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今日もスイスは雪景色。晴れてくれれば気持ちもいいが、雪もチラつく曇り空。さて、スイスのママ友のお子さん達も、今年