かりん御殿

かりん御殿

January 20, 2005
XML
カテゴリ: 旧(中年の主張)
20年くらい前(私が学生の頃だよっ)から「育児と仕事の両立」ってのが

日本でも常識になりそうな勢いじゃないよっ?
だけどさ~、それじゃ、少子化になって当然だってば!

そもそも、育児と仕事の両立で一番苦労するのは誰だよ???

女っ!!母親に決まってんだろっっ??!!!

なんで育児も仕事もしなきゃいけないのよぉっ???

痛い思いして子供生んで
可愛いさかりを他人にあずけて


そんな馬鹿な話ないじゃんっ??
......
なんて、私は20年前、既に思ってたんだけどさ
実は、私の一世代の前まで日本じゃ「結婚したら家に入る」のが「常識」で
「結婚後も外で仕事をする」ってのは非常に贅沢な恵まれた環境
つまり
自分の人生の「選択権」を持つ、って事だったわけなのよ~。

だから「育児と仕事の両立」なんて華々しく叫んでた人達っていうのは
「馬鹿な女を騙して働かせてラクしようと思う男達」とか
前世代の意識のままで【働くという選択権】を与えられて
「ははぁ~っ、ありがたき幸せ...」なんて感謝してる昔の女達が


でも、私が20年前に想像した通りで
いくら女が「男並み(っていうか男以上に)」こき使われたって
【社会における女の位置】なんて、大して変わってないでしょっ??
だって50年前だろうが100年前だろうが「女将さん」や女主人みたいに
男社会で成功する女は、いっくらでもいたんだから

わざとらしく言うところからして怪しかったんだよ。

それでもね
20年も同じ事繰り返して
華やかな育児仕事両立キャリア女性なんかを
雑誌やテレビなんかで見せ付けてりゃ
「極痩せスーパーモデル」を見慣れちゃって
「女ってのは、ああゆう体型であるべき」...なんて
思い込んじゃうのと全く同様に
「女ってのは育児も仕事もこなせるのが当然」みたいに
知らず知らずのうちに頭にインプットされちゃうもんなんだってば。

そんなこんなで、華やかな「両立組」なんてのは
もともと極少数の「恵まれた環境にある女達」に過ぎないのに
ごくごく普通のお母さんまで
「両立できない私はダメなんだ...」とか
悩んじゃったりするのよ。

本来は、外で仕事しなくても子供の世話しながら生活できる経済状況を
のんびり楽しんでいいっていう
昔だったら「羨ましがられる身分」であるのに
それに気付く精神的余裕が無い。
もっとも、実際には、外で稼がないと、ちとキツいけど
不況で大した仕事は無い....っていう「選択の無い」状況だったりするもんで
一昔前の「有閑マダム」とも大違いではあるわけだけどね。
まぁ、こういう「有閑マダム」ってのも、元来、ごく少数だったわけだし
結局
庶民ってのは
暇になる、というより
稼いでいないと
不安になるもんなのかもしれないね。

だけどさ、こんな風に
本来
「家で子供の面倒みてりゃ極上」
って人達にまで
「社会に出て働かないのは失格~~」
なんて思想を植え込んじゃったもんだから

働かない人への社会的風当たりは強くなる一方だってのっ!


今の日本の状況ってのは、仕事のある人はメッチャ働かされて
仕事の無い人は、その分、冷たい目で見られる...って
両極化されてる様に私には思えるよ。

これじゃ、子供のいない働く女が
「子供を生んだら、これ以上、働かされる~」とか
「子供を生んだら、自分の金も時間もなくなる~」とか
将来を案じて「子供は、やめよう」って思っちゃって当然でしょ?

それに加えて
苦労して子供を生んで育てても
待っているのは
子供が子供でいる事を楽しめない様な
競争社会や
大人が子供を食い物にする
危険な社会...
これじゃ、
誰が子供生みたがるっていうのよっ??

日経新聞でも新年から少子化うんぬん特集してるけど
少子化を止めるのに必要なのは
「託児所の数」じゃないんだよ。
いや、託児所の数は、あるに越した事はないんだけど
(まぁ、それでさえ、全然、達成できてないみたいだけどね^^;)

本当に少子化を何とかしたいんだったらさ

「子供を生んでも仕事は続けられます!」じゃなくて

「はいっ、もう、子供生んでいただくだけで結構です~」って
腰低くして、メディアとか規制でもなんでもして
(どうせ、今でも規制みたいな事してるんだろうし...)

「家で育児だけしてる女性を理想化する」

ついでに
「稼いでないくせに偉そうな事言うなっ」なんて罵詈雑言を吐く馬鹿夫は

公開鞭打ち刑に処す.....。

それでさ
女は全て子供を生め、じゃなくて
子供より仕事したい女には
堂々と
子供の事なんか考えずに
働いててもらって
子供を生んでもいいかな?って思ってくれる女は
安心して子供を産める
そんな社会にしなくちゃ
子供の数は増えないよっ!


そもそも
「ひきこもり」だの「NEET」だの「専業主婦論争」だの
結局は
「金にならない時間の使い方」をしてるヤツは許せない....って事じゃないの?
でもさ
今、ひきこもってる人とか、NEETな人とか
専業主婦とか、全員、揃って、職を求めて社会に出てきたら
どうなるのよっ??
ちゃんと職は、あるの??

日本の社会って(日本だけじゃないけどね)
ある程度の年まで就職しないと、就職する事自体が
ひっじょぉぉ~に難しくなるっていう仕組みになってるんじゃないかな?

ある程度の年まで「ブラブラしてた人」にも開かれた職ってのも
限られてて、そういう職に何とかつくと今度は
「あんな仕事してるのは、今までブラブラしてたから...」とか
言われちゃったりして...

そんな
金にならない時間を軽蔑し疑う様な
余裕の無い社会だから
少子化になるのも無理はないのよ。


「金にならない時間」をどう過ごすかっていうところに
その社会の本性が出てくるんだよ。
つまり
「金にならない時間の使い方」が、どれだけうまいかってのは
文化の成熟度をはかる指標でもあるわけ。

そして
「金にならない時間」の過ごし方っていうのは
なかなか簡単には身につかない一種の技術なのかもしれない。


だからね、これから、社会でも学校でも積極的に

「金にならない時間の使い方」を尊重する...

「金にならない時間を過ごす生活」を
「憧れ・人生の目標」にする...
(大昔いや現在でも優雅な隠居生活が目標っていう社会は少なくないのよ!)

そういう風に
国民の思考方法から変えて行かなきゃ
新国民の数は増えないわよ~~っ!!


☆☆☆

ところで
ブッシュって、まだ、いたのね....
最近、英国のテレビに顔出てなかったんで、存在、すっかり忘れてたわ...

☆☆☆

【追記】

え~、例の長男の
短期集中(してないけど)連載(するつもりなのか)
更新しました。
実は、もっと、たまってるんですけど
「一度に載せるとあきられるから、分けて載せたら」
とか生意気に言うもんで...ノート3ページ分だけ付け足しましたぁぁ~

っていうか、これ、読んで下さる方、いらっしゃるんでしょうかぁ~?
(plumちゃん以外に?)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  January 21, 2005 07:36:57 AM
コメント(52) | コメントを書く
[旧(中年の主張)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: