もぴこにあんZ!~いつついつでも…?~
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鍋。それは冬の代名詞と言っても過言ではない。冬になれば各種鍋製品や食材が売り場にところ狭しと並べられ、ガスコンロやきのこ類関連株価まで上がってしまう。もちろん、夏でも鍋をすることは出来るが、冬に行う鍋は筆舌に尽くしがたく、まさにこの世の極楽なのである。そんなおいらの鍋絶賛を全面的に勝訴に導いてくれる、この企画。「平成鍋合戦」毎年、山形市のお隣天童市で開催されるこの企画は、今年は12回を迎えている。参加団体も31団体33種類鍋と、かなり気合と期待に満ち溢れたスペシャル企画なのだ。しかも、この33種類の鍋の中で、2度の審査を潜り抜けた鍋こそがその年の鍋将軍となり、未来永劫、その名誉をたたえられるのである。当日。鍋合戦開始は11時。もちろん、我らナベナベ星人はいち早く会場入りするため、9時半に近所のスーパーに集合する。(スーパーといっても、鍋具材を買出しするわけではない。念のため。)そして10時に会場到着。会場といっても、道の駅のそんなに広くない広場スペースでの開催、何ほどのことがあろう…と軽く考えていたおいらの予想をはるかに超える、長蛇の列に出くわした。いや、あの、まじで会場入口ゲートから道路までずらららっと並んでるよ?この寒空にだよ??まだ開始まで1時間あるのにだよ???一番乗りで蟹鍋やら米沢?牛すじ鍋やらをたらふく堪能しようと思っていたおいらの計画に、早くもひびが入る。こ、こんなにアツい鍋魂が眠っていたとは…。お、おそるべし、山形県民!!体の中を駆け巡る、鍋同志たちへのアツい思いをぐっとこらえ、入場を待ちわびる列の最後尾におとなしく並ぶ。こうなってしまっては、作戦を考えなければならない。聞くところ、一つのブースには300~400食が用意されているとか。初めに並ぶブースを間違えると、その鍋には永久にお目にかかることができなくなってしまう。「ナベ同心!チラシを再チェックだっ!」「おうっ!がってんでいっ!」連れの鍋同心が用意してきたチラシをもう一度入念にチェックする。…か、蟹か?相馬の蟹鍋か?去年も鍋将軍に輝いたしな~。い、いや、まてよ。相馬と蟹は関係があるようには思えない。蟹、しかもズワイ蟹といえば北陸!腐っても富山県人のおいらとしては(正確にいえばズワイはお隣石川の方がよく採れるのだが)、黙って見過ごすわけにはいかない。いくらおいらが蟹座とはいえ、コネ採用はしない男気が時には必要なのさ。とすると、やはり何かの縁あって山形県民となったおいらには、米沢牛すじ鍋がお似合いなのか??いや、焦るでない。確かに米沢牛は一度食してみたかったのは事実、そして会場入り口でも一番熱心にアピっているのも牛すじ鍋アニキたちだ。だが、ベースがデミグラス?日本男児なら黙って醤油味じゃないのかね??ほ、ほかは…とチラシに目を落とすと、わんさわんさと33種類、そりゃもう手が震えるってもんよ。「老舗料亭直伝伊勢エビ鍋」も捨てがたい。「包丁人直伝 あんこう鍋」「県産黒毛和牛 塩しゃぶ鍋」は憧れの割烹調理師会が出店してるときた。遠いお空からやってきた外国のあんちゃん嬢ちゃんたちの鍋たちも、こぞっておいらたちにアピールしてくる。ああ、どいつもおいらのアツいハートを打ち抜く奴等ばかりさ。この中から1つを選ぶなんて、そんな罪なことができるかい?おいらは雲に包まれた薄い太陽を見つめながら、手をぐっと握り締めたのであった。(次回につづく。)
2007年01月14日
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