全153件 (153件中 1-50件目)
来年の動物愛護管理法改正に向けて、環境省が「動物取扱業の適正化について(案)」に対する意見の募集 (パブリックコメント)を行っています。募集期間は8月27日(土)までです。 意見の項目は以下のとおりです。(1) 深夜の生体展示規制 (2) 移動販売 (3) 対面販売・対面説明・現物確認の義務化(4) 犬猫オークション市場(せり市) (5) 犬猫幼齢動物を親等から引き離す日齢 (6) 犬猫の繁殖制限措置 (7) 飼養施設の適正化 (8) 動物取扱業の業種追加の検討 1)動物の死体火葬・埋葬業者 2)両生類・魚類販売業者 3)老犬・老猫ホーム 4)動物の愛護を目的とする団体 5)教育・公益目的の団体 (9)関連法令違反時の扱い(登録拒否等の再検討)(10)登録取消の運用の強化 (11)業種の適用除外(動物園・水族館)(12)動物取扱責任者研修の緩和(回数や動物園水族館・動物病院の扱い検討(13)販売時説明義務の緩和(犬猫以外の小動物等での説明義務項の緩和の検討)(14)許可制の検討(登録制から許可制に強化する必要性の検討)意見を出したいけど、どう書いたら分からない、という方はこちらのサイトを参考にしてください。こちらのサイトでは署名募集もしています。パブリックコメントは個人の意見が法律作成に反映される数少ない機会です。動物のための声を届けましょう。
2011年08月18日
コメント(1)
ALIVEふくしまから緊急のお願いです。大熊町の委託を受けて、明日からALIVEふくしまが、会津若松市界隈の61箇所の旅館ホテルに分散する飼い主調査を行うことになりました。仮設への入居にかかるペット同居のニーズを把握するものです。これを手伝って下さる現地ボランティアを募集していますが、なかなか集まらないそうです。福島県、あるいは近隣の県でお手伝いしていただける方がいらしたら、ALIVEふくしままでご連絡お願いいたします。ALIVEふくしまでは以下のような活動を行っています。----------------------------------------ALIVEふくしま 被災者ペット相談 活動内容 1.避難所や借り上げ住宅等に連れて行けないペットの一時預かり2.飼えなくなったペットの貰い手探し3.ペット同居可物件情報提供4.避難所における飼い主相談及び物資の提供、迷子札の無料配布5.仮設住宅へペットと同居するための役場との連絡調整、及び飼い主調査6.狂犬病予防接種及びフィラリア予防接種実施困難な飼い主への代行サービス7.仮設入居前後の継続的飼い主支援 ●3月24日被災者ペット相談窓口開設(福島民報、テレビユー福島で窓口及び支援内容継続広報中) <ボランティアのニーズ>1.2.一時預かりや引取りに伴うペットの運搬4.避難所(特に会津、県北)における物資の提供や相談受付5.役場との連絡、打ち合わせ、飼い主調査補助6.狂犬病、フィラリア予防にかかる犬の運搬(5月29日)7.仮設入居前後の継続支援補助 ALIVEふくしま代表 和田央子e-mail:mypace*ac.auone-net.jp(メールを送るときは*を@に転換してください)http://blogs.dion.ne.jp/alive_fukushima/
2011年05月14日
コメント(0)
思いっきり久しぶりの更新です福島では、原発周辺を中心に、数多くの動物が犠牲になりました。今も、緊急救援本部と県の救護本部が手を差し伸べない空白地帯がたくさんあり、 ALIVE福島 のメンバーなどが走り回っていますが、物資がぜんぜん足りないそうです。交通費なども持ち出しで活動しているので、思うような活動ができなくなっているということです。活動資金の支援、物資の支援を引き続きお願いいたします。 【今、必要な物資】ペットフード、犬用ガム(大中小)、リード、犬猫用食器、猫用首輪(ツメの引っかからない素材:迷子札をつけるため)、ペットシーツ、爪とぎ、古バスタオル類など支援していただける方は下記までご連絡様お願い致します。ALIVEふくしま mypace@ac.auone-net.jp (@を小文字に変えてください)避難所でのペット支援活動のためのご寄付をお願いできる方は下記までお寄せ下さい。郵便振替口座 02200-9-72605ALIVEふくしまご協力、よろしくお願いいたします。転載なども歓迎です
2011年05月09日
コメント(0)
**追記**こちらの運搬ボランティアをしてくださる方、見つかったそうです。ありがとうございました!昨日に引き続き、ALIVEふくしまからのお願いです。(転送、転載歓迎)***************************郡山市保健所に、続々と捨て犬、迷い犬が収容されています。スペースに限りがあるので、譲渡の申し込みがあれば正規の審査を経た上で、できるだけ早くお渡ししたいとのことです。今お願いしたいのは、郡山市から田園調布までの運搬ボランティアです。引き受けて下さる方、下記連絡先までお願い致します。郡山市保健所 生活衛生課動物愛護係電話:024-924-2157
2011年03月28日
コメント(1)
以下、震災とその後の原発被害の現場で動物の保護に尽力しているALIVEふくしま代表からのお願いです。 ***転載歓迎***皆様へお願い ALIVEふくしまでは、被災者のペットの相談窓口を設けることになり、今日からラジオ、新聞等を通じて広報される予定です。すでに自宅周辺の避難所には、窓口連絡先を掲示しましたが、深刻な相談が寄せられています。原発からの避難対象区域からの避難者が、12日から自宅に犬をつなぎっぱなしにしており、餌と水は数日分しか置いていないというものです。当初、当面帰れなくなることは予想できなかったため、やむをえないケースであり、他にも同様の動物が多数いることが想像されます。家畜も同じように放置されています。避難区域を動物のために動いてもらえるか、非常に困難ではあると思いますが、皆様から、国に対して動物を救済して欲しいとできるだけ声を上げて頂きたいのです。動物は終生飼育が原則であることを国民に呼び掛けているのだから、国民を強制的に非難させた上での動物の救済は国の責任であると。こちら↓から各府省への政策に関する意見・要望を送ることができます。 https://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose内閣府へ当てて、自治体担当部署(保健福祉局など)、地元獣医師会などと協力して避難所におけるペットの受け入れや、被災動物の保護などを促進するようお願いしてください。内閣府政策統括官(防災担当)〒 100-8969東京都千代田区霞が関1-2-2中央合同庁舎第5号館3階Tel:03-5253-2111(大代表)*************************************** あわせてのお願いです。今、これから、避難者を受け入れる都道府県の中でペット同伴可の避難所情報、および動物ボランティアがサポートして下さる避難所情報をできるだけご提供下さい。ペットを連れているため、最初から避難所に入れないと思っている方が大半で、車の中で過ごしたり、親戚の家を転々とされている方が多数いるようです。 どうぞご協力のほどお願い致します。 mypace@ac.auone-net.jp(メールを出すときは@を@に変えてください) ALIVEふくしま和田央子
2011年03月27日
コメント(0)
**転載歓迎です**福島県の原発周辺からの避難者は、避難区域を除く県内全域の各市町村の公共施設などに避難しています。いわき市は一部自主避難対象区域のため多くの人が県内外に避難していますが、残っている人も、また避難してきた人も少なくありません。避難所の動物支援を開始したいわき「犬猫を捨てない」会より、ドッグフードなどの支援の要請が寄せられています。ガソリンがまだ手に入りにくい状況で、ホームセンターのペットフードコーナーも品薄です。ご協力頂ける方は、下記宛先までお送り頂ければ大変助かります。また、今後予想される一時預かりや新たな飼い主となって下さる方も緊急募集しています。いわき「犬猫を捨てない」会<宛先>ヤマト宅配便いわき平センター止め(コード:015480)電話:090-2606-5547物資支援、預かり、里親などできる方がいらしたらよろしくお願いいたします。
2011年03月26日
コメント(4)
新潟県ではペットとの同伴避難者を受け入れているそうです。こういう情報はペットと被災した人にはありがたいですね。
2011年03月21日
コメント(0)
地球生物会議(ALIVE)のメーリングリストから転載します===========================================被災地域の動物行政や動物の状況、および犬や猫の保護活動をしている動物愛護団体の状況についてお知らせします。テレビ等でも報道されておりますように、各県では道路が通じていなかったり、何よりもガソリン等の燃料が不足しているために、人の移動も物資の輸送も非常に難しい状態となっています。福島県には動物愛護センターがなく、犬猫の保護収容は各保健所が対応していますが、現在は放射線の測定に追われ、とても手が回らない状態とのことです。宮城県では、県の動物愛護センターにはほとんど被害がなかったので、今後はここが救護活動の拠点となるとのことですが、現在電話は通じません。一方、仙台市の動物管理センターは大きな被害を受け機能していないようです。岩手県には動物愛護センターがありませんので、中心となって活動できる拠点がないようです。各地で活動していた動物愛護団体の方々も被災しています。以下の団体の方々には、今後物流等が復旧しましたら、どうかご支援くだるようお願いいたします。アニマルクラブ(岩手県石巻市)http://a-c.sub.jp/index2.html※大きな打撃を受けた石巻ですが、幸い代表の阿部さんは無事で動物たち80匹?と避難されているとのことです。動物いのちの会いわて(岩手県盛岡市)http://www.inochinokai.com/※HPによると、3/11現在仮保護施設の動物達、施設共に被害はなかったとのこと。被災し保護された犬猫へのフード・折りたたみケージ等を募集しています。アニマルピース(宮城県仙台市)http://www.anip.biz/※代表の菅原さんと動物たちには被害はありませんでしたが、一時預かりをして下さっている各地域の方々とは未だ連絡がつかないところが多いとのことです。いわき「犬猫を捨てない」会(福島県いわき市)http://www.geocities.jp/inuneko_sutenai/
2011年03月17日
コメント(2)
