Manual] ファン回転数を手動設定できる。 一番左:TPFC導入直後。 cpu・gpuとも50度以上の温度を示している。 2番目:再起動後。 TPFCが起動直後から稼動した状態では、cpu・gpuの温度が50度以下になっている。(動画再生など使用するソフトによっては、GPUの温度が60度近くまで上昇してしまいます。) ■ThinkPad Fan Controller V0.61 ini ファイル 日本語訳 http://www.gulf.or.jp/~too/machine/tpfuncontroller2_ini.html 実際にTPFCを動作させてみると、ずっとCPUファンは回っているが、あまり五月蝿くはなく、最高速でもなさそうだ。(回転数はだいたい3200RPM程度で推移。もっと速く回すこともできる気がするが…。) ※T61pの主要パーツの温度推移。CPU(青)とGPU(赤)の温度推移に注目。 TPFCでログを残せるので、数日の結果を見てみると、やはりCPU(グラフの青線)とGPU(グラフの赤線)の温度上昇が激しいことが分かる。GPUの温度変化は43度~67度ほどで、だいたい60度以下で推移している。これなら、GPUトラブルを回避できるだろうか…。
Oct 5, 2019
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T61p(6459-A13)がまたGPUトラブルで画面表示できなくなってしまった。シリコングリスをドイツ製のサーマルグリズリー(thermal grizzly)のものに代えてみたが結局こうだった。 ※またまた画面表示しなくなってしまったT60p(左)とT61p(右) ※T61pのGPU(黒い絶縁シールが貼られたチップ)この放熱対策が課題だ。 そこで今回使用したのが、「thermal grizzly」の熱伝導シート。わずか32mm四方のシート何にAmazonで2K円を超える代物だ。(なんと1平方センチあたり192円もする…。) https://www.shinwa-sangyo.co.jp/thermal-grizzly/tg-ca-32-32-02-r ・熱伝導率:62.5W/m・k ・寸法:32x32x0.2(H)mm ・対応CPU:Intel 115xシリーズ (対応例 6700K,7700K,8700K,9900K) ・使用温度範囲:-250℃~150℃ ・数量:1枚 ・RoHS指令:準拠 ・再利用が可能:再利用が可能なため経済的です。 ・長期安定性に優れる:ドライアウト(硬化不良)をおこさず、 長期間に渡って安定した冷却性能を維持できます。 ・シリコンフリー:シリコンを含まないため、低分子シロキサンガス発生等 による接点障害を起こしません。 ・注意:導電性がありますので、端子に付着するとショートする危険性が ございます。 このシートの熱伝導率は62.5W/m・kと、シリコングリスでは実現不可能な数値。これはかなり期待できる。 ■Thermal Grizzlyの炭素繊維サーマルパッド「Carbonaut」は本当にグリスの代替になるか http://www.gdm.or.jp/review/2019/0626/309890 取り扱い説明書が同梱されているので、「トリセツ」にしたがって、まずはGPU表面とCPUファンのサーマルプレート部分をアルコールでクリーニング。油分やグリスを完全に取り除く。次にGPUコアの大きさに合わせてサーマルパッドをカット。GPUコアの上に載せてCPUファンを取り付けた。(シリコングリスを使わないので本当に大丈夫なのか心配になる…。) ※CPU・GPUの温度を監視できる「thilmera7」を起動。gpuは64度と表示されている。 CPU・GPUなどシステムの負荷や温度を監視できる「thilmera7」で見てみると、GPUの温度は64度。(CPUは43度) これは前回の「thermal grizzly」のシリコングリスを貼付した結果より高い。本当に大丈夫なのか…。 別の冷却方法も検討してみないと…。親和産業 TG-CA-32-32-02-R Thermal Grizzly Carbonaut 32×32×0.2【メール便対応】新製品 Thermal Grizzly TG-CA-32-32-02-R サーマルパッド 32mmサイズ親和産業 TG-C001-R Thermal Grizzly社 液体金属グリス 熱伝導率 73W/m・k【アイネックス Ainex】Thermal Grizzly Kryonaut (オーバークロック向け高性能熱伝導グリス) GS-08L
Sep 28, 2019
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T61pによく冷えると評判の「thermal grizzly」なるものを試してみた。 この「thermal grizzly」はドイツ製のCPUグリス。オーバークロッカー御用達の高性能熱伝導グリスだという。 その商品説明では、 ・シリコンを含まないため、非常に軽く柔軟性があり適量を簡単に 塗布することができます。 ・熱伝導率:11.8W/m・k ・粘度:140~190pas ・耐熱温度:-200℃~350℃ ・非導電性のため、ショートの心配がありません。 とある。 ※動かなくなったT61pにAmazonで調達した「thermal grizzly」を試してみる。 https://www.thermal-grizzly.com/jp/ https://www.shinwa-sangyo.co.jp/thermal-grizzly メインで使っているノートT61pがこの酷暑の中ダウン。先日、驚異的な熱伝導率16w/m・kを誇るナノダイヤモンドグリス「アイネックスJP-DX1」を塗ったのに…。 CPUファンを取り外して、コアとヒートシンクとの接触面を調べてみても、グリスの塗りすぎあるいは不足ということではなさそうだ。(でも実はそれこそが問題なのだ…。) ※T61pのCPUファンを取り外したところ。グリスの量はさほど問題なかったようだが…。 T61pのウィークポイントはGPUの半田クラック。部分的に熱をもったGPUコアがBGA接続した半田に膨張差を引き起こし、半田クラックに陥ってしまう。 GPUのリフローを実施することで、半田クラックの解消を図ることができるが、GPUの排熱対策に有効な手が打てなければ、この障害は何度でも再発することになる。(どうもグリスだけではダメなようだぞ…。) ※障害の根源だろうT61pのGPU。ヒートガンでまたリフローする。 CPUグリスの能力に限界があるとするなら、オーバークロッカー御用達の「thermal grizzly」でも「焼け石に水」でしかない気がするが…。 ※今回はオーバークロッカー御用達のCPUグリス「thermal grizzly」を試してみる。 ※CPU・GPUの温度を監視できる「thilmera7」を起動。gpuは62度と表示されている。 CPU・GPUなどシステムの負荷や温度を監視できる「thilmera7」で見てみると、GPUの温度は62度。(CPUは40度) これが高すぎるのかは分からないが、しばらく試してみるしかないぞ…。(ポイント最大24倍+最大1200円OFFクーポン配布中)AINEX アイネックス GS-09 Thermal Grizzly Hydronaut お取り寄せ親和産業 TG-A-001-RS Thermal Grizzly Aeronaut 1g【メール便対応】アイネックス 熱伝導グリス JP-DX1 [JPDX1](ポイント最大24倍+最大1200円OFFクーポン配布中)AINEX アイネックス JP-DX1 ナノダイヤモンドグリス お取り寄せ
Aug 25, 2019
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メインのT61p(6459-A13)の修理時に「GD460」というシルバーグリスを塗ってみたが、なんだか心もとない気がする…。 と思っていたら、またまたT61pの画面が表示されなくなってしまった。今年に入ってから通算3度目の障害発生。昨年まであまり問題なく動いていただけに、早急に対策が求められる事態だ。 ※LEDは反応しているが、まったく(うっすらとも)画面が表示されないT61p。 原因はこれまでと同じGPUの発熱から生じる半田クラックだろうが、これを避けるためには、もっと伝導率が高い高性能なグリスが求められる。 さてGPUリフローのために、CPUファンを取り外して気がついた。なんと前回、シリコングリスの添付量が少なかったようだ。CPUファン・ヒートシンクにもしっかり密着していなかったようで、これが放熱が十分できなかった原因みたいだ。 (シリコングリスけちってはいけませんね。) ※シリコングリスの添付量が少なかったのが今回の障害発生の原因か? なにせ動かないのはメインマシン。のんびりとどのグリスがいいかと研究している暇はない。ここは先日購入した、ナノダイヤモンドを練りこんだDX1の出番だ。「ダイヤモンド」は金・銀を抑えて圧倒的に熱伝導率がよ く、DX1の熱伝導率は16W/mKだそうで、かなり の効果を期待できる。 いつものようにGPU周りをアルミホイルでマスキングして、ヒートガンで40秒ほどリフローを実施。その後、DX1を添付した。(ちょっと出しすぎたけど…。) 仮組みして電源を入れてみると、無事動作。やはり原因は、GPUの半田クラックだった。 どのくらい効果があるのか調べるために、「Thilmera7」という監視ソフトをVectorからダウンロードして使用してみる。 CPUの温度は35℃前後で推移。GPUはけっこう高めで、起動当初62℃だったけど、その後大体58℃前後で推移。これはナノダイヤモンドグリスの効果 なのか…。DX1の果たしてどのくらいなのか、対比できていないのだが、とりあえず動作は安定しているようだ…。 Copyright (c) 2001-2018 弦生ささと (Gakuto Matsumura). All rights reserved. https://www.thilmera.com/ これで、この夏の猛暑を乗り切れるだろうか…。 アイネックス 熱伝導グリス JP-DX1 [JPDX1]ARCTIC MX-4 CPUグリス 4g 高熱伝導グリース CPU/GPUの熱拡散効率向上 低熱抵抗 低粘性 長期不硬化 非導電性 サーマルコンパウンド シリコングリス 塗布用ヘラ付 CPUMX4
Jul 7, 2019
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メインのT61p(6459-A13)の液晶が突然点滅をはじめ、トラックポイントも言うことを効かなくなり、そしてとうとうフリーズ。まったく動作を受け付けなくなった。しかたなので強制的に電源を落として再起動させたが、 今度はまったく画面が映らない。 これって、GPU搭載機種特有の障害の可能性あり。このメインのT61pの場合は、2月にもバックライト消灯という障害が発生。GPUのリフローで復活させているが、あれからまだ3ヶ月とちょっと。こんなに頻繁では問題ある。しかもこれからもっともっど暑くなるのに…。 排気口あたりはかなり熱くなっているし、放熱が追いつかないことが原因なのではと思われる。 早速、GPUのリフローをすると問題なく動作。でもこれでは、これからの夏に向けて心配なので、何らかの放熱対策を図る必要がある。 ※障害の原因はGPU(中央の「NVIDIA Quadro FX570M」)の半田クラック。 こう何度も障害発生するのだから対策を検討しなければならないだろう…。 ※無事復活したT61p。広大なWUXGA画面が魅力で、いまだにメインノート。 放熱対策の改善として考えられるのは、「CPUファンのクリーニング」「シリコングリスの塗り直し」「外部冷却装置の導入」などだ。 このうちCPUファンクリーニングは、ファンもきれいなことから、比較的最近行っているのではないかと考え今回は実施せず。 シリコングリスは前回と同じ、「GD460」というシルバーグリスを塗ってみたが、なんだか心もとない気がする。もっと伝導率が高い高性能なグリスでなければこの夏の「猛暑」を乗り越えられないのではないか…。 ■熱伝導率とは? シリコングリスを選ぼうとすると、「熱伝導率」という性能が問題になるが、この「熱伝導率」とは何だろうか? ------------------------------------------------------------ 熱伝導率(ねつでんどうりつ、英語: thermal conductivity)とは、温度の勾配により生じる伝熱のうち、熱伝導による熱の移動のしやすさを規定する物理量である。熱伝導度や熱伝導係数とも呼ばれる。記号は λ, κ, k などで表される。 国際単位系(SI)における単位はワット毎メートル毎ケルビン(W/m K)であり、SI接頭辞を用いたワット毎センチメートル毎ケルビン(W/cm K)も使われる。(Wikipediaより) ------------------------------------------------------------ ■素材による熱伝導率の違い http://www.eisyo.co.jp/oldsite/kansei/kansei3.htm これによると、「金・銀・銅」を抑えて、「ダイヤモンド」が圧倒的に熱伝導率がよいことが分かる。ナノダイヤモンドを練りこんだDX1というグリスがあるが、その熱伝導率は16W/mKだそうだ。一番使用する手持ちのGD900というグリスは4.8W/mKだったので、かなり期待できる性能だ。 ■CPUグリス8種類の性能を比較してみた https://memotora.com/2014/10/27/review-cpu-grease-comparison/ ■シリコン、シルバーなど半固体状サーマルグリスの性能を比較 https://ascii.jp/elem/000/001/022/1022911/ ARCTIC MX-4 cpuグリス 熱伝導グリス シリコングリス(4g)並行輸入品AINEX ナノダイヤモンドグリス 熱伝導率:16W/m・K JP-DX116W/m.Kと高い熱伝導率のナノダイヤモンドグリスアイネックス(AINEX) JP-DX1CPUとCPU FANの間に塗るのに最適製品
Jun 21, 2019
