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最近の新車の運転支援機構の進歩は凄いと思うのだが、周囲の人に聞くとほとんど使わないという人が多い。外食チェーンで見ていると、今でも現金で支払っている人が多い。彼らは定期的にATMで現金を引き出しているのだろう。携帯電話はdocomoなどの大手と販売店で契約している人が今でも多いそうだ。ネットで契約する格安通信会社など使わない。 私が想像するに、運転支援を使わない人と外食で現金で支払う人と携帯電話を販売店で契約している人は共通の思想を持ち、共通の行動パターンを持つ。つまり相関があるだろう。変化が嫌い、新しいことをしたくない。自分に自信がなく新しいテクノロジーを理解する気がない、と言ったら言い過ぎだろうか?まだ本人たちに聞いてみたことがないが、ひょっとしたら中学生くらいで数学をあきらめたのではないか? 林望氏の最新の本を見ていてそう思いました。
2026.05.22
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ラグビーをテレビで観る。最近のリーグワンD1の試合は、南半球のクラブチームの試合に引けを取らないレベルの高さなので全試合楽しみに観ている。ケーブルテレビのセットオプションで観られるjsports1、2,3でずっと観てきた。jsports1では45分に圧縮したバージョンも放映するので、こちらを観ることも多い。 先週でレギュラーシーズンが終わりこれから上位6チームによるトーナメントが始まるのだが、これの生放送がjsports4だけだ。1から3では他のスポーツの他にD1とD2、あるいはD2とD3の入れ替え戦を放映する。なぜこんな放送予定にしたのかは不明だ。月曜日に45分の圧縮バージョンをjsports1でやるが、フルヴァージョンが観られないのは残念だ。 調べてみたらjcom経由でjsports4を一ヶ月だけ契約するという手があり、2000円以下なので申し込みをした。セットアップボックス経由ではなぜかできず、iPhoneのjcomアプリから申し込んだ。すぐには反映されず、クラヴィコードの調律をやってから録画予約をしたらちゃんとjsports4が視聴できるようになっていた。
2026.05.21
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この家に引っ越してから2年半が経つ。ということは庭の手入れを始めて2年半経ったということだ。庭いじりや園芸というものに興味を持ったことが一度もなかった私が、ほぼ毎日庭に出て手入れをしている。旅行や雨といった外部要因が無ければ皆勤に近い。隣家の人からも驚かれる。 この皆勤ぶりは自分でも意外なのだが、今朝カミさんと話していて、これは小さい時にピアノを習わされていたことの影響ではないか?と思った。ピアノの練習はまったく好きではなかった(と記憶するが本当のところはわからない)が、毎日やっていた。中学の頃は毎日1時間以上で、練習を休むのは発表会の翌日だけ。母がうるさかったということもあるが、練習しないと弾けなくなるという恐怖もあった。この感覚が庭仕事の皆勤につながっているかもしれない。 引っ越した最初の頃は、ひたすら雑草との戦いだった。すぐに庭屋を入れて勝手に生えた木を切ってもらい、残す木も野放図に伸びていたのを切り縮めてもらったので風通しが良くなったが、雑草は庭全面を覆っていた。雑草というものは毎日除去していればいずれ無くなる。生えてきたものを毎日小さいうちに抜くのは大したことはない。溜めると大変なのだ。 一年を過ぎた頃から雑草を取る時間はずっと短くなった。こうなると庭の全体像のようなものを考える。庭に毎日一時間出るとして、雑草取りは15分くらいで終わる。クラピアのレイアウトを考えたり、伸びてきた樹木の剪定をしたり、見苦しい切り株を掘り起こしたりして、庭を整えていくようになった。こうなると園芸ではなく、作庭という段階に入ったように思う。 両親がこの庭をどういうオーダーをして作らせたのかわからないが(母にきいても忘れている)、近所の庭と違い、石組みを中心とした日本風の設計だ。私はどうやら植物より石の方を愛しているようで、徐々に石が綺麗に見える庭に誘導している。植物の成長(というよりはびこり様)はまだ先が読めないが、毎日考えながら整えている。
2026.05.20
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今回の旅行では長崎市に二泊、佐世保市に一泊、平戸に一泊した。佐世保は海軍の街だ。私は軍港が好きで、これまでに舞鶴、呉、横須賀と行ったから、今回も佐世保に行くことにした。残念ながら軍港めぐりの船は週末しか運行されないので乗れなかった。また、港の付け根に高架の道路が走っているせいで、山側から港を見ようとしても道路に隠れて見えない。駅のそばの公園から自衛隊の基地は見えるが一部だけだ。 ホテルから夕食に予約していた店まで歩く。長いアーケードを歩いていると、神戸の元町商店街を歩いているのと錯覚する。非常によく似ている。アーケードの長さ、シャッター街になっていない、片側に山で反対が海、そっくりだ。 予約していた店に行くと完全に閉まっている。電気もついていない。隣接する住居の戸を叩いても返事がない。15分ほど様子を見たがあきらめて近くの店に行くことにした。貝料理の専門店ということで期待していたのだが。夜逃げしたか急死・急病か?
2026.05.19
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ヨーロッパ退屈日記 (新潮文庫 新潮文庫) [ 伊丹 十三 ]価格:693円(税込、送料無料) (2026/5/17時点)楽天で購入これも古い本だが、いまでも新品が手に入るとは驚きだ。小学生の時父親の本棚で見つけて読み、しつこく読み返してきた。たぶん、私という人間の趣味嗜好に決定的な影響を与えた一冊だと思う。その後も彼のエッセイ集が出るたびに買って読むようになった。 たとえばアメリカよりフランスよりイギリスが好きで共同研究の行き先にロンドンを選んだ。車もイギリス車が好きになったのは間違いなくこの本の影響だ。この本に出てくるジャガー・マークII(彼はジャギュアと書いている:探偵のモースの愛車)の影響でジャガーXJ6 シリーズ3を買った。彼がダンヒルのライターのデザインを褒め、これを革製のケースに入れる人を罵っている影響で、私もiPhoneにケースは付けない。一番最初に料理を試みたのは彼の別の本に出ていたスパゲッティ・カルボナーラだった。英語は苦手だが、彼の語る英語のニュアンスは役に立った。鰹節の英訳をShaved fish としてしまうと、ヒゲを剃った魚 という意味になってしまうとか。 そして、この本に出ていたので一度食べたいと思ったアーティチョークを今栽培している。蕾が6個も付いたので試食することにした。今朝手頃な大きさの蕾を一つ収穫し、伊丹十三の指示通り20分間茹でて冷蔵庫に入れたところだ。今夜の晩酌のアテとして60年の夢がかなう。
2026.05.18
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ピープス氏の秘められた日記 十七世紀イギリス紳士の生活 (岩波新書) [ 臼田 昭 ]価格:902円(税込、送料無料) (2026/5/17時点)楽天で購入この本は1982年の出版だから古い。さすが岩波書店だけあって今でも普通に買える。私が買ったのは30年くらい前だったと思う。本を捨てるとき専用のスキャナで全文電子化したので今でもパソコンやiPadで読める。特に理由はなく本屋で見つけて買ったのだろう。ナポレオン戦争の時代の架空のイギリス海軍士官を主人公とした「ホーンブロワー」シリーズを愛読しているから、その流れで手に取ったのだと思う。この日記を書いたピープス氏はイギリス海軍の官僚で海軍大臣にまで出世した経歴の持ち主だ。 彼は27歳の頃から10年間日記を書いた。これは人に見られないように特殊記号で書いており、見られない前提で自分の不倫だろうが収賄だろうが赤裸々に書いている。これがひょんなことから解読され出版までされてしまったのだから本人にすれば不本意極まりないだろうが、歴史的に見れば極めて重要な資料となる。 私はとっちらかった趣味嗜好を持つが、ほぼ無関係と思われる様々な領域でピープス氏の日記の記載が引用されることに驚かされる。彼は音楽に興味を持っていることから先日紹介した「我ら音楽を愛す」に出てくる。彼は膀胱結石の手術をまだ麻酔がない時代に受けているが、その手術をしたのはジョン・ハンターという人で、彼は解剖学者としてもマッドサイエンティストとしても有名で彼の評伝である「解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯」は私の愛読書だ。また彼の本職は海軍の資材調達だが、木造帆船のマストの材料を独立戦争直前のアメリカから取り寄せる話が「木から辿る人類史」という本に出てくる。また、彼はロイヤル・アカデミーにも出入りしていてサイエンスの講演も聞いているので、当時のサイエンスを取り巻く社会の雰囲気も伝える。 多方面に興味を持つ人だったらしい。
2026.05.17
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レンタカーを借りると、操作系に慣れなくてスイッチを探し回ったりする。多くはCVTやトルクコンバーターのオートマチックで、アクセルを離した時の空走感が怖い。そこでいつもノートを借りる。e-powerなら怖くない。日産レンタカーはどこにでもある。 今回の長崎旅行で、オーラを買って初めてノートを借りた。操作系やスイッチはほぼ同じで助かる。運転し始めた最初は同じだなと感じたが、じきに違いに気づく。まずオーラよりうるさい。足周りからや窓周りから音が浸入してくる。また、山道を走っているとパワーが弱く感じる。でもこれは電動車だからモードをスポーツに変えて解決した。オーラはいつもエコモードだ。あとは2WDということに気づく。登りのカーブで顕著で、やはりオーラの4WDのほうが気持ちいい。
2026.05.15
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大学教員の時は毎年二つの学会に行っていた。一つは神経科学で、最初はこじんまりとして全部の演題が聞けたものだが、やめる頃には大所帯になり大都会の大きな会場のみになった。もう一つは解剖学会で全国の大学が周り持ちで主催する。この学会のおかげで全国に旅行ができた。 約10年前に退職したが、退職の前日まで行っていたのが長崎市で、これが私の最後の学会発表だった。 退職してから毎年春に旅行に行っている。今年はカミさんの希望で長崎にした。学会の時は関西から鉄道で行ったが、今回は飛行機だ。羽田から2時間ほどで、プレミアムなので食事が出るので、あっという間に着いたという感想だ。 空港から長崎市内までバスで行く。市内に入るとバスはあちこち止まる。ちょうど良いので出島のそばでバスを降りた。学会の時は出島へは行かなかったのだ。
2026.05.13
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木更津に住んでいると羽田空港はまことに近い。車で金田か袖ヶ浦のバスターミナルに行き、そこの駐車場に置いてアクアライン経由のバスに乗ればすぐだ。東京の目黒の家から羽田空港に行くより速いし簡単だ。もしアクアラインが順調に流れているならば、という条件付きだが。 強風で通行止め、事故で不通、大渋滞というような事態が起こると羽田発の飛行機に乗り遅れる。去年一度事故渋滞で乗り遅れた。だから大事な予定の時は神経質になる。内房線経由ならずっと安心だが、時間がかかるし疲労感も大きい。 前日に羽田空港に行き空港付近のホテルに泊まるとか、うんと早く行って安全率を上げるとかする方が内房線経由より良い。 出発間際までネットの交通情報をチェックしたりして決断している。