今回の巨大地震で被災した岩手県雫石にある動物保護団体からの緊急のSOSです。ブログ、mixi、facebookをお持ちの方、記事の掲載お願いいたします。また、ご家族や友人・お知り合いの方にも知らせてください。よろしくお願いいたします。以下、動物いのちの会・いわてのブログからです。sos!! 被災動物への支援・一時預かり家庭緊急募集(予約)2011 / 03 / 15 ( Tue )☆ 大震災で被災し保護された犬猫へのフード・折りたたみケージを募集します。被災動物へのフード(未使用・未開封)搬送用の折りたたみケージを緊急に募集します。被災地へは、緊急支援の方しか入ることができません。関係者が被災地に入る際に、持たせたいと思います。宅配業者も動いておりません。ご寄付いただける方は、雫石の当会施設へお届け願います。住所等詳細は、ご連絡いただきましたらお電話で連絡差し上げます。 ・フード(犬猫)・ケージの別 ・お名前 ・連絡先電話番号(時間帯も) ・ご住所☆ 東日本大震災で被災し保護された犬猫の一時預かり家庭を募集します(予約)被災地の動物たちを助けてというメールが沢山届いていますいま、関係機関と掛け合っています交通止めとガソリン調達が道を阻んでいますが何とか助けたいと頑張っていますのでつれてきたら、力を貸してください!一時預かりできるご家庭を緊急に募集します。今回の被災動物は、飼い主さんが避難所にもちこんだ子は助かっていますが、飼い主さんとはぐれてしまった子を助けたいと思います。何とかいのちを救いたいと必死ですのでどうぞ力を貸してください。はぐれた子の一時預かり可能な方はご連絡をお願いいたします。※ 会保護施設には、150匹の保護動物がおりますがスタッフのガソリンも入手できません。泊まり込みでお世話をしておりますが電話対応は難しい状況です。お問い合わせ等はメールへお願いいたします。 inochinokai@gmail.com ・あずかれる犬猫の種類と数 ・お名前 ・ご住所 ・連絡先電話番号 ・先住犬猫の有無 (ワクチン接種状況) ※メールでお問い合せの方へ … いただいたメールに返信できないケースがあります。 御自分のメールアドレス表示は、まちがっていませんか?。 メールの着信設定の確認をお願いします。 (着信拒否になっていないか・着信自動振り分けで 迷惑メールフォルダに移動していないか等 →「gmail.com」の受信設定をお願いいたします)
2011年03月15日
コメント(2)
前年度比で47、236匹減です。詳細についてはこちらをご覧ください。その数字ひとつひとつがかけがいのない命。素晴らしいことですが、処分数の合計は239、256匹まだまだ多すぎる数です。さらに減らすために自分に何ができるか考えなければ・・・
2011年02月23日
コメント(2)
加齢で足腰の弱ったシニア犬は、すぐにすべったり、つまずいたりします。私もそうでしたが、事故防止のために、サークルに入れたり、防護柵をつけたりする人も多いと思います。けれどその素材が木やステンレスの硬いものだと、前のめりにつめずいた拍子に目をぶつけて眼球の表面を傷つけてしまう子もいます。実は私もミスティにそういう痛い思いをさせてしまい、しかもしばらくそれに気づかなかったという落第飼い主でした。当時、毎日お世話になっていたシッターさんと、どうも片目が変だよね、涙目だし・・・と病院へ連れて行くと、どうもぶつけて傷つけたらしい、と。先生に「かわいそうに、痛かったでしょう」と言われてました(ミスティが)それ以来、サークルには厚めの毛布やフリースラグなどをかけたり、直接ぶつからないようにクッションを立てたりしたので、少し狭くはなりましたが、目をきずつけることはありませんでした。 (これは私がそばにいて、サークルのドアが開いている状態ですが、そばにいないときはドアは閉め、その前にもクッションを置いていました。床も滑り止め防止などにいろいろ敷いていたので、どこにどうぶつかってもOK・・・だったはず) いまだにあのときのミスティの目を思い出し、その痛みを想像すると、申し訳ない気持ちでいっぱいになる私です。シニアのお世話している方たち、物言えない大切な存在のために、情報を収集して、想像力を駆使して、できるだけ快適に過ごせるようにしてあげてください。
2011年02月10日
コメント(0)
シニア犬と暮らしている人から、食が細くなったとか、食べなくなったという相談を受けることがあります。どこか具合が悪くて食欲が落ちていることもありますが、シニア犬の場合、食べない=食欲がない、ではなく、お腹は空いてる、食べたい、でも食べられない、ということもあります。若い頃はフード皿を置くのとほぼ同時に空にしてくれていたシニアーズ姉妹。最後の1、2年はさすがに食べるスピードも落ち、たまには食べ残すことも・・・それでも口をつけないということはなかったのですが、ある朝、モモがフードの匂いをかぐだけで、まったく口をつけず自分の寝床にもどりました。夕飯もフード皿の前までは来るものの同じ。その頃には加齢のせいか頑固になったり、気難しいところも出てきたりしていたので、食材のどれかが急に気に入らなくなったのかと最初はあまり気にしなかったのですが、次の日もまったく食べず、その翌朝も同じ・・・散歩もいつもどおりに喜んで行くし、痛いところがあるわけでもなさそうだし、具合が悪いようにも見えません。なのになんで食べないのか。3日目の夕飯時はさすがに心配になり、食事を手のひらに少量載せて顔に近づけてみました。すると鼻を押し付けるようにします。なんだか食べたいのに食べられないような様子・・・・・・と、そこでやっと気づいた私(おバカな飼い主)小さめのスプーンで口に入れるようにしてあげると歯の隙間から舌ですくい取るようにして食べます。お腹が空いていたのでしょう。スプーンが口まで運ばれるのが待ち遠しいとでもいうように、私に身体を押し付けてきます。モモはその1年ほど前から脳神経障害なのか首から上が後ろにクイッ、クイッと不随意に動くようになり、座ったり寝たりの動作も少しずつ不自由そうになっていたのですが、まさかそれほど突然に自分で食事が取れなくなるとは考えもしなかったので、2、3日のこととはいえ、かわいそうなことをしてしまいました。それからしばらくは乳幼児の離乳食用のスプーンなどを使って食事を与えていましたが、ある日突然また食べなくなりました。というか食べられなくなったんですね。でも、人間が気づいてあげないと、食べたくないから食べない、とも見えます。私も最初の一件がなかったら、食べたくないのね、と思っただろうと思います。認知症だったのか、それとも他の脳障害だったのか口を開きにくくなってしまったので、それ以降はパウダーフードを溶かしたものやペースト状にした手作り食を針のない注射器で少しずつ口に入れて給餌することになりました。結局それを半年くらい続けたでしょうか。思うように食事時間も取ってあげられなかったのに最後までほとんど体重も落ちずにがんばってくれました。この話を老犬介護仲間にしたところ、食欲が落ちたからではなく、いろいろな身体的変化で食べたいのに食べられず、そういうことに気づかない飼い主に介助をしてもらえず飢えている老犬も結構いるのだと聞かされました。そういうわけでシニア犬と暮らしている方は、少しずつ起こる変化にもある日突然起こる変化にも気づいてあげられるように、ふだんから細かいところまでよく見てあげるようにしてくださいね。最後までパートナーが快適に過ごせるように。
2011年01月23日
コメント(2)
新年のあいさつもしないうちに松も取れてしまいましたこんな半放置ブログですが、ご訪問くださる皆様、今年もよろしくお願いいたしますところで昨年末、良いハーブが手に入ったのでハーブソルトを作り、身近な人たちに送りました。するとそのうちのひとりから面白いメールが・・・そのうちのネコが何だかおかしな動きをしているなと思って覗き込むと、仰向けになってコロコロ転がったり、テーブルに顔をスリスリしたりしていたそうですで、見ると、その下に私が送ったハーブの包みが。どうやらハーブの匂いで一種の興奮状態になっていたようです。これってマタタビを嗅いだときと同じ反応だ、と他に3匹いるネコにも嗅がせてみたところ、こちらは無反応3匹は先住ネコで、マタタビに目がないそうですが、ハーブでハイになった新入りネコさんはマタタビ未体験。ハーブソルトに入れたのはバジル、オレガノ、タイムなど。いったい、どの成分に反応したのでしょう。ネコがスリスリしそうな香りは入っていなそうですが・・・でも、もしかしたら可能性として考えられるのは、ブラックペパーではないかと個人的には思っています。というのは、ネット検索していて、こういうものを見つけたのですが野菜ジュースで猫が泥酔!家の中にあるマタタビの代用品コショウとか一味唐辛子とかスパイス系のものに反応しているようなので・・・それにしても、ここに出ている「野菜一日これ一杯」ネコといっしょに暮らしている方、これ是非試してみて結果を教えてください。他の飲み物でもやったらおもしろいかも・・・あとキウイもマタタビやキャットニップと同じような効果があるそうですが、あの実を嗅がせるのでしょうかね。
2011年01月09日
コメント(0)
来年のカレンダーの宣伝です地元逗子界隈では知る人ぞ知るのダイニングバーvahanasbarそして道路をはさんで向かいにある大衆トラットリア 逗子海岸入口 キクヤ食堂この2つのお店のオーナー菊池英隆さんは神奈川県動物保護センターに登録して収容されている犬を引き出し、里親さんを探すボランティアをしています。忙しい合間を縫って人間に捨てられた犬たちのために奔走する菊池さんの活動を支援しようと地元在住のカメラマン、藤代冥砂さんが保護犬をモデルにカレンダーを作りました。保護犬がモデルというとかわいそうで見られない!という人も多いですが、このカレンダーはそんな感じではなく、とてもオシャレに素敵に仕上がっています。販売開始当初から売れ行き好調でとっくに完売だろうと思っていたので宣伝しなかったのですが、好評につき増刷されたそうですまだ来年のカレンダーを準備していない方、このカレンダー、ほんとうに素敵ですよ今発売中のBRUTUSでも紹介されているそうです。クリスマスプレゼントやお年始を探している方、もらった方もきっと喜ばれると思います購入は藤代冥砂さんのHPでできます(SHOPをクリックして下さい)ご近所さんはこちらに載っているお店でも購入できます菊池さんのところで新しい出会いを待っている子たちはこちらにいます。新しい家族を迎えようと思っている方、是非チェックしてみてくださいね。話は変わり、もうすぐクリスマスですね友人がパンで作ったクリスマスリースを送ってくれました なんと器用なこの可愛~いリース。実はもう半分ほど私の胃袋にはいってしまいましたおいしかったです
2010年12月19日
コメント(4)
バッチフラワー国際教育プログラムの講師の方たちが4人で、『オレア・フローラ』という会を作られました。フラワーレメディへの興味を深めていただこうということで、これからいろいろな企画を考えていかれるそうです。『オレア・フローラ』とはオリーブの学名=Olea Europaeaから取ったオリーブの花という意味だとか。オリーブのひとつの花は4枚の花びらから成っていること、そしてフラワーレメディのオリーブの指標のように心身ともに健康でありたい、また、そこへいくと元気がもらえるような集まりになるように・・・そんな思いが込めて名前をつけられたそうです。素敵ですね。『オレア・フローラ』のサイトこちらはです。行くだけで元気をもらえますよ。
2010年11月20日
コメント(6)
アメリカで、野菜果物の農薬汚染度によるワースト12とベスト15が発表されました。その記事のよると、ワースト12は:1.セロリ2.もも3.いちご4.りんご5.ブルーベリー6.ネクタリン7.ピーマン8.ほうれん草9.ケール10.さくらんぼ11.じゃがいも12.ぶどう(輸入)で、これらの野菜果物はオーガニックのものを買いましょう、と勧めています。かたやベスト15は:1.たまねぎ2.アボカド3.スイートコーン4.パイナップル5.マンゴー6.スイートピー(Sweet Peas)?7.アスパラガス8.キーウィー9.キャベツ10.なす11.マスクメロン12.すいか13.グレープフルーツ14.さつまいも15.ハニーデューメロンで、こちらは比較的安全な野菜果物。アメリカと日本では気候や土壌が違うので、どの程度参考にできるか分かりませんが、日本でもいちごは農薬が結構使われているし、キーウィーは放っておいてもできますもんね。野菜果物の健康への貢献度は農薬のリスクより大きいので、安全なものを選んで食べましょう、ということですが、それにしてもスイートピーって・・・?食用豆と違ってスイートピーは毒性が強いはず。同じレンリソウ属の豆っていうことでしょうか。あ、まあ、このあたりにこだわるとまた脱線するので話を農薬にもどすと・・・人間ももちろんですが、犬猫の食事も完全手作り食でも、私がやっていたようななんちゃって気分な手作り食でも材料はなるべく新鮮で安全なものを使いたいと思うもの。でも野菜果物は国産限定にするだけでもおさいふには痛い。有機無農薬にすると身体にはもちろんいいでしょうが、実際にはなかなかむずかしいところです。で、見つけた庶民の味方 ホタテの力 海の野菜洗い(海の野菜くだもの荒い) ...価格:659円(税込、送料別)半信半疑で使い始めましたが、宣伝文句通り、これを溶かした水に浸けておくと気持ち悪いくらい水が汚れます。私が健康オタクの師匠と思っている方も(すいません、へんな褒め方で)巷で情報を収集し、ほんとうにいいらしいよ、とをくれました。最初は面倒くさかったですけど、慣れてしまえばそれほどの手間ではなく、最近、自家製スムージーにはまってりんごもナシもカキも皮ごとスムージーにしてしまう私には力強い味方です