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メインのT61p(6459-A13)の液晶が突然消けた。バックライトが点灯していないというよりも液晶画面に映っていないといった感じで、再起動しても映らなくなってしまった…。 これって、T61pなどのGPU搭載機種によく見られる障害じゃないのか…。 ■工房やまだ「GPU半田クラックの原因」 https://studio-yamada.jimdo.com/ HDDをスペアのT61p(6459-A31)に移して、早速、問題発生のT61pの修理に取り組むことにした。 ※問題発生のメインT61p(左)とスペアのT61p。スペアがあるといざというとき便利。 ※スペアのT61p(左)でメインのHDDを起動。問題のT61pは分解。 T61pによくありがちな障害は、GPU(外部グラフィックユニット)の半田クラックで、GPUが熱を持ち膨張・収縮を繰り返していくうちに、部分的な膨張・収縮の違いからBGAの半田ボールに亀裂(クラック)が入り、バックライトの消灯や液晶表示不良、起動不良などをおこすようになってしまうものだ。 ※T61pのCPU(左)とGPU(右上)NVIDIAの「Quadro FX 570M」。 今回の障害もおそらくGPUの半田クラックとふんで、GPUをヒートガンで炙る「リフロー」を実行してみることにした。 リフローは、GPUのコアまわりをアルミホイルでマスキング。熱風が進入しないようにしておいて、ヒートガンで40秒ほどコアを炙る。(今までもこの方法で何台か復活させてきた。) ※GPUのコアまわりをアルミホイルでマスキングして、ヒートガンで40秒ほど炙る。 リフローの後は、CPUとGPUのコアにシリコングリスを塗ってから組み立て。動作確認をする。 しっかりとBIOSが表示された。やはり、GPUの半田クラックが原因だったようだ。 ※win7での動作確認。WUXGA解像度表示も問題ない。 とりあえず、復活させたT61pはスペアマシンに。今までスペアだったT61pをメインに昇格させることにする。IBM Lenovo ThinkPad T60 T61 R60 R61 Z60 Z61 T400 T500 R400 R500 W500 W700 用 英語キーボード 42T3273 (Chicony)IBM Lenovo ThinkPad T60 T60p T61 T61p R60 R61 Z60 Z61 R400 R500 T400 T500 W500 W700 US英語キーボード Keyboard 42T4066(CHICONY)IBM Lenovo ThinkPad T61 T61P 14.1" CPU FAN ファン+ ヒートシンク 44C0557 44C0558純正新品IBM LENOVO THINKPAD T61 用CPU FAN(42W2820)
Feb 16, 2019
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突然液晶が映らなくなってしまった15インチスクエアモデルSXGA+液晶搭載のT60p(2007-93U)。その原因は以前修理としたときと同じく、 外部グラフィックコントローラー(GPU)「ATI MOBILITY FireGL V5200」の半田クラックにあると考えた。 つまり、GPUをリフローすることで、再び復活を果たすことができるのではないだろうか…。 ということで、早速、T60pを分解。CPUファンを外してGPUのコア周りをアルミホイルでマスキング。ヒートガンでGPUのコアを炙って、リフローすることにする。 ※GPUのコアまわりをアルミホイルでマスキングして、熱風が直接あたらないようにする。 ※ヒートガンによるリフロー。約2cmの距離から45秒間熱風を当てる。 結果は…。 シリコングリスをCPUとGPUのコアに塗って、CPUファンを装着。動作確認をしてみると、今まで表示されなかったPOST画面が表示され、BIOSを拝むことができた。おそらく、これでGPUの半田クラックは解消されたってことだろう。 ※仮組みでの動作確認。しっかりとBIOSが表示される。やはり原因はGPUだった。 ※win7での動作確認。SXGA+解像度も問題なく表示された。 完全に組み立てて、win7で動作確認してみるが、SXGA+の高解像度でも問題なく表示された。 直ってよかったけど、またこの障害、発生するのだろうか…。 【フラッシュクーポン最大1200円!】中古ノートパソコンLenovo ThinkPad T60p 8744-J8J 【中古】 Lenovo ThinkPad T60p 中古ノートパソコンCore2 Duo VistaB32 Lenovo ThinkPad T60p 中古ノートパソコンCore2 Duo VistaB32
Nov 3, 2018
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以前、GPU「ATI MOBILITY FireGL V5200」をリフローすることで復活を果たすことができたT60pの画面が突然乱れて消えた。 15インチスクエアモデルSXGA+液晶搭載のT60p(2007-93U)を久しぶりに取り出し、動作確認を行っていたところ、ネット接続している際に、画面が 暴走するかのように突然乱れ、そのまま消えてしまったのだ。その後、再起動させてもPOST画面すら拝むことができなくなってしまった。 ただ、LEDが点灯しているので起動はしているようだ。これは最初の障害と同じくGPUの半田クラックが原因ではないかと疑われた。 以前、GPUをリフローした上に、CPUファンもクリーニング。CPUとGPUのコアに熱伝導率が高いシリコングリスも塗り直して、放熱対策は十分だと思ったのだが…、そんなに甘くはなかった…。 ※しっかり液晶表示されていた頃のT60p。液晶はSXGA+解像度のLG Philips製「LP150E07」 (FRU P/N:42T0350)を取り付けてあった。 解消できたと思っていたが、GPUの半田クラックは完全には解消できていなかったのだろうか…。 ※半田クラックが疑われるGPU「ATI MOBILITY FireGL V5200」 これは、今一度分解して、ヒートガンで炙ってやる必要があるのか…。(とにかくやらなければ「ごみ」状態なのだから…。)【1000円クーポン使えます!】中古ノートパソコンLenovo ThinkPad T60p 8744-J8J 【中古】 Lenovo ThinkPad T60p 中古ノートパソコンCore2 Duo VistaB32 Lenovo ThinkPad T60p 中古ノートパソコンCore2 Duo VistaB32
Oct 29, 2018
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32GBのコンパクトフラッシュ(CF)の使い道がないので、変換アダプタを手に入れて、擬似SSD化しようと考えた。 手に入れた変換アダプタはJMicron20330を搭載。CFをSATAに取り付けることができる代物。 http://www.butt-york.com/?p=5230 母艦はT60(2007-AJ8)。ここで動作するHDD内容をUSB接続でそのままCFにクローンする。使用したソフトは、「EaseUS Todo Buckup Free」。バックアップやHDDの丸ごとコピーが簡単にできるソフトだ。 ■EaseUS Todo Buckup Free■窓の社 http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/easeustodobu/■EaseUS Todo Backupの日本語公式紹介ページ https://jp.easeus.com/backup-software/free.html クローン後、T60に載せてみると、なんの問題もなくwin7が起動。 問題は、60GBのHDDを32GBのCFに丸ごとクローンしたため、空きスペースがかなり心細いことだろうか…。メインノートT61pにUSB接続で取り付けて、パーティションをいじることにする。 ※メインノートT61pにUSB接続で取り付けて、パーティションの削除・結合を実行。 ソフトは「AOMEI Partition Assistant」を使用。パーティションの分割・統合・削除などが簡単に出来るソフトだ。 ■「AOMEI Partition Assistant」 https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/aomeiparti/ 32GBの内訳を見てみると、システムパーティションは23.93GBで、空きスペースは3.14GBしかない。これはリカバリーパーティションを削ってシステムパーティションに統合してしまい、空きスペースを増やすのがいいだろう。 ※CF(ディスク2)のリカバリーパーティションを削除・システムに統合することにする。 ※リカバリー領域を削除・システムパーティションに統合することで空き領域を確保。 さて、気になる擬似SSDのスピードだが、「CrystalMark」で調べてみたところ、HDDアクセスはSSDに遠く及ばないが、HDDよりはわずかに速い感じだ。そのまま埋もれてしまう「デットストック」と比べたら、使ってあげるのがいいだろう。 使用するT60(2007-AJ8)はCPUファンがGPU対応のものではないが、SSD仕様なら少しはいいのかもしれない。とりあえず、擬似SSDクローン作成作業でも熱暴走することはなかった…。CF コンパクトフラッシュ SATA 変換 アダプターHIDISC CFカード 32GB 400x Read60MB/s HDCF32G400X 【メール便対象商品合計2個までOK】32GB コンパクトフラッシュ CFカード SanDisk サンディスク Extreme R:120MB/s W:80MB/s UDMA7 海外リテール SDCFXSB-032G-G46 ◆メトランセンド 【CF 32GB】TS32GCF133【133倍速 20MB/s】64GB コンパクトフラッシュ CFカード SanDisk サンディスク Extreme R:120MB/s W:80MB/s UDMA7 海外リテール SDCFXSB-064G-G46 ◆メSanDisk 64GB CF 120MB/s 800倍速 「SDCFXSB-064G」 Extreme 海外パッケージ品Silicon Power コンパクトフラッシュ 400倍速 64GB ブリスターPKG SP064GBCFC400V10 取り寄せ商品
Apr 21, 2018
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T60(2007-AJ8)は、ジャンクで手に入れた14インチのスクエアマシン。15インチのT60が欲しかったのだが、出品者の間違いだった。申し出はあったが、そのまま手に入れることにした。液晶は本来SXGA+のようだが、残念ながらXGAに換装されている。 キーボードユニットを外して内部を見てびっくり。GPU「ATI Mobility RADEON X1300」搭載機種だったのだが、GPUコアにはヒートシンクはなく、CPUファンはビデオコントローラがチップセット内蔵用のものだった。GPUのコアにシリコングリスが塗られ、なんとかヒートシンクが触れているような状態だ。これで本当に十分放熱できるのだろうか…。 T60のCPUファンは2種類のタイプがある。一つはチップセットにヒートシンクがついているタイプ「41W6406」、そしてもう一つは、GPU搭載機種に合わせて、ヒートシンクが大きくなっているもの「41V9932」だ。 ※T60用の二つのCPUファン。左が「41W6406」、右が「41V9932」。(5/23/2016) こんな状態でもT60は普通に起動する。問題は、GPUの放熱が十分かという問題。GPU搭載のThinkPadでは、GPUの温度上昇によって、半田剥がれや半田割れが起こりがちなので、GPUの放熱対策が十分に行われるようにしないとならないのだが…。 新品あるいは中古のCPUファンのみ購入する方法があるが、単体ではかなり高価なので、そこまでする必要があるのか考えると躊躇する。 なんとか手元のCPUファンの改造で対応できないだろうか…。 ■ヤフオク「41V9932」海外発送・国際普通便(2300円+送料500円) https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/o219071824 ■楽天市場・イーライズ「41V9932」国内発送・宅急便(3781円、送料無料) https://item.rakuten.co.jp/erise/l-fib012/ ■Amazon「41V9932」国内発送・宅急便(最安値3180円、会員送料無料)【中古】【PCパーツ】品 ThinkPad T60 Type1952 26R9631 CPUファン 国内発送 修理店対応 05P03Dec16【パソコンパーツ】純正新品 IBM Lenovo ThinkPad T60 R61e R61i用 UDQFRPR61FFD ノートパソコン CPUファン 05P03Dec16純正新品IBM LENOVO THINKPAD T60/T60P 用CPUファン(41V9931)CPUファン: 純正新品LENOVO製ThinkPad T60/60P等用(41W6409)国内発送純正新品IBM LENOVO THINKPAD T60 用CPU ファン (41W6407)
Mar 31, 2018
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ヒートガンのGPUリフローで復活したT60p(2007-93U)に、HDDを取り付けて動作確認をしてみた。 無事Win7が起動したものの、ビデオドライバが当たらない。このT60pは、GPUにGPU「ATI MOBILITY FireGL V5200」が搭載されているが、現在、LenovoのサイトでT60系のドライバを探しても見つからない状態になっている。 Lenovo(IBM)は、古い機種のドライバでも提供し続けていたのが魅力だったのだが、最近は、T420/T520以前のドライバは一覧という形では提供されなくなってしまっている。古い機種は切り捨てられてしまったことになる…。 ということで、ネット上でT60/T60p用のドライバを検索することに…。Win7用のドライバは存在しないようなので、「79d533ww.exe」というVista用のドライバを検索。 http://ps-2.kev009.com/pccbbs/mobiles/ ここにいろいろなドライバがあったが、ファイルネームだけなので、いったいどの機種の何のドライバなのかは良く分からない。たまたま「79d533ww.exe」というファイルネームが分かっていたからよかったのだが、ファイルネームが分からない場合は、片っ端からテキストファイルを開いてみるしかないだろうなあ…。 「79d533ww.exe」 -------------------------------------------------------------- Software Name ATI Display Driver -------------------------------------------------------------- Support models ThinkPad R60 ThinkPad T60, T60p (Machine types: 20xx/26xx/87xx) ThinkPad Z61m, Z61p Operating Systems Microsoft Windows Vista 32-bit, 64-bit Refer to marketing materials to find out what ThinkPad models support which Operating Systems. Version 8.383.1.1-070621a-049739C-Lenovo Issue date September 4, 2007 Support devices ATI Mobility RADEON X1300 ATI Mobility RADEON X1400 ATI Mobility FIREGL V5200 ATI Mobility FIREGL V5250 -------------------------------------------------------------- ※ATIのドライバを適応したT60p。 手持ちの液晶ユニットLG Philips製「LP150E07」(FRU P/N:42T0350)が、SXGA+解像度なので、オリジナルよりちょっとスペックがダウンした状態だが、まあまあいいかな…。 でも結局、T60(2623-25I)に搭載していたFlexView上半身に換装。CPUもT7200に換装しておくことにした。このFlexViewはSXGA+解像度で、ちょっとバックライトが暗くなってしまっているの が残念だが、いずれUXGA液晶を手に入れるチャンスがあれば、また液晶交換をしたいところだ…。
Mar 24, 2018
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液晶が取り外されていた15インチスクエアモデルのT60p(2007-93U)は、手持ちの液晶ユニットLG Philips製「LP150E07」(FRU P/N:42T0350)を取り付けても画面はまったく映らない代物。 その原因は、GPU「ATI MOBILITY FireGL V5200」の半田クラックだろうと予想した。 つまりT61のGPU「nVIDIA Quadro NVS 140M」のようにヒートガンで炙ってやれば復活できる可能性がある。 問題は、GPUのコアのすぐ近くにビデオメモリが配置されているため、ヒートガンで炙るときにしっかりと熱対策のマスキングをする必要があることだ。 まあ、悩んでいても直るわけないので、思い切ってGPUのリフローに取り組んでみることにした。 GPUはアルミホイルと両面テープを使って、コア以外をしっかりとマスキング。ヒートガンで約40秒炙る。(今までの経験から、手持ちのヒートガンではだいたいこのくらい炙ればGPUの半田クラックを解消できていたので…。) ※GPUのコア以外を両面テープとアルミホイルでしっかりとマスキング。 ヒートガンの熱風がビデオメモリーやシスボの他の部分に侵入しないようにする。 そのついでに、CPUファンを分解してクリーニング。軸にグリスを塗った。グリスは今までも使っているタミヤの「モリブデングリス」を使用。GPU搭載機では、チップセット内臓ビデオコントローラー使用機以上に、放熱対策をしっかりとしておく必要がある。シリコングリスも放熱効果が高いものを使用する。 まあここまでやれば、熱対策は大丈夫だろう。 組み上げて、リフローの成果を確認してみる。 結果は、上々。しっかりと、BIOS画面を拝めるようになった。 これで、いよいよT60pを復活させることができるぞ…。(本当はUXGA解像度の液晶を取り付けたいのだけど…。)タミヤ モリブデングリスタミヤモリブデングリス【87022】 タミヤ [タミヤモリブデングリス]【返品種別B】Bullet シリコングリス 熱伝導率1.695W/m-k SG02BULLET シリコングリス(3g) KSG03 [KSG03]サンワサプライ シリコングリス(シルバー) TK-P3S [TKP3S]【送料無料】白光 工業用ドライヤー ヒートガン FV310-81 ヒーティングガン 温度風量可変タイプ ハッコー キャリングケース付き DIY 水道凍結 車のラッピング用ヒーティングガン 883-13
Mar 12, 2018
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15インチスクエアモデルのT60p(2007-93U)を手に入れた。液晶が取り外された状態でのジャンクだ。 「起動しますが液晶映りません。パネルは取り外しました。ネジ類はあります。1ヶ月前は動いていました。」 という代物。 「なあんだ。液晶がぱあになったので、取り外したジャンク品だな。手持ちのSXGA+液晶を取り付ければ簡単に復活できるぞ。」 と思っていたのだが、それは甘かった。 手持ちの液晶ユニットLG Philips製「LP150E07」(FRU P/N:42T0350)を取り付けてみたが、バックライトは点灯するものの画面はまったく映らない。この液晶ユニット以前、T60で動作確認しているので、問題はLCDケーブルかシスボ(システムボード)ってことになるのだが…。まさかLCDケーブルがSXGA+用とUXGA用で違うって可能性はないよね。 T60の保守マニュアルで調べてみると、LCDケーブルのFRUは、液晶ユニットの解像度に関係なく、「91P6983」(bluetoothなし)「91P6985」(bluetoothあり)だった。 ということは…。 何も映らないのは、LCDケーブルかシスボってことになる。もし、シスボが原因の場合、これはGPUの半田クラックに違いない。 つまり…。商品説明は…。 「(このT60pは)起動しますが液晶映りません。(正常な)パネルは取り外しました。ネジ類はあります。1ヶ月前は動いていました。」 (1ヶ月前までは、正常に液晶が映っていたけど、今は、液晶画面が映らなくなってしまったので、正常な液晶パネルは取り外しました。) と解釈すべきだったのだろう。 GPUが怪しいとなると、これはT61のGPU「nVIDIA Quadro NVS 140M」のようにヒートガンで炙ってやれば復活できるかもしれない。問題は、GPUのメモリがGPUコアのすぐ近くに配置されていることだろうか…。
Mar 11, 2018
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バックライトが点灯しなくなってしまったというT61(7658-A14)を手に入れた。 https://www.inversenet.co.jp/pclist/product/Lenovo-note/7658A14.html 今までの経験からバックライトが点灯しない原因はいくつか予想できる。 ・シスボのチップヒューズの溶断(この場合、通電時にLEDは点灯しない) ・LCDケーブルの断線(この場合もLEDは点灯しない) ・インバータの不具合 ・CCFL(冷陰極管)の劣化・断線 ・GPU(外部グラフィックチップ)の半田クラック 使っているうちにバックライトが点灯しなくなったということから、GPUが原因ではないかと思ったが、型番を見てみるとGPU搭載機ではなさそうだ。 とりあえず、T61を分解して別の液晶ユニットで確認してみると、しっかり表示されたので、この障害の原因は上半身にあることが予想できる。 そこで、上半身を分解して、一つずつパーツを換えて、障害の原因を特定することにした。 結果、バックライトが点灯しない原因は、液晶ユニット本体「Samsung LTN141W1-L05」ということになった。つまりCCFLが原因ということだ。 そこでCCFLを取り出すべく液晶ユニットを分解。スチールの液晶フレームを外してみると、なんとCCFLの極(端子)部分が焼け落ちていた。(絶縁用の熱収縮チューブや端子カバーも焼けただれてしまっている。これは、 端子との接続部分の導線に無理なストレスがかかったために、抵抗値が高くなり発熱・一部断線し、発火してしまったものと思われる。) ※液晶ユニット内部。バックライトの端子部分。チューブやカバーが焼けただれている。 これは早急に導線を交換する必要があるが、なんとジャンクボックスに、同じ規格・形状のCCFLパーツを発見。これを実装することにした。(このCCFLパーツは、廃棄した液晶ユニットから取り出したものだと思う。) ※幸いにして、ジャンクボックスに同じ規格・形状のCCFLパーツを発見。 結果は、無事にバックライトが復活。これでこのT61もしらばく使うことができる。 ところで、今更、高い送料を払ってまで、T7100搭載のT61を手に入れるのはどうかと思う。おまけにこのT61の液晶はWXGA解像度。費用対効果を考えると疑問符がついてしまう。 これからT61を手に入れるなら、CPU性能が高いものか、GPU搭載機種、15インチモデルあたりがお薦めだろう。
Mar 10, 2018
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ファンエラーが出るT60(2007-WE6)を手に入れた。 ファンエラーが出るということは、起動はしているということなので、CPUファンのクリーニングをするだけで回避できそうだ。(…という皮算用) ところが…。 パームレストを外して、キーボードを持ち上げてみるとビックリ! なんと、CPUファンがない…。 ※キーボードを持ち上げてみると、そこにあるはずのCPUファンがない…。 このままでは、電源を入れると最悪、CPUやGPUがフライになってしまう可能性がある。なんとか、CPUファンを調達する必要がある。 GPU搭載機種なので、GPU部分にヒートシンクがある対応したCPUファンを手に入れる必要があるのだが…。 とりあえず、手元にT60のCPUファンが眠っていないかと、ジャンク箱を物色することにすると…。 ありました…。 以前、GPUのリフローを試みたものの、復活させることができなかったT60(2007-4AJ)のシスボを発見。CPUファンも搭載されたままだった。(処分してしまわなくてよかった…。) このCPUファンを使えば復活させることができるだろう。 ※ジャンク箱から発見した、GPU搭載のT60(2007-4AJ)のシスボ。 CPUファンを取り付けて、起動させてみる。 無事、ファンエラーもなく起動させることができた。 GPU搭載機種なので、CPUをT7200に換装して、15インチ化を計ろうと思うが…。それには、新たな出費が…。【中古】【PCパーツ】品 ThinkPad T60 Type1952 26R9631 CPUファン 国内発送 修理店対応 05P03Dec16CPUファン: 純正新品LENOVO製ThinkPad T60/60P等用(41W6409)国内発送IBM Lenovo ThinkPad T60 T60p T61 T61p R60 R61 Z60 Z61 R400 R500 T400 T500 W500 W700 US英語キーボード Keyboard 42T4066(CHICONY)【中古】【PCパーツ】【中古】IBM Thinkpad T60 41V9541 JS 41V9538 JS用 41W1450 42T0157 42T0290 44C3985 P42W3204 マザーボード 05P03Dec16レノボ Thinkpad T60 リプレイスメント LAPTOP LCD スクリーン 15.4" WSXGA+ CCFL シングル (Substitute リプレイスメント LCD スクリーン Only. Not a Laptop ) (海外取寄せ品)
Mar 3, 2018
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GPUをリフローしたら「ピーピピ」エラーを回避することができたT61p(6457-5CJ)シスボに上半身を物色して取り付けることにした。 ターゲットは左ヒンジ部分が破損しているT500の上半身。分解してみたところ、破損はロールゲージ部分。これは前回破損したT500と同じ箇所だった。つまり、ここがT500のウィークポイントっぽい。 幸いにして、ロールゲージを含むT500のトップカバーをゲットしていたので、これと先日取り外した無傷のT500のヒンジを使って、ストックのWUXGA液晶Samsung製「LTN154U2-L05」(FRU P/N:42T0408)をT61pに載せることにする。LCDケーブルはT61pのものがストックあり。インバータカードはT500のものを流用する。 で…。 取り付けてみたものの、バックライトが暗い。かなりくたびれているようだ。 これは…。 冷陰極管(CCFL)を交換するしかないでしょう。 ということで、液晶ユニットからCCFLを摘出・交換を決意。 ※やっとのことで摘出することができたWUXGAのCCFL。長さは336mm。 この液晶ユニットのCCFLはスチールフォルダでがっしりと固定されていたため、摘出はけっこう面倒だった…。 ※新品のCCFL(上側)と摘出したCCFL(下側:ケーブルが付いている) ※ゴム管と熱収縮チューブで絶縁処理した新品のCCFL。 ※CCFL交換後のT61pのBIOS画面。とても明るくなった…。苦労した甲斐があった…。 あとは組み立てるだけです…。
Sep 29, 2017
