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2011.12.03
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カテゴリ: チェロ
 他人がステージでチェロを弾くのを見ていて心臓に悪いのがエンドピンの滑りだ。子供の頃、エンドピンが滑って肩をスクロールのアゴで強打してひどく痛かったことがあるし、滑ると必ず音楽が止まる。プロがエンドピンを滑らせるのを見たことがないが、アマチュアは例会、おさらい会の本番で滑らせる人を頻繁に見る。滑らせる人は、たぶん日常的に滑らせているはずだが、気にしないのだろうか?危機管理能力が無いのだろうか?

 エンドピンは床に直接刺すのが一番好きだ。楽器の振動が床を震わせるらしく、鳴りが良くなるような気がする。この状態でエンドピンが滑るのは、エンドピンの先端が丸くなっているのが原因だろう。私は少しでも丸くなったら電動グラインダーで尖らせているが、家にグラインダーが無い人もいるだろう。楽器屋に言えば尖らせてくれると思う。

 床に直接刺してはならない場合、何か手立てが必要だ。エンドピンのゴムキャップを被せて弾くのは、私には無理だ。私のフォームはエンドピンにかなりの荷重をかけており、エンドピンがすべらないことが前提になっている。ゴムキャップと床の間の摩擦では必ず滑るから弾けない。

 楽器屋などでエンドピンを受ける台を売っているのを見るが、その台と床との摩擦に依存している。これも床の材質次第では滑ることがある。いくつか買って試したことがあるが、何かの拍子に滑る。滑るかもしれないと思ったら満足な演奏はできないから、私は使わない。

 状況が許すなら、適当な木の板(私は厚さ1cm、一辺15cmくらいの正方形のラワン材を使っている)を床に布のガムテープで貼り付けて、これに刺す。これはかなり理想に近い。貼りつけた後、演奏位置が変わったりすると困るのと、多人数が順番にステージで弾くという状況ではやりにくい。

 この手が使えない時は木片に紐を通したものを持って行き、椅子の足に引っ掛ける。これは一応使える。何かの拍子に椅子の足から抜けると恐ろしいことになるのと、演奏中左右に動くことがあるのが難点だ。また、椅子の形状と高さに応じて紐の長さを調節する必要があるのも面倒だ。しかし、これしか使えないことも多いのでいつも持ち歩いている。





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Last updated  2011.12.03 13:25:03
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