2010年11月09日
コメント(0)
昨日はハロウィーンでしたね台風で、ハロウィーンの仮装をしてお菓子をもらいに回れないかも、と半ベソだった友人の子供たちも無事?たくさんのお菓子をもらい、砂糖でハイパーになり、友人は寝かしつけるのが大変だったようです。昨晩は麻布十番にいましたが、通りには小魔女や2本足で歩く尻尾の生えた生き物が歩き回っていました。日本でもハロウィーンのイベントが定着しつつあるようですね。仮装はしませんでしたが、ハロウィーンはでしょ、ということで、 こちらのお店のかぼちゃのパイとソイビーンカフェラテをいただきました。こちらのお店には肉・魚・卵不使用(乳製品はどうなんでしょう?)のメニューが揃っていますが、どれをとってもおいしいんです。かぼちゃのパイも優しい味ですごくおいしかったです。こういうお菓子は作るのに、きっと手間隙がかかるのでしょうが、(だから間違っても自分で作ろうという気力は起きない)、丁寧に作られたものをいただくと、胃袋だけでなく心も満たされます(自分勝手)今からスイーツも楽しみです
2010年11月01日
コメント(2)
10月9日から11日まで、イギリス人ホメオパス(ホメオパシーの専門家)の方のセミナーがあり、大阪へ行ってきました実は生まれて初めての大阪いくつになっても初体験ってワクワクしますね 高い建物が物珍しい私都会に行くと、すっかりおのぼりさん状態です最近、何だかんだと話題になっているホメオパシーですが、200年ほど前にドイツ人医師ハーネマンが開発してから、多くの人間や動物がその恩恵にあずかってきたのはまぎれもない事実今回のセミナーの先生は国境なきホメオパス(Homeopaths Without Borders)のボランティアとして、アフリカ、ガーナで現地の人の健康改善のために活動されてきたそうですホメオパシーの話はまた別の機会にゆっくりとということにして…せっかく大阪まで行ったので、一日滞在を伸ばし、ARK関西へ行ってきましたARK関西は大阪市内から電車で約1時間、最寄の駅から車で20分くらいでしょうか当日はARK関西の理事ジェフ君が駅まで迎えに来てくれました大阪滞在中は日中25度超えの夏日が続き、半そでの人が目立ってましたが、ARK関西から最寄の妙見口という駅に到着するとまるで真夏のような陽射しそして暑い駅を降りた目の前の土産物屋兼休憩処にはの旗が…10月にカキ氷?きっとしまい忘れよね、と思いつつも尋ねてみるとまだやってますよ~という返事が。ラッキー、というわけでもちろんいただきましたおいしかったですお腹もほどよく冷えたところにタイミング良くジェフが到着いざARKへARKでは たくさんの犬や猫 が里親さんとの出会いを待っていますが、犬たちは毎日散歩にも連れて行ってもらい、みんなきちんと世話をされていました今回のARK訪問の目的のひとつはナチュラルケアの紹介保護犬猫のメンタルケアのためにバッチフラワーレメディと、アメリカの友人に教えてもらった強力なデンタルケアジェルを持参しましたジェルは通常のケア用としては少し強すぎるようですが、生まれてから一度も歯磨きなどしてもらったことのない犬猫の歯や歯ぐきのケアにはとても効果的だと太鼓判をもらっています ところで、見学中、あちこちで見かけた秋の味覚たくさん落ちているのに誰も拾わない…あまりあり過ぎるとありがたみがなくなるか荷物が重くなければ拾って帰りたかった!(って何しに行ったんだか)それにしても、住み慣れた自宅の近所でもうっかり道に迷ったことのある私初めての土地(しかも大都会)で大阪市内から無事ARKまで行けるのか?駅でちゃんと正しい電車に乗れるのか?そんな私の不安を聞いていたジェフ、「だって君、日本語読めるでしょ?」(いや、日本語読めても迷子になるから)「駅まで行ければ大丈夫でしょ?」(いやいや、東京駅や新宿駅の中でも迷子になるんだから)「その辺の人に聞けば大丈夫だよ」(ん~、どうかな、地図書いてもらってもダメだったし)というわけで、かなりテンパッた状態で出発したのですが、なんとか目的地までたどり着き、めでたくカキ氷にもありつけたのでした
2010年10月17日
コメント(0)
今さらという感じもしますが、これまでバッチフラワーがどういうものなのか、あまりきちんと書いていなかったようなので、簡単に触れておきたいと思います。バッチフラワーレメディは、今から70年ほど前、エドワード・バッチ博士というイギリスの医師が作り上げた自然療法です。細菌学者、病理学者でもあったバッチ博士は、ハーレーストリートで開業する高名な医師でしたが、患者の訴えに耳を傾けるうち、従来の診断法や治療法に限界を感じ、新しい治療法を模索するようになります。そして野生の植物に心や感情を癒す不思議な力があることに注目、長年の研究を経て、38種類のフラワーレメディを完成させました。これは植物のエネルギーを転写したもので、野生の花や植物を太陽に当てたり、煮沸することによって作られています。バッチフラワーは身体的な病気や病状に直接作用する薬のようなものではなく、花の持つエネルギーが、人間の感情に働きかけ、心のバランスを整え、自然治癒力をもたらし、心身の健康を導きます。フラワーレメディにはまったく副作用がなく、依存性や習慣性もないので、安心して飲むことができ、他の薬剤や治療法と併用することもできるので、個人での使用の他にも、世界中で医療関係者や、代替医療に携わる人たちによって活用され、赤ちゃんから年配の方、また、動物や植物にも使われています。動物も人間同様、ストレスなどから来る疾病が増えているそうです。私のまわりでも、そういうときにはフラワーレメディでメンタルな部分のケアをする飼い主さんが増えています。
2010年10月03日
コメント(2)
また、こんな↓腹立たしいニュースを受け取りました。犬を置いて飼い主が車で逃走、駐車場の監視カメラに残された映像に非難日本ではなくイギリスの話ですが・・・飼い主に置き去りにされたのは、8歳くらいのメスのシェルティ・テリアだそうです。この犬の爪は足の下に巻きつくように伸びていて、そのせいで車に乗って走り去る飼い主を追いかけることもできなかったとか。そんな状態で飼われていたなら、生きている間に捨ててもらってよかったね、と思います。センターなどに遺棄される動物もかわいそうだけれど、そういう子たちよりひどい状況で生きなければいけない子もいると思うと胸が痛みます。子どもが親を選べないように、動物も飼い主を選べないから、なんの罪もない子がとんでもない人間に飼われたりします。この夏も炎天下に平気な顔で散歩させている飼い主や海水浴に連れてきてひなたに置き去りにしている飼い主を見ました。想像力がないのか、もっと深刻な脳の障害なのか、注意しても、迷惑そうな顔をするだけ。海外で傍若無人なことをしている日本人を見て、同じ日本人として恥ずかしかった、という話を聞くことがありますが、こういう人たちを見ると同じ人間として恥ずかしいかぎりです。そして、今日、友人宅へランチに招待されて行くと・・・ もう1匹といっしょに近所のマンションの駐車場に置き去りにされていたそうです。友人によると今日でおそらく生後4、5日。保護したのが水曜日だそうなので、生まれてまもなく放置されたのでしょう。彼女のうちにはやはり生まれてまもなく捨てられたらしいところを保護されていっしょに暮らしている美人猫と、神奈川県のセンターから引き取られた10歳くらいのヨークシャーの女の子(というか、もうおばちゃま)、そして、やはり同じセンターから引き出され、トイレの訓練などしながら里親さんを探しているヨークシャーの男の子(といっても5歳くらい)がいます。私のまわりには右を見ても左を見ても、どこを見ても犬猫を救うために走り回ってる人がたくさんいるのに、それでもまだ救われない命があるこの現実。(って以前にも書いた気がしますが)いったい誰に怒ればいいのやら。いや、怒るエネルギーはもったいないから、何か自分にできることやらなくちゃ
2010年09月25日
コメント(2)
モモが旅立ってから今日で3年。まだ3年、でも、もう3年。3年前も猛暑で残暑も厳しく、とりあえず今日一日がんばろう、と毎日自分をだましだまし乗り切った日々。秋なんて来ないんじゃないかと思っていたある日、朝起きたらモモはひとりで旅立っていた。そして代わりに秋を連れてきてくれた。雨は降っていなかったけどちょうど今日のような日。ミスティと出会い、1人(いえ2人)暮らしを決め、昼間ずっとひとりで留守番は寂しいよね、と相棒として引き取ったモモ。でも、ほんとうは私がミスティと2人だけでは寂しいと思ったのかもしれない。以前にケイさんが愛息の松くんに、梅ちゃん(ケイさんの愛娘)と二人は心細くて、松に残ってもらっちゃった、と詫びているのを読んで、うんうん、わかる、と思った。でも、きっとみんな出会ってよかったって思ってくれてるよねぇ。 (ちょっとぶちゃいくな写りのモモ:大好きだったミスティと)
2010年09月23日
コメント(2)
食いしん坊な私が題に惹かれて読んだよしもとばななさんの『ごはんのことばかり100話とちょっと』という本には、おいしいものの話といっしょにばななさんの愛犬の話も書かれています。 近所に、ばななさんが「お姉さんたちの店」と呼ぶ日本茶カフェがあり、ばななさんは、愛犬を見送って毎日気が抜けたようになっているとき、何回もそのお店のあたりに散歩にいったそうです。閉店間際のお店でおいしい日本茶を飲んで、おまんじゅうやおせんべいを食べて一日をなんとか終えるために。そういうふうに決めると、いかなくちゃ、と思って目標ができるのだそうです。そうでないと一日が終えられない。犬がいないのに、普通に夜が来てしまうのが空しくてしかたない。そのくらい淋しかったのだと。そういえば私もモモとミスティがいなくなったあと、やたらと歩いてました。よくいっしょに歩いた海岸、動物病院まで何度も通った道、ときどき車で連れて行った公園までの道・・・たぶん、何かをしないではいられなかったのでしょう。当時は朝起きて、仕事に行けるのがうれしかったです。毎日行くところがあり、することがあるのが。 ばななさんの愛犬が亡くなってからしばらくして、遊びに行った知人の家に大きな犬がいて、食事のとき、なにかくれそうな人のわきにじっとすわって、手の動きをずっと見つめていたそうです。ばななさんの愛犬も、まったく同じように人間にプレッシャーをかけてきて、その熱い鼻息がかかる感じも同じだったとき、だんなさんと共にとても懐かしく思い、もう一度でいいから同じことをあの子にやってほしいな、と思ったそうです。そして、ばななさんはこう続けます。「生き物が寿命で死ぬのはきっと悲しいことではないのだと思う。自然なことだし、思い出はいつまでも心をあたためる。この人生で、あの子と会えないよりも会えたほうが絶対によかったのだ。 それでも、私はそのとき切なくて切なくて、もう一度でいいからうちの犬に触れたいと思った。普段はもうあの子がいたことを忘れて暮らしているのに、大きな犬が家の中にいる家にいったことで、感触の思い出がずるずるとよみがえってきた。触れるということはなんとすごいことなのだろう、と思った。」犬や猫は、同じ家に暮らし、人間と違って自分の用で出かけることもなく、ずっとそばにいて、ある意味、いっしょに暮らしていない家族や友人より近い存在です。そういう存在を失うと、時が経っても消えないものが残るのだと思います。それは淋しさだったり、切なさだったりもするのですが、会えてよかった、いっしょに暮らすことができてよかったという思いでもあり、いっしょにいた時間という宝物なのです。 先日、近所のシバの女の子に久しぶりに会い、気の済むまでしつこくナデナデさせてもらいましたが、そういうときには(半分くらい本気で)動物好きで在宅で仕事するパートナーがいれば、今すぐに犬と暮らせなと思います。いや、それよりもやっぱりロト6で大金狙いだろうか(笑) (モモ:まだ4、5歳の頃です。若い頃はこんな器用な(?)格好でも寝られたんです)