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「ピーピピ」とbeep音が鳴り起動しないT61p(6457-5CJ)のシスボ。この「ピーピピ」と同じ症状が手持ちのT500シスボでも出現している。保守マニュアルによればこの「ピーピピ」というbeep音は、シスボかLCD、メモリとのこと。シスボのC-MOSバックアップ電池を外しても変化がなく、チップフューズをあたっても異常はなかったため、修復不能なエラーとあきらめていた。 ※「ピーピピ」とbeep音が鳴り起動できないため処分される運命のT61pシスボ。 今回、たまたま「ピーピピ」でネット検索してみると、このエラー、ビデオカードの不具合やBIOSがとんでしまったことなどが関係しているらしいことが判明。自作パソコンでは、ビデオカードの抜き挿しや交換で復旧した例もあげられていた。 ビデオチップはノートパソコンの場合、チップセット内臓のグラフィックコントローラーを使用することが多く、交換することはできないが、T61pではNVIDIAの「Quadro FX 570M」というGPUが搭載されている。 つまり、「ピーピピ」のエラーは、GPUがらみか、BIOS-ROMの不具合って可能性も考えられるということか…。 ※右上がT61pのGPU:NVIDIA「Quadro FX570M」 まさかとは思うが、T61シリーズによく見られたGPU加熱による半田クラックが原因ってことあるかもしれない。そう言えば、このT61p、前所有者が「使用中に電源が入らなくなった」という代物だ。 GPUの半田クラックありえるぞ。 どうせこのまま置いておいても処分される運命にあるシスボなので、思い切ってヒートガンによるリフローを実施してみた。(これで効果がなければ、次はBIOS-ROMの貼り換えを実行してみます。) ※ヒートガンによるGPUのリフロー。コア周りをマスキングして40secリフローを実施。 その後電源を入れてみるとすんなりとPOST表示。 beep音の警告もなく無事BIOSに入ることができてしまったあ~。 ※外部LCDによる動作テスト。右上のアルミホイルはリフローに使ったもの。 嬉しくも復活してしまったので、CPUを元のCore2Duo/T7700に戻して、パーツをあつめて完全復活を図ることにする。 手始めに、CPUファンのクリーニングを実施。CPUファンは分解して刷毛で綿埃を取り除き、軸にモリブデングリスを塗って組み立てた。 ※GPUがらみの障害はCPUファン性能が大切。しっかりクリーニングします。 さてさて、先日上半身をメインノートに提供してしまったので、どうするか…。Ecloud Shop IBMのThinkPad T60 T61 T61p用EcloudショップハードドライブキャディカバーIBM Lenovo ThinkPad T60 T60p T61 T61p R60 R61 Z60 Z61 R400 R500 T400 T500 W500 W700 W700ds (US)キーボード Keyboard 42T3143(NMB)
Sep 23, 2017
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192エラーを回避するために、3つのチップ、eeprom、BIOSチップ、TPM(Trusted Platform Module:セキュリティーチップ)を換装して、復活させたいとあれこれ試してきたGPU搭載のT61(7663-A56)。 やっと、192エラーの回避に成功したので、不足していたインバータカードをゲットして、完全復活に取り組んだ。(手元にあったインバータカードは、以前、メンテナンス時にお亡くなりになってしまった…。) ※assisnetさんからゲットしたT61用のインバータカード。送料込みで740円。 液晶は、ジャンクなSL400についていたものを流用。ケーブルやカバー類はけっこうあまりがあったので、程度のよいものを使用。 電源を入れると、問題なくBIOSを起動させることができた。 完全復活をめざして、家にあったストックパーツをいくつか使用。CPUは、Core2Duo/T7700があったので、換装。DVDマルチドライブは、不動のT61pのものを流用する。WLANカードもジャンク箱から使えそうなものを探し出して搭載。HDDはとりあえず他のT61のHDDを取り付けて動作確認をする。 結果、無事にwin7の動作を確認。DVDビデオの再生も問題ない。 あとは、しっかりとケースに収めるだけだが、WXGA+解像度ながら表示が乱れる液晶ユニットがあるので、これを復活させることができたら、もっとうれしいだろうな…。 ※横にいくつものライン抜けが見られる液晶ユニット。指で押さえると乱れが収まる。 この液晶ユニットを復活させることができれば…。(けっこううれしいだろうな。)【PCパーツ】IBM Lenovo Thinkpad R400 T400 R61 T61用インバーター PWB-IV12142T/B2-E-LF 05P03Dec16IBM Thinkpad T61 液晶パネル LTN141P4ワケあり(バッテリーNG) IBM ThinkPad T61 7658-A21中古ノートパソコン WindowsXP 送料無料 無線LANCore2Duo T7500 2.2GHz/1GB/120GB/DVDマルチ14.1インチ WXGA+ (1440×900)ノートパソコン Lenovo 中古パソコン ThinkPad T61 Core2Duo 2GBメモリ 15.4インチワイド DVDマルチドライブ WindowsXP Kingsoft Office付き 【中古】Lenovo ノートパソコン 中古パソコン ThinkPad T61 Core2Duo 2GBメモリ 15.4インチワイド DVDマルチドライブ WindowsXP Kingsoft Office付き 【中古】 【送料無料】
Aug 19, 2017
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メインで使っているT61p(6459-A13)のWUXGA液晶は今年の1月に冷陰極管(CCFL)を新品に交換。しかし、内部にゴミが入ってしまったことと、CCFLを収めたスチールフォルダの取り付け方が悪かったのか、照度斑が見られたので、いつか直さないといけないと考えてはいたのだが…。メインで使っているので、なかなか修理に踏み切れないでいた。 今回、換装用のT61p上半身を手に入れたので上半身と交換、問題の液晶を取り外し、液晶の内部清掃とCCFLの付け直しを行うことにした。 分解するWUXGA液晶はSamsung製「LTN154U2-L05」(FRU P/N:42T0408) 液晶ユニットを分解して、液晶ガラスと偏光シート、導光板のの間に入ってしまったゴミを刷毛で取り除くとともに、こびりついた汚れは、綿棒にアルコールをつけてピンポイントで拭き取るようにした。(できるだけ、素手で液晶内部を触らないように気をつけて…。) 広い汚れは、ティッシュにアルコールをつけて拭き掃除。 バックライトの取り付けは、スチールフォルダがしっかりとアクリル導光板にはまるように気をつけて…。 やっと完成。 (でも結局、ちょっとゴミが入ってしまいました…。) ※T61(7663-A56)に取り付けて動作確認。少しゴミが入ったがまずまず。(かな?) ※WUXGA解像度の表示テスト。問題ないようだ…。中古品 美品 IBM Thinkpad T60P T61P 用 液晶パネル LP154WU1
Aug 18, 2017
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eepromやBIOSチップ、TPM(Trusted Platform Module:セキュリティーチップ)を換装して、なんとか復活させたいとあれこれ試してきたGPU搭載のT61。最後のあがき、192エラーを回避するために、3つのチップを同時交換することで復活させようとした。 ところが…。 eepromとBIOSチップを交換したところで確認してみると、表示が乱れ、暴走しているような状態。 これは…。以前も経験したGPU起因の障害ではないか? GPU搭載のT61では、この手の障害が多く見られた。ということで、めんどうだけど、GPUをヒートガンを使って炙ってリフローすることに…。 ※問題?のGPU「nVIDIA Quadro NVS 140M」(右上) グリスは拭き取ってあります。 ※アルミホイルでGPUのコア周りをマスキングして、ヒートガンでリフロー。 ヒートガンの熱風が、アルミホイルの隙間から基板内に入り込まないように、 両面テープを使って、入念にマスキングしておく必要がある。 ※リフローの結果。無事に表示されるようになりました。 せっかくヒートガンを出したので、引き続きTPMの換装を…。 TPMの周りをアルミホイルでマスキング。準備ができたら、ピン周りにフラックスを塗って、ヒートガンで炙る。 しばらく炙ると、半田が溶けてピンが浮いてくるので、ピンセットを使って取り外す。(けっこう熱い…。) チップが外れたら、アルミホイルのマスキングを外して、荒れたランドを半田ごてで「整地」。その後、フラックスを拭き取って、再度、フラックスを塗り直す。 TPMの半田付けはけっこう大変だ。フラックスを塗ってヒートガンで一気に貼り付ける方法もあるが、まだまだ技術的に未熟なので、ピンを一つずつ半田ごて半田付けしていくことにした。 ピンピッチが細かいのでルーペを使って位置合わせをして、まずは対角線の一方のピンを半田付け。さらに微調整をしてから、ピンを一つずつ半田づけしていく。最後に、ピン同士の短絡がないかを確認して終了。(視力が落ちてきているのでけっこうたいへんだった…。) あとは、組み立てて、動作確認するだけ…。 結果は…。 なんと、192エラーが出ずに起動させることができた。 つまり、192エラーを回避するためには、3つのチップを一気に交換しなけらえばならないということか…。(おそらくTPMとBIOSチップはセットにしなければならないと思う。) 結局、このT61シスボ。処分を免れ、復活を目指すことになった。
Aug 15, 2017
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eepromやBIOSチップ、TPM(Trusted Platform Module:セキュリティーチップ)を換装して、なんとか復活させたいとあれこれ試してきたGPU搭載のT61。最後のあがき、3つ同時交換で復活をもくろむことにした。 (これでもだめならもうあきらめて処分することにします…。) ※今までの経緯は下記タイトルで確認できます。 ■ T61のセキュリティーチップはどこに?(2015/8/01) ■ ビープ音が4回&4セット続いて起動しないT61(2015/8/14) ■ EEPの貼り換えでセキュリティーは回避できる?(2015/8/22) ■ ヒートガンでT61のTPM剥がしにチャレンジ(2016/2/24) ■ T61のTPM剥がしてみたがやはりbeep音が…(2016/3/12) ■ T61にR500のW25X32VSIGを載せてみると…(2016/3/13) ■ T61の4x4エラーから逃れる道はあるのか?(2016/3/19) ■ T61の192エラーをどうしても回避できない(2016/4/16) ■ T60のTPMでジャンクなT61は蘇るか…(2016/12/11) 現状は、起動はするものの「192エラー」が出てしまい先に進めない状態。これをeeprom、BIOSチップ、セキュリティーチップと順次交換して、復活を目論む。 交換する3つのチップは以前不動のT61(7663-A56)より処分前に取り外したもの。eeprom「NPX P24S08」。BIOSチップ「ATMEL 26DF321」、セキュリティーチップ「ATMEL AT97SC3203」。 eeprom換装では、やはり「192エラー」が出現。(当たり前ですが…。)このエラーは例によってBIOSの設定変更では解除することができない。 続いてBIOSチップ換装では、なんと電源は入るが起動しない状態に…。これはBIOSの半田付けが甘かったようで、もう一度半田付けし直す。ただ、度重なる半田で、ランドが基板から剥がれかかってきている。もう換装は限界の状態になってきているぞ。 起動させると、POST画面が乱れて表示され、その後暴走しているような感じ。これは?GPUの暴走か?GPU周りは指先で触るととても熱い。 ※外部LCDで動作確認。なにやら暴走しているみたい。これは…。 これはGPUをリフローしてみるしかないぞ…。 復活できるのか、それともあきらめて処分するのか…。 ゴールへの道はなかなか険しい…。中古ノートパソコンLenovo ThinkPad T61 7658-NJJ 【中古】 Lenovo ThinkPad T61 中古ノートパソコンCore2 Duo VistaB32 Lenovo ThinkPad T61 中古ノートパソコンCore2 Duo VistaB32ワケあり(バッテリーNG) IBM ThinkPad T61 7658-A21中古ノートパソコン WindowsXP 送料無料 無線LANCore2Duo T7500 2.2GHz/1GB/120GB/DVDマルチ14.1インチ WXGA+ (1440×900)ノートパソコン Lenovo 中古パソコン ThinkPad T61 Core2Duo 2GBメモリ 15.4インチワイド DVDマルチドライブ WindowsXP Kingsoft Office付き 【中古】Lenovo ノートパソコン 中古パソコン ThinkPad T61 Core2Duo 2GBメモリ 15.4インチワイド DVDマルチドライブ WindowsXP Kingsoft Office付き 【中古】 【送料無料】
Aug 14, 2017
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サブのT61p(6457-5CJ)のヒンジが硬く、ふたの開閉が困難になってきてしまった。今にもヒンジか本体が壊れてしまうのではと危惧された。 今回、メインノートの代打で登場させたが、ひと段落したので、思い切ってヒンジを緩める作業を行うことにした。(ついでに、暗くなってきたWUXGA液晶のバックライトも新品に交換することにしよう。) さて、液晶ベゼルやトップカバーを外して、まずは液晶の摘出を試みていたところ、「バキッ」と嫌な音が…。 液晶の構造フレームが壊れてしまった。ヒンジが硬いまま、無理にフレームを動かそうとしたため、ネジ皿部分で割れてしまったのだ。 (後悔…。横着せずに、すべて分解していればこんなことには…。硬い右ヒンジは、手の力でまったく動かすことができないほど締まってしまっていた。) ※壊れてしまった右ヒンジ部分。構造フレームのネジ受けが破損。 幸い、前回のT61pとちがう部分が壊れたので、「2個1」で復活できそうだが、この硬いヒンジをそのまま放置していては、さらに被害が拡大する恐れがある。 ということで、このヒンジの蝶番部分に潤滑剤「KURE 5-56」を噴霧して、スムーズに動くようにした。(とは言っても、やっと手の力で動く程度ですが…。) ※T61pの左右のヒンジ。15インチT61のヒンジと互換性があると思われる。 後は、冷陰極管(CCFL)を交換すればOK。 でも、実はとても大変だった…。 CCFLをうまく取り出せなかったのだ。 おまけに、交換用の新品CCFLを折ってしまった。絶縁用の熱収縮ゴムを端子部分にはめようとした時に、余計な力がガラス管にかかってしまったのだ。 (新品CCFLを折ってしまうのは実ははじめて…。1本数百円のCCFLがあっという間に燃えないゴミに…。) ※熱収縮ゴムを端子部分にはめようとして、新品のCCFLを折ってしまった。 まあ気を取り直して、新しいCCFLを半田付けし、液晶ユニットに収めた。 結果は上々。 今回は、ゴミが入ることも、照度斑もなく、換装することができた。 ※明るさを取り戻したT61pのWUXGA液晶。ヒンジの締まり具合もちょうどよい。
Jan 30, 2017
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右ヒンジが破損してしまったため、T500の上半身を使って復旧させることにしたT61p(6459-A13)。冷陰極管(CCFL)を新品に交換し、 ついに現役復帰を果たした。 ※液晶ベゼルもT500のものを利用するため、クリア・プレートを移植することにする。 ※BIOS表示を確認。T500の皮をかぶったT61p。バックライトは明るい。 上半身は、そっくりT500の皮をかぶっているが、bluetoothユニットは、ネジ位置と干渉してしまうため、取り付けることができなかった。また、ワイヤレスUSBのアンテナも少しパーツ形状が違うため、配線していない。 キーボードはより新しいものに交換。 ※CCFL換装時、スチールカバーがうまくアクリル導光板に収まらず、悪戦苦闘した分、液晶下部に照度斑ができてしまった…。 バックライトの明るさも満足のいくレベルだが、バックライト側に照度斑やところどころくすみが入ってしまったのは残念。(素人作業なので、出来映えはこんなもん…。)中古品 美品 IBM Thinkpad T60P T61P 用 液晶パネル LP154WU1
Jan 22, 2017
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T500の皮を被らせてヒンジ復旧を果たしたT61p(6459-A13)だったが、けっこうバックライトがくたびれていて暗い印象を受ける。 ここは、分解ついでに冷陰極管(CCFL)を新品に交換してしまうことにした。 ※T61pのWUXGA液晶。暗く照度斑が見られる。これはCCFL交換だ。 ※T61pの液晶ユニットはSamsung製「LTN154U2」。下部にCCFLが収められている。 ※取り出したCCFL(下)と新品のCCFL(上)。 ※新品CCFLに交換後のT61p。やはり明るさが違いますね。 なんとか新品CCFLに換装することができたが、熱収縮ケーブルをあぶっている最中、ケーブルが断線てしまってケーブルを切り直したり、 やっとできたと思ったら内部にゴミが入ってしまったり、スチールフォルダーをうまくアクリル板を挟むことができず作業が停滞したりと、時間ばかりかかる結果となってしまったが、これで完成。やっとT61pを現役に戻せるぞ。純正新品 LTN154U2-L06 用ノートパソコン 液晶パネル純正新品 IBM T60P T61P LP154WU1 LTN154U1 LTN154U2用ノートパソコン 液晶パネル 17.3インチ
Jan 9, 2017
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我が家のメインノートT61p(6459-A13)の右ヒンジが壊れてしまったので、何か代わりになるものをネットで物色していたが、手元にあるT500の上半身が使えるのではないかと考えた。 ※動作しないT500から取り外したものの、使う宛のないT500上半身。 ※内部にはLEDバックライト液晶「LP154WX7」(FRU P/N:42T079)が搭載されていた。 サイズ的には15インチのT61はT500と同じなので、流用できそうだが、LCDケーブルはコネクタ形状が異なるので、そのままは使えない。また、パーツだとネジ位置やラッチ形状も違ってくるので、T500上半身の殻にT61pのLCDユニットを収めるのが最善と思える。 ※T500から流用するのは、トップカバーと液晶ベゼル、マグネシウムフレーム(左)。 ※T500のヒンジの位置合わせ。ぴったりでまったく問題ない。 しかし、実際にT61pの液晶ユニットを実装してみると、まったく問題がないわけではなかった。T61と比べてT500の液晶ケーブルが幅広なため、上半身の開口部がすかすか状態になってしまうのだ。おまけに、bluetoothユニットがネジ受け位置と干渉してしまい、取り外す事態となった。 ※bluetoothユニットがネジ受けの位置に。フラットケーブルなので、ずらすことが難しい。 これは、T400/T500がマイクロフォンの位置を液晶ケーブルとbluetoothユニットの間に追加されたためだ。液晶ケーブルが幅広になったのも、コネクタ形状が変わってしまったのも、すべてこのマイクロフォンにある。
Jan 9, 2017
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メインで使っていたT61p(6459-A13)の右ヒンジが壊れた。ふたの開閉が重いなと思っていたら、「バキッ」と不吉な音。突然、ふたの開閉が軽くなり、右ヒンジ部分のカバーが浮いてしまっていた。 さては、ヒンジかネジ受けの破損かと思い、急遽T61pを分解することに…。調べてみると右ヒンジが破損していた。 このヒンジを修理することは私の技術ではできないので、代わりのヒンジを調達するしかない。しかも、手元にある14インチT61のヒンジもR61のヒンジも使えそうもない。これは、新品を購入するか、15インチT61のジャンクが出品されるのを待つしかないだろうな…。 メインノートT61pがパーツ状なってしまったので、HDDはサブのT61p(6457-5CJ)に乗せ換えて使い続けるようにする。 予備機があるのは無駄だと思ったけど、こういうときすごく役立つ。(このレポートは予備機を使ってアップしています。)
Jan 8, 2017
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起動はするが画面がかなり暗いT60(2007-33I)のバックライトを新品の冷陰極管(CCFL)に交換した。CCFL交換はけっこう面倒なのでそのまま放置してあったが、CCFLのストックをみたら290mmのCCFLが2本残っていた。これは交換するしかない。 ※点灯はするがけっこう暗く照度斑が見られるT60のSXGA+液晶。 ※新品のCCFLが2本。(中央)長さも14インチの液晶にちょうどいいみたいだ。 で、作業を開始したが…。 ※Samsung製「LTN141P4」(FRU P/N:13N7059)。CCFLは下部に収納されている。 ※CCFLの電極部分。上のCCFLはかなりくたびれて黒ずんでいる。下は新品CCFL。 T60の液晶交換やCCFL交換は久しく行っていなかったので、収縮ゴムを取り除く際、液晶ユニットから取り出したCCFLを折ってしまったり、新しく半田付けしたCCFLの収縮ゴムが長すぎて削るはめになったりして、かなりの時間を費やす結果に…。それでも液晶内部にごみが入ることもなく、バックライトも明るくなったので、まあまあだろうか…。 ※明るくなったT60のバックライトと折れてしまったCCFL。(手前) ※Win7での起動確認。SXGA+の表示も問題ない。 これでこのT60もしばらくは、現役を続行できるだろう。最近はワイド液晶が主流となっているので、T60のようなスクエア液晶でしかもSXGA+解像度(1400x1050)をもつThinkPadは「貴重」な存在だろう。
Dec 28, 2016
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USBポートの取り外しがなかなか上手にできず、シスボの配線やランドホールを破損してしまう結果となってしまっている。 いったいどうしたら、シスボやランドを傷めずに、USBポートを取り外すことができるのだろうか。 とりあえず、現在の方法は…。 まずは、USBのピン部分とケースの固定部分にフラックスを塗って半田を盛る。もともと盛られている半田だけでは半田を溶かすのが困難な ので、半田を溶け易くするためと、USBのすべてのピンを一度に加熱できるようにするためだ。 つぎに、USBのケース固定部分の半田を溶かしながら、ケースを傾け、固定部分を浮かせていく。 ある程度ケースの固定部分が外れたら、今度はピンの半田を温めて、基板から外していく。マイナスの精密ドライバを挿し込み、半田を溶かしながら力を加えていく。(ケース部分が支点。作用点はシスボ基板。) ある程度ピンが抜けてきたら、今度は精密ドライバを支点にケースの隅を押してピンを浮かせる。 やっと、取り外し完了。シスボのランドをあまり傷めずに取り外すことができた。(2連のUSBポートだともっとたいへんだ。) 後は、半田やフラックスを取り除けはいい。 結局、フラックスと半田を惜しみなく使うことと、しっかりと温めて半田を溶かしながら作業すること「慌てずゆっくりと」がコツなのかな…。
Dec 19, 2016
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ジャンクなT61(7662-A14)シスボは4x4のbeep音「セキュリティーエラー」が出て起動しないことから、TPM(Trusted Platform Module:セキュリティーチップ)「ATMEL AT97SC3203」を剥がしてみたが、上手に剥がすことができず、3pinのランドが破損してしまった。セキュリティーエラーから逃れることもできず、お蔵入り状態になっていた。 年末なので、ジャンク箱を整理していて、T60のシスボを手にして思った。T60にもTPM「ATMEL AT93SC3203」が実装されているではないか。もしかして、このT60のTPMをT61につけたら動くのではと…。 ※ヒートガンで取り外したT60のTPM「AT97SC3203」。これをT61につけたら…。 「ATMEL AT93SC3203」のピンレイアウトをもて見ると、T61の剥がれてしまったランドは動作に問題なさそうだ。 T61シスボに半田づけして組み立て、動作確認してみたが…。 しかし、beep音が…。 今度は「ピー、ピ、ピ」と。 保守マニュアルによれば、このエラーの原因は「システムボード、LCDアセンブリ、メモリ」とのことだが、半田付けが甘いのか…? それとも、T60のTPMでは復活は無理なのか…。
Dec 17, 2016
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前回、T61pにCore2Duo/T9300を載せようとしたところ、起動しない状態になってしまった。これは、BIOSのバージョンを古くて、新しいCPUを認識できないためだろうと考えられた。そこでBIOSを最新の状態にアップして、T9300を載せることにした。 ところがT9300に換装してみると、T61同様に、「Thermal Sensing Error」が表示され電源が落ちてしまう。残念ながらこのT61pは、Penrynコアのデジタル温度センサー(DTS)には対応できないみたいだ。 これはBIOSをT61同様、modBIOSに変更するしかない。 ということで、早速、前回見つけたサイトからmodBIOSをダウンロード。 http://www.mediafire.com/download/f9w4kv0k36vpgpq/Dual-IDA_SATA-II_Whitelist_SLIC21_Thermal_Sensing_Error_ThinkPad_T61_T61p_BIOS_%282.29-1.08%29.rar win7の状態から、BIOSの更新(ホントはダウングレードですが…)を実行。(更新作業が終了するまで電源を落としたり、他のソフトを起動してはいけません。) これでエラーが出ることなくT61pが起動するようになったが…。 気になるベンチ結果は以下の通り…。 なんと、T9300より、T7800の方が良い成績を修めている。(まあ、動作周波数が2.50GHz(T9300)と2.60GHz(T7800)なのでしかたないのだが、OpenGLの成績が違いすぎるのはなぜだろう…。) T9300はPenrynコアでL2-Cacheが6MB。MeromコアのT7800(L2-Cache:4MB)と比べると高パフォーマンスのように思えるが、Penrynコアの利点はいったい何なのだろう…。 以下のHPはT7800とT9500の比較結果が論じられている。残念ながらドイツ語なので、私にはさっぱりだが…。 http://www.notebookcheck.com/Test-Intel-Core-2-Duo-Penryn-CPUs.7837.0.html ■45nmプロセスの利点を生かすintelの次世代のCPU「Penryn」 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0206/kaigai334.htm --------------------------------------------------------- MeromとPenrynのダイの比較からも、Penrynについて、ある程度のことはわかる。 Penryn-6Mのトランジスタ数はIntelの説明では約4億1千万。Merom-4Mの2億9,100万と比較すると、Penrynでは、ほぼキャッシュSRAMの増量分だけトランジスタ数が増えたことがわかる。L2以外のデュアルCPUコアやインターフェイス部分のトランジスタ数は、依然として約5,000万弱と推定される。つまり、CPUコア部分にトランジスタを大量に投入する拡張は行なわれていないと見られる。(後藤弘茂のWeekly海外ニュース) ---------------------------------------------------------【中古】Core 2 Duo モバイル T9300★2.50GHz FSB800★SLAYY★【即納】【ゆうパケット対応】【中古】Core 2 Duo モバイル T9300★2.50GHz FSB800★SLAYY★【即納】【ゆうパケット対応】【中古】Core 2 Duo モバイル T9300★2.50GHz FSB800★SLAYY★【即納】【ゆうパケット対応】
Oct 9, 2016