2026.05.12
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子供の頃のピアノの先生、カミさん、長男が揃って東京藝術大学の卒業生ということが関係しているのかもしれないが、この大学の卒業生の知り合いが多い。皆、小さいときから楽器の練習に励み、先生にプロへの道を勧められ、厳しい競争に打ち勝って入試を突破している。ピアノ科とヴァイオリン科と管楽器に関してはすべて非常に高い技術を持っている。 そういうヴァイオリンの知り合いと付き合っていて、この人は音楽家になるべきだったのだろうか?という気がすることが多い。小さい時にレールに乗せられてしまって先生の勧めを断りきれなかったのでそこまで来たが、音楽は大して好きではなかったと自分でも言う。東京藝術大学の入試はどうやら減点法らしく、失敗をしないという方向に特化しているので技術的には完璧なのだが、世界的に偉大なプレイヤーなら必ず持っている音楽に対する本能が備わっていない人が多い。一緒に室内楽をやっていても、ここをこうしたい、という欲求がない。減点を減らすアイデアくらいしか出てこないので、音楽的に進歩させるのは一介のアマチュアである私のアイデアということになる。 減点されるプレッシャーに負けて独奏の本番を避けるようで、結局教師になるしかない。自分がものすごい練習量で勝ち上がってきているから生徒にもそのように指導するから、よっぽど根性のある生徒でないと離れていく。 テレビで室内楽を聴いていても(カミさんはすぐにAIに出身大学を聞く)、ミスをしないことが最大の目的なんだなと思うことが多い。 だからと言って技術が低いのもプロとしてやって行けないだろうからミスを減らすことをバカにしてはいけない。知り合いの先生たちの生徒の発表会を見て聴いていて、私には、音楽家に必要な本能を持っている生徒は見分けられる。しかしその生徒が演奏家になるために必要な厳しいトレーニングを自発的にやりたがるかどうかはわからない。
2026.05.10
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あるベンツ乗りの友人によると、ドイツ車は壊れないという神話は嘘だという。この神話が成立した頃、ベンツはヤナセが、ポルシェはミツワが輸入販売していた。ヤナセとミツワは壊れる危険のあるパーツはどんどん交換していく。だから整備費用は高額になるが、普通に乗っていて突然壊れるという目には合わない。これは私を納得させる説だ。私も乗っていたことのあるジャガーXJ6シリーズ3を新車から今まで乗り続けてきたという老婦人の話を本で読んだのだが、この車は一度も壊れたことがないという言うのだ。ただ、常にヤナセに点検に出し言われるままに整備させそれなりの費用を支払ってきただけだという。 その後並行輸入でベンツもポルシェも入ってきてこれまでは買えなかった人も買うようになった。そういう人はこれまでのオーナーのように裕福でないからヤナセやミツワは高いからといって安い整備工場に出すし定期点検も怠る。するとあちこちが順番に壊れるようになる。 私が持っていた初代ボクスターは古かったこともあり、いろいろな部分が順番に壊れた。修理してくれた個人営業のメカニックが、ミツワだったら兆候がでなくても彼らのルーティンでがんがん部品を替えるからこういうことにはならない、費用は何倍もかかるけれど、と言っていた。 つまり、ベンツもポルシェもBMWも当たり前に壊れる。それが嫌なら、正規ディーラーで新車を買い、言われるままに整備費用を払い続けること、ということになる。 そういえば、先日やってきた友人夫婦のBMWは新車だが、リモートキーを認識しないという状況になっていてナビがまともに使えないと言っていた。ヤナセかどうか聞けば良かった。
2026.05.10
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友人夫婦が遊びに来た。妻が同じチェロの先生に習っていたことがあって知り合いになったが、発表会のたびに夫が来るし、それとは別の私の出る音楽会にも夫婦で聴きに来てくれたりするので、夫とも仲良しになった。妻はあるオーナー会社の社長の娘で夫は婿入りしその会社の社長を引き継いだ。最近その社長の座を息子に譲り自分は会長になり、平日に休めるようになったので我が家に遊びに来たのだ。 この夫は自動車・自転車・プラモデル・カメラあたりの趣味が私と被るので、話が合うのだ。我が家の音楽室でお茶をし、LDKで私の作ったビーフシチューを食べてもらい、二階の私の工作室から外の景色を見てもらった。 彼がしきりに私のことを羨ましいと言う。広い家に住んで機械の完備した工作室を持ち、広いベランダでGゲージの蒸気機関車を走らせている。彼は都内のマンション住まいで、Nゲージの車両をたくさん持っているがNゲージの線路さえ引くスペースが無く毎回片付けなければならないらしい。会長室のデスクで、毎号パーツが届く“分冊モデル(パートワーク)”の GT-R を組み立てているそうだが、完成すると巨大なので家に持って帰れないと心配している。乗ってきた車はBMWの六気筒の大きい車だが、一台しか持てない。ピアノだってアップライトだ。 収入や資産は私の十倍以上(想像もできない)あると想像されるが、都内に我が家くらいの広さの家は買えないのだろうか。不自由なものだ。木更津に一軒家を買ったら良いのに。
2026.05.09
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暇があるので、興味を持ったことは何でもできる。遊び放題だ。以前は何かの遊びを始める時は教科書を探すところから始めていた。チェロを作るというプロジェクトの開始時には日本で手に入るヴァイオリン製作の本はすべて揃えた。イギリス滞在時にもそのジャンルの英語の本も買い集めた。 今でも木工関係の本は何冊か買ったが、あまり役に立たない。なんていってもYouTubeとAIだ。私がここ数年に興味を持ったすべてのジャンルでYouTubeが教科書になってくれているし、去年辺りからAIが急速に役に立つようになった。これは遊びごとの話だが、仕事関係や学生の勉強に関しても同じだろう。独習には最高の環境が整っている。 YouTubeの強みは、実際に作業している場面を動画で見ることができる点だ。もちろん内容は玉石混交で石の方が多いのだが、それは自分の思考を使うことで区別できる。「そのやり方ではこういう理由で失敗に結びつく可能性がある」とわかる。AIは網羅的に、可能性を提示してくれる。ライブスティーム(実際に蒸気の力で走るおもちゃの蒸気機関車)の機関車のラインナップを世界中から探して一覧表にしてくれ、特徴を教えてくれる。そこで目をつけた商品を今度はYouTubeで検索すれば、その機関車を走らせている動画がみつかる。キットの場合、開封から組み立て、試運転までをていねいに見せてくれる。それを見て、これは自分が欲しいものではない、などとわかるから無駄な出費が抑えられる。 この環境は20年前には無かったものだ。今を生きる我々はこの音型を享受すべきだ。
2026.05.08
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いつ買ったか覚えていないが、私の書棚に「われら音楽を愛す」という本がある。1976年印刷・発行と書いてある。著者はブルーノ・アウリヒというドイツ人で中野吉郎の訳で白水社。ブルーノ・アウリヒという人は私の室内楽のバイブルとも言うべき「クワルテットの楽しみ」の著者でもある。たぶん、古本屋で買った本だと思う。 この本は歴史上の人物でクラシック音楽の愛好家と考えられる人の解説だ。最初がサミュエル・ピイプス卿で、この人は死後出版されるとは思わなかった赤裸々な日記が公開されたので有名なイギリス人だ。1703年に死んだ人だが、岩波新書で読んだ彼の日記はとても面白かった。この他に私が知っている名前としてはラズモフスキー伯爵とか、トストとかがあるが、へえ!と思ったのがギュンター・ヘンレだ。 あの楽譜出版で有名なヘンレは1899年産まれのドイツ人だ。ピアノの早期教育を受け、相当の名手だった。プロとしての公開演奏もあったし著名なヴァイオリニストとの共演もあったようだ。第一次大戦後、ヘンレは外交官になりあちこちの国に赴任している。ナチスの台頭前からヒットラーが首相になったあとの1937年までドイツの外交官だったのだ。 結婚した相手の父親が巨大な企業体のオーナーだったため、岳父の死後1940年にこの企業体の経営を任された。ドイツの敗戦後、占領軍に逮捕されたが無事釈放された。その後企業体の再建に尽力したが、1948年に楽譜出版社を創設した。 この出版社でヘンレは「偉大な作曲家の作品の一般に流布されている楽譜から、後世の編集者、編曲者によって付けられたすべての飾りを取りはらい、アマチュアと職業音楽家に、作曲家が書いたとおりのものを提供しよう」と考えた。 原典版という考えを実現したヘンレの功績は大変なものだと思う。私は学生時代いつも金がなく、楽譜を買う時はいつも値段で選んでいた。ヘンレの楽譜は高くて買えなかった。結婚したらカミさんはがんがん楽譜を買ってくる。カミさんはケチなのだが楽譜だけは例外だ。結婚当時カミさんは東京藝術大学の大学院生で、楽譜は割引で買えたので、それも影響していたのだろう。今買っておかないと損をする、というわけだ。そのおこぼれで私もヘンレを使うようになったのだが、その見やすさ、使いやすさには感激したものだ。めくりの位置とか紙の色、紙の質感、フォント、音符のサイズと配列もよく考えられていた。 どうやらこういう良心、美意識はギュンター・ヘンレが持っていたものらしい。
2026.05.07
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数多くの趣味の中でチェロを弾くことは、ちょっと別という気持ちを持っている。小学生の時に親に懇願して中学入学と同時に習い始めた。親に頼み込んだ手前、簡単にはやめられないし、いい加減なことはできない。どんなに忙しくても、高校で期末試験が迫っていようが大学入試があろうが、毎日練習していた。就職してから上司のパワハラで弾けない日が続くとストレスが溜まり、上司と喧嘩しても早く帰宅して弾いていた。 当時としてはチェロを早い時期に始めた(多くの人は大学生で始めていた)せいか、毎日練習したせいか、非常に優れた先生に習ったせいか、子供の頃父親のレコードを擦り切れるまで聴いたせいか、チェロとの相性が良かったせいか、ひょっとしたら才能があったせいか、周囲から認められて頼りにされるようになった。仕事の面ではなかなか成果が出ず、脳解剖の勉強も自信を持つには至らず、上司とはしょっちゅう諍いになり、辛い日々を送っていても、頼まれてチェロを弾きに行くとわずかにプライドを感じることができた。精神が崩壊するのを食い止めてくれたのがチェロだったような気がする。 他の趣味は、やれるところまでやったとか、ほぼ理解したとか、気が済んだとか、という気分になるのだが、チェロはそうではない。まだまだ思い通りに弾けないのが癪に障る。いろいろ考えて練習法を工夫するから、自分の中では去年よりは上達したと毎年思う。また、周囲に私のチェロを頼りにしている仲間がたくさんいる。 いつ、どういう状況でチェロ演奏をおしまいにするのだろう?
