もぴこにあんZ!~いつついつでも…?~
2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
それは、東京に遊びに行ってたときにかかってきた一本の電話から始まった。♪ちゃっちゃちゃちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっ!きゅー♪「なんだよぉ眠いよぉ。朝っぱらからさぁ…」時計を見ると、すでに9時。朝日がカーテンの隙間から差し込み、いい天気っぷりをアピールしていた。見慣れない携帯の番号に少し不信感をいだきながらも、昨日もかかってきていたことを思い出し、通話ボタンを押す。「あの~、日○です~。もぴこさんですかぁ?農協さんから米届いてんすけどぉ~、どうしましょうか?」「あ~、○通さんですか~。今日の夜だったらいると思います~。よろしくっす~。」なんだ。単なる宅急便か。…?…宅急便?…農協?米?はい?そんなの頼んでないっすよ?農協にお友達もいないっすよ?まっまさか!昨日炊いた最後の米が農協戦隊アグレンジャーにタスケテ電波を飛ばしたのか!?それとも日本米消費大作戦を目論む某団体の放った刺客が各家庭の米の消費具合を夜中のうちにこっそりチェックしてるのか!?いや、もしかすると農協を装って米粒型のウィルスを送りつけてきたのかもしれない。きっとそいつは夜になると「コメー!コメー!」と行進しだすに違いない。そして夜。宅急便の到着を告げる玄関の呼び鈴が家の中に鳴り響く。「さよなら、おいらの快適睡眠…」そうつぶやきながら玄関の扉を開けると、そこには米が入ってるとは思えないくらいのちっちゃめな箱を持ったおにーさんが立っていた。「とうとうきたな」おにーさんから箱を受け取るおいら。この動悸は一体何だ?歳か?救心にお世話になるのか?いや、まだかろうじて20代のオトメのはず。とすると、恋か?コメコメ星人と恋が芽生えてしまうのか??逸る胸の鼓動を感じながら透明ガムテープを無造作に解いていく。ついに、扉は開かれた。そこには、燦然と輝く「はえぬき新米 5kg」が鎮座している。何も変わったことはない。あえて言うなら、パッケージに印刷されている坊やの目がまぶしいくらいきらきらしているくらいだ。このきらきら感、只者ではない。悪の組織の香りは微塵もなく、むしろ善意の第三者だ。ドリフのように上からでかいタライが落ちてきたとしても、きっと誰も疑わず、何も知らない無垢なままで人生を過ごせるタイプだ。3行上の言葉の使い方が間違っていても笑って許してくれるだろう。「もっもしや!!」おいらは宛名をまじまじと見つめた。そこには、9月3日の日本一の芋煮大会の日、「ジャンボスイカ重さ当てクーイズ!」で楽しくお話した農協さんの名前がしっかり書かれていた。「そういえばあの時、テキトーに書いて応募したんだっけ…」そしてトドメを指すかのような「あなたは見事当選されました」の文字。ブラボー!芋煮マーーーーーンッ!!!農協、ごめんよ!そしてありがとう!!!
2006年10月09日
コメント(4)