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メインノートから退役したT61(6435-5BJ)。退役したので、WUXGA液晶からWSXGA+光沢液晶LG.PHILIPS製「LP154W02」(FRU P/N:13N7150)に換装、CPUもCore2Duo/T9300からP8300に換装した。 このT61、T9300搭載時、起動させると「Thermal sensing error」が表示されたが、[ESC]キーで回避させてだましだまし使ってきた。P8300ならこのエラーも出ないじゃないかとCPU換装したのだが…。(換装のついでにCPUファンのクリーニングも実施しました。) ところが、P8300でも「Thermal sensing error」が出現…。 調べてみると、次のようなページを発見した。 ■thermal sensing error when upgrading CPU - Thinkpad Forum http://forum.thinkpads.com/viewtopic.php?t=59815 -------------------------------------------------------- I just tried to upgrade the T7300 CPU on my T61 with a T8300 from a R61 i got in office, but once i powered up the T61 with the T8300, i genthe Lenovo Logo and then i get the error " thermal sensing error "| and then it powers off itself. From what i’ve heard, temperatures in T8xxx and T9xxx processors are being measured by digital temperature sensors, DTS. At least some notebooks which have a Merom CPU - the T7300 is a Merom CPU - read the temperature from an older, analogue type of temperature sensor. Penryn will not work reliably in such notebooks. If your notebook tries to use the older type of temperature sensor, this might be the cause for the error message which you see. -------------------------------------------------------- どうやら、T7500などMeromコアと、T8300やT9300などのPenrynコアでは、温度センサーの方式が異なるため、エラーメッセージが 出るようだ。(Penrynコアでは、デジタル温度センサー(DTS)で測定されるが、Meromコアではアナログ温度センサーが使われていたようなの だ。) このエラーは、BIOSを最新にしても回避不可能で、modBIOS導入しか道がないようである。(同じT61でもシスボによっては、Penrynコアに対応しているものもあるみだいだが…。) ※BIOSは最新の2.30(7LETD0WW)。しかし[Sensing Error」は回避できない。 こうなったら、modBIOSで。 -------------------------------------------------------- そこで最終手段はmodBIOSの導入。これはエラー回避のために改変されたBIOSをThinkPad本体に書き込むという、とてもリスキーが方法だが、これからHDDを換装するのにためらわなくてすむという夢のような「蜜」でもある。 (「エラー回避・R52をmodBIOSに書き換えた」から) -------------------------------------------------------- ■modifiedBIOS List http://forum.notebookreview.com/threads/t61-x61-sata-ii-1-5-gb-s-cap-willing-to-pay-for-a-solution.459591/page-8#post6501443 -------------------------------------------------------- Ultimate R61/T61/X61/X300 BIOS (inc SATA-II) DISCLAIMER: Use these modified bios at your own risk!! These modified bios have been beta tested to confirm they do not brick the system after flash. However data integrity tests take time and it's up to the user to confirm there is no data loss due to the increased SATA-II interface speed. You will be solely responsible for any damage to your computer system or loss of data that results from flashing or using of the patched BIOS. Lenovo have never tested or approved these patched bios and doesn't support them. They are provided "as is" without any warranties from Lenovo. These bios-es are completely unofficial releases. -------------------------------------------------------- ■T61 modBIOS 2.29-1.08 http://www.mediafire.com/download/f9w4kv0k36vpgpq/Dual-IDA_SATA-II_Whitelist_SLIC21_Thermal_Sensing_Error_ThinkPad_T61_T61p_BIOS_%282.29-1.08%29.rar BIOSの変更は、CDを焼いてbootする方法があるが、CDによるBIOS変更では最新のBIOSにアップデートしてしまっているT61では、 BIOSをダウンデート(BIOSのバージョンを古く)することができない。ここは、Windows上で実行する方法をとる。 それでも、BIOSをダウンデートすることへの警告が表示されるが、ここは「強行」。2.29のmodBIOSを書き込むことができた。 すると、「Thermal sensing error」が出ることなく起動。[ESC]を押すひと手間がなくなった。 ※「Thermal sensing error」が出ることなく起動。BIOSは2.29にダウンデートしている。 これは大きい。例えばリカバリーを実行したとき、何度も行われる再起動の度に[ESC]を押さなくていいのだから…。【中古パソコン】【Windows7 搭載】【Core2Duo搭載】【メモリー2GB搭載】【HDD160GB搭載】【W-LAN搭載】【DVDマルチ搭載】【中野2号店発】 lenovo ThinkPad T61 (3007469)中古ノートパソコンLenovo ThinkPad T61 7659-1GJ 【中古】 Lenovo ThinkPad T61 中古ノートパソコンCore2 Duo WinXP Pro Lenovo ThinkPad T61 中古ノートパソコンCore2 Duo WinXP Pro【中古パソコン】【Windows7 搭載】【Core2Duo搭載】【メモリー2048MB搭載】【HDD160GB搭載】【W-LAN搭載】【DVDマルチ搭載】 lenovo ThinkPad T61 (176933)
Sep 16, 2016
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手に入れたT61p(6459-A13)のメンテナンスに取り組んだ。今まで「なんちゃってT61p」T61(6463-5BJ)に載せていたT9300を載せ換えようと思った。 ということで、早速、T61pを開腹。 開けてみると、GPU(外部グラフィックコントローラ)搭載機種だけあって、CPUファンがT61のものと異なっている。中央部、WLANカードの右側 には、あまり見慣れないminiPCIカードが挿さっている。これは、FRUナンバーからワイヤレスUSBカードらしい。(FRU P/N:42T0887) ※めずらしいワイヤレスUSB(FRU P/N:42T0887)。結局、消えていった…技術。 CPUファンを外してみると、CPUの右側にGPUが搭載されている。シリコングリスで刻印を読み取ることができないが…、これが「nVIDIA Quadro FX570M」(?)と思われる。 ※左:CPU「Core2Duo/T7800」、右:GPU「nVIDIA Quadro FX570M」。 ものはついでに、CPUファンをクリーニングすることに…。でも、開けてみるとけっこうファンが汚れている。どんな場所で使われていたのか…。埃が油っぽい…。 ※CPUファンの内部。けっこう埃がこびりついている。これをクリーニング。 ※搭載予定のT9300(左)と、T61pに搭載されていたT7800(右) CPUファンのクリーニングも終了したので、CPUをCore2Duo/T9300に換えて起動…。 しかし、起動する気配がない…。 これは…。もしかして、BIOSの非対応? CPUをもとに戻してBIOSのバージョンを確認してみると、1.21(7LET51WW)。最新のBIOSバージョンは2.30(7LETDOWW)なので、かなり初期のバージョンだ。これでは、新しいCPUに非対応でもしかたない。 ----------------------------------------------------------- <2.30-1.08> BIOS: 2.30 / ECP: 1.08 -(新) 新しくConexant オーディオ チップをサポート。 <2.26-1.08> BIOS: 2.26 / ECP: 1.08 -(新) Microsoft Windows 7のサポート (追加) <2.14-1.08> BIOS: 2.14 / ECP: 1.08 -(新) CPUのマイクロコードの更新。 -(新) インテル Memory Reference Codeの更新。 -(新) インテル AMT 2.6 マネジメント・エンジン リージョン ファームウェアの更新(インテル AMT 2.6 搭載モデルのみ)。 -(新) SSD (Solid State Drive)の初期化コマンドのサポート。 -(修) インテル ICH8M SATA 初期化時に起動エラーが発生する。 -(修) BIOS Setup UtilityでSetup Default (BIOSの初期化)を実行すると、ごくまれにエラー・コード 2100 (ハードディスク初期化エラ-)が表示される。 -(修) Wake on LAN (WOL)でのブートが期待どおりにならない。 -(修) コンピューターの起動中や、スタンバイ/休止状態からの復帰、電源オフからの起動中に、ごくまれにメモリーデーターの文字化けを起こす (インテル AMT 2.6 搭載モデルのみ)。 <2.10-1.08> BIOS: 2.10 / ECP: 1.08 -(新) CPUのマイクロコードの更新。 -(新) コンピューターをThinkPad アドバンスド・ミニ・ドックに装着している最中に電源アダプターが抜けても、ハングしないように設定可能。 [方法]BIOS Setup 画面 -> Config -> Docking Station -> Legacy Devices on Mini-Dock オプションで、Disabledに設定します。 (注意) アドバンスド・ミニ・ドック側のシリアルポート、パラレルポートはDisabledの 場合に使用できなくなります。 <2.07-1.08> BIOS: 2.07 / ECP: 1.08 -(新) 1830 エラー・コード (DIMM が1つしか装着されない場合に、それがメモリースロット 0に装着されていない) の追加。 [エラー・コードへの対応法] DIMM を1つしか装着しない場合、それをメモリースロット 0 (今まで使用していたのと別のスロット)に装着します。 -(修) USB コントローラから予期しない割り込みが発生することがある。 -(修) (nVIDIA ビデオ搭載モデルのみ) コンピューターがハングすることがある。 -(修) BIOS設定で「Boot Display Device」を「ThinkPad LCD」とし、液晶ディスプレイを閉じた状態で外付けディスプレイを接続してコンピューターを起動した場合、外付けディスプレイに何も表示されないことがある。 <1.27-1.08> BIOS: 1.27 / ECP: 1.08 -(修) Bluetooth非搭載にもかかわらず、BluetoothのLEDが点灯する。 -(修) サポート外のワイヤレス USBカードで1805 エラーが表示される。 -(修) 液晶ディスプレイの輝度が、Windows XPの起動時に常に最大レベルになってしまう。 -(修) CPU T7800 (2.60 GHz)でPC Doctor for WinPEのCPU/Multicore testに失敗する。 -(修) 液晶ディスプレイの表示設定で、液晶ディスプレイのカバーを閉じて外付けディスプレイを接続した状態で起動すると、外付けディスプレイに何も表示されない。 <1.26-1.06> BIOS: 1.26 / ECP: 1.06 -(新) (Intel ビデオ搭載モデルのみ) 外付けディスプレイを接続して拡張ディスプレイモードに設定し、かつ「電源オプション」の電源ボタンの設定で「ポータブル コンピュータを閉じたとき」に「何もしない」に設定した場合での、液晶ディスプレイを閉じた時のデザイン変更: (旧) 拡張ディスプレイ モードが解除され、外付けディスプレイにのみ画面が表示される。そのためデスクトップ上のアイコンが移動してしまう。 (新) 拡張ディスプレイ モードは解除されず、液晶ディスプレイ・外付けディス プレイ共に表示される。デスクトップ上のアイコンは移動しない。 -(新) BIOS Settings Capture/Playback UtilityでコンピューターのBIOS構成情報を記録する機能の強化。 -(修) SATA AHCIモード時にハードディスクのデータ転送速度が遅い。 -(修) 休止状態からの復帰直後にBIOS Setupでデバイスの構成を変更すると、電源オン時にコンピューターがハングすることがある。 -(修) ThinkPad BIOS Settings for Windows ユーティリティを実行後にコンピューターを休止状態にすると、電源オン時にエラーが表示されることがある。 -(修) (Windows 2000のみ)WMIMGMT.MSCがプロパティーを開けないことがある。 -(修) (ThinkPad T61/T61pのみ) Linuxで、キーボード上のボリュームとミュート ボタンが動作しない。 -(修) (ThinkPad R61のみ) Intel AMT 機能がサポートされていないにもかかわらず、いくつかのモデルのBIOS SetupでIntel AMT メニューが表示されてしまう。BIOS Setup からIntel AMT メニューを削除。 <1.22-1.06> BIOS: 1.22 / ECP: 1.06 -(新) (nVIDIA Quadro NVS 140M および FX 570M モデルのみ) 省電力機能の改善。 -(修) (Windows Vistaのみ) インテル Turbo Memory 使用時にハイバネーションから復帰できないことがある。 -(修) コンピューターの始動時に正しく指紋認証が行われたにもかかわらず、パスワード入力画面が表示されることがある。 <1.21-1.06> BIOS: 1.21 / ECP: 1.06 -(修) コンピューターをドッキング・ステーションから取り外し、取り付けを行うと、画面の解像度が正しく復元されないことがある。 ----------------------------------------------------------- ということで、BIOSの更新。 これで、T9300でも動作するはずなのだが…、ところでT7800とT9300ではどちらがスペックが高いのだろう?(動作クロックだけなら、T7800ってことになるが…。)【中古】Core 2 Duo モバイル T9300★2.50GHz FSB800★SLAYY★【即納】【ゆうパケット対応】【送料無料】Intel Core2 Duo T9300 2.50GHz/6M/800【中古】『代引き不可』【中古】Core 2 Duo モバイル T7800★2.6GHz FSB800MHz Merom★SLAF6★【即納】【ゆうパケット対応】