2026.05.06
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退職して暇なので何か趣味を始めたいと思うのですが、何が良いですか?というような話を聞くことがある。私はそんなことを考えたことは無い。子供の頃から数え切れないほどの遊び事に手を出してきたが、単に興味を持ったからやってきただけだ。興味を失ったたり気が済んだり他の遊びに時間と費用を使いたくなったりすれば止める。 外部要因で手を染めたことの多くは趣味になる。仕事で始めた解剖学・脳科学は今や立派な趣味だ。子供が産まれた時はおむつを替えたり風呂に入れたりミルクを飲ませたりするのを趣味として遊んでいた。カミさんがピアノの仕事があるときに必要に迫られて始めた料理も趣味になった。仕事で覚えた写真も趣味になったし通勤で使った自転車も趣味になった。今の家に来てやむを得ず始めた庭仕事も趣味になっている。他の人はそうでないのだろうか? 人間がやる行為はたいがい頭を使いたくなる要素を含んでいて、そこにチャレンジングな気持ちを持てば、それは趣味になりうる。家事だってやらされれば辛い苦行だろうが、そこに面白みを感じて工夫すれば趣味になる。そう考えればわざわざ趣味を探す必要など無いと思うのだけれど。
2026.05.05
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jsportsというはスポーツ観戦にはありがたい放送局だ。ラグビーのリーグワンのD1は全試合中継してくれるし、ル・マンのような自動車の耐久レースもある。特に興味を持っていたわけではないが、ワールド・ラリー・チャンピオンシップWRCも全戦中継があるので見ることが多い。 WRCは世界各国を巡るラリーの戦いで、ケニアのように泥だらけのぬかるみの路面のレースもあるし、スウェーデンのように雪道というレースも、舗装道路だけのレースもある。最上位のWRC、その下位のWRC2, さらにWRC3がある。私がラリーを見始めた頃はシトロエンやフォルクスワーゲンも最上位の車を作ってワークスとして参戦していたが、今は撤退している。最近ではトヨタ、ヒュンダイ、フォードの3チームだけになってしまった。数年前はハイブリッドを採用していたが、開発費がかかりすぎるからだろうか、普通のエンジン車に戻った。 今年も圧倒的にトヨタが強い。普通、こういう状況になるとヨーロッパ発祥の国際的スポーツではアジア人排斥に動くのだが、WRCではその動きはない。たぶん、トヨタが撤退したらWRCが成り立たないからだろう。シトロエンやフォルクスワーゲンが撤退したのは費用が嵩む割に宣伝効果が無いという判断と思われ、他のメーカーも本気でやる気は無いらしい。トヨタはハイブリッドの時代も強かったが、レギュレーションでハイブリッドを止めるといったときも、特に文句を言わず従った。どちらかと言えばWRCの存続のために太っ腹なスポンサーのように振る舞っているように見える。
2026.05.04
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F1は今年大きなレギュレーションの変更があった。数年前からパワーユニット(エンジンと電動のハイブリッド・システムなのでパワーユニットと呼ばれる)はハイブリッドだったが、今回は電動の比重が大きくなった。モーターの力でこれまでより強力な加速が得られるが、モーターを動かすための電気を充電しなければならないので、低速区間ではゆっくり走るようになった。これまで最も面白かったカーブでの追い抜きが無くなり、ストレートの前にどれだけ充電しておくかの勝負になった。鈴鹿サーキットでも130Rという腕の見せ場だったコーナーをゆっくり走ったほうが全体では速くなるということで、異様な景色だった。全体的にドライバーからも不評のようだ。私も見ていて違和感がある。 F1の胴元であるFIAの会長が、次回のレギュレーション改革ではV8のエンジンを採用し電動の関与を限定的にする、という声明を出したらしい。何十年もF1のテレビ中継を見てきた私にとっては大歓迎だ。ついでにクラッチペダル付きのマニュアル・ギアボックスにしたら良い。 確かにF1は技術開発が重要で、他のチームが思いつかないような法規の抜け道を探し出して圧倒的に強いチームを目指すという面は無くしてはならないと思うが、今のハイブリッドは複雑怪奇すぎるし、F1の参戦コストを押し上げすぎている。1970年代ではフォード・コスワースのF1用エンジンは市販されていて、これを購入したチームも競争力を持っていた。その時代でもフェラーリやルノーのように自社開発のエンジンで参戦していたチームもあった。音も当時のほうが魅力的だったし、ドライバーの勇気のようなものが勝負を決める場面も多く、見ていておもしろかった。 ホンダやメルセデスのようなメーカーはハイブリッドでなくなるのなら参戦しない、というかもしれない。電動化技術を磨くためにF1に参加しているのだと株主に言い訳できなくなるからだ。そういうチームは切り捨てても、この改革は実行して欲しい。
2026.05.03
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せっかく広いベランダがあるのだから何か活用しようと思い、Gゲージの線路を敷き、蒸気機関車を走らせている。線路の幅が45mmなのでHOゲージよりずっと大きい。この蒸気機関車は実車が狭い線路を走っていた物の模型なので、線路に対して車体が大きい。おもちゃっぽいバランスが好みなのだ。アメリカのメーカーから2011年に買ったもので、当時の家では外に線路を敷くスペースがなく数回走らせただけだった。15年ぶりの復活なので、あちこちを点検したが全く問題なく走る。 鉄道模型の多くは線路から電気を供給して走らせる。これは頻繁に電気が切れる。線路の継ぎ目の錆などで走らなくなる。これがストレスなのだが、この蒸気機関車は本当の蒸気機関で走るので、線路は錆びていても問題ない。アメリカでは庭園鉄道として庭の植木鉢の間を走らせるマニアが居るという。彼らは線路を敷きっぱなしにする。我が家のベランダはマンションから丸見えだから目をつけられたら盗まれるだろう。面倒でも毎回線路を片付けている。今までもっていた最小の線路(直径130cm)だとスピードを出すと脱線する。スペースに余裕があるので、奮発して直径160cmのレールを買った。直線レールも買い足したので120cmの直線になった。 これを走らせるには、まずガスライター用のブタンガスのボンベをガス注入口に押し当ててガスを入れる。次に潤滑油を補充し、最後に水を入れる。先頭のハッチを開け、ガス調節ネジを少し開け、チャッカマンで点火する。10分ほど経つと水蒸気計の針が動き、適切な圧になったことがわかる。お湯を沸かすわけだ。切り替えレバーを前進に入れ、蒸気圧調節ネジを開くと走り始める。10分から15分ほどでガスが無くなり火が消える(ガスの噴出音が消えるのでわかる)。すぐにスピードが落ちて止まる。 貨車を引かせたのだが、連結器の調子が悪く離れてしまう。修理が必要だ。先頭のハッチは炎にあぶられるので塗装が傷んでいるが、これも味ということで塗り直したりはしない。
2026.05.01
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関西に居た頃、関西のプロ・オーケストラはほとんど一度は聴きに行ったと思う。そして全部一度きりだった。感銘を受けない。むしろ、上手な管楽器奏者が揃っているアマチュア・オーケストラの方が安心で、特定の市民オーケストラの公演を何度も聴いている。 息子が入っていた頃PACというプロの育成オーケストラの公演を数回(息子が出ていて私が拒否する曲が入っていなくて、聞きたい曲があったとき)聴いたが、こちらの方が普通のプロのオーケストラより後味が良い。息子が参加した時のPMFという音楽祭で聴いたシューベルトのグレート(リッカルド・ムーティの指揮)は、あの長大な曲をまったく退屈させない良い演奏だった。 関西で聴いたプロのオーケストラの演奏は集中して聴くことが困難で、違うことを考えるようになってしまうし、その考えも演奏の気に入らない部分があると中断される。どうも、お仕事ですから、という感じがするし、持っている技術と習慣で弾いているだけで向上心が無い感じが匂ってくる。研ぎ澄まされた真剣さが感じられない。こんなもんで良いでしょう?と思っていないか? 給料は安いらしいが一応定年までの雇用が約束されて安心という音楽家のゴール(もう一つは音楽大学の常勤の教員らしい)をゲットして、ぬるま湯状態なのだろうか。高給で知られるプロのオーケストラのトゥッティのヴァイオリニストのエッセイを読んだことがあるが、こういう人ばかりではなあ、と思った。なんというか、志が低いのだ。 プロのオーケストラは大手スポンサーが無いと経営は成り立たない。最近、ある市が、あるプロのオーケストラに対する助成を打ち切ることを公表した。そのオーケストラの演奏も一度聴いたが、ぜひ存続させたいという気持ちは全く湧いてこない。チケットの安いアマチュア・オーケストラもあるし、特に困らない。。 プロだったら、もっと厳しく自分たちの演奏をダメ出だしして、さすがプロという演奏をして欲しい。ラグビーのリーグワンの試合など、さすがプロというプレイの連続ですよ。
2026.04.30
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ラグビーのリーグワンのレベルは非常に高いと思う。昔の新日鉄釜石が強かった頃からラグビーを見るようになったが、今のレベルは格段に高い。テレビで全試合を見たくなるのは世界的なレベルの選手の人間とは思えないようなプレイに驚かされるからだ。これはニュージーランドや南アフリカなどの強豪国のスター選手が大挙して加入していることも大きな要因だが、海外出身で日本の高校や大学に留学生として入ってきた選手がリーグワンに入ってきていることも大きい。彼らが日本代表として活躍しているから日本のナショナル・チームは強くなっているのだ。 だが、今の現状だと日本代表の選手が日本人の見かけで無い人ばかりになる、ということを心配する空気があるらしい。義務教育の9年のうち何年間日本で過ごしていないと不利になる、というようなルールができたらしい。いわゆる「平たい顔・族(テルマエ・ロマエで言っていた)」の選手に活躍の場を、ということだろう。大相撲はずいぶん昔からこのジレンマと戦ってきた。今後ラグビー界がどう対処するのか興味を持っている。
2026.04.29
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読書という行為を神格化する人がいる。「本は図書館で借りて読むな」と主張したり、年に何冊は本を読めとか、電子書籍はダメで紙の本を読めとか。 こういう主張をする人って、本を書いて売る側の人間だろう。自分の本の売上を伸ばしたいという下心があるのだ。街の本屋は壊滅的な状況にあり、電子書籍で売れるのもコミックだけなので収入が減少している。それで、本を買いなさいというキャンペーンを打って自分の収入拡大をもくろんでいるわけだ。 本屋に並んでいる本の大多数は買う価値が無い。図書館で借りて途中まで読んで、買わなくてよかったと思うことがほとんどだ。最後まで読む価値を感じる本は非常に少ない。 以前にも書いたが、私にとって読書は明確に分かれた3つのカテゴリーに分かれる。一つは精神安定剤的な読書、あるいは暇つぶしで、何十回も読んで筋もディテールも覚えている本を読んで気分を落ち着かせる。鬼平犯科帳だとか、ホーンブロワー(ナポレオン戦争時代の架空の英国海軍士官の一代記)だとか、昔の小林彰太郎氏(Car Graphicという雑誌の創設者)のようなものだ。これは昔紙媒体で購入し、裁断して電子化して持っている。パソコンに分類して入れているからいつでも読める。 二つ目はマニュアル本。料理のレシピ、木工の教科書、今はやらないけれど自転車の整備マニュアル、ヴァイオリン製作の教科書などで、これは電子書籍が良い。紙だと開いているページが勝手にめくれて不自由だし、電子なら見たい部分が拡大できる。電子書籍として買う場合もあるし、紙を電子化して読むこともある。 3つ目は自分の脳内の知識体系に変更を加える知識を与えてくれる本だ。昨日紹介した「教養としての意識」のような脳の専門書はもちろん含まれるが、たとえば「Die with zero」「人生の経営戦略」のような人生の設計にかかわるような本も私にとってはこのジャンルだ。 1つ目のグループは古本や図書館の本をスキャンして電子化したもので充分だ。旅先や移動中に読みたくなることもあるからiPhoneやiPadで読めるのは大きなメリットだ。何を読みたくなるかわからないから、自分のクラウドに置いておくのが最も良い。二つ目のグループも同じだ。料理を作る時は台所に持っていきそのページを開きっぱなしにする。蒸気機関車の起動をマニュアルに従って実行するときなどiPadが最適だ。多くは紙で購入したものを自分で電子化している。 最後のグループが、紙の本至上主義者が崇拝するジャンルだと思うが、ここはゴミがほとんどだ。買っていたら金も場所もいくらあっても足りない。まず立ち読みして、読みたければ図書館で探し、無ければリクエストして買ってもらって読む。そして読了して買う価値があると判断したら自分で買う。買うかどうかは全部読んでから決めるのだ。どうしても紙媒体で無ければならない場合、たとえば頻繁に別のページの図を参照しながら読まなければならないような本、は紙で買うが、できるだけ電子書籍を購入する。 こうやって読んだ本で購入に至る、つまり買うに値する本は1%くらいのものだ。「本は図書館で借りて読むな」というなら、買いたくなるような内容の本を書け、と言いたい。
2026.04.27
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ダマシオ教授の 教養としての「意識」 機械が到達できない最後の人間性【電子書籍】[ アントニオ・ダマシオ ]価格:1,760円 (2026/4/26時点)楽天で購入現役時代の仕事は解剖学者・神経科学者・解剖学と生理学の教員、といったところだった。深く考えてこの職業を選んだ記憶はない。ほぼ偶然。学生時代から脳が好きだったわけではなく、就職した研究室の専門が脳だっただけ。それでも25歳から63歳までの40年近くこの世界で生きてきたから、どの道楽よりもかけてきた労力と時間は多い。自分の脳は、脳と人体について考えるように最適化されている。 今は看護学校で年に1時間半の授業を30回ほどすることが仕事とすべてだ。これは全く準備はいらない。教科書を開けばそこの説明は自動運転でできる。 それでも、脳と人体について考えたり知識をアップデートしたりすることは好きなようで、大きな本屋に行くとそういう本を置いているコーナーに直行する。もう英語の原著論文を読むのは面倒で、日本語に翻訳されている単行本を読むくらいだ。 この本の著者は著名な同業者で、この本以前に彼が書いた「進化の意外な順序」という本は、私に人体を考える新たな視点をもたらした。今回の本は専門家相手ではなく一般読者に宛てて書いたと本人は思っているらしいが、一般読者には読めないだろう。カミさんは以前この本を図書館で借りたらしいが全然わからなかった、と言っている。 私はこの本をトイレに置いて読んでいる。トイレの読書には大きな利点がある。毎日何度かはページを開く。ページのどこまで読んだかは栞の位置でわかるが、ページのどこまで読んだかは栞ではわからない。だからトイレに行くたびに少なくとも一度ページをめくるところまでは読むことにしている。半強制的に読み進むことになる。 この本のように難解な専門書は一行ごとに脳の中で咀嚼する必要がある。字面を追うのではなく、自分の脳の中にある神経解剖学・脳科学の知識体系に照らし合わせて理解していく必要がある。だからいっぺんにたくさんは読めないし、理解したことは自分の脳の体型に組み込まれるから忘れない。ゆっくり時間をかけて読んでも最初の部分を忘れるということはない。トイレでの読書に適しているのだ。
2026.04.26
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鉄道模型は子供の頃少しやっていたが、それほど熱心だったわけではない。イギリスに住んでいたとき、HOゲージがずいぶん安いので少し買って子供と遊んだ。今もその車両やレールは持っているが走らせることはない。癌で亡くなった義兄がテッチャンだった。彼の遺品にたくさんNゲージの車両があり姉が捨てるというので引き取ってオークションで売れそうなものは売った。 私にとってNゲージもHOゲージも小さすぎる。また、線路からの通電で走らせる方式は通電のトラブルが多く、久しぶりに走らせるとうまく行かないことが多い。 10年以上前に、森博嗣氏の鉄道模型の本を読んだ影響か、オークションで安かったのでGゲージの線路を買った。楕円形の最小サイズのエンドレスだ。Gゲージは線路の間隔が45mmだから、HOに比べても大分大きい。やはりオークションで安く売っていた電気機関車を買い、電動自動車のラジコンシステムを組み込んで走らせていた。その後ライブスティーム(本物の蒸気機関車と同じ様に燃料で水を沸騰させて蒸気機関で動く機関車)をいじってみたくなり、アメリカから通販で買ったのがこの機関車だ。Accucraft trainsというメーカーのCaradocというものだ。ガスライターの燃料を充填して走らせる。 ライブスティームは火を使うし水やオイルが垂れるので室内では走らせられない。当時住んでいた家では駐車場に線路を敷くしかなく、面倒で2,3度走らせて終わりだった。 今の家は広大なベランダがある。十畳くらいはあるだろうか。父はここにネットを張ってゴルフの練習をしていた。ここなら楽々線路が敷けるとこの家に住む話が出たときから思っていた。 なんとなく、2年以上手を付けなかったのだが、ちょっと興味が出て、整備しているところだ。
2026.04.24
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熱心に取り組んできた趣味・遊び事でもやめてしまうことがある。高級自転車、スポーツカーという遊び事は大学への通勤がなくなったことがきっかけでやめることになった。 10年近くのめり込んでいたラジコン飛行機・ラジコンヘリコプターは関西への移住後やめることになった。もしそのまま関東にいたら続けていたかもしれない。関東ではラジコン飛行機のクラブに入っており、滑走路と空域が確保されていた。関西では便利なところにクラブが無く、神戸のポートアイランドの一角の飛ばせるところがあったので、そこに通っていた。だが、空き地だった場所で工事が始まり、飛ばせる場所がなくなってしまい、やめざるを得なかった。 関東にいたころは上の息子がいつも一緒に来て私の作った飛行機を飛ばしていた。関西に移ったとき彼は中3で、県立高校の理数クラスに入ったら凄いスパルタでラジコン飛行機に付き合うことはできなくなった。こうなると、なんとなく張り合いもなくなり、こちらの気持ちも離れていった。飛行機を作る方に情熱があり飛ばす方は壊さずに着陸できればそれでよい、という自分の心がわかってきたということもある。一応気が済んだということかもしれない。
2026.04.23
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大学で働いていた頃の通勤手段はスポーツカーとスポーツ自転車だった。晴れれば自転車、雨が降る可能性があるとスポーツカーで、大体半々くらいだった。 働き始めた頃は車で通勤していたが、カミさんが実家でピアノを教えていて、子供が産まれてからは実家に子供を連れて行きレッスンの間義母に子供の面倒を見てもらうようになった。カミさんが車で行く方が良いだろう。それで原付バイクを買い、カミさんが実家に行く日はこちらで通勤した。ところが、このバイクが壊れる。10kmの通勤の途中で止まる。何度か壊れて腹を立て、壊れないだろうということで自転車に変更した。近くの自転車屋に飾ってあったランドナー(店主の私物だった)を譲ってもらった。さすがに10kmをママチャリでは通えない。 ランドナーは旅用のスポーツ自転車で、それなりに速い。国道の渋滞も関係ないから通勤時間は車より長くはなかった。だが、国道で小柄な女性に毎日追い抜かれる。どうやら自転車が違うらしい。調べたらロードレーサーはランドナーよりずっと速い。それでロードレーサーをオーダーで作ったのが泥沼にはまるきっかけだ。 以後30年以上通勤にロードレーサーを使った。自転車を組み立てたり部品交換をする方にのめり込んだのだが、常に週に2,3回は通勤に使うという実用があった。 大学を退職して、通勤に自転車は使えなくなった。看護学校の仕事はあったが職場にロッカーはもらえない。着替えを置いておくことができないとロードレーサーは使えない。レーサージャージで授業はできない。これで一挙に自転車に乗る機会が減った。スポーツカーと同じで、わざわざ自転車に乗るためにでかけたりはしないものだ。3年前木更津に越してきて自転車から完全に撤退した。持っていた自転車はすべて処分したし工具類も捨てた。 スポーツカーとロードレーサーという2つの趣味は、大学への通勤によって支えられていたのだ。
2026.04.22
