MY HIDEOUT ~私の隠れ家~

Jan 19, 2005
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カテゴリ: 映画鑑賞記録
2/5(土)より全国ロードショーです。
official

監督・・・塚本連平
原作・・・秋元康
出演・・・ミムラ、吉沢悠、瀬戸朝香、石橋蓮司、鰐淵晴子、ピーター・ホー、他。

・物語序盤・
保育士の杏子には、中華料理店でバイトをしながら、カメラマンを目指す恋人尚人が居た。
保育士の同僚に誘われて、尚人が働く店にやってきた杏子。
その頃、店では店長の娘メイフォンの携帯が鳴っていた。
店長は娘が付き合いだした男からだと思って、勝手に電話を取り、不機嫌に応対する。

驚く店長だが、当のメイフォンは何食わぬ顔で帰宅した。
その晩、尚人が厨房を覗くと、店長が油に顔を突っ込んで死んでいた。
そして杏子の同僚の携帯にも、店長の娘に掛かってきたのと同じ着信音で電話が掛かる。
それは一年前、死の予告電話として世間を騒がせた、恐ろしい着信メロディだったのである。



前作の「着信アリ」を未見で臨んだら、純粋な続編で、ちょっと失敗したなと後悔しました。
純粋な続編と言っても、前作からの続投は刑事役の石橋蓮司氏のみで、後は新メンバーで、新たな展開を見せている訳ですが。
ただ前作で被害者の口の中にあった赤い飴が、印象的な場面で使われているので、この意味が実感できなかったのが残念でした。
やはりご覧になる予定の方は、一作目を鑑賞してからの方がベターなようです。

今作では冒頭から中華料理店で中国人親子が出てきたり、舞台のメインが台湾に移ったりと、日本のみならず、広くアジアを意識させる設定になっていました。
ホラーとしての怖さは、然程強くありませんでした。

被害者も少なく抑えていて、全体的に謎解きを重視したサスペンスの様相を呈していました。

主演はミムラさんとなっていますが、観た印象では、瀬戸朝香さんの方が主役といった感じでした。
ミムラさんは常に受身の被害者というタイプで、物語を引っ張ってゆくのは、ジャーナリスト役の瀬戸さんでしたね。
ついでに演技面についてですが、ミムラさんの演技力に疑問を持ちました。
演技経験もまだまだ不足で、とても映画で主役を張る女優の格ではないと思いましたが。

泣き顔を無理矢理作っているだけで、涙の一粒も出ていません。
即興で涙を出す実力が無いのなら、目薬でも使えばいいのに…。
お蔭で悲しみが全く実感できませんでした。

作品としては、可も無く不可も無くといったレベルでしょうか。
ホラーファンにとっては、今ひとつパンチに欠けるというのが正直な感想です。

蛇足ですが、「リング」の井戸のような場面が出てきます。
ここで不気味な少女が現れるのですが、この人が誰なのか、よく分かりませんでした。
鍵を握る少女よりは、明らかに体格が大きかったように見えましたが。






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最終更新日  Jan 20, 2005 08:44:35 AM
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