2010年09月12日
コメント(2)
あまりの暑さに脳が夏休みをとってしまい、文章も考えられなかった今年の夏たまにブログを更新しようと思っても途中で変なキーをいじって書いたものを消してしまうことが数回・・・(実は今もやりました)しかし、秋はもう目の前(と思いたい)気を取り直して久しぶりに日記をだいぶ前に糸井重里さん、樋口可南子さんと暮らしているジャックラッセルのブイヨンちゃんのことを書き、やはりペットショップから来たのだろうかと気にしていましたが、どうやらそうではなかったようです。詳しいことはわかりませんが・・・それにしても、これから犬や猫を家族に迎えようという人はぜひホームレスの子を引き取っていただきたいものですが何かの事情でそういう子はどうも・・・という人は飼わない、という選択も考えて欲しいものですこれ以上、不幸な犬猫をふやさないために『月刊チャージャー』というウェブマガジンの今月号がショップで売れ残った犬はどうなるの?という特集を載せていますペットショップで売られている犬はパピーミル(子犬繁殖場)と呼ばれる場所で悲惨な状態で飼い殺しにされている親から生まれているので、ペットショップで犬を買うということは、そういう場所の経営を助けているということなのですが、ペットショップに連れてこられた犬も値崩れを防ぐために殺処分されるとか売れ残った犬は動物実験に回されるとかペットショップで動物を買おうと思っている人にはイスに縛り付けてでも読ませたい、いえ、ぜひ読んでいただきたい内容が書かれています。最後、(ペットショップより)『産直ブリーダー』っていいんじゃない?という結論になっていますが、そもそも殺処分をしなければならないほど繁殖をするのってどうなの、と思います、個人的には・・・
2010年09月06日
コメント(2)
ブログの更新ができなくて、「もう、やめたの?」と言われているわたしですいや、やめてはいません。書きたいことも溜まっています。ボチボチ、とか言いながら、ノロノロと歩む今日この頃。ま、それはさておき今日は新刊のお知らせです。以前の日記でも触れたことのある『生体実習(動物実験)をしないで獣医師になった人』が、本を書きました。「放浪の獣医さん」というのはわたしが彼女につけたアダ名。本のタイトルは『野宿に生きる、人と動物』 個人的にはちょっと残念なことに、動物実験に関することではありませんが、彼女がずっと取り組んできた、ホームレスと動物の問題。帯の文は、あの湯浅誠さん以下はアマゾンの内容紹介から犬も猫も、そして人も、すべてに生きる権利がある河川敷や公園に捨てられる犬や猫。飼い主から見放された動物たちだ。そんな見捨てられた動物たちを自らの食事を抜いてまで世話をするホームレスたち。その動物たちを無料で診察する女性獣医師。彼女が見たのは、社会の片隅で肩を寄せ合い生きていく、動物と野宿者が直面する厳しい現実だった。女性獣医師が動物医療の視点から現代社会のひずみを描き出す、渾身のドキュメント。著者の中野真紀子さんはこんな人です。1968年仙台に生まれ育つ。88年より、「動物と人の共生を考える」自由非組織「ひげとしっぽ企画」を主宰。動物実験や野生動物、犬猫の問題に微力ながら取り組む。94年、麻布大学獣医学部獣医学科に入学。00年同大学卒業、獣医師となる。 ALIVE(地球生物会議)調査員、IFAW(国際動物福祉基金)日本事務所スタッフなどを経て、現在は「ひげとしっぽ移動どうぶつ病院」という往診専門の小さな病院をアパートの一室で営む。患者さんは野宿仲間の家族動物や地域猫がほとんど。 千葉県里山シンポジウム実行委員会野生動物分科会代表。千葉県ニホンザル保護管理検討委員他。 著書は「実験動物の解放」(91年・カタツムリ社)等。 動物問題に関心のある人、必読ですよ。あ、宣伝もよろしくお願いしますね。
2010年06月12日
コメント(6)
今日発売の週刊東洋経済の特集のタイトル『ここまで来たペットビジネス』表紙と表紙のコピー(でいいのか?)ペット社会の表と裏を徹底解明!1.1兆円市場の現実ページ数45ページ!(私が数え間違えてなければ)画期的・・・すごい経済誌なのに、「ペットビジネス」の話だけじゃなく、福祉や老犬介護、飼い主の責任などにも触れているこういう雑誌がペット問題を取り上げるような時代になったのねぇ(遠い目)渡辺眞子さんのインタビューも載ってますよ動物取扱業者の話は血圧が上がりそうだし無責任な飼い主の話題も腹立たしいですが日本もここまで動物問題を真面目に取り上げるようになったのかと思うと感慨無量です ちなみに最近はペット同伴の婚活もあるそうで動物を介して意外と手っ取り早く相手の性格もわかっていいかも
2010年05月24日
コメント(2)
以前にブログで精油(エッセンシャルオイル)について書いたときに、ケモタイプ精油という言葉を使ったのですが、その後、「ケモタイプとはなんぞや?」という質問がありました。「ケモタイプ」というのは、ケモ-Chemo(化学)とタイプ-type(タイプ、種類)の合成語です。植物学的には同じ植物(同じ学名の植物ということ)でも、土壌、日照条件、土地の高度などの生育環境によって成分が異なる場合があり、学名だけでは分類できない精油のことを「ケモタイプ」と言います。お米なんかでも、産地によって、味もお値段も違いますよね。そんな感じで考えてもらえれば分かりやすいと思います。たとえばローズマリー(Rosmarinus officinalis)では、ローズマリー・シネオールローズマリー・ベルベノンローズマリー・カンファーなどがあります。この3種類は、学名はみな同じ Rosmarinus officinalis ですが、香りも成分も違います。ローズマリー・シネオールは1,8-シネオールを多く含み、大人も子供も安全に使用できる精油の一つです。鎮咳・去痰作用などがあり、風邪、気管支炎、肺炎、肺気腫、インフルエンザなどには忘れてはならない精油で、塗布(マッサージ)にも芳香浴にも使えて使用範囲も広いです。加齢による健忘症にも効果があるという報告もあります。ローズマリー・ベルベノンは、その名前のとおり、ベルベノンという化学成分を多く含み、肝機能回復に効果があります。ローズマリー・カンファーは、カンファー(樟脳)を多く含む精油で、こちらはアロマテラピーではあまり用いられません。カンファーはケトン類に属する芳香分子で、神経毒性と肝毒性があるため、取扱いには注意が必要です。樟脳というと、昔、タンスの防虫に使われていましたが(若い人は知らないか?)、あれも安全だったのか・・・そういうわけで、安全で効果的に使うためには、どのケモタイプかを知り、精油の成分を正確に把握しなくてはならないのですが、ローズマリーとだけ表示しているものも巷にはたくさん出回っています。最近は、人間だけでなく、動物のアロマセラピーも盛んなようですが、(ニャンコのアロマセラピーは問題外として)ペットの安全を考えるなら、やはりきちんとして化学成分分析表が付いたケモタイプ精油ですよね。
2010年05月12日
コメント(2)
人間でも動物でも、体内に有害物質を取り入れないためには、できるだけ農薬や添加物などを使っていないものを食べ、殺虫剤などの有害化学物質に触れる機会を減らすことが大事です。それでも、排気ガスや電磁波など、生活しているだけで、さまざまな有害物に曝されているわけですが、1年のサイクルの中で、春と秋は体内に溜まった毒を出す=デトックスするのに一番いい時期だそうです。特に肝臓。肝臓は体内で化学工場のような役割を果たしている臓器で、その重要な機能のひとつは、外から摂取されて腸で吸収されたり、体内の別の部位で生成されたりした有害物質や有毒物質を分解し、無害にしてから胆汁や血液中に排出することです。毎日飲酒する人や薬をたくさん飲む人は肝臓がフル稼働しなければいけないので、かなりお疲れだと思いますが、「沈黙の臓器」といわれる肝臓は、末期状態にならないと自覚症状が現れないので、手遅れになる前にメンテナンスが必要です。また、最初に書いた農薬や食品添加物なども、解毒・排出を行う肝臓にとっては、かなり負担のかかるものなので、しつこいですが、できるだけ避けたほうがいいです。一般的に肝臓のケアに使われるハーブはミルクシスル(セイヨウアザミ)。ミスティも肝臓の数値が悪くなっていったので使っていました。ただ、作用が穏やか(ということは副作用も少ない)なので、効かない、という人もいるようです。ある時期、急に数値が悪くなったときには、ウコンも使いました。ウコンには春ウコンと秋ウコンがあり、一般に春ウコンのほうが精油成分やミネラル成分が豊富で効能があるといわれています。でも、秋ウコンには、クルクミンが非常に多く含まれているので、肝機能強化のためにはこちらのほうが効果的です。ウコンはミルクシスルと違い、効果がある分、副作用についてもいろいろ議論されていますね。こういう強いものは定期的に使うのではなく、特に必要なときに1ヶ月とか期間限定で使うのが安全だと思います。健康だけれど、お酒は好き、という人は、春秋だけウコンでデトックスというのもいいかもしれません。ちなみに、ミスティはALP(アルカリホスファターゼ)(肝機能)が480まで上がったことがあり、そのときにウコンを使用したところ、1ヶ月で313まで下がりました。その後はミルクシスルやシジミエキス(も肝臓にいいんです)でのんびりケアにもどりましたが。(ALPの基準値は病院などによっても違う数値を使っているようですが、313でもまだ高く、獣医さんは薬を使いたかったようです。でも、少し時間を下さい、と飼い主が負けず(笑)、そうこうしているうちに、数値もだんだんと落ち着いていったのでした)メディカルハーブの先生から教えていただいた肝臓デトックスハーブはアーティチョーク。そう、あのフランス料理なんかで前菜に使われるあれです。 和名は朝鮮アザミ。私は春秋のデトックスティーを自分でブレンドして飲んでいますが、アーティチョークの味は・・・とにかくまずい。中途半端なまずさではないので、かえって煎じ薬のようなつもりで心の準備をして、気合を入れて飲んでいるから飲めるのかも。もちろん飲んで(食べて)くれれば動物にも使えます。このハーブをお茶にもせず、ドライのままワシワシと食べた猫もいたとか。肝臓に効くぞ、と動物の本能が教えたのでしょうか。というわけで、ちょっと出遅れてしまったデトックス情報ですが、まだまだ間に合いますよ~。 (写真はミスティが1歳くらいでモモはうちに来たばかりで2ヶ月くらいでしょうか。2人とも大人になってからとまったく違うので、この写真を見た人はみんなどっちがどっち?と聞きますー顔だけ真っ黒なのがミスティでコウモリ耳(笑)がモモです)
2010年05月05日
コメント(0)