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スポーツカーを25年以上持ち続けてきたが、去年の暮れにポルシェ・ボクスターを手放してスポーツカーとの生活をやめた。スポーツカーを持っている人はどのようにスポーツカーとの生活を送っているのだろう?以前、愛読していたCar Graphicを読むと、休みの日に山道に出かけてひとっ走りする、同じ車のオーナーズクラブに入り一緒にドライブする、全国的なイベントに出る、というイメージだろうか? 長年の夢だったオープンカー・二人乗りのスポーツカーを初めて買ったとき(中古のホンダ・ビート)、もう一台ファミリーカー(フォルクスワーゲン・ヴェント)もあったが、主に通勤にスポーツカーを使っていた。せっかく買ったのだからなるべく楽しみたい、それには通勤に使うのが1番良い。結局、それ以外には使わないようになった。ビートは荷物を置くスペースが皆無だからカミさんと買い物にさえ行けない。一人で行く用事には使った。ただスポーツカーを走らせるために山道に行くこともしなかった。車関係の同好の士との交流には全く興味はない。 このビートの使い方がその後の私のスポーツカーの使い方を決めたように思う。通勤などの用事にのみ使う、ということで、スポーツカーを楽しむためのドライブはしない。大学を辞めてからも看護学校に教えに行くのにスポーツカーを使っていたが、その回数が減ると乗る機会が減る。木更津に来てからは仕事は少なくなったし職場は遠い神戸だから車では行けない。スポーツカーを乗る機会が無くなってしまった。たまには動かさないと車が痛むから、という消極的な理由で乗るだけだ。 スーパーセブンとフェアレディ(フェアレディZになる前の野蛮なやつ」を持っている友人がいるが、もうイベントに行ってもつまらないから、ほとんど乗らないと言っていたが、同じような境遇だ。この友人は乗らなくても2台分の車庫を家の近くに借りてこの二台を維持しているが、私にはバカげているように思われる。使わなくなったら売ってしまえば良い、というのが私の考えだ。それでポルシェを売って、必要とされる軽自動車を買ったのだ。
2026.04.20
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大学生のとき、初めて固定メンバーの弦楽四重奏団を組んだ。このとき第2ヴァイオリンの人に教えられて買った「クヮルテットの楽しみ」という本は我々のバイブルになった。この本は読み物としても面白いが、主要な曲について、簡単なエッセイと演奏の難易度が書かれていた。これは新しく取り組む曲を選ぶのに参考になった。ただ、ここに取り上げられている曲はやや少ない。また、どのパートが難しいのかとか、一人では弾けても縦が合わないとか、という具体的に知りたいことがわからないという不満もある。 10年ほど前に、チェロを弾く友人に似たような本を紹介されて購入した。「Chamber Music Repertoire for Amateur Players: A Guide to choosing works matching Players' Abilities. Harold Haynes」という本で、イギリス人のアマチュアが書いている。自費出版に近いのかもしれない。私は手紙を書いて送ってもらったが、今は直販で買えるようだ(21.95ポンドだそうだ)。アマゾンで検索して見つかった古本は割高だ。 この本では難易度が20段階で記されていて、19の上はProと書かれる。弦楽四重奏曲だと第1ヴァイオリンとチェロだけ、ピアノトリオだと全3パートについて難易度が書かれる。また曲の出来栄えも評価していて、こちらは100点満点だ。70点未満の曲はお勧めしないということで割愛したそうだ。私が調べた中で遭遇した100点はシューベルトの弦楽五重奏曲ハ長調の緩徐楽章だけだが、特に反対はしない。 今練習中のブラームスのクラリネット五重奏曲だと、各楽章の出来栄えは89, 95, 89, 95で、曲全体の出来栄えは92となっている。第1楽章が90点未満ということはないだろう、私なら97くらいはつける。難易度は第1ヴァイオリンが楽章順に19, Pro, 19, 16で、チェロは18, 18, 17, 16 となってる。チェロはもうちょっと難しいと思うが。 いろいろ意見が合わないことも多いが、室内楽演奏を趣味にする人は持っていた方が良いと思う。
2026.04.19
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近所にヴァイオリンの名手の夫とクラリネットで音大出の妻という夫婦がいる。彼らとブラームスのクラリネット五重奏曲を練習している。夫が第一ヴァイオリンで、我々の弦楽合奏団のメンバーが第二ヴァイオリンだ。ヴィオラはどう探しても近くに見合った力量の人がいないのでカミさんが指名された。もともとはモーツァルトのクラリネット五重奏曲をということだったが、一年ほど練習したあと、なしくずし的にブラームスに移行した。 ブラームスのクラリネット五重奏曲は私の独断と偏見では、すべての室内楽作品のなかのエヴェレストだ。これ以上の名曲は無い。そして難易度も大変なものだ。個人技も高い水準が要求されるがアンサンブルの難しさもすごい。カミさんは固辞したのだが押し切られて弾くことになったのだが、アンサンブルの難しさにまず圧倒された。数えられない、ということだ。そこでカミさんが思いついた練習法がユニークだ。この曲のピアノ独奏への編曲版を探してきて、これをピアノで弾くのだ。 ピアノで弾くのも難しそうだが、これで落ちなくなったようではある。
2026.04.18
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APA(アマチュア演奏家協会)の会員として関西に居た頃はよく例会に出ていたが、木更津市に越してきてからはあまり熱心ではない。年に一度チェロの会(演奏会形式:練習した成果を発表する)に出る以外は不定期だ。毎月開かれる例会で、自分が演奏したい室内楽の曲を申請し、それを弾きたい人はExcelの表に自分の名前を書く、埋まらないと世話人が誰かに声をかけて頼んで埋めてくれる。毎月は行けないが、ときどき参加している。 その例会で何度か一緒に弦楽四重奏や弦楽六重奏を弾いたヴァイオリン弾きから、演奏会での共演を頼まれた。この人は音楽大学を出ていてAPAの会員の中では相当に上手だ。 ここのところ、そういう上手なアマチュアやヴァイオリンの先生たちに指名されて共演を頼まれることが多い。好きな曲だと快諾するが、曲が嫌いだと断っているが、それなりの頻度で演奏している。 考えてみれば、定年退職後(定年前に退職したけれど)の生活として、これは恵まれていると思う。先生たちの合奏では謝礼が出るが、金銭的に収入というほどではない。年金もあることで、そちらは気にしていないが、チェロの腕を見込まれて頼まれるのは嬉しい。現役時代、上司と喧嘩になってもチェロを弾き続けてきた成果と言える。
2026.04.17
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カミさんのピアノとのデュオは、大物を一年に一曲、というパターンがここ10年以上続いている。一年間じっくりと練習して複数回の本番を迎える。去年はフォーレの1番、その前はラフマニノフのソナタ、という選曲だった。先月、フォーレの本番が終わり、次の曲を相談してきたが結局ドビュッシーのチェロ・ソナタということに決めた。 この曲は15年くらい前に一度選び4回の本番で演奏したが、その時より今のほうが音楽が見えてきているし技術的にも向上していると自分は思っている。当時より良い演奏ができるだろう。 短い曲で、全3楽章を通して10分ちょっとだ。息子が在学中東京藝術大学の公開試験でチェロ科の学生の多くがこの曲を弾いていた。全楽章を弾いても制限時間に収まるところが人気の原因らしい。しかし、大変難しい。普通出てこない難しい奏法が大変多く、演奏時間の割に集中練習する箇所が多い。 15年前は現役の研究者だったから今よりチェロの練習時間は限られていた。それでもある程度のところまで行けたのだから、暇な今はもっと上手に弾けなければならない。
2026.04.16
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母は短歌の名人で、同人誌の編集の仕事もしている。ずいぶん前からパソコンで一太郎を使って同人誌の原稿の整理などをしている。そのパソコンの面倒はずっと私が見てきた。 私はとうの昔に一太郎からWordに乗り換えているし、縦書きだの原稿用紙のマス目に字を入れるのだの教科書体のフォントなど使ったことがないのに、そういう面倒も見ることになる。去年Windows10のサポート終了に伴って母のパソコンを買い替えたときにソフトも入れ替えた。新しい一太郎を入れ、Wordで書かれた添付ファイルを編集するために無料のLibre Officeも入れた。母も96歳なので慣れた一太郎からWordに替えるような冒険はできないと思ったのだが、一太郎はAtokが毎年7200円のサブスクリプションという恐ろしいことになっている。 母は能力がどんどん落ちてきている。以前なら対処できたことができない。頻繁にSOSが来る。電話で指示して解決できることはほとんどない。目も悪くなっているから画面のアイコンなど探せない。結局でかけていき解決する。そのためにポルシェを売って軽自動車を買ったのだ。 姉も同じ短歌の同人に入っていて、編集の手伝いをしてくれるし定期的に母の元に行ってくれているので心丈夫だ。姉は頭の良い人なので話すことはすぐに理解してくれるが、パソコン関係の知識は少ない。母のパソコンをいじっていてわからないと連絡が来る。この場合は指示すれば解決することが多い。
2026.04.14
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この家に住むことを考えたとき、庭仕事をしなければならないことが大きなマイナス要因だった。私はこれまで庭仕事をしたことがないし、興味を持ったこともない。しかし、この家に住むからには最低限の管理をすることが義務になる。最初に下見に来た時の荒れ果てた庭はこれからの重労働を予感させ、鬱陶しい気持ちにさせた。 入居したのは晩秋で、植物はまだ暴力的に成長する季節でなかったのが幸いで、毎日雑草を抜いていくことで徐々にまともになっていく。でもその作業はマイナスを削ってゼロを目指す過程でしかなかった。何かプラスが欲しい、と思った。何かを植えようと考えて思いついたのがアーティチョークだった。小学生の時父の書棚にあって生涯の愛読書になった伊丹十三氏の「ヨーロッパ退屈日記」に彼の挿画で紹介されていた。食べて美味しいそうで、それからずっと気になっていたが食べたことが無い。この家の近くにあるクルックフィールズという農園を歩いていたとき、そのアーティチョークが生えているのを見かけ、管理している人に聞いたらこの辺は生育に適しているそうだ。 そこでアマゾンから苗を取り寄せて庭の片隅に植えた。結構育ったのだが、一年ほどで枯れてしまった。理由はわからない。今度は2株取り寄せて植えてみた。一つは以前の場所で両親が花壇にしていたところ、もう一つは日本庭園風の場所の片隅だ。なぜかわからないが生育状況は大きく違い、花壇のほうが野放図に大きくなってきて、ついに蕾ができていることに今日気がついた。 食用にするのはこの蕾らしいのだが、まだ最初の蕾だ。食べずに花を咲かせてみようと思っている。
