マルチリンガルへの道~英語と中国語お勉強日記~

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あんこぱんつ @ ほんとです。 中国人はじぶんの国がいかに外国人に対し…
shizushizuk206 @ Re[1]:定額給付金の通訳(04/19) rongun2さん ご家族で旅行はいいですね~…
rongun2 @ Re:定額給付金の通訳(04/19)  ついに我が家にも給付金の書類が届きま…
shizushizuk206 @ Re[1]:スペインブーム(04/12) rongun2さん スペイン語はスペインのほか…
shizushizuk206 @ Re:スペイン~~~(04/12) メイフェさん ワインも産地ですね。 ス…

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2008年10月17日
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カテゴリ: 中国語
久々に(1ヶ月ぶりくらいに)、他部署から通訳の依頼がきた。

私の場合、中国語のお仕事は全体の3パーセントくらいだろうか。残り97パーセントは秘書業務とそれに付随する雑務だ。しかも依頼は突然来るので、事前準備は一切できないまま、いきなり現場に飛び込む。そんな事情を割り引いて私の中国語を使って欲しい・・・なんて弱気になるが、もちろん担当者と中国人の話は手加減なく進んでいく。


その場でこれまでの経緯を担当者から聞く。相手の相談に対する回答を訳して欲しいとのこと。今日はとても詳しく相談の聞き取りができている。さっきまでこの現場にMさんがいて通訳していたとのこと。そしてどうしても自分の持ち場に戻らなければならなくなったため、私が引き継いだとのこと。


プレッシャーが倍増した。Mさんは先輩であり、現場経験が豊富で、留学期間も長く、妻も中国人なのだ。しかも、入社試験の時の中国語の面接官だった。翻訳も心配なときはMさんのチェックを受けている。ペラペラのMさんの後釜となると、カタコトの中国語を話してくれるだけでうれしい、といった中国人の温情も受けられない(そもそもいやらしい考えだった・・・)。


とにかく、誤解を与えないよう、丁寧に訳した。何度もココまで理解できた?と確認をしながら。一箇所だけ、手元の電子辞書で調べたのは、その会話のキーワードである「子供の認知」の「認知」。この場合の「認知」は中国語で「承認」だった。「認識」と言わないでよかった。


仕事上で普段から中国語に接していれば現場に慣れるし勉強にも張り合いがでるのだけど、需要と供給はうまくバランスはとれない。私にとって通訳の依頼はウエルカムだが、秘書の仕事が忙しいと、依頼が来ても上司が勝手に断ってしまう。忙しいっていったって、お茶汲みの代わりなんかだれでもできるじゃん・・・と卑屈になったりもする。


逆なことを言うようだが、お茶汲みとしての私も、卑屈だったのは最初の方だけで、いまは少しのプライドさえある。高価な茶碗と高価な茶葉を使い、的確な温度のお湯と蒸らし方で丁寧に淹れる。この一年半の秘書経験で、われながら随分上手く入れられるようになったと自画自賛する。お客様から、「こんなにおいしいお茶は初めて飲んだよ」と言われれば素直に嬉しいし、「やっぱり若い娘さんの入れるお茶は上手いなあ」というおっさんにも、心の中では「淹れ方がいいんだよ!それに若くないし、若作りっていやみかよ!」と思っても、微笑んで「ありがとうございます」と言えるようになった。







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Last updated  2008年10月18日 10時58分26秒
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