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2005年10月01日
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カテゴリ: セカンド冒険紀
【蒼と桜】

龍属性を秘めた蒼い大剣・カイザーベースを手に入れ、そして独りで上級クラスの鎧竜グラビモスを討伐できるほどの実力をつけたROAD。そして懐かしのリゾットとリーゼルに再会し、新たな討伐クエストがROADを出迎えた。その相手は蒼と桜の2体の火竜。そんな強敵を相手に今、ROADが立ち向かう。

朝早くベッドから起きると、テーブルに並べられた豪家な食べ物を一気に飲み込み、そして昨夜準備したアイテムの数々を詰めたバッグを背に、武器庫に立て掛けられた蒼い大剣・カイザーベースをを手に取ったのは、言うまでもなくROADであった。慌ただしいその様子はROADの興奮を抑えきれない気持ちが溢れている証拠である。クイーンルームの扉を開けると、猛ダッシュで階段を駆け下り、そして広場へと足を進めた。外は雲一つない晴天。まさに討伐日よりである。「くぅう、やっとこの日が来たぜ」ROADは大きく深呼吸をし、そして背伸びをするとすぐに酒場に向かった。「おはよう、ROAD君」酒場に入ると早くも話しかけてきたのは酒場の看板娘であるベッキーであった。「おはようございます。ベッキーさん」ROADも大きな声で挨拶を返した。そして奧のテーブルからまた違う声がした。「おう、ROAD早いな」青く靡いた髪と背に背負われた蒼剣ガノトトスが美しい、そこにいたのは無論リゾットで、その横には全身骨であるリーゼルがいた。「おはよう、リゾット、リーゼル」そしてすぐにROADも席に着いた。「お早いですね、ROAD殿。昨日はよく眠れましたか?今日のお相手は一筋縄ではいきませんからね。しっかり頼みますよ」リーゼルも今回ばかりは朝から真剣みのある顔つきであった。何しろ今回の討伐相手はあの蒼いリオレウスに加え、それに対する桜色のリオレイアの夫婦であるからだ。もちろんROADもその種の強さはその身をもって体感した。桜色のリオレイアは出会ったことはないものの、蒼いリオレウスよりも強いとのことであるからもう今回ばかりは全力で行かずして勝てるわけもなかった。昨夜は必死で倉庫に眠ったアイテムの数々の中から最も使える物を選び出し、そして持てるだけバッグに詰めてきた。リゾットとリーゼルのバッグもいつもに比べ膨らんでいる。二人もそれほど準備をする必要のある相手なのだ。「そういえば、もう一人いるんでしょ?」ROADがふと気が付いたように言った。「もちろん、頼れる女ハンターがね」リゾットがそう言った瞬間に酒場の門がバンと開けられ、そこから何とも美しい女性が姿を見せた。「あら、みんな早いのね」その女性の全身は赤みのかかった金属製の防具、ハイメタUと呼ばれるものであった。「おはようございます、セシリア殿」リーゼルが呼んだセシリア、それが彼女であることはすぐにROADもわかった。「セシリアさん、あの、俺ROADです。どうぞよろしくお願いします」ROADはその女性の美しさに少々照れくさそうに挨拶をした。「君がROAD君か。リゾットから話は聞いているわ。実力者なんですって?期待しているわよ」そう言うとセシリアは軽く笑みを交わした。ROADは一瞬ドキッとした。その美しさは綺麗な赤髪にハイメタUの冠のような防具が合っているからであろうか。その防具がキラキラと眩しく輝いている。そして背に背負われているのは紅色のボウガン・バレットシャワー紅と呼ばれるイーオス素材でできた最近の新しいボウガンであろう。「さてと、メンツも揃ったところで作戦タイムといくか」セシリアも席に着き、そして4人での作戦を計画した。―――「行くぞ」作戦思考後すぐに4人は森・丘のエリアに足を踏み入れた。「よし、作戦通りに頼むぞ」リゾットの合図と共に4人はそれぞれ持ち場に別れた。ROADはエリア3から4の辺り。近くにセシリア。リゾットとリーゼルはエリア9付近である。「ふぅ、落ち着け。今回は龍属性を秘めたこいつがあるんだ。この前は苦戦したけど、蒼いリオレウス。また狩ってやるぜ」ROADはバッグから閃光玉を取り出すとしっかりそれを握りしめ、そして近くの茂みに体を隠した。――それから数分、しかし一行に火竜の気配はない。目の前にやってくるのは大人しい草食モンスターのアプトノス。奧からはランポスたちの鳴き声が聞こえる。がそんなものに構っている暇はなかった。