Sep 15, 2016
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目下の我が家のメインノートは、「なんちゃってT61p」。T61(6463-5BJ)をベースに限りなくT61pに近づけようと、Z61p(9451-61J)からWUXGA液晶Sumsung製「LTN154U2-L05」(FRU P/N:13N7178)を拝借。CPUはCore2Duo/T9300に換装してある。 今回、正真正銘・モノホンのT61p(6459-A13)を手に入れたので、750GBのHDD、TOSHIBA製「MK7559GSXP」をお引越しすることにした。 ※なんちゃってT61p(左)と、正真正銘(モノホン)のT61p(右) HDDのお引越し自体はただ挿し換えるだけなので簡単だけど、起動させるとブルーバック画面が出現。これは、このHDDのSATA動作モードが違ってい るからだ。BIOSで[AHCI]から、[Compatibility]に動作モードを変更すると、T61pでXPが起動した。 (HDDのお引越しは、ライセンスチェックがクリアできれば、けっこう簡単な作業でハードを新調できる(?)ので、お薦めなのだが、結局、こうやってHDDの使い回しをしていると、OSを換えることができないという問題もある。) ※HDD換装直後のT61p。ディスクトップアイコンが画面を覆います…。 このままでは、WUXGAの高解像度や、外部グラフィックコントローラ(GPU)「nVIDIA Quadro FX570M」の利点を生かせないので、ドライバをDLして適応する。 ■NVIDIA ディスプレイ・ドライバー(Windows XP/2000) - ThinkPad R61/T61/T61p http://support.lenovo.com/jp/ja/products/Laptops-and-netbooks/ThinkPad-T-Series-laptops/ThinkPad-T61p/downloads/DS003605 ※広大なWUXGA空間と、Nvidiaの能力を手に入れた。 さて、この「nVIDIA Quadro FX570M」どれくらい速いのか気になるので、早速、ベンチをとってみることに。比較するのは、HDD換装前のT61(6463-5BJ)こちらは、チップセット内臓のグラフィックコントローラが使われている。 ※左、T61(6463-5BJ)。右、T61p(6459-A13)によるCrystalMarkの結果。 比べて見ると、描画[GDI]やOpenGL[OGL]で大きな効果があるように思われる。特に[OGL]は、60倍以上の成績。これは驚きです。 (所詮、「なんちゃって」は本物にはかなわないってことですね…。)
Sep 10, 2016
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やっと、念願のT61pを手に入れることができた。 手に入れたT61p(6459-A13)はCPUにCore2Duo/T7800を搭載。メモリは4GB。液晶はWUXGA。外部グラフィックコントローラ(GPU)「nVIDIA Quadro FX570M」を搭載しているハイスペックマシンで、T61シリーズの最上位機種に位置づけられる。 http://www.inversenet.co.jp/pclist/product/Lenovo/6459A13.html Core2DuoT7800/2.6G 1G 200G DVD±R DL/±RW/-RAM 無線LAN Bluetooth Quadro FX570M 15.4TFT WUXGA WinXP Pro ネットで検索してみると、「T61p」の位置づけがよく分かる。 ■いまだ健在、これぞパワフルノート──レノボ・ジャパン「ThinkPad T61p」 http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0710/04/news027.html ---------------------------------------------------------- ビジネス向けPCとして不動の地位を獲得しているレノボのThinkPadシリーズだが、そのなかでも「**p」と最後に小文字“p”がつく製品は、ハ イエンドユーザー向けの仕様になっていて、最強のCPU、GPUなどを採用したまさに「ノートPCの中のノートPC」に仕上がっている。 T61pは2006年に発表されたThinkPad T60pの発展版であり、基本的な筐体サイズや構成などはT60pを引き継いでいる。しかし、T60pが「Napa」世代のCentrinoベースであったのにたいして、先ほども紹介したように、T61pはSanta Rosa世代のCentrinoへと進化した。 ---------------------------------------------------------- ■ThinkPad T61pユーザーレポート:蹴茶 http://kettya.com/notebook2/report_det.php?key=t61p ---------------------------------------------------------- SantaRosa搭載のThinkPad T最上位モデル。ThinkPadの旗艦モデルでもある。CADや3D CG業務を主にターゲットとするモバイルワークステーション仕様で、15.4型 WUXGAという超高詳細な液晶パネルを搭載する。さすがにこれだけドットピッチが小さいと、DPI 設定をいじらずテキストを長時間読むのは困難と思われ、多くの人にとってはオーバースペック。 GPUはOpenGL強化ドライバを適用できる「Quadro FX 570M」で、ベースはGeForce 8600Mあたりと思われる。ゲームに使えないことはないが、Quadroは主要なOpenGLアプリの動作を公式サポートしている分、価格は高い。 ---------------------------------------------------------- ■レノボ、Centrino Pro搭載「ThinkPad T61p/X61s」-PC Watch http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0710/lenovo2.htm ---------------------------------------------------------- ThinkPad T61p(型番:64595BJ)は、1,920×1,200ドット(WUXGA)表示対応15.4型液晶を搭載したノートPC。価格は417,900円。GPUにNVIDIA Quadro FX 570Mを搭載し、CADや3Dなどのグラフィック系業務での使用が想定されている。 主な仕様はCPUに低電圧版Core 2 Duo L7700(2.40GHz)、チップセットにIntel PM965 Express、メモリ1GB(最大4GB)、HDD 160GB、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows Vista Ultimateを搭載。 インターフェイスはUSB 2.0×3、IEEE 1394×1、Type2 PCカードスロット、ExpressCard/54スロット、SDカード/MMC/メモリースティック(PRO)/xD-Picture Card対応スロット、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth Ver2.0+EDR、Gigabit Ethernet、モデム、ミニD-Sub15ピン、指紋センサー、TPMセキュリティチップ、音声入出力などを備える。 ---------------------------------------------------------- ■"超"高解像度に酔いしれろ! ThinkPad T61pを試す http://news.mynavi.jp/articles/2007/08/31/t61p/ メインの15インチT61と入れ換える予定だが…。 とりあえず、ゴム足が3つ欠落しているので、ジャンクなR500から取り外したベースカバーから、ゴム足を調達することに…。さすがに同時期のものなので、サイズも問題ない。 ※R500から調達したゴム足。サイズもぴったりだ。純正新品 IBM Thinkpad W510 W520 T510 T520 WUXGA用ノートパソコン 液晶パネル
Sep 10, 2016
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バックライト交換に失敗したT61(7659-AK1)を手に入れた。 電源を入れてみると、なるほどバックライトがうっすらと点灯。バックライトが破損しているのなら、点灯すらしないはずだ。しっかり点灯しないということは、接続不良か?※液晶の一部しか明るくならないバックライト。原因は? 上半身を分解して液晶ユニットを取り出してみる。「Don't Touch!」と記載され、触らない方がいい液晶の制御基板側のフィルムが剥がされていて、 手前側の冷陰極管(CCFL)を収めた部分がちょっと浮いているように見える。ユニットの分解痕に苦労がにじみ出ているようだ。※取り出した液晶ユニット。「Don't Touch!」とあるがフィルムが剥がされている。 CCFLを摘出してみると、CCFLを収めたスチールフォルダの口が曲がってしまっているように思える。ということは、しっかりとアクリル板(導光板)にはまっていなかったのがバックライトがうまく点灯できていない理由なのだろうか?※手前から、CCFL、ケーブルフレーム、スチールホルダ、スチールカバー。※CCFLの点灯テスト。明るさに問題はない。原因は接触不良ではないようだ。 実際、CCFLだけの点灯確認をしてみると問題ないので、スチールフォルダがしっかりとアクリル板にはまってなかったのが、今回の障害の原因なのだろう。 スチールフォルダの口をドライバを使って押し広げて、アクリル板にはまるようにして、液晶ユニットを組み立てると、しっかりとバックライトに照らせれるようになった。 …が。 ライン抜けがたくさん見られる。これは復旧させるのが難しいぞ…。 経験では、液晶ユニット横の「TFTドライバ回路」と呼ばれる部分をいじってやると、ライン抜けが治まることがあったが、指で液晶ユニット横を押さえてみるがなかなか効果がない。※バックライトは修理できたが、横ライン抜けは簡単ではない。 ということで、この液晶の復旧はあきらめて、「192エラー」が出て起動できないT61(7665-DW8)から上半身を調達して復旧することにした。※別のT61から上半身を調達。きれいにWXGA+表示されている。 これにて復旧完了。(でも、また1枚、1枚と、表示不良の液晶ユニットが確実に増えていく…。)
Aug 5, 2016
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液晶を交換して復活させることができたT60(1954-G4J)だったが、起動しなくなってしまった。電源ボタンを押すと、LEDは反応するが、一向に起動する気配がないのだ。※電源を入れるとLEDが点滅し、起動しそうなのだがそれっきり…。 このT60、一旦は復活させたが、その後、ヒンジを他のT60pに移植してしまったことから、またストック状態になっていた代物。他の起動しないT60シスボの原因追究のために、シスボを取り出して、 動作チェックの参考に利用していたのだが…。 (動作するシスボとジャンクシスボの比較に使用していたのに、結局このシスボまで動作しなくなってしまったのだ…。) 一応、メモリやCPUの障害を疑い、メモリ・CPUを交換してみたり、C-MOSバックアップ電池を外してみたりしたが変化がない。※メモリやCPUを交換してみたりしたが一向に起動しない…。 さらにシスボを取り出して、チップヒューズに溶断がないかチェックしてみたが、チップヒューズが原因ではなさそうだ。※LCDコネクタ周りのチップヒューズ。[F][P][4][8]などの表示がある。 すると、原因はチップコンデンサか?(これが一番やっかいだ。なにせ回路につながったままでは、正確な状態を確かめられないのだ。) コンデンサの故障は、短絡、断線、容量抜けなどが考えられる。短絡は抵抗値がゼロになるので比較的簡単だが、容量抜けなどは発見が難しい。このシスボもあちこちにテスタを当てたが原因を特定することができなかった。※T60(G4J)のCPUソケット脇の「インダクタ」と「MOSFET」「電解コンデンサ」 また動作不良には、ヒューズ、チプコン以外にも「インダクタ」「MOSFET」「ブロードライザ」といった原因も考えられるとのこと。これは、しんどい…。
May 28, 2016