以前の日記で紹介した太田快作獣医師が北里大獣医学部生に作った「犬部」(現:北里しっぽの会)その体当たりな犬猫を救うための奔走ぶりが本になりました。タイトルはそのものズバリ 北里大学獣医学部 犬部! なんといっても帯が受けます。 「俺が行かないと、あいつらは死ぬ」 「でも、このままだと俺が死ぬかも・・・?」ほんとに超人的なパワーで走り回ってたもんね、快作君出版社のサイトの紹介は: 行き場を失った犬や猫を救うため奔走する現役獣医学部生たち。 動物だらけのキャンパスライフは、笑いと涙と感動の連続!? 青森県十和田でくりひろげられる、実録青春ストーリー。今日の朝日新聞でも「こどもの本棚」で紹介されています。こういう本を読んで、将来獣医師になりたい!と思った子が獣医師を目指してくれたら、日本の獣医学教育も変わっていくことでしょう。ちなみに現:北里しっぽの会のサイトはこちらです。
2010年04月23日
コメント(1)
先日、中国で大きな地震がありましたね。日本では最近、大きな地震はありませんが、東海地震はいつ起きても不思議ではないそうですし、他にもいつ、どこで、どんな災害が起こるかわかりません。ペットを守るための、いざという時の準備はできているでしょうか?最近は、自治体の災害時の避難計画にペットも入れているところもあるようです。葉山でも、一度、町でペットを連れた避難訓練をやったようですが、すでにかなりのシニアになっていたミスティとモモを連れて参加するのはあきらめ、いざとなったら私が守ってやる!と腹をくくったのでした動物と暮らしている人は、その動物の状態なども考え、最低限の準備をしておくことが大事ですよね。ペット用防災グッズ私が準備していたのはこんなものでした。ミネラルウォーター非常食ふだんはたいてい手作り食でしたが、人間同様2~3週間分程度のフード(缶・ドライ・レトルト)を用意して、少しずつ入れ替え、常に賞味期限内で保存しておくようにしました。携帯用折りたたみ食器これはドッグランなどで使っている人も見かけますね。ドッグキャリーハーネス だっこ紐うちはマンションの6階ですが、関西の大震災ではエレベーター、階段が使えなくなった建物もたくさんあったそうです。電気や水道が使えなくなって自宅に残れない場合を考え、非常ばしごからの脱出用に用意しました。小型犬や猫だったらバックパック型のキャリーを用意しておくといいかもしれません。以前、紹介したウェブハーネスなどもいざとなったら背中の持ち手をつかんでぶら下げるようにしても、中型犬くらいで短時間なら大丈夫かもしれません。ドッグシューズ瓦礫や割れたガラスなどから足を保護します。ミスティは足の裏にイボができて切除手術をしたことがありますが、術後の散歩のときに役に立ちました。ペットセーフティーシートペットの為のチャイルドシートですが、折りたたみ式ケージとして。これはもちろんふだんから使えますが、車を使わなくても、ふだんは折りたたんでしまっておけるので邪魔になりません。軽いので持ち運びも楽です。今は事情もだいぶ変わりましたが、関西のときには、避難所に犬が入れないので、犬と自分の車に寝泊りしたり、野宿した人もいたと聞きました。いっしょに避難する場合も、ケージ代わりになるものがあれば動物も安心できると思います。あとは、予備の首輪(ハーネス)とリード包帯持病のある子は薬も余分に用意しておいたほうがいいですね。いざという時の用意をしておけばふだんから安心して過ごせると思いますよ。
2010年04月17日
コメント(2)
いきなりナンですが、ほぼ日刊イトイ新聞の愛読者です。ずいぶん前(1999年)のものだけれど、タカラジェンヌのイメージがガラガラと崩れ去った天海祐希さんの『おいら』シリーズとか大好きでした。最近よくチェックするのは、気まぐれカメラ糸井重里さんが、愛犬ブイヨンを主役に日々の暮らしを撮り、つづっていますが、自らを「おとうさん」、奥さんの樋口可南子さんを「人間のおかあさん」と呼び、意外な「親ばか」ぶりを披露していてほほえましいです。ブイヨンちゃん(女の子)がどのようにして家族になったかは分かりませんが、ジャックラッセルなので、ペットショップで購入したのかなぁ、というあたりが引っかかりながら、ついつい覗いてしまう私です。★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★先週の日曜日はアロマの用で日帰り名古屋でした。桜がちょうど満開できれいでしたよどこに行っても、たくさんの人で、すごい活気で、名古屋のパワーを感じました。駅ビルにバームクーヘンのクラブハリエがありましたが、ティールームのドアの取っ手がバームクーヘンでかわいかったです。
2010年04月11日
コメント(2)
埼玉のペット死体遺棄は容疑者が逮捕されたようですね↓ペット死体不法投棄容疑、業者の元町議を逮捕もし反省していないようなら、私が個人的に呪ってあげましょう。それにしてもいつからやっていたのか・・・飯能のペット100匹遺棄:「また捨てに来た」 夜、斜面転がる振動やはり、きちんとして法規制がないと、やりたい放題な人が出てくるのですね。来年は、また、動物愛護法の改正が予定されています。動物業者の取り締まりをいっそう厳しくして欲しいものです。
2010年04月08日
コメント(2)
今日のYahoo! Japan に埼玉の山にペット100匹に死体というニュースがありました。犬や猫約100匹の死体が埼玉県飯能市内のがけ下に捨てられていたとか。最初、この記事を読んだときは繁殖業者が不用になった動物を遺棄したのかと思いましたが、衣服などを身に着けたままの死体も多く、どうやらペットだったようで、ペット葬儀業者が飼い主からお金だけ取って死体を不法投棄していたようです。ペットを家族のように思っていた人の気持ちを踏みにじるような行為ですね!私にとってのミスティとモモは、その身体ではなく、そこに宿る魂だったので、魂が旅立ち、身体が役目を終えたあとは、獣医学生さんの実習に使ってください、と思っていましたが(これは諸事情により実現せず)、そういう私でも、動物とはいえ、死体をこのように扱うのは許せません!いったい命をなんと思っているのか。こういう人たちって、家族があって子供がいたりするのでしょうか。そういう家庭って想像すると怖いですね。現地を訪れたという方たちのブログも紹介されていました。正丸峠。 - 犬の幸せって??(3月29日)知ってください、正丸峠:犬猫遺体遺棄事件 - ワンダーランド★スタッフブログ(3月30日)
2010年04月06日
コメント(0)
友人に、ほんとうは人間が着ぐるみを着ているんだと言われていたミスティとモモ。妙に人間っぽいところがあったので、あの2人は留守番の間、実はテレビを見たり、冷蔵庫を勝手に開けたりしてるんじゃないか、隠し撮りして見てみたい、と言われたことがあります。VHS、3倍にしたら6時間録画できるね、なんて、今思えばアナログな会話をしていたわけです。それが20年近く経つと、リアルタイムで留守中のペットの様子が見られるようになったんですね。昭和シェル石油(なんで?って感じですが)のネットワークカメラサービスを利用すると、どこにいても携帯電話やパソコンでペットの様子を見ることができ、マイクを内蔵したネットワークカメラを使用すれば、留守番中のペットの鳴き声も聴くことができるんだそうです。お留守番も慣れていれば、若い頃はさほど心配ではないですが、高齢になってくると、留守の間も何かと気がかりなものです。私は仕方なく、午前と午後にシッターさんに来てもらったりして、子供の保育代ならぬ犬のシッターさん代にお給料の何割かが消えてしまうことに。介護当時、こういうものがあったら、気分的にも経済的にもだいぶ楽だっただろうと思います。最近まで老犬介護をしていた友人は自宅の2階で仕事をしていて、1階にカメラを設置して階段を登れない老犬の様子を仕事をしながらチェックしていました。ちょっとご近所に出かけるときにも、携帯で様子がチェックできるので、何かあればすぐに帰れるから安心、と言っていました。こういうものを上手に利用することで、介護する側がゆとりを持てれば、される側もゆったりと世話をしてもらえていいですよね。
2010年03月31日
コメント(0)
先日、『猫とアロマ』のところでコメントにちらっと書いたペパーミントの精油。ほんとうはとっても頼りがいのある精油なんです。ペパーミントの清涼感ある香りが気分をリフレッシュさせてくれるのは今さらここで言うまでもありません。ハーブのペパーミントは、お茶として胃がもたれるときに飲むとすっきりしますが、精油も消化促進、食べ過ぎ、飲み過ぎ、消化不良、吐き気に効果あり。肝臓の解毒作用もあり、長期の薬物治療や感染症などで機能が低下した肝臓の回復を助けます。 乗り物酔いにもいいです。肩こりなども、パンパンに張っているので、とりあえず楽になりたい、というときは是非ブレンドに入れたい精油。そんなペパーミントなんですが、でも・・・この精油の主な成分はモノテルペノール類のメントールとケトン類のメントンです。そして、精油として安全に使用でき、品質的にも良いとされているのは、この2つの成分の割合を比べて、メントールのほうが多く含まれるものです。逆にメントンをより多く含むものはあまりお勧めではありません。先日も書いたように、ケトン類の中には神経毒性や肝毒性があるものもあります。皮膚刺激が強いので、マッサージオイルとしても気軽には使えません。(ジャスミンに含まれるジャスモン、Sフェンネルに含まれるフェンコンなどは毒性のないケトン類です)。ペパーミントに含まれるメントンには、脂肪を溶解したり、肝臓を強化したり、胆汁分泌を促進したり、また、殺虫作用などもあるのですが、それだけ作用が強いので、使うときに用量など注意が必要です。じゃあ、そのあたり、どう見極めるの?ということになりますが、これはきちんと成分分析表がついた精油(いわゆるケモタイプ精油と呼ばれているもの)を買うことです。成分分析表が付いている=精油の質が良いということにはなりませんが、一応、天然で混じり物はないと思っていいのではないかと思います。今、市場に出回っている「精油」は天然でも何でもないものも多いので、メディカルな効果を期待するのであれば、多少値段は高くても、きちんとしたものを使わないと、それこそ安物買いの銭失いになります。(今の若い人はこんな言葉聞いたことあるだろうか?・・・)ケモタイプ精油に付いている成分分析表は、たとえばこんな感じやこんな感じです。『使用上の注意を守ってお使いください』な精油なので、乳幼児、妊産婦、授乳中の女性、てんかんの患者さんには使用しないようにとか、6才以下の幼児には慎重に使用するように、などの注意事項もあります。そういうわけで、みなさん、気をつけて使ってくださいね。
2010年03月26日
コメント(0)
先日、こちらの本を出版したばかりのこの方は、いったいどんな神通力を使って2冊同時進行で執筆していたのか本日、また新しい本が出版されます(あれっ?今日でいいんですよね?)『世界にたったひとつの犬と私の物語』 私はおこがましくも筆者から直接贈呈でいただいてしまい、「帰りの電車の中ででも読んでね」と言われたのですが、帰宅してからちゃんと正座して(ウソ)読みましたよ。でも、電車の中で読まなくて正解。最初のペットサロン・ミグノンさんのお話からウルウルしてしまい、翌朝は、寝不足に赤い目と鼻、仕事に行くのにどうしてくれるんだ、でした。個人的に特に思い入れ深く読んだのは、3話目の大田快作獣医師の話。彼と初めて会ったのは、かれこれ8年ほど前。まだ彼が獣医大の2年生だった頃。生体実習(動物実験)をしないで獣医師になった人のもとに自分達も動物実験はしたくない、と集まった10数人の獣医学生のひとりでした。海外では動物実験をしなくても獣医師になれるような制度がきちんとあるのに、日本で同じことができないのは悔しい、と熱く語る彼に、こんな若者がいれば、日本の未来もそう暗くはないかな、とうれしくなったのでした。その後、彼は仲間たちとあちこちの獣医大で旋風を巻き起こし、少なからぬ影響を残して無事、国家試験に合格。今では、立派に獣医師として活躍していますが、その一方でしっかりと不幸な犬猫の保護活動にも奔走し、いったいいつ寝るんだろうと思う生活の中でも、ちゃっかり(笑)かわいい女性と結婚し、最近、パパになったばかりです。すっかり初孫ができた気分の私ですが、この人なんで獣医師になったんだろう、と思うような人にもときおり出会う獣医業界にも快作パワー全開で新風を吹き込んで欲しいものです。眞子さん、快作君のこと書いてくれてありがとうございます。もちろん、ひとつひとつの話が特別で、ほんとうに「世界にたったひとつ」。これを読み逃がすと損しますよ。みなさん、本屋さんへ走りましょう
2010年03月20日
コメント(4)
前回の続きです・・・認知症のケアに、私はメイペットではなく、ラクトペットDR10というのを使っていました。モモがそろそろ怪しいかなという状態になり、例によって、いろいろなキーワードを打ち込んでネット検索して見つけたものです。国産無農薬丸生大豆と 天然の湧き水だけを原料にした乳酸菌共棲培養エキスで、腸内環境を整えて健康を守るというものです。なんで腸内環境を整えるのが認知症の改善になるの?と思いましたが、腸内環境を整えるというのは一番基本のデトックス(解毒)なので、身体の活力がもどり、血行も良くなり、脳も活性化するはず、と自分なりに納得したのでした。そういえばアルツハイマーなどもデトックスをして、体内から有害金属(アルミとか)が取り除かれると症状が改善すると聞いたことがあります。この時期、「突撃老犬介護グッズモニター」を自称し、「良さそうであればとりあえず購入して使ってみる」毎日で、ラクトペットも何か特に根拠があって購入したわけではなく、使った人のコメントや、 ドットわんごはんを薦めているところに好印象を持ったからというアバウトな理由なのでした。商品紹介では、自然で健康な動物が好む「特徴のある香り」と謳っているのですが、実際、かなり強烈な香りで人間には到底いい香りとは思えません。私がこれを嗅いで思い出したのは、犬の肛門腺の匂いでしょうか。でも、これを嗅がせるとミスティもモモも目を輝かせ、喜んで舐めるので、脳に刺激を与えるのかも、と思い、続けることにしました。認知症・老化に対する効果は・・・目に見えて何かが改善されたということはなかったです。ただ、これを嗅がせるとシャキっとするので、進行を遅らせるとかそういう効果はあったのではないかと思います。あと、目の前で老いていく、あるいは病気が進行していく動物に対して何もできない状態というのはつらいものです。害になっては困りますが、たとえはっきりした効果がなくても、何かしてあげられることがあると、少し気持が楽になるものです。介護する人間の側のエゴなんですけどね。もちろんこれは犬だけでなく、猫にも与えられます(フェレットも、とか)知り合いの13歳の猫が毎朝3時になると鳴き出すようになったので認知症になったのだろうか、と心配していましたが、彼女にも薦めてみようと思っているところです。
2010年03月17日
コメント(0)
たくさんあるので何から書いたらいいのか分からない犬の認知症。きちんと整理して、なんて高望みするといつまでたっても書けないので、思いついたことからアップしていきます。とりあえずは明治製菓のこのサイト明治製菓はメイベットという痴呆(認知)症に効く薬を出しています。私は使ったことがないのでいいかどうか分かりませんが、これで症状が改善したという話は聞いたことがあります。そういうわけで、こちらのサイトにはメイベットについての詳しい説明もありますが、それだけでなく、犬の痴呆についての情報もたくさん載っています。いっしょに暮らしている犬が実際に痴呆になると、ゆっくりと情報収集する余裕もなくなってくるので、高齢になってきたら、いざというときのために、少しずつ調べていくといいと思います。で、このサイトには、 犬の痴呆について増加する痴呆犬犬の年齢について痴呆と疑う異常行動高年齢と痴呆発生犬痴呆と診断基準 や、高齢犬の日常の健康管理高齢犬の多発疾患そして痴呆犬の介護についての情報が載っています。犬痴呆と診断基準 には犬痴呆の診断基準100点法(第3案)というのがあります。排泄状態と鳴き声についてのチェックもあるのですが、こういうの読んでしまうと、モモは認知症になり、最後の頃、私やミスティにも反応を示さなくて、食事もシリンジで与えないと食べられず、身体の動きもかなり不自由だったのに、そんな状態でも、室内でのお漏らしはなく(最後の最後にすごいのが一度だけありましたが)、夜鳴きもたまに遠慮がちな声を出すくらいだったことをまた思い出し、そんなモモがけなげというか、不憫というか・・・病気のデパート、ミスティの通院で時間的にも精神的にも余裕がなくなっていたのが悲しく、もっともっといろんなことをしてあげたかったな、と鼻水が出てきてしまうのでした。
2010年03月10日
コメント(4)
というドッグマガジンがあります。『犬・わんこの生活用品通販・イベント情報やドッグトレーナーについて』の情報誌で、創刊号は2006年1月発行。当時はうちのシニアーズも健在で、GREEN DOGでフードなどを注文すると、同梱されていたのですが、最初の頃はいわゆるセレブドッグ用情報誌という感じで庶民にはちょっと敷居が高い内容でした。シニアーズも旅立ち、この雑誌を読むこともなくなってかれこれ2年。久しぶりにサイトをのぞいてみると、ずいぶん様変わりしているんでビックリ。犬の殺処分をなくすために、出来ることを考える講座『ONE LOVE ACTION!』 を開いたり、里親会・譲渡会・いぬ親会情報を提供したりするようになったんですね!ペットショップで犬猫を買う、ではなく、センターや保護団体から『家族』を迎える人が増えていってほしいと思います。
2010年03月03日
コメント(2)
老『犬』介護やケアについて書こうと始めたブログですが、犬のケア=猫のケアの場合も多いし、両方合わせて勉強中なので、これから、猫についてもときどき触れてみたいと思います。で、さっそく、ずっと気になっていた猫とアロマの関係について。巷ではいわゆる「アロマオイル」が横行し、「ナチュラル」とか「天然由来」という表現が無責任に使われているので、気軽に精油(アロマオイル)はいいですよ~、とは書けない状態。アロマについては触れるのをよそうかな、と思っていたら、こんな記事を見つけました。まだ8ヶ月足らずの子猫がアロマオイルを舐めて中毒を起こし、あらゆる機能が不能になって寝たきりになり、治る見込みもない状態になったという悲惨な話です。猫といっしょに暮らしている方、是非、読んでくださいね。ベストアンサーに選ばれた回答でも紹介されている明るい化け猫計画さんが触れているThe Lavender Cat というアロマのサイトThe Lavender Cat - Essential Oil Safety and Catは私も以前から紹介したいと思っていたサイトです。(英語なのが難点)特に、スー・マーティンという人が書いているBe Wary of Aromatherapy Claims for Cats(『猫のためのアロマセラピー』には要注意)は必読です。たぶん、ネットの無料翻訳機能を使えば、だいたいの内容は分かると思うのですが・・・基本的に猫にはアロマオイルは禁忌ですが、それだけでなく、猫と暮らしている人は自分用に使用する場合にも気をつけてください。例えば、お風呂上りにオイルマッサージをした手でそのまま猫を撫でるとか、オイルを塗った皮膚を猫が不用意に舐めないようにするとか・・・芳香用に使うだけでも危険な場合があるので、使うときはほんとうに注意してくださいね。
2010年02月19日
コメント(8)
週末は、うちで仕事どうせこもっているならと、仕事で留守にするご近所さんの(わたし達ったら週末なのに・・・)ワンちゃんをお預かりしました。ビンちゃん、2才の女の子です ビンちゃんはペットショップ出身のロン毛チワワどういう事情か生後半年を過ぎてからショップに返され、店主は処分も考えていたようです。ほんとうにおとなしくて、手のかからないいい子なのになんで返されたりしたのか・・・今のママさんがその店のスタッフと知り合いで、処分されちゃうから引き取って、と頼まれて引き取ったそうです。それにしても・・・やっぱりいいですね、犬のいる生活 ああ、仕事なんか放り出していっしょに日なったぼっこでぬくぬくしたいなぁでも、これが自分の犬だったら・・・昼間ずっとお留守番させてしまうことになる。外泊するときはどこかに預けなければならない。それに・・・外出先で何かあって帰れなくなるかもしれない。私がケガしたり、病気になったりするかもしれない。突然、私の身に何か起こるかもしれない。そんなこと考えたら、動物なんか飼えないわよ、考えすぎよ、と言われたこともあります。そうなのかもしれません。でも、ミスティとモモと暮らしていたときも、いつもそういうことは頭にありました。無事に過ごすことができたのは、ただただラッキーだったからだと思います。やっぱり、自分で引き取れる生活環境ではないから、どういう形でか預かりをやってみたい・・・状況が整ったら、じゃなくて、整うようがんばらなくちゃ
2010年02月09日
コメント(4)
ミスティ、1991年生まれ。 モモ、1992年生まれ。私が2人と暮らし始めた頃は、まだ外で鎖につながれて飼われている犬も多く、犬のしつけも警察犬訓練所のようなところに犬だけ数ヶ月預けるのが主流でそういう施設での虐待まがいの訓練についてもちらほら耳にしていました。自分できっちり犬をしつけ、それが自慢の飼い主もいましたが、わたしは、吠えたり、噛んだり、困ったことをしたりしなければ、オテやオカワリなんてできなくてもかまわないや、と思う素朴な昭和的飼い主なのでした。まあ、こんな風にのんびり構えていられたのも、ひとえにミスティとモモが手のかからない犬だったからですが・・・もともと性質も物分りもとてもよかったのか、飼い主の一貫性も何もないムチャクチャなしつけ(だったのか?)に混乱することもなく、よくぞまともに大きくなってくれた、と今さらながらに思います。そんなこんなで、犬のしつけとは、なんて真剣に考えるきっかけもないうちに2人は虹の橋を渡ってしまい、ふと気づけば、世間では「陽性強化」とか「ほめるしつけ」とかいう言葉が飛び交っている。いつの間にこんな状況になっていたんだろう、昔のあの「しかるしつけ」はいったいどこにいったんだろう、と浦島太郎さんな気分・・・と思っていたら・・・西川文二氏の本を読んでいてナゾがとけました。西川氏の「うまくいくイヌのしつけの科学」(ソフトバンク クリエイティブ発行)に日本の犬を取り巻く環境は、2003年を境に激変しました、と書かれています。この頃、室内犬の数が屋外犬の数を上回り、小型犬の割合が激増し、犬が家族の一員として扱われるようになり、それ以降、犬の習性やしつけ、犬の飼い方に関する実用書の新刊が、次々と出版されているのだそうです。もっとも、「犬を服従させる」という考え方の訓練方法から180度転換したものが主流になったのは、もっと後、2007年以降のようです。そうか、ごく最近のことだったんですね。もし、ミスティかモモが吠えるとか、噛むとかいう問題があっても、当時だったら、やはりビシバシとスパルタで「服従!」っていう訓練をされていたのかもしれませんね・・・よかった、そんなことにならなくて。それにしても、ミスティはなんでそれほど、と思うほど人(にかまってもらうの)が好きな犬で、散歩中に人が歩いていると、まるで、あたしここにいま~す、撫でてください!とでも言いたげにその人を凝視。そのまま、前を見ないで歩くので、電柱や塀にぶつかることもありました。たまたま、その現場を目撃した近所のおじさまは、いや~、おもしろいもんを見せてもらった、といたく感心してました。(いや、あきれていたのか) 写真はモモが亡くなってしばらくした頃。一生懸命立ち上がろうとして、片耳も立ってます。この後、怒涛の数ヶ月が待っているとは知らず、わりとのんびり過ごせた時期でした。16年半いっしょに暮らし、楽しいことばかりではなかっただろうに、ほんとうにいつも機嫌よく、おだやかで、静かに寄り添ってくれていました。そんなミスティが逝ったあの大雪の日から2年が経ちました。いなくなってみて改めて『かけがいのない存在』の重さを感じます。もう2度と会えない、とは思いたくない。いつか、私がこの世での旅を終えたら、またきっと再会できる、そのときを楽しみにしていましょう。
