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2026.08.02
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カテゴリ: 解剖学
看護学校の試験の採点が終わり、集計して学校に郵送した。今年も良い問題ができた。長年の教員生活で、良い試験問題の基準が明確になっている。勉強してきた学生は合格し、勉強してこなかった学生は不合格になるのが良い問題だ。集計した時に正規分布になる問題は良くない。明確な二山の分布になり、山の間の谷が明確なのが良い試験だ。
 今回も合格者の最低点が61点で、不合格者の最高点が50点で大きなギャップがある。合格者の割合は60%くらいで、例年よりは良い。一年生の途中で退学した学生が何人かいたのが作用したのかもしれない。
 私の授業は理解できるように最善を尽くしているが、学生には全力で聞くことを強要するようで、試験に備えるのは難しいかもしれない。そこで60題くらいの問題集を自分で作り学生に配布し、そこから試験問題を作っている。
 合格する学生は必死で問題集の答を考え、覚えてくる。満点とか98点とかで合格する学生も1割くらいいる。高校で勉強する習慣を失ったままの学生はできる学生の作った答や上の学年から回ってきた答を手に入れるくらいがせいぜいで、理解していないし勉強時間も少ないから記憶もできない。記述式の問題だと白紙が多いから採点は楽だ。
 看護学校の教師の中には再試験を易しくする人がいる。毎年同じ再試験問題にしたり、本試験から難しい問題を抜いただけの再試験にしたりする。こういうことをすると学生はそれを上の学年からアドヴァイスされ、本試験を捨ててくる。医学部だと本試験の合格者が1割以下になる。再試験の受験者の数が増えて面倒だ。だから、私は再試験は本試験より難しくなることを何度も授業中に宣言する。事実、再試験では問題集の中で最も難しそうに見える問題を出す。また、再試験で不合格にすることをためらわない。医学部や看護学校では勉強しない学生を卒業させたら社会のためにならない。
 再試験も毎年きれいに二峰性の分布になる。できる学生に必死で教わりそれなりに時間をかけて勉強して合格する学生が多いが、相変わらず白紙だらけの答案を出して留年・退学への道を歩む学生も毎年何人か出る。こういう学生は私の担当科目だけでなく、他の科目も同じ調子だから、それで良いのだ。





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Last updated  2026.08.02 20:51:46
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