2017年05月07日
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テーマ: 3DCG作品(991)
カテゴリ: 紙芝居
前回のデジタル紙芝居は こちら


可変戦闘機VF-139の強化計画は最終段階になっていました


それでは...


はじまり、はじまり...

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CONFIDENTIAL
技術本部航空兵器ディビジョン技術記録ファイル AS-017 UHP-001


#3 後継機の決定及び派生プランの導入


新たに開発された後継機案YF-139Aと近代化改修機YF-139Bは完成した
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実証試験のためにある空軍基地に運び込まれ、基本データの計測が進められた
基本的な性能そのものは、得意不得意はあるものの拮抗した内容であった
続いて、実際の運用を想定した試験が行われた


特別作戦部隊スカルズの隊長が召集され試験を行った
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実際の担当パイロットが操ることでの総合的な評価で結論を出す計画である
パイロットのヒアリングも大きな要素となっていた


そして、結論が下された
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僅差ではあったが、近代化改修機YF-139Bの評価が高く、採用に至った
ベースが慣れた機体であったことも優位であったとは言えるが、それ以上に近代化改修での予想以上の性能向上を実現できたことが大きく効いていた
YF-139Bは、配備のための調整が行われVF-139Bとしてスカルズに配備された


実証試験で敗れたものの新設計機YF-139Aは、各特別作戦部隊高スキルパイロットによるテストが続けられた
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エースの駆るVF-104 の後継機として3機が配備されることとなった


そして、スカルズ隊長の進言によりYF-139Aは設計見直しによる派生機が生産されることとなった
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その設計の基となったVF-50の翼形状に近い形に改められた機体は、VF-150と名付けられ、スカルズ一般隊員機VF-114の後継機として導入が決まった
そしてL.W.D.に配備された高スキルパイロット用特殊機体は、これに合わせてVF-150Sと呼ばれることとなった


また、この計画中にスカルズ隊長が使用していたVF-114近代化改修試験機は、各部をブラッシュアップの上で制式採用され、各特別作戦部隊の従来のVF-114と置き換えられることとなった




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登場機体
次期スカルズ隊長機概念実証機
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上:YF-139B
VF-139スペア機をベースに近代化改修を行った試験機である
近代化改修とは称しているものの、再設計案を基に一度解体して再構築しており、元の期待とは構造が近い別物という内容になっている
機関、補機類も刷新されている
最終的にはこちらが制式採用され、改装の上VF-139Bとして配備された

下:YF-139A
VF-139の系譜の祖にあたるVF-50の最新の技術で再設計したものである
ただし、スカルズ隊長機のアイデンティティである前進翼のレイアウトに再構成されている
優秀な機体であったが、特定のパイロットとのマッチングの要素が大きい選定試験であったため、不利な面も多く、従来の機体をベースに進化させたB型に敗れることとなった
ただし、その機体の優秀さは高く評価され、VF-150として正式配備されることとなった


可変戦闘機VF-150
次期スカルズ隊長機選定試験に敗れたYF-139Aを基に設計された機体である
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上:VF-150
機体の構成をクリップドデルタ翼に水平尾翼に変更し、設計の元になったVF-50に近い形態になっている
それ以外は、ほぼYF-139Aそのものであり、高い性能を誇る
ただし、そのままでは極めて高い操縦技術を必要とし、適合できるパイロットがほぼいないため、操縦補助デバイスが強化されている
ただし、その状態でも特別作戦部隊の選ばれしパイロットしか対応できないレベルである

下:VF-150S
ほぼ試験機YF-139Aそのものである
特別作戦部隊L.W.D.の隊長及び副隊長の要望により配備されたもので、それぞれのパイロットに適合する調整程度しか手は加えられていない
彼らが、極めてスキルの高いパイロットであるからこその配備である







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最終更新日  2017年05月07日 07時00分08秒
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