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今日で勤務校の一学期が終わり。通知票を渡して「おわったぁ」と思ったら…とんでもないできごとが待っていた。詳しくは後日。
さて、明日から九州で開かれるタグラグビーレフリー研修会に出席。参加者は九州各県の推薦メンバーと自費参加のメンバー、あわせて20人くらい。ラグビー普及に書ける情熱には頭が下がる。ありがとうございます。
「タグもミニもラグビー」というのが僕の立場。そうでなければ僕がこういう仕事をする意味はないだろう。ミニラグビーなりタグラグビーなりを通して、ラグビーの持つ良さを広めていくのが役割である。
と同時に、ラグビーの持つ良さを守るというのも大事な仕事である。数年前のある大会で、トライが認められなかったチームの子どもたちが担当の先生に「ちゃんと両足がインゴールに入っていたのに、トライにしてもらえなかった」と不満を述べていたが、その先生は「残念だが、レフリーにそう見てもらえなかったんだから仕方ない」と諭していた。立派な先生だと思った。こういう先生に接すると、レフリーも精進しなければ、と思う。
なお、その先生、昼食の時に僕のところに来て「あれはトライだったですよねぇ」と悔しがっていた。人間味のある温かい人なのだろうな(ちなみに、問題の試合を担当したのは僕ではない、念のため)。
人間が人間のプレーを判定する以上、そこには限界がある。もちろん、それに甘えて努力をしない、というのはレフリーとして失格である。だが、神の領域に達するレフリーはそうはいないし、いたとしてもそれは極めて稀な存在でしかない、ということも頭に入れておかなくてはならない。完璧を期すためにと、レフリーを5人にしても、おそらくミスはゼロにはなるまい。ラグビーよりもコートが狭く、プレーヤーの数の少ないバスケットボールでさえ、二人の審判で判定してもミスジャッジはなくならないのだから。グランドの中で最終的に判定するのはひとり―この原則は守りたい。
明日からの研修が有意義なものになるよう、僕も持てる力を出し切りたい。
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