「仕方ないな、移動すっか」そう思った矢先、《ピシャーー》まばゆい光が上空に照った。「閃光玉っ」ROADはそれに気がつくとさっとその場を走り出し、その方角へと駆けだした。今回の作戦ではそれぞれが決まった持ち場付近で火竜の出現を確認し、そして確認したら知らせること、そして皆で一体を先に討伐するというものであった。知らせるために使用するものは閃光玉か笛類等という決まりにしていた。閃光玉が使われたと言うことはもちろん火竜が現れたということである。「いたっ」ROADの目先に混乱状態に陥った蒼いリオレウスの姿があった。そしてそれに立ち向かっているのはセシリアであった。「セシリアさんっ」ROADはさっと剣を握り、そして直ぐさま蒼いリオレウスの頭部を斬りつけた。「ROAD君、早いわね。じゃぁあの二人が来る前にこいつを立てなくしてやりましょ」セシリアさんの言ったことがそう簡単なことでないということなどすぐにわかった。それでもROADは絶対勝つと、気合いを入れて再びカイザーベースの巨大な刃先を蒼い鱗に斬りつけた。《グオォオ》悲鳴を上げる火竜。しかしそれと同時に混乱が解け、今にも咆哮を放つ体勢に入った。しかし「ROAD君、任せて。構えてっ」セシリアのその言葉にROADは迷わず、再び剣を構えた。《グオォオオ》咆哮が、と思い気や、そこには麻痺状態に陥った火竜の姿があった。「ナイス、セシリアさん」咆哮直前に見事に決まった麻痺弾。そして麻痺状態に陥った蒼いリオレウスの頭部に再び蒼い大剣の巨大な刃先が振りかざされた。《グオォオ》その激しい衝撃は蒼い頭部を破壊し、そしてそこから生えている角部を何本も砕き落とした。さらにもう一度、今度は体勢を変え、下から上へROADの腕が上がると同時にその巨大な大剣が蒼いリオレウスの顎からブッた斬った。「最高の剣裁きよ、ROAD君。あなた本当に実力者ね」セシリアの言葉にますます気合いの入るROAD。だがそろそろ麻痺の効力も切れる頃だ。もちろんROADはわかっていた。さっと後ろに下がると、直ぐさま腹下から転がり、蒼い火竜の背後に回り込んだ。セシリアもバレットシャワーに新たな弾を装慎する。「行くわよぉ」《ドンッドンッ》放たれたのは水属性を秘めた水冷弾である。その高圧水流並の威力ある弾が蒼い鱗を貫き水しぶきをあげた。《グオォオ》蒼い火竜も怒りを露わに口の周りを赤く染め、上空に舞い上がった。その瞬間《ピシャーー》向こう側から閃光玉が眩しく輝いた。しかしそれはリゾットたちの援護ではなかった。「閃光玉、リゾットたちも火竜に遭遇したんだわ」こちらに来る前に桜色のリオレイアに遭遇してしまったのであろう。「セシリアさん、どうする?向こうへ行く?」しかし《グオォグオォグオォ》それを遮るように灼熱の火炎球が放たれROADたちの足場に燃えさかった。「くっ」間一髪ROADもセシリアもそれを避けた。だが上空に昇ったリオレウス相手では通常よりも危険であり、セシリアもこればかりは装慎を止め、ボウガンを背負い直すとさっとその場を離れた。《グオォオ》蒼いリオレウスがその巨体で下降する。「くそぉ、来いっ、リオレウス」その時向こうから角笛の音が鳴り響いた。「角笛?!」二人は同時にそう叫んだ。もちろんそれは合図である。がしかし角笛は今回、非常時のみに使うことになっていた。そのはずであった。「なっ、あの二人が非常時って・・」ROADは焦りを隠せない。「ROAD君、行きましょ。リゾットたちの元へ。今はそうするしかないわ」セシリアも迷わずそう言うと駆けだした。もちろんROADも。《グオォオ》それを蒼いリオレウスが追ってくる。しかし二人はそれをさっと交わすとすぐにエリア9への坂を駆け下りた。「いたっ、桜色のリオレイアっ」『続く』

◎皆様お待たせ致しましたm(_ _)m修理までの間、頑張って冒険紀を書くことにしました!久々なので結構長いです・・w一片に書ききることが危ない&怖いので、少し書けたら更新と言う形でやればできましたwこれでなんとか冒険紀書けますかね^^;とりあえず21章です!蒼と桜との戦い。3話程度の流れで行こうと思います(^^)ではでは皆さんどうぞ御覧くださいm(_ _)mそしてまだ一応更新停止にしておきますね(-_-;)





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最終更新日  2005年10月01日 18時08分12秒
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