2026.04.12
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よく通る道の脇に中古自動車屋がある。フェラーリやポルシェ911などの高価格車がごろごろ並べてある。この中古自動車屋は露天だからすべての車は雨ざらしだ。その中にちょっと珍しい色の911でたぶんちょっと特別なモデルがある。目につくから覚えているのだが、これは一年以上陳列され続けている。 私が買う立場だったら、この車はいくら気に入ったモデルでも買わない。一年使われなかった車は内部がどうなっているか心配だ。前のオーナーが手放してから自分の手元に来るまでが長いのは怖いと感じる。もちろん、買い手が決まってから納車整備が行われるだろうが、それで安心とは感じられない。これまでに買った中古車はカーセンサーに出現してからすぐに購入している。カーセンサーに出るまでの期間はわからないが、多少の安心感はある。 去年の暮れに私が手放したポルシェ・ボクスターは、いまだにカーセンサーに掲載され続けている。売った値段は私の想定よりかない安かったのだが、最初にカーセンサーに出てきたときはその売値よりかなり高かった。ずいぶん儲けさせたな、と思ったのだがまだ売れていない。途中で表示価格を下げたがまだ売れない。こうなると中古自動車屋が気の毒になってくる。ずっと在庫し続けなければならないし、あちこちが傷んでくるのではないか? 回転の良い軽自動車ばかりを扱っていればよいが、輸入車を扱う中古自動車屋は楽ではなさそうだ。売れる時はがっぽり儲けなければ、という気にもなるだろう。
2026.04.10
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義母が老人ホームに入る決意をしたが、まだ順番待ちだ。その間にできる準備はしておく。CellularのiPadを用意するのもその一環だった。次は銀行だ。紙の通帳とATMというやり方ではまずい。義母のiPhoneでインターネット・バンキングができるようにする。これまではカミさんが義母の最寄りの駅にある銀行のATMコーナーで記帳したりお金をおろしたりしていたが、入居予定のホームのそばにATMはない。 彼女のメインバンクのアプリをインストールして必要事項を入力して無事開通し、残高や利用履歴は見られるようになった。我が家で立て替えたiPadの代金をこの銀行から私の口座に振り込む手続をしようとしたのだが、難しい。この銀行に登録している電話番号は義母の家の固定電話だけだから認証は音声通話でかかってくる。通話で言われた番号をiPhoneに入力するが、電話を取ったカミさんがグズグズしているうちに制限時間を過ぎてしまいやり直しだ。無事入力したが振込完了にならない。そのうち銀行から電話がかかってきた。振り込め詐欺の疑いを持ったらしく確認のために電話をかけてきたのだ。カミさんが義母の前で義母になりすまして応答する。どうやら納得したらしく、振込が完了した。 この状況はまずい。彼女がホームに行ったら認証はできない。携帯電話の番号を銀行に登録する必要がある。だが、この銀行のセキュリティは厳しく、その場ではできない。ブラウザから銀行口座のマイページに入り手続きをする。封書で書類が届くとのことだ。 2日ほど経って義母からカミさんに連絡が来て、その銀行から生年月日と住所をきく電話がかかってきたという。彼女は「あんた、詐欺でしょう?」と対応したらしいが、押し問答の末生年月日と住所を答えた。その後2日ほど経って書留が来たということだ。その書類をもとに携帯電話を登録しに私が義母の家に行くことにしようという話になった。 今、ちょうどフランスのオーケストラで働いている息子が一時帰国している。息子は東京藝術大学の学生だったとき義母の家に下宿していたのでとても仲良しだ。息子は高校は理数クラスにいたしネットにも詳しい。そこで義母の家に行ったとき、この手続きをやっておくように頼んだ。今朝メールが来て、無事に終わりましたとのこと。これで行かずに済んだ。
2026.04.08
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接木苗【中玉トマト各種】フルティカ レッドオーレ 接ぎ木苗 9cmポット 夏野菜 タキイ種苗 家庭菜園 プランター栽培 自家製野菜 完熟トマト 野菜苗 【福樹園】【ゆーかりファーム】価格:500円(税込、送料別) (2026/4/7時点)楽天で購入この家の庭は広い。敷地が100坪を少し超えるくらいで家と4台分の駐車スペース以外は庭だから大変だ。母が住まなくなってから賃貸に貸し一年以上空き家だった。その間に庭は荒れ果ててひどいことになっていた。植木屋に大々的に木を切ってもらい、我ながら真面目にやったと思うほど雑草取りに精を出した甲斐あって見られる庭になっている。基本的に殺風景で植物が少ないのが私の好みらしい。 両親がこの家を建てたときから東側に花壇があった。私が入居したときは花壇はチガヤに埋もれていたが自分で掘り返してチガヤの根を除去し花壇として再生させた。何を植えるかだが、考えるまでもなく落花生を植えた。千葉は落花生がよく栽培されている県で千葉県民は落花生の味にうるさい。美味しい落花生の苗が普通に売られている。私も美味しい落花生(千葉半立という品種)が大好物だが買えば高い。これを自分で育てるのは楽しみが大きい。最初の春にはこれを植えた。 ところが、落花生は連作に弱い。最初の年は買ってきた苗だったが、これを収穫したときに花壇に残った種が発芽し、勝手に育った。青々と育ち花もたくさん咲いた。しかし収穫してみるとほとんどゼロだった。地中に実がない。調べてみると2年の間別の作物を同じ畑で育てて落花生は3年に一度にする必要があるらしい。つまり、間に何か豆科以外の作物を作る必要があるのだ。 そこで去年の秋「サラダビーツ」の種をまいた。ボルシチを作るのに必要なビーツを得るだめだ。その収穫も終わり、これから何を育てるかを決めなければならない。私の好きな食べ物で、ここの気候に適した植物を探す。 近くのホームセンターに行き苗売り場をじっくりと調べた結果、トマト、という結論に達した。Copilotといろいろ相談した結果、味が良いということで、この品種の苗を楽天市場で購入した。金曜日に届くようなので、歓迎準備をすることにする。
2026.04.07
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キットをアメリカから取り寄せてクラヴィコードを作るという行為は普通しない。クラヴィコードは我々夫婦に必要なものではない。作って弾いてもお金にはならない。クラヴィコードで弾ける音楽はすべてファツィオリのグランドピアノで弾ける。 そういう行為はバカバカしいからしない、という人がほとんどだろう。しかし、バカバカしいことはしないというのなら、生きていることそのものが無駄、という考えに結びつくような気がする。また、金を生み出す仕事以外は無価値という考えに結びつくだろう。子供の時から、プラモデルを作る、チェロを弾く、というような金を生み出さない遊びをしつこく続けてきた私は、役に立たないことはやる甲斐のない無価値なことだと言う人たちと戦い続けてきたのだ。 ちょっと面白いかもしれないと思って手を出した遊びは、たいがい面白い。やらなかったら決してわからなかったことがたくさんわかる。チェロだって作ったからこそわかったことは物凄く多い。私の脳にはそういう知識が膨大に収納されているのだ。 クラヴィコードは非常に遠い楽器だ。コンサートで使えないほど音が弱いから、聴く機会が皆無だ。楽器屋に置いていない。陳列してある博物館があるかもしれないが、弾かせてはくれないだろう。注文して作ってもらうかキットを買って自分で作るかしか触る方法は無い。そう思ってキットを買ったわけだが、このクラヴィコードはほぼ理解したと思う。その知識を得ただけで充分買った意味がある。 そして弾いてみてわかったのだが、これは弾いて楽しい楽器なのだ。音色が美しい。しかも美しく弾くにはかなりの神経を使う必要がある。弾きながら耳を澄まして全力で聴く必要があるのが弦楽器的だ。ピアノを弾くかクラヴィコードを弾くかと言えばクラヴィコード、というの今の気分だ。 手を出して後悔したことはほとんど無いが、やらずに済ませて後悔したことは多い。
2026.04.06
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Yum Yum トムヤムクンヌードル(80g×3食)[ヤムヤム トムヤムクン ラーメン]価格:579円(税込、送料別) (2026/4/5時点)楽天で購入家にずっといる日が多いから、昼食は家で食べる。基本的にカミさんが作ってくれるが自分で食べたいものを作ることも多い。よくあるのは夫婦別のインスタント・ラーメンを勝手に作って食べるというパターンだ。スーパーマーケットに行ったとき、気になった新製品を買って試してみるのだ。 最近気に入ったのがこのラーメンだ。どうやらタイでタイ人のためにタイ人が作った味の素ブランドの商品を日本に入れたらしい。外食でタイのトムヤムクンはよく食べるので、イオンのスーパーマーケットで見つけて買った。インスタント・ラーメンの値段は一食100円くらいを目安にしているが、少しオーバーする値段で売っていた。最初はシーフード・ミックスとニラを入れて作ったが、シーフード・ミックスのありがたみが感じられない。今は定期的に自分で作っている塩豚(肩ロースのブロックを塩漬けして茹でたもの)とニラともやしを入れて食べている。とても美味しい。他のインスタント・ラーメンにこの傾向のものは無い。あまり大々的に輸入していないらしく、他のスーパーマーケットでは全く見かけない。これを買うためにイオンに行っていたのだが、昨日行ったら売っていない。どうやら仕入れをやめたらしい。残念だが、楽天市場で買おうと思えば買える。
2026.04.05