2010年02月03日
コメント(2)
というタイトルの投稿が、今日の朝日新聞の『若い世代』という欄にありました。投稿者は阿部麗さんという18歳の高校生。以下、そのまま記載します。~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~動物愛護法改正をめざした「緊急提言!真に動物を守る法律へ」のシンポジウムが、大阪府高槻市内で開かれ、4匹の捨てネコを飼っている私も参加しました。アメリカからこられた獣医師の西山ゆう子さんの話は印象的でした。西山さんは、主にアメリカでの動物の扱いについて話されました。アメリカには動物の虐待を取り締まる「アニマルポリス」という職業があるそうです。そのような職業があるということは動物愛護のために、とてもよいことだと思いました。アニマルポリスがいないのは、先進国では日本だけ、ということなので、ぜひ日本でも作るべきだと思いました。日本では、動物愛護法はあっても虐待の定義が不明確など改正を望む声が強いのです。何一つ役に立てない自分にやるせなさを覚えましたが、間接的な手段ではあっても、署名活動を通していつか動物の命を守る願いが日本中の人たちに共感してもらえれば、と思いました。~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~18歳で、こんなことを考えている子がいるなら、この国の未来も少しは明るいかな~、とちょっといい気分になっていたら、そこから思い切り突き落とされた気分になるような話を友人から聞きました。生体販売をしているぺットショップというのは、すでに前世紀の遺物のように思えるのですが、なかでも繁華街の24時間営業のペットショップ(いまもあるのだろうか?)は、こんなの許してて先進国もないだろう、という腹立たしい存在です。友人にそんな話をしたら、彼女の口からもっとびっくりする話が・・・そういうペットショップの中には、いわゆる風俗のおねえさんと結託して、ボロもうけをしているところがあるんだそうです。おねえさんが「パパ~、○○(なんでも好きな名前入れてください)、チワワがほしいのぉ~」とおねだりをして買ってもらう。おねえさんは事前にペットショップと話をつけていて、15万とかで買ってもらった犬をペットショップにもどしてその半額を返金してもらう。これを1匹の犬を使って数回やったら、ペットショップは何匹か売るのと同じだけの儲けを得られるし、おねえさんもおこずかい稼ぎができる、のだそうです。これって、ブランドバックなんかを買ってもらって、その足で質屋に売りに行くのと同じ感覚じゃないですか。もう、この国の人間はそんな風になってしまったのかと正直、怒る気力も出ませんでした。これはもうやっぱり、法律で規制しないとダメですね。
2010年01月31日
コメント(0)
渡辺眞子さんの新しい本が2月5日に発売されるそうです。題名は犬と、いのち犬好きの人には、読むのがつらいかもしれません。でも、犬達が置かれている現状を知らなければ、助けることもできません。まず知ることから始めてください。写真担当の山口美智子さんはご自分でも捨て犬の里親探しをされていて、たくさんの犬が彼女のもとから幸せになっていきました。詳しくは、山口さんのブログをご覧下さいね。 *☆*♪*☆*♪*☆*♪*☆*♪*☆*♪*☆*♪*☆*♪*☆*♪*☆*先週、バッチフラワーレメディのレベル3(プラクティショナー)コース実践力アップ講座1回目を受講してきました。レベル3をいっしょに受講中の仲間達。この講座で初めて会った仲間達。安心して自分の奥底にある感情を分かち合える空間で自分を見つめなおし、レメディへの理解を深める機会をいただけたのは、とてもありがたいことでした。でも・・・バッチフラワーの基本はシンプル・コンサルテーションです。ホメオパシーの先生が何度も口にされる、シンプル、イコール、簡単、ではありません、という言葉が頭の中でエコーした一日でした
2010年01月30日
コメント(0)
以前にもこのブログで紹介したことのある、ラフウェア ウェブマスターハーネス ペット用品通販のペピィでセールやってます。私が使っていたものからバージョンアップしたのか、定価は15000円から18000円ですが、今だと定価の3分の1で買えます(数量限定)。「*介護用品ではありません」となっていますが、使用経験者としては、その辺のへなちょこ介護用品よりよっぽど使い勝手がよかったです。足腰が弱くなってきて、そろそろ歩行補助用品が必要かも、と思っている飼い主さん。これはお勧めですよ。
2010年01月25日
コメント(0)
ホメオパシー獣医師、森井先生のお話で、ちょっと意外だったのは、ホメオパシー薬の開発に動物実験を必要としないという点に触れたこと。獣医師が、獣医学会の講演などで、獣医療の薬剤開発に関わる動物実験について述べるのは、初めて聞いたように思います。私がナチュラルケアに関心を持ち始めたのも、動物の保護活動に関わり、動物実験について知るうちに、自分や自分の犬が当然のように使っている薬品開発のために、犠牲になっている犬や他の動物がいることに気づいたのがきっかけでした。人間さえよければ、自分の犬さえよければいい、とは思えなかったので、それからはできるだけ薬は避け、だんだんとナチュラルケアに置き換えていったのです。そして、薬を使わなくなり、よけいな化学物質を身体に取り入れなくなったせいか、以前より体調を崩すことも減り、ますます薬離れしていったのでした。(ホメオパシーを知ってからは、歯の治療後の鎮痛や頭痛などはレメディのお世話になってますが、これがまた効くのですよ)犬に使うノミやダニ避けの薬だって、殺虫剤なので、動物にどのくらい与えても(とりあえずは)大丈夫か、という実験をしているわけです。それでも虫を殺すだけの力を持つものですから、継続的に使用していれば、有毒化学物質が体内に蓄積し、腎臓や肝臓に負担がかかります。それなら、虫を殺さなくても、香りで寄せ付けないハーブを使うほうが、動物の身体にもやさしいですよね。風邪やインフルエンザの予防や消毒殺菌は、アロマの精油でもできるし、体質改善・生活習慣病予防はハーブの得意分野です。もともと、いわゆる一般薬は、伝統的に使われてきたハーブなどの成分を分析して有効成分を特定し、それを人工的に合成したものです。植物に含まれる成分は、自然界のバランスに則ったものなので、即効ではなくても、身体に優しく作用します(もちろん、自然界にも猛毒なものは存在しますが)。その一部(有効成分)だけを再現した一般薬は、効き目は速く、強くなっていますが、もともとの植物が持っていた全体のバランスが崩れてしまっています。副作用が出るのは、このあたりにも原因があるそうです。動物実験への反対を意思表示するのに、動物実験を行っている研究者に直接、抗議をするのもひとつの方法ですが、私たちが生活の中で、そのように開発された製品を使わないのも、消費者の不買運動という形の立派な運動です。薬だけでなく、買う側が、食品も、化粧品も、洗剤も、自然なものを選べば、余計な動物実験はなくなっていくでしょう。実際、『現代医学へのアンチテーゼ』として自然な暮らしを心がけ、バッチフラワーレメディや、ハーブや、アロマを積極的に日々の生活に取り入れているひともたくさんいます。ペットにやさしいナチュラルケア。でも、それだけでなく、もっといろいろなところに影響があることも知ってほしいと思います。
2010年01月22日
コメント(0)
もう2ヶ月前になりますが、日本獣医生命科学大学で行われた日本伝統獣医学会の会合に行ってきました(って、また、今頃書いてるし)。お目当ては知る人ぞ知る森井啓二先生のお話です。題は、「ホメオパシーで動物に出来ること」森井先生は、東京都足立区で、「しんでん森の動物病院」を開業されている獣医師で、『臨床家のためのホメオパシー マテリアメディカ』や『“一歩すすんだ”セルフケアのためのホメオパシー』などの著書があるホメオパシーの専門家です。『臨床家のためのホメオパシー マテリアメディカ』は、日本語で初めての「ホメオパシー・マテリアメディカ」(ホメオパシーレメディ事典)で、先生が十数年かかってまとめたものだそうです。以前から、重篤な病気で余命数ヶ月と診断された動物が、「しんでん」に連れて行ったら症状が軽くなって寿命をまっとうできた、というような話を聞いていたので、どんな内容のお話か、とても楽しみでした。講演が始まり、森井先生の口から,次から次へと出てくる病名とその治療、そして予後。黒色メラノーマ膀胱ガン癲癇などなど・・・乱暴な言い方をしてしまうと・・・レメディが適切であれば、たいていの病気は症状が好転(症状が消え、そのまま今も元気な状態)するようです。性格や体質などすべてを含めて、動物をひとつの個として捉え、その全体像がほんとうに理解できれば、適切なレメディは自ずと決まってくるのですが、人間は動物と言葉でコミュニケーションがとれないので、正確な全体像をつかむことはむずかしく、レメディを与えて効果がないのは、レメディが効かない、というよりレメディの選択が適切でなかったということなのです。ホメオパシーの利点は、森井先生がおっしゃていたように、適切なレメディならば副作用もほとんどなく、通常、一般薬よりも廉価で、原料はほとんど水と砂糖なので、自然界の動植物を乱獲する必要がない、開発に動物実験を必要としないこと、などいくつもあります。ただ、森井先生も欠点として挙げていたように、ホメオパシーの勉強は半端でなく大変なので、ただでさえ忙しい現役の獣医師の方々が本格的に勉強するのは、かなりの覚悟が必要だろうと思います。森井先生の他にもホメオパシーの診療をする動物病院はありますが、チョコチョコっとかじっただけでホメオパシー診療、なんて看板を掲げている獣医師もいるそうなので、そのへんを見分けることも大事ですね。
2010年01月19日
コメント(0)
地元タウン紙で、「ただのいぬ。」ミニ展覧会in逗子と、「犬と猫と人間と」の映画上映の記事を見つけたまま、そのうちブログにアップして~・・・と思うだけでおさぼりしていたら(いつものことですが^^;)、こちらでとっくにアップして下さっていたのでした。逗子在住の方たちが立ち上げられたOne Pawというグループが主催。逗子市教育委員会の後援ですって。素晴らしい!教育関係者も、もっと積極的にこういった問題に関わって、こどもたちに命の大切さを伝えてほしいものです。1月26(火)~2月1日(月)10時~17時(最終日16時まで)逗子文化プラザギャラリーで開催されます。1月31日(日)には特別イベントもあるそうです。詳しくはこちらをご覧ください。*☆*☆*☆*☆*☆*☆**☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*映画「犬と猫と人間と」は2月27日(土)14時から逗子文化プラザなぎさホールにて(大人1000円、小中高生600円)前売り券発売中。湘南三浦地区でお時間の都合のつく方、写真展も映画も是非ご覧くださいね!