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液晶割れのジャンクT60(1954-G4J)を安値で手に入れたので、早速、液晶ユニットを交換することにした。割れた液晶はID Tech製「N141CX-L01」(FRU P/N:13N7053)。割れた液晶ガラスはもちろん使い物にはならないが、冷陰極管(CCFL)はまだ使えそうだ。※液晶は割れているがBIOSは正常に表示されたT60(1954-G4J)。 換装する液晶ユニットはT40系の上半身から取り外した、Samsung製「LTN141XA-L01」(FRU P/N:11P8352)。起動時に赤く、かなりCCFLがくたびれてきているが…。 つまり、今回は、割れた液晶ユニットのCCFLを摘出して、換装する液晶ユニットに移植した上で、T60に実装するという、ちょっと面倒な作業をすることに…。※デッドストックとなっていたT40系の液晶ユニット。今回やっと出番が…。 IDTech製液晶のCCFL摘出は経験がないため、CCFLのケーブルがどのように配線されているのか分からずちょっと戸惑ったが、バックライトフォルダを完全分解することで、取り外すことができた。一方のSamsung製液晶のCCFLは何度も取り出したことがあるので、スムーズに 作業が進む。※IDTech製液晶のバックライトフォルダ。ケーブルはどこに配線されているのか? IDTech製液晶から取り出したCCFLはケーブルごと、Samsung製液晶に移植するつもりだったが、端子カバーの形状が異なり、カバーを外したままでの移植はちょっと怖すぎる (高電圧がかかりますので、絶縁は必須です)ので、結局、端子の半田を溶かして、ケーブルや端子カバーはSamsung製のものを利用することにした。※取り外したIDTech製(上)とSamsung製(下)のCCFL。液晶ユニットはSamsung製。※けっこう明るく復活したSamsung製液晶。 これで、液晶割れのT60も無事、現役復帰を果たすことになる。使うあてのなかったT40系の液晶ユニットも活躍の場を与えられて…。 めでたし、めでたし。【後日談】 でも結局は、このT60上半身から、ヒンジを部品取りしてT60p上半身に移植しまい、また余剰パーツ状態に…。 「ああ。ヒンジさえ手に入れば、復活できるんだけど…。」なんてこと言っているので、ジャンクがジャンクを呼び、いつまでたっても抜け出すことができません。
May 21, 2016
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15inchT60(2623-7XJ)のFlexView液晶LG.Philips製「LP150E05」(FRU P/N:42T0325)の冷陰極管(CCFL)を交換した。※交換するために摘出したCCFL。左がFlexViewのCCFL。 このFlexView液晶は、バックライトが暗く、CCFL交換を計画していたが、お手頃価格の211mm×2.1mmのCCFLが手に入らないため、T60から取り外して、CCFLの入手待ちの状態だった。 (2本・送料別で1900円ってのならありました…。) が、放置が続いたので、今回とりあえず、ジャンクな15inch液晶LG.Philips製「LP150E07」(FRU P/N:42T0350)のCCFLを移植することにしたのだ。※T60(2623-A6I)でテストした15インチFlexView液晶。けっこう暗い。※ジャンクなR60の15インチ液晶。ここからCCFLを摘出して移植する。 CCFLの摘出は、例のごとく、液晶ユニットの絶縁テープやシートを外し、スチール製の液晶フレームのラッチを外して行った。最後にバックライトのフォルダごとユニットから引き抜いて、CCFLを摘出する。※液晶フレームのラッチを外して、摘出直前のFlexViewのCCFL。※バックライトフォルダごと取り外したFlexViewのCCFL。 後は、CCFLを入れ換えて、また液晶ユニットに収めて完成。別のT60でテストしてみた。劇的に明るくはないが、許容範囲かな…。※再びT60(2623-A6I)でテスト。中古CCFLなので劇的な効果はないが…。 まあまあのできなので、このまま15インチのT60に収めて、win7の動作を確認してみた。ちょっと黄色っぽいのもFlexViewの特徴なのでしかたないが、SXGA+の解像度を実現できている。※やっと復活したFlexView液晶。当座しのぎにはこれでOK? 実は残念なことに、CCFL交換時に、ユニット内にちょっとゴミが入ってしまった…。もう面倒なのでそのままにしておこう…と。【代引可】 PC専門店★【新品】ノートパソコン 液晶パネル新品 IBM Thinkpad T60P T61P 用 液晶パネル LP154WU1 LP154WU2【代引可】 PC専門店★【中古品】ノートパソコン 液晶パネル中古品 美品 IBM Thinkpad T60P T61P 用 液晶パネル LP154WU1
Apr 30, 2016
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動かなくなってしまったT61シスボ(7663-A56)のGPU「nVIDIA Quadro NVS 140M」を外してみた。前回はヒートガンで炙りすぎたため不動になってしまったが、今度は気にすることはない。外れるまで炙ればいいので気が楽だ。 ヒートガンで炙っていくと、シスボ自体がけっこう熱くなって、GPUが浮いてきたので、浮いてきたGPUの角からマイナスドライバを差し入れて、炙りながら力を加えて外した。ヒートガンの熱風はけっこう熱かったが、思った以上に簡単にGPUは外すことができた。 このGPUは、BGA(ボールゲートアレイ)と酔うばれる形式でシスボに実装されている。パッケージの電極にある半田ボールを溶かして、リフローと呼ばれる工程で、シスボに一気に半田付けする方法だ。 シスボのGPU跡地はけっこう荒れている。またGPUの裏を見てみると、こちらも荒れていて、半田がブリッジしているところや、薄くなっていて、半田がのっていないところも見られる。これらの斑は取り外したときにできたものかもしれないが、炙りすぎて不動になった原因もこんなところだろう。 また、取り外したGPUをもう一度半田づけするのも、想像以上に難しいだろうなあ。(You-Tubeには、新しいBGAパッケージを取り付ける方法が紹介されていますが…。取り外した電極に半田ボールを均一に再形成させるなんて、手作業では無理だろうな…。)☆安心!30日間無料保証☆送料無料【中古パソコン】【Windows7 搭載】【Core2Duo搭載】【メモリー2GB搭載】【HDD160GB搭載】【W-LAN搭載】【DVDマルチ搭載】【西川口店発】 lenovo ThinkPad T61 (6003086)☆安心!30日間無料保証☆送料無料【中古パソコン】【Windows7 搭載】【Core2Duo搭載】【メモリー2GB搭載】【HDD160GB搭載】【W-LAN搭載】【DVDマルチ搭載】【西川口店発】 lenovo ThinkPad T61 (6003086)選べるOS XP OR WINDOWS7 言語(日本語・英語・中国語)すぐに使える ワイド液晶 持ち運び可能モバイルでDVD内臓+無線LANで便利 lenovo T61 デュアルコアCore2Duo1.80G/1.0G~4.0Gメモリー/120Gハード【中古】☆安心!30日間無料保証☆送料無料【中古パソコン】【Windows7 搭載】【Core2Duo搭載】【メモリー2048MB搭載】【HDD160GB搭載】【W-LAN搭載】【DVDマルチ搭載】 lenovo ThinkPad T61 (176785)☆安心!30日間無料保証☆送料無料【中古パソコン】【Windows7 搭載】【Core2Duo搭載】【メモリー2048MB搭載】【HDD160GB搭載】【W-LAN搭載】【DVDマルチ搭載】 lenovo ThinkPad T61 (176785)
Apr 17, 2016
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4×4のbeep音「セキュリティーエラー」で起動しないT61(7662-A14)。このセキュリティーエラーを回避するために、TPM(Trusted Platform Module:セキュリティーチップ)「ATMEL AT97SC3203」を剥がしてみたり、eeprom「P24S08」「ATMEL 26DF321」を換えてみたりした。※起動させることができない3枚のT61たち。1台でも復活させたいが…。 その結果、この実験に用いたT61(7665-DW8)シスボに2つのeepromを戻すことで、なんとか4×4エラーを回避することができた。(結局もとの鞘です)しかし、「192:System Security - Emedded Security hardware tamper detected」のエラーが表示され、BIOSは拝めたが、その先へ進めることが出来ない状態になってしまった。 このDW8、実はT61(7663-A56)のTPMを実装していたのだ。 つまり、セキュリティーエラーを回避するためには、2つのeepromとTPMの3点が一致していないといけないということだろうか…。 しかし、この実験の過程でA14とDW8のTPMを破損し、使えない状態になってしまっていたのだ。唯一生きているのはA56のTPMだけだ。その上、A56の「26DF321」は 、取り外しの過程で破損してしまっているため、3点揃う組み合わせがない のだ…。※破損したセキュリティーチップ(TPM)。チップ剥がしに失敗してしまい…。※破損した7663-A56のBIOS「26DF321」。1番ピンが欠落してしまった。■T61シスボの状況(○=健在、●=お亡くなり)7662-A14/シスボ○/P24S08○/26DF321○/TPM●:4×4のエラーが出たT617665-DW8/シスボ○/P24S08○/26DF321○/TPM●:パーツ取りしたT617663-A56/シスボ●/P24S08○/26DF321●/TPM○:ヒートガンで炙りすぎたT61■シスボとeeprom、TPMの組み合わせ・シスボ(DW8)、P24S08(DW8)、26DF321(DW8)、TPM(A56)では「192エラー」・シスボ(DW8)、P24S08(A56)、26DF321(DW8)、TPM(A56)では「192エラー」・シスボ(DW8)、P24S08(A56)、26DF321(A14)、TPM(A56)では「192エラー」・シスボ(DW8)、P24S08(DW8)、26DF321(A14)、TPM(A56)では「192エラー」 結局、手持ちのシスボ、「P24S08」「26DF321」「TPM」をどのように組み合わせても、「192エラー」を回避することはできなかった。BIOSを拝むことができるのに、OSを起動できないとは、なんとももったいない。※BIOSは覗けますが、OSを起動できないとは…。なんとももったいない。 なんとかする方法はないものだろうか…。
Apr 16, 2016
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R400に搭載されていたLEDバックライトWXGA液晶、LG.Philips製「LP141WX5」(FRU P/N:42T0701)は、残念なことに下部にライン抜けが見られる。このLEDバックライト液晶は、LEDコントロール基板とセットで使えば、T61でも使えることが分かっている。※T61で動作するLEDバックライト液晶。下部にライン抜けが見られる。 今回、ちょっと暗めのCCFL(冷陰極管)バックライトWXGA+液晶、LG.Philips製「LP141WP1」(FRU P/N:42T0427)のCCFL交換をしようと思ったので、いっそのこと、このLEDバックライトに載せ換えてしまおうと目論んだのだ。※CCFLバックライト液晶にLEDバックライトを換装したいのだが…。 早速、液晶ユニットを分解して、LEDユニットとCCFLを摘出。 しかし、ここで問題発生。 LEDユニットをCCFLが入っていたスチールフォルダに収めて、液晶ユニットに埋め込もうと思ったが、LEDユニットの幅がちょっと大きめでCCFLが入っていたスチールフォルダに収めることができないのだ。※CCFLの代わりに、LED(上側)を液晶ユニットに埋め込みたいのだが。 でも、ここまで分解したら、もう後戻りできない。 スチールフォルダのネジ位置が異なり、フレームの加工が必要になるが、そこは無理やりスチールフォルダごと液晶ユニットに埋め込んだ。 後はテストするだけ…。 テストは、BIOSとWXGA+解像度を確かめたいので、Win7の起動で確認。 うまくいったど思ったが、下部に影ができてしまっている。これは、LEDユニットを収めた白いビニルフォルダの影だ。LEDユニットがアクリル導光板に刺さり過ぎてしまっているのだ。※LEDバックライトに換装完了。早速Win7で動作確認。※なんと液晶の下部に今度はうっすらと影が出来ている。これは…。 この影をなくさなければ…。と、また液晶ユニットを分解。LEDユニットが刺さり過ぎないように広げるが、なにせスチールフォルダーがオリジナルでないため、ネジで固定することができないのだ。なんとか影は減らせたが、この状態では、どうしてもLEDユニットは刺さり過ぎる状態になってしまうのだ。 まあ、これくらいの影は「良し」としよう。 ということで組み立て開始。最終的にT61(7665-FD1)の上半身にすることにした。 組み立ててから気がついたのだが、この影の部分を上手に減らすことができないのなら、白いビニルフォルダをカットしてしまえばいいのだ…。(もう分解が面倒なので、しばらく放っときますが…。)【中古】【ノートパソコン】【ジャンク】LENOVO/ThinkPad T61(7658-A21)(1-00286)(20151224)【中古】【ノートパソコン】【ジャンク】LENOVO/ThinkPad T61(7658-A21)(1-00209)(20151224)【代引可】 PC専門店★【新品】ノートパソコン 液晶パネルLenovo Thinkpad THINKPAD T61 R61I T400 R400 用14.1インチ 液晶パネル(1440X900)選べるOS XP OR WINDOWS7 言語(日本語・英語・中国語)すぐに使える ワイド液晶 持ち運び可能モバイルでDVD内臓+無線LANで便利 lenovo T61 デュアルコアCore2Duo1.80G/1.0G~4.0Gメモリー/120Gハード【中古】☆安心!30日間無料保証☆送料無料【中古パソコン】【Windows7 搭載】【Core2Duo搭載】【メモリー2048MB搭載】【HDD160GB搭載】【W-LAN搭載】【DVDマルチ搭載】 lenovo ThinkPad T61 (176785)
Mar 20, 2016
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