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自転車の危険運転に青切符が切られる制度が始まったらしい。これに対してメディアは、危険な車道を自転車に走らせるのか、とか、子供を乗せて二人乗りで車道を走るのは危険だとか言っているらしい。だが、今回の制度は自転車が加害者になる交通事故が多いことを受けてのことだと理解している。他人に危害を与えないために正しい乗り方をしろ、と言っているだけのことだ。反対している人は、これまで通りの危険な乗り方を変えたくない、と主張しているのだろうか?自転車乗りは自動車に対して弱者であるかもしれないが、歩道を歩く歩行者は自転車より弱者なのだ。 今は乗らなくなったが、大学で働いていた間は週の半分は自転車通勤をしていた。私は当時から車道しか走らなかった。ロードレーサーという速い自転車だったこともあるが、自転車が車道を走る作法というものを守っていた。自転車に乗っていて自動車との間で危険な目にあったことはない。怖い目にあったのは対自転車で、右側を走ってくる輩と正面衝突しそうになったり、一時停止せずに突っ込んできたバカと衝突しそうになったことは何度もある。 歩行者として歩道を歩いていて無法な自転車による危険な目には何度もあっている。ベルを鳴らしてどけどけと突っ込んできたり、ぎりぎりをすり抜けてきたり、よそ見をしてぶつかってきたり、とひどいものだ。以前からこういう自転車の無法運転を取り締まってほしいと思っていたから、今回の制度にはもろ手を上げて賛成だ。
2026.04.03
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義母のiPadの世話に行くのにはホンダN-OneRS MTを使った。義母の家と私の母の家はどちらも駐車場が狭い。オーラは入るけれど駐車が面倒なので軽自動車であるN-Oneを買ったのだ。 たまたま一時帰国している長男もそちらに行くということで、カミさんとの3人乗車だったが、特に重さを感じることもなかった。木更津から船橋だから朝は上りが混む。みんな早起きなので6時前に出発して空いた高速道路を運転支援を使って走らせた。 N-Oneの運転支援はメインスイッチを押したあと、マイナスのスイッチを押すとその時の速度が維持される。前車に追いつくと減速する。ときどき頭が悪いなという運転をするが、左車線を走っている限り怖い思いはしない。右車線をそれなりの速度で走ると少しスリルを感じるのは背が高くトレッドとホイールベースが短いせいだろうか?別のスイッチを押すとハンドル操作もやってくれる。オーラは一つのスイッチで速度制御とハンドル操作の両方の支援が入るが、N-Oneは独立したスイッチだ。ハンドルの運転支援はオーラと少し感覚が違い、基本的に自分がハンドルを切っていて、そのハンドル操作に逆らう感じはない。オーラはこちらでハンドルを切ると一瞬逆らおうとするので、任せておき手を添えている。N-Oneは自分でハンドル操作をしているが、ナビの画面を見るなどでよそ見をしても任せておけるくらいの存在だ。オーラもそうだが、ハンドル操作ははっきり言って下手だ。カーブでは任せていると怖い。1番大切なことは、運転者が急死・気絶・居眠りをしても直ちに事故には結びつかない、という点なのだと思っている。 N-Oneはマニュアルだから渋滞のときは運転支援は無力だ。今回、行きは早起きの甲斐あって渋滞は無かったが帰りは午前10時半頃の出発で、一般道が渋滞していた。まだ、運転支援に慣れきってはいないので、渋滞時のマニュアル車の運転を面倒だとは思わない。普通に運転していたが、高速道路に入って運転支援のスイッチを入れると、これは楽だなあと思った。
2026.04.02
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義母が老人ホームで使うためのiPadが届いたので義母の家に行き、このiPadに日本通信のeSIMをセットアップする作業をした。これがなかなか面倒なのは、個人を特定するためにマイナンバーカードを読ませる作業が入るため、途中まではiPadではできず義母のiPhoneで作業する必要があることだ。 iPhoneに日本通信アプリを入れ、アカウントを作り申し込みをする。途中で義母のマイナンバーカードを読み込ませる。ここで義母のマイナンバーカードの暗証番号を書いた紙がみつからない、というトラブルがあった。一時間くらい費やして発見できたので先に進む。クレジットカードを登録して申込みが完了。メールがやってきてeSIMの書き込みのデータを入力する。ここで大失敗だったのが、iPhoneのEIDをiPhoneの設定から調べてコピーアンドペーストで入力してしまったことだ。EIDは端末ごとに割り振られたeSIMの個体識別番号だから、これだと日本通信でiPhoneを使うことになってしまう。果たしてインストールのファイルがiPhoneに届き組み込まれてしまった。 その失敗に気付くのにしばらく時間がかかったが、iPhoneから日本通信のeSIMを削除し、日本通信のアプリで端末の変更手続をする。iPhoneの画面にiPadのEIDを入力するが、これが32桁の数字の羅列だ。間違いなく入力したことを三回くらい確認した。すると間もなくiPadの方にデータが届き、無事開通できた。 日本通信は私も使っているが、物理SIMだしアカウントを作ったのは15年くらい前だから、今回はだいぶ変わっている。ネットを使った犯罪が恐ろしい勢いで増えているからセキュリティはどんどん面倒になる。こうやって備忘のために書いておくが、次に同じことをする場面があったら、また、面倒が増えているに違いない。
2026.04.01
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いつごろ気づいたのか覚えていないが、出会うチェロ弾きの音量が弱いことに気づいた。アマチュアで私より音量が出る人に出会ったことはない。プロの世界にいる人でも、たとえばN響のトゥッティで弾いていた人は私より弱い音しか出せなかった。三番目の先生も音量の面では私の方が出ていた。二番目と四番目の先生は明らかに私より大きな音を出していた。先生たちの豪快な音を聴いていたから自分でも音量を出せるような弾き方になったのだと思う。 オーケストラで弾く人はどうなのかわからないが、室内楽やピアノとのデュオをやるならチェロが大きな音を出せることはとても大事だ。 まず、最強から最弱までの階調が音楽で要求されること。最大音量が足りないと狭い範囲の階調しか使えない。次に、チェロに音量が無いと他のパートの人がそれに合わせて弱く弾くことが要求されること。ピアニストはウナコルダ・ペダルを踏みっぱなしにして屋根を全閉にして弾くことになる。ピアノの蓋を閉めても音量は落ちないが、そういう気分になる。ヴァイオリンもチェロをかばって弱く弾かなければならなくなる。 他人に迷惑をかけないためにもチェロ弾きは大きな音量を出せるようにしておくべきだと思っている。
2026.03.31
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一般大学の学生オーケストラでチェロを始めて、卒業後チェロの先生・合奏指導で食べているという経歴の人の隣でチェロを弾く機会があった。弦楽アンサンブルでチェロは私を入れて5人だが、三人はまだ初級。 調弦の様子を見ていても、この先生はチェロを鳴らせていないのは明白だった。弾き始めてすぐに気づいたのは音量が無い。私の三分の一の音量も無いだろう。弓が遅く使う範囲が狭いし、圧力も不足。そもそも楽器が体から遠いフォームだから体から遠くで弓が動いている。ポジションが上がっても弓が弦をこする場所がそのままだから高音域が鳴るはずがない。かと言って低弦を鳴らせる右手ではないから低音域も鳴らない。左手も親指が深すぎて手首が折れている。これでは正確な音程が取れるとは思えない。 これでチェロの先生が務まるのか?と思うが結構手広く仕事があるらしい。
2026.03.30
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義母は我が家から車で1時間ほどの距離にある家に一人暮らししているが、このほど老人ホームに入る決意を固めた。10年以上前からカミさんの勧めでiPadを使ってきており、カミさんとは毎週一時間以上Facetimeでしゃべっている。今は私が設定したWi-FiでiPadを使っているが、老人ホームに入るならWi-Fi+Cellularモデルに買い替え、安いSIMを入れて自力でインターネットにつないでおいた方が良いだろうという話になった。カミさんの妹のつれあいが言い出し、私も賛成だ。 まず私が立て替えてiPad 第10世代のWi-Fi+Cellularモデルを買う。義母の家に行き、義母のiPhoneを操作して日本通信と契約し、その間に古いiPadの中身を新しいいPadに移し、eSIMの手続をする、という計画だ。 iPadをヨドバシカメラのオンラインストアで注文し、楽天のクレジットカードで払おうとしたのだがだめ。セキュリティのコードが送られてくる携帯電話の電話番号が違っている。よく見たら、フランス旅行の間だけ契約していた楽天モバイルの電話番号だ。私は何も手続をしなかったのに楽天カードの方で勝手に電話番号を変えたらしい。楽天eNAVIで電話番号の変更をしたが、すぐには変わらないらしい。 仕方がないので別のクレジットカードで注文し、セキュリティチェックも通り、昨日届くというメールが来た。ところが昨日の昼頃に、クレジットカードの支払いが止まっているので配達が遅れるというメールがヨドバシカメラから来た。このカードはイオンカードなので、そこに電話をしたら比較的速くつながり、やはり、不正利用の疑いがあるとチェック機構が判断して支払いを止めていると言う。支払うように手続をしてくれるが、それは今日だけ有効だそうだ。前の注文をキャンセルして新たに注文せよ、とのことだ。 イオンカードを通販で使うのは久しぶりなので、かもしれないが、いろいろ面倒が増えたことだ。
2026.03.29
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今年もF1が開幕した。去年から今年にかけて大幅なレギュレーションの変更があり、これまでの勢力地図が大きく変わることが予想されていたので、開幕はとても楽しみだった。 開幕前から、アストンマーチン・ホンダチームが全然ダメという記事が出ていて、公式練習、開幕後2戦が終わった段階で、確かに全然ダメだ。練習走行での一周のタイムがトップから4秒も遅いし、完走も無理という悲惨な状況だ。どうやらこの状態は当分、私の感触では今年の最終レースまで続くだろう。 数年前もホンダはマクラーレンと組んで、今年と同じような悲惨な状況で何年かを過ごしている。このときもそうだったが、マクラーレンやアストンマーチンというチームのイギリス人たちは、まずホンダを非難する。車体の方は素晴らしいのにホンダがまともなエンジン(今はハイブリッドだからパワーユニットとよぶが)を作れないからダメなのだ、すべてはホンダに責任がある、と言うのだ。 本当のところ何が原因なのか私にはわからないが、これはイギリス人に限らず欧米人の自然な行動で、当然そうする。でも、日本人にはこれができない。明治維新からこれほど時間が経っているのに未だに残っている欧米崇拝なのか、ホンダは黙ってうつむいている。ホンダは、まずアストンマーチンの作ったギアボックスが悪いのだ、とか、ニューウエィ(伝説的なF1の空力デザイナー)が冷却できないような車体を作ったからだ、とか嘘でもいいから言えば良いのに。 昔、マクラーレンのオーナーだったロン・デニスが言ったようにF1は「ピラニア・クラブ」なのだ。食うか食われるかの世界だ。いい加減ホンダはそのことを学習しても良い頃だと思うのだが。 私は日本人贔屓の気持ちは薄い。基本的に日本人だからといって特定のドライバーやチームを好きになることはない。今年は日本人のドライバーがいなくなったので、中継が正常化して嬉しい。ホンダが関係しているからアストンマーチンを特別扱いするアナウンサーが鬱陶しいが、去年よりはましだ。アストンマーチン・ホンダが数年前のマクラーレン・ホンダのように常に最下位を走っていても残念だとも思わない。それでも、イギリス人から好き勝手なことを言われているホンダを見ると、かつてロンドン大学にいたときの、「あのイギリス人の行動に感じる嫌な感じ」を思い出してしまう。
