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2021年07月17日
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カテゴリ: 読書
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​こんばんは。


前回は 金持ち父さん貧乏父さん について解説しました


まだ資産運用を始めていない人、お金についての心配がある人はぜひ昨日の記事も読んでいただきたいです


今日は ​チーズはどこへ消えた?​ について解説していきます



この本の帯に書かれている言葉をそのまま今日のタイトルに引用しましたが、


「1時間で読めて10年間役に立つ本」です


ページ数も100pを切っていて、ほかの本に比べて圧倒的に読みやすく





_______________



1.一番重要なこと

変化とは何かを失うことではなく、何かを得ること


私たちをとりまく環境は絶えず変化し続けます


常識も生き方も働き方もありとあらゆるものが変わっていく中で


人間には厄介なことに恒常性維持機能(ホメオシタシス)という変化を拒む機能が備わっています


そのため意識しないと人間は変わることはできないので、変化しないほうが人間にとってのスタンダードとも言えるかもしれません


ただし、やはり時代もあなたを取り巻く環境も絶えず変化し続けるので意図的に私たちは変化していかないといけません


変わろうとするときになかなか変われないのはなぜか?


変化を拒み続けるとどうなるのか?



変化した先にどうするのか?


それらについてわかりやすく説明してくれる


2.本の内容

2匹のネズミと2人の小人を主人公にして、物語形式で話が進んでいく



人生や人間関係を迷路に例えて、ほしいものをチーズに例えて



迷路の中をチーズを探して歩き回るお話


この話で面白いのは



一番最初からすでにチーズにたどり着いている場面から話が始まる点 です



少年漫画のように主人公たちが徐々に成長しながらゴールを目指すのではなく、最初からすでにゴールを迎えてしまっています



ルフィが第一話からワンピースを手に入れている


悟空がドラゴンボール7つ集めたところから物語が始まる



そんな感じです







ほしいものを手に入れるまでについて書かれた本はたくさんありますが、手に入れた先にどうなったかを書かれた本はあまりないですよね


そこが新しくて面白い


小人たちはネズミよりも優れた頭脳を持っているので、手にしたチーズがなくなった理由の解析に努めます


しかし実際は食べてしまってなくなっただけですが、そのことに気づけず、チーズがなくなったことに怒り、落胆し、無気力になってしまいます



対してネズミたちはチーズがなくなったことに気づいたらすぐさま新しいチーズを探しにまた迷路の中へ出ていきます


迷路の中は複雑になっており、行き止まりになっては来た道を戻り、また新たな道を進み


結果的に別のチーズがあるところへたどり着くことができます



一方で小人二人はずっとその場を離れられずにしばらく過ごし、小人の一人がついに決心してまた迷路へ出ていく選択をします


最初は迷路の中に足を踏み出すのに恐怖を感じるのですが、その恐怖を乗り越えながら迷路を進みネズミたちの待つポイントへ到達することができます


小人は迷路を進む途中で、おいてきたもう一人の小人が勇気を出して迷路へ踏み出せたときに不安にならないように教訓を壁に書き込みながら進んでいくのですが


この教訓が非常にためになる


3.大事な教訓

変わる意義

・「何か」を得た人は、その「何か」が大事なほどそれにしがみつく

人は何かを手にするとその手にしたものを失うことを恐れます


手に入れるまでにかけた労力が大きければ大きいほど、その傾向はより顕著に表れます


しかし、何かを失ったときに重要なことは


​「失ったものをあれこれ考えるよりも、次に手に入れるものを考えること」​ です




​・現状維持は身を滅ぼすことになる​

現状維持が最善の選択肢だと考える事なかれ主義のかたもいますが


うまくいっているときはそれでもいいでしょう


しかし、うまくいかないときにも、現状維持でぐっと耐え続ければうまくいくのかといわれると答えはノーです


うまくいかないことには必ず原因があります


その原因となっている行動や習慣を変えない限りはずっとそのうまくないかないことは続きます


「うまくいかないときには考え方を変えるしかない」 のです


​★変化は災難に見えて天の恵みである★​

人は「追い詰められたときに思い切った行動をとって、そこから人生が変わった」なんて話はいくらでもあります


変わることは一見マイナスにとらえられがちですが、変化を求められる時は実は大きなチャンスを含んでいることをわかっておくと気持ちの面でも明るくなれます



一歩踏み出せない

・恐怖がなかったら何をするか?


新しい何かを始めようとするときに、一歩踏み出せないという経験は誰もがあるのではないでしょうか



初めの一歩を踏み出せない原因は何だと考えるでしょうか?



時間がないから?今のやり方があっているから?周りの同意が得られないから?