2010年01月18日
コメント(0)
昨日の日記の続きです。・・・というわけで、なんだかんだとグズグズしてしまい、やっと予約を入れたのは12月。実はその数週間前に、どうしたはずみか左足の親指の付け根を痛めましたでも、歩けないほどの痛さでもないし、そのうち直るだろうと放っておいたら、直るどころかふくらはぎから太もも、太ももから腰へと痛みが広がり、なぜか同時期に、左の首から手首までも、だんだんと凝りがひどくなり、気が付いたらしびれも加わり、「左半身全滅」状態だったのです。そんな状態と歯のつながりなどはまったく考えず、とりあえず近況報告、のような感じで小泉先生にその話をすると、歯の診察の前にそのあたりのチェックを、ということになりました。で、診察椅子ではなく診察台へ。まず両足から施療し、首と肩、そして頭。歯医者さんで身体の凝りがほぐれるなんて摩訶不思議な感じですが、なんといっても「ホリスティック」治療ですから。それから、左上の歯の詰め物を交換することに。今回は今までの詰め物をはずして仮詰めをし、新しい詰め物を入れるのは次回です。そして、はずしました、詰め物。すると、ん?ん?ん?首から手首までのしびれがスルスルスル~と消えていったのです!「先生~!」と思わず大きな声出してました。いや~、あんな経験は初めてでした。もう、ほんとにびっくり。あの凝りとしびれは、右側の詰め物を交換したあと、いつまでも左側の治療を放っておいた私への身体からのメッセージだったのでしょうか。いたって「鈍」な私は気づきもしませんでしたが(^^;)左上半身の痺れも、歯と結び付けるなんて考えもしなかったし。ホリスティックケア、まだまだ初心者だと再認識しました。ちなみに足と腰のほうは、また別物だったらしく、整体院で坐骨のあたりに施療していただいたら、左足親指付け根の痛みも取れました。このあたりもまさに「人体の不思議」詰め物をはずしてから2週間後、2009年最後の通院は、仮詰めから本詰め(というのか?)への交換。いつもは治療が終わると、そのまま職場へダッシュなのですが、せっかくの年末だし(とこじつけ)、しっかり一日休みを取り、ちびママさんに声をかけ、準備万端(笑)で横浜へ出発。お天気も良く、ほんとうに楽しい一日でしたで、肝心の首と肩の凝りですが・・・軽くなりました以前よりずっと楽になりましたでも・・・この凝り、目からも来てました仕事でも家でもPCを使うという話をしたところ、目医者さんに「最悪の環境ですね」と太鼓判(?)を押されちゃったし。これはもう、だましだまし、メインテナンスしながら、やってくしかないですねところで、その人に合う詰め物の材質って、どうやって選ぶの?と、ある友人に聞かれました。これは、Oリングテストというものでチェックします。Oリングテストというのは、アメリカ在住の日本人医師、大村恵昭教授が考案したもので、人間の親指と人差し指でO型(リングの形)を作ります。その詳しいメカニズムは知りませんが、薬剤などがその人に合うかどうかを、O型にした指の先が付いたまま(適合)か、離れてしまう(不適合)かで判断する方法です。身体への圧迫や物質が発する電磁場などによるわずかな刺激を身体が感じ取り、その刺激に対して脳が判断する適不適がこれで分かるのだそうです。初めて耳にすると何やら怪しげな感じがするかもしれませんが、物理の世界では、すべて物体には波動があるというのが常識になりつつある、と聞いたことがありますし(この辺、ちょっといい加減)、実は非常に科学的な方法なのかもしれません。そういえば、昔、お世話になっていた、エドガー・ケイシーのリーディングとアーユルベーダ医療を併用していた治療院でも、ミスティとモモがお世話になっていたプレマ動物ナチュラルクリニックでも使ってました。ホリスティックケアって、いろいろなアプローチの方法があって、ほんとうにおもしろいです。
2010年01月10日
コメント(0)
元旦の日記で触れた歯科通院。なぜ地元の歯科病院ではなく、横浜まで通っているのか。それは噛み合わせ矯正と歯の詰め物の交換のためなのでした。実は、半端でなく歯並びの悪い私。朝起きたときにアゴが凝ってる(笑)のは絶対に寝ている間の歯軋りのせいだろうし、顎関節症もあるし、肩こりも関係しているに違いない。できれば歯列矯正をしたいけど高い!ということで、『宝くじが当たったらやる』リストに入れたままになっていたのですが、日本ホメオパシー振興会のサイトで見つけたホリスティックな歯医者さん自分でもホメオパシーの勉強を始め、通院中の同級生が「人生が変わりました!」と、ほんとうにうれしそうに話すのを聞き、これは是非行ってみねば、と思いました。歯をほんの少~し削ったりと最低限に手を加えて噛み合わせの調整をすると聞いていたのですが・・・初回は、時間をかけた、すごく丁寧な問診があります。「ホリスティック」なだけあって、歯のことだけではなく、身体全体の調子やこれまでの病歴についてなども。それから、診察室へ・・・治療開始です。「少~し削ったり」と聞いてましたが、ほんとうにチョコ、チョコ、っと削りながら具合を見ていきます。と、あら不思議アゴを動かしても、付け根がガクガク言わなくなりました。顎関節症で今まで結構いい音がしていたのに。それから、首を動かしてみると・・・まあ、さっきよりスムーズに動きます。でも、それで終わりではありませんでした。ここの診察室には、なぜか診察台(というより寝台?)があります。実は小泉先生(歯医者さんのお名前)、オステオパシーもなさるんです。オステオパシーというのは”ギリシア語のOsteon(骨)とPathos(病理、治療)の2つを語源とし、日本では整骨療法と呼ばれていたこともあるが、骨のみを調整する手技とは異なり、骨格などの運動器系、動脈・静脈やリンパなどの循環器系、脳脊髄液の循環を含む脳神経系など、解剖学的あるいは生理学的な広範囲の医学知識の元に、手を使って治療を加える。現在ではオステオパシーとそのままで呼ぶ。しかし、単なる療法ではなく、オステオパシーとは、そのままでひとつの哲学であり、1. 身体全体をひとつのユニットとして考える、2. 身体の機能と構造は一体のものであると考える、3. 自然治癒力を鼓舞することを主眼とするなど、独特の医学体系を持つ。”(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)というものなのだそうです。小泉先生も歯科治療とオステオパシーについて書かれています。で、歯の治療が終わった後、この診察台で頭蓋骨などの調整をしていただきました。これがまた気持ちいいんです。揉んだり、押したりということはしないんですが、何だかホンワカしてきて、身体が軽くなりました。この1回だけでもかなり調子が良くなったのですが、それだけではありませんでした。治療前の問診のときに、詰め物や被せ物の材質が自分に合っていないと身体がつらくなるんですよ、というお話をしてくださったのですが、仕事中はずっとPCの前に座っている、という話をすると、詰め物が電磁波に共鳴して身体に影響しているのかもしれませんね、と。もしかしたら、首や肩の凝りもそのせい?だったら早く何とかしなくっちゃ、というわけで、ボチボチ(いっぺんにやると財政破綻してしまうので)詰め物の交換を始めたのでした。で、まず、一番、影響がありそうです、と言われた右側3本を交換。と、なんだか顔の右側が軽いです。そんなこと言われても、本人以外はどんな感覚なのか分からない。小泉先生も不思議な感覚ですね、と笑ってらっしゃいました。でも、他にどう表現すればいいのか・・・右側の首だけ頭の重さを感じていないような感覚です。こんなのは生まれて初めてでした。そして、そこで、私の苦手な夏(仕事に行く以外はひっそりと、家の中にこもっていたい季節)が到来。銀行の残高もかなり情けない感じになってきたので小休止をすることに。では、また涼しくなったら、とごあいさつしたものの、生来、無精者なので、また重い腰を上げたのは12月になってからなのでした。と、このあとも続くのですが、思いのほか長くなってきちゃいましたね。残りは後日ということで・・・
2010年01月09日
コメント(3)
高知県高知市で、保健所で刹処分される犬猫を保護し、里親探しの活動をされている中山さんという方が今月23日に講演会を主催されるそうです。講演者は、犬猫のレスキューに関わる人なら知らない人はおそらくいないのではないかと思われる関西ARKのエリザベス・オリバーさんと、英国エドワード・バッチ財団登録のプラクティショナーの方(中山さん、バッチフラワーレメディの勉強もされているそうです)。 中山さんは講演会の準備なども一人ですべて準備され、ここまでこぎつけられたそうですが、高知は犬猫のレスキューへの関心度はさほど高くなく、まだ申し込みが目標の50名には達していないそうです。四国、関西方面にお知り合いのいる方、団体などとコンタクトのある方、どうぞお知らせ願えないでしょうか。以下、 中山さんのブログから転載させていただきます。*******************************************************動物の命と心のケアについて高知市文化プラザかるぽーと 9階第2学習室2010年1月23日(土)9:30~入場予定 10:00講演開始予定 終了時間15:00予定(休憩有り)講演者○高知県食品・衛生課○アニマルレフュージ関西 代表エリザベス・オリバーさん○エドワード・バッチ財団登録 プラクティショナー(書かれていないお名前は都合によりブログでは省かせていただきます。)参加費 1500円定員数 50名連絡先 info@ten-pest.com担当者 中山メールで詳細はお知らせ致します。参加費は前払いとなります。参加費入金確認後のメールがチケット代わりとなりますので大切に保管お願い致します。収益については団体または協会への寄付をさせていただく事にしています。高知の現状なども話していただく事になっていますので、県の職員の方に参加していただいているので、地元の方優先でいきたいのですが、問題は地元がどこまで関心を持っているかです。高知ではチラシの配布も予定していますので興味ある方は気軽にご連絡いただけたらと思います。チラシには講演者の方のお名前を全員記載しています。また連絡先も電話番号を記載しています。(電話での受付は時間が限定されてしまいますのでメールが確実です)12月いっぱいは地元優先で受付となります、1月から開催ギリギリ近くまでは関係無く受付の予定です。多少変更になるかも知れませんが変更がある場合はこちらでお知らせします。動物のケアのひとつとして、レメディについてもプラクティショナーの方から話が聞けます。オリバーさんの講演として話を聞くのは自分も初めてなのでとても楽しみにしています。突然のお話だったのですが講演者のみなさん快く引き受けていただけました、本当にありがとうございます。時間的な事を考えると50名集まるか微妙なんですが、身を粉にして努力します。これから最終段階に向けてもうひと頑張りしたいと思います。*******************************************************レスキューされた犬猫のメンタルなケアのサポートにバッチフラワーレメディが効果的なのは、私自身も実感しています。お近くで、レスキューに関わっている方達、レメディを動物に使ってみたい方などは是非、参加されてください。ブログをお持ちの方、この記事の転載よろしくお願いいたします。
2010年01月03日
コメント(0)
全153件 (153件中 1-50件目)