2026.03.28
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今回キットを購入したZuckermannという会社は、私が購入したKing of Swedenというキットの他にもう一つのクラヴィコードのキットを売っている。Hubert Fretted Clavichord Kitというもので、こちらの方が大きく高価だ。 こちらは鍵盤の数が54(King of Swedenは45、以下同じ)、最低音は同じC、最高音はF(その下のC)だ。おそらくショートオクターブではない。つまりKing of Swedenでは弾けなかった最低音近くのC#, D#, F#, G#は弾ける。その代償としてサイズは大きい。長さが51"つまり130cm(100cm)と30cmも長くなり、重さも21kg(9kg)と倍以上重くなる。値段は$3400($2329)だから50万円(35万円)くらいで倍にはならない程度だ。鍵盤は白黒逆の色で黒鍵の白は何かの骨を貼っているらしい。弦の数はHPに書いていないが、Double Frettedだから、隣接する白鍵と黒鍵で弦を共有するのでそれほど増えないだろう。 こちらの方が私が買ったものに比べて、演奏できる曲はずっと多いだろう。音域的にはKing of Swedenでもカバーしているけれど下の方で弾けない音があるのはかなりの制限だ。バッハのインヴェンションとシンフォニアの大半は弾けないし、平均律クラヴィーア曲集でも弾ける曲は少ないだろう。それが、高い方のキットならバッハはほとんど弾けると思われる。モーツァルトのピアノ・ソナタも弾ける曲が多いのではないか? 実は、この上位のキットの存在に気づいたのは最近のことで、King of Swedenを買ったときにはそちらだけを考えていたから全く意識していなかった。比較して買ったわけではないのだ。もし、買う前に上位のキットの存在を知っていたとしたらどちらを買っていたのだろう?まず、King of Swedenのキットを作ったことで得た知識は膨大だ。それまでクラヴィコードについて何一つ知らなかった。ショートオクターブという言葉もdouble frettedの意味も知らなかった。Hubertの説明を読んでも、最高音がドからファに拡張されることしか理解できなかっただろう。それ以前にバッハのインヴェンションとシンフォニアの音域を調べたことがあって、ドまでしか使われていないことを知っていたからKing of Swedenで充分と思ったかもしれない。またHubertの21kgという重量と130cmという長さは、二階の工作室で作ってから一階の音楽室に移動するのに大きな障害になる。この場合二階に置いて弾くという解決法を選んだかもしれないが、そもそもキットの箱は巨大で重いだろう。二階にまで持っていけないかもしれない。 さらに、King of Swedenだって、買う前には実際に楽器として弾ける状態まで正しく工作できるか?という心配をした。送料を入れて40万円というそこそこの金額を無駄にする危険も感じていたのだ。事前に知っていたとしてもHubertを買うという選択はしなかったように思う。
2026.03.27
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自炊者になるための26週 [ 三浦哲哉 ]価格:2,178円(税込、送料無料) (2026/3/24時点)楽天で購入料理は私にとって工作の一部門の遊びだ。カミさんが転んで手をくじいた、などという時は仕事として料理をすることになるが、平時には私に料理の義務はない。遊びは個人的研究と同義語だから料理本を読む。最近読んだ料理本ではこれが一番面白かったし、これに出ていた料理を作るようになった。 この本で感銘を受けた点は「4.セブンにもサイゼリヤにもない風味」の章に書かれていた話だ。つまり、コンビニで売られている食品の中にはかなり美味しいものがあるし、サイゼリヤで提供される食事はレベルが高い。だったらそれらを食べていれば良いのに、なぜ我々は自分で食事を作るのか?という問いだ。著者は新鮮な食材が持つ匂い、香りといった風味を上げている。 私はそんなことを考えたことはなかった。だが、考えてみれば、コンビニに売っていないし、レストランでもお目にかからない料理を好んで作っているかもしれない。牛タンの角煮、三枚肉の豆豉蒸し丼、生鮭とゆで卵のクリームコロッケ等、みなさんも食べたことは無いでしょう?どれもとても美味しく、お客に出すと褒められる。私が作るパテ・ド・カンパーニュは様々なレシピを試してたどり着いたオリジナル・レシピだ。 最近はカミさんが月に一度くらいは母親の家に行き一晩泊まってくる。すると昼、夜、朝、昼と自分で食べることになる。外食をすることもあるが、こういう時は実験のチャンスだ。失敗しても自分が食べるだけだから気楽に新しい料理を試すことができる。これで合格だと思えばカミさんがいるときに作る。好評だとお客に出す料理に昇格する。 自分で作るしかない美味しさを求める、というのが遊びとしての料理の本筋かもしれない、というのがこの本を読んで気づいたことだ。
2026.03.25
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先週ソロの本番が終わり、これで一年間練習してきたフォーレの一番のチェロ・ソナタはおしまい。これから一年練習する曲を選定中で、ドビュッシーという線が出てきている。これは15年前に一度仕上げたことがあるが、それから弓を買い替えたし自分では当時より上達したと思っているので、より良い演奏ができると思っている。再挑戦の価値はある。 それでYouTubeでいろいろな演奏を聴いているところだ。最初にでてきたのがソル・ガベッタという女性のチェリストの演奏だったのだが、これが私の大嫌いな音だった。弾きやすさを追求した初心者向けの作りのチェロの典型の音だ。弦も簡単に鳴りますという方向の弦だ。アマチュアの集まりに行くとこの手のチェロに出会うことが多いが、世界的なチェリストの演奏でこの手の音に出会うのは初めてだ。 一応最後まで聴いたが、ずっと「おお、大嫌い」と思わされる。技術は高そうだが、この手の楽器は音色の変化がほぼ不可能だ。ドビュッシーやフォーレのようなフランスの作品に不可欠な多彩な音色による曲作りはできるわけもない。 早々に履歴から消した。
2026.03.24
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フランス旅行の時はiPhoneにケースを着けてそれにストラップを装着して首からかけていた。息子からフランスでは泥棒が多いと言われたからだ。海外旅行中にiPhoneを失ったら何もできない。日本に帰ってきたらすぐにケースを外して、定位置のズボンの右脇のポケットに入れた。iPhoneにケースを着けるのが嫌いなのだ。 嫌いな理由など考えても仕方がないが、思考を辿ってみると子供の時に父の書棚で見つけて以来の愛読書に行き着く。伊丹十三(当時は伊丹一三というペンネームだった)の「ヨーロッパ退屈日記」だ。これにダンヒルのライターのデザインを褒め称えた章があり、そのダンヒルにケースを着けている輩を「このミドルクラスめ!」と罵っていたのだ。完璧なデザインの製品をケチ臭いケースに入れて傷つけないようにする精神がみみっちい、というわけだ。 小学生のときに受けた影響は強い。いつの間にか感化されたらしい。良い道具は使い倒す。その過程でついた傷は、その道具との暮らしの証拠であり思い出になる。 これは道具全般に及ぶ。たとえば車のシートにシートカバーなど着けない。オーラはフロアマットも着けていない。オープンカーをずっと持っていたが通勤に使っていた。自作のチェロだって小キズはたくさんある。弓も木を守るためのシリコンカバーなんて着けないから爪で傷をつけているが、私が生きている間くらいは壊れないだろう。ファツィオリのピアノを買ったときもカバーが付属していたが、納品時に持ち帰ってもらった。自転車のロードレーサーで通勤していたときも(オープンカーか自転車かというあまり雨に適していない組み合わせで通勤していた)、チネリのフレームにカンパニョーロのレコードのパーツに高価なチューブラータイヤという、自転車屋に「床の間仕様」と言われた代物を、日常的に使っていた。途中で雨に降られることもあって掃除するのは大変だったが、乗った時の気持ち良さには替えられない。複数台自転車を持っていても、常に一番上等なこいつを使うようになる。 カミさんに言わせると例外は傘で、カーグラフィックの物販で買ったオープンカー用の傘という大きくてカーボン骨ゆえの軽量の傘だ。とても気に入っているが、持って出かけて途中で晴れたとき、出先に忘れてくるのが心配で置いていくことが多い。手から離すことののない近場でしか使っていない。
2026.03.22
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iPhone 16ProにインストールしたLeica LUXは、結構気に入っている。だが、ピントがお任せだとつまらない。マニュアルでフォーカスを合わせること、特にLUX Gripのダイヤルでできたら良いのに、と思いCopilotに聞いたのだが、能力外の要求らしく嘘ばかり言う。そこでGrokに聞いてみたら、こちらは正しい説明をしてくれた。 私はAモード(絞り優先)を使っていたのだが、Pモードでないとダメのようだ。それでもちゃんとGripのダイヤルでピントを合わせて適当なボケ味で写真が撮れた。 これは最近植えたばかりのアーモンドの花だ。
2026.03.21
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