上記の理由は始めないための言い訳(後付けの理由)でしかなく、



実際は新しいことを始めるのに踏み出せない理由は


「知らない人たちとかかわるのが不安」


「新しいことにチャレンジして失敗するのが怖い」


「今よりももっと悪い状態になるんじゃないか」



など、 「何かを恐れを抱いているから踏み出せない」 という事実をまずは自覚しなくてはいけません




・恐怖を乗り越えれば楽な気落ちになる

実際に行動する前が一番不安です



「否定されるのではないか」「笑われるのではないか」「馬鹿にされるのではないか」「最悪命を落とすのではないか」



頭の中でシミュレーションしてネガティブなことはいくらでも浮かびますが



実際に行動をしてみるとたいていの想像していたことは起こらない ことが分かります


★今までにないものを得たければ今まで通りではいけない★

もし何か新しいものをほしいと思うのであれば、当然これまでとは違う方法を選ばないといけません



一歩踏み出せないときには、その先にあるほしいものをイメージして



まずは一歩踏み出す小さな勇気を振り絞ってください



その小さな勇気で踏み出した小さな一歩が、行動する前に抱えていた恐怖をかきけす大きな一歩となります


踏み出した先に

・常にチーズのにおいを嗅いでいれば、古くなったことに気づく


望む成果を得られたときに、これまでの努力が大きければ大きいほどうれしいものです


達成感もあるでしょうし、満足感もあるでしょう



しかし、うまくいっている時こそ落とし穴は待ち受けているものです



宝くじで大金を手に入れた人が詐欺にあったり、スポーツで大勝した翌日に大敗を喫したり



喜びが油断を招くのもまた人のさがなのかもしれません



そのため、 うまくいっている時でも変化の予兆を見逃さない ことはとても重要です



大金を手に入れても預貯金の残高確認は怠らないとか、


大勝した時でも自分たちのうまくいかなかったポイントを見つめなおすなど



うまくいっている人、強いチームは必ずやっていることですよね


★過去の自分に見切りをつけた時に、人は初めて前進できる★

新しい考え方を受け入れられないのは


今までの自分のやり方やこれまでの努力、自分自身を否定する気持ちになるから です


しかし、冷静に考えると新しい考え方を身に付けることと、これまでしてきた自分の行動を否定することは何も関係がありません


過去に何をしていたかとこれから何をするかは何も関係ありません


昨日までた正しいと思っていたことが今日から間違っていたと気付いたのであれば、今日から変えればいいだけです


昨日までの自分を守るために今日の自分の感情を否定する人は、後ろばかりを気にして前に進めません


過去の自分に見切りを付けられて初めて、人は前をむいて前進することが出来ます



4.読んで始めたこと

セルフ働き方改革を始めた時も資産運用を始めた時も今までとは違う大きな変化を自分の中で感じました


残業続きで他人にばかり不満を抱いていた自分を振り返って


「結局自分のやり方を変えないとこの現状は変わらない」


と気付いてから今までの自分のやり方を見直して悪いところを徹底的に変えていきました



資産運用を始めた時もMSWとして給料の低さ(臨床検査技師の嫁の方が当直日直の手当てで手取りが多かった)にずっとコンプレックスがあったので



「残業もなくして残業代はなくなったから何とかして他の稼ぎ方を身に付けたい」



と感じて金持ち父さん貧乏父さんを読み始めて資産運用についても積極的に始められました





残業を無くすために今までの働き方を大きく変えた時も


始めて資産運用を始めた時も



最初はかなり不安でしたし、怖さもありました



振られた仕事を断ることも


「相手に嫌な思いをさせるのではないだろうか」「信頼されなくなるのではないだろうか」


と最初は抵抗がありましたが、実際は断ることで逆に信頼できる人だと思われましたし



最初に資産運用を始めるときも


「借金を負ってしまうのではないか」「詐欺にあったり、騙されたりするのではないか」


と不安でしたが、今となっては将来に対する不安も、給料のために今の会社で働き続けなくてはという焦りもなくなり、お金を稼ぐ点においては給料以外に年間50万ほどなら簡単に作れるだろうと思えるようになりました


結局は一歩踏み出すまでが一番ストレスを感じますが、行動を始めてしまえばやる前に感じるような不安や恐怖はなくなることが実体験としてわかりました



今でも何かを始めるときに嫌だなとかマイナスの感情を抱くときは多々ありますが、その時は自分が何に対して怯えているのか


その不安はどの程度の確率で起こるものか、その先に得られる新しいチーズの対価を捨てるほどの危険なのかを考えられるようになっています



まずは自分の恐れを理解すること、新しい一歩を踏み出す勇気を振り絞ることであなたの人生は必ず良い方向へ進んできます


___________
*結論*

・常に新しいチーズはどこかにある


​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​・最大の障壁は自分の中にある(自分で作り出している)


・物事を簡潔にとらえて、柔軟な態度で素早く動く


・恐ろしい事ばかりを考えて、我を失わない


・小さな変化に気づき、やがて訪れる大きな変化に備える



とても読みやすい本なので、自分を変えたい人、始めて大きな成功をえた人にはぜひ読んでもらいたい一冊です



私のここ1~2年で起きた大きな人生の変化に大きな影響を与えてくれた本です



実は高校生か大学生くらいの時にも一度読んだことがあったのですが



社会に出てから読むとまた全然違った読み方が出来ました


社会人になって日々の仕事をこなすことで手一杯になっていた自分に気づかせてくれる、今後の人生に大きな影響を与えてくれた一冊です





興味のある方は是非購入して、読んでみてください


下にリンクを貼っておきます↓↓

チーズはどこへ消えた? [ スペンサー・ジョンソン ]





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最終更新日  2022年02月08日 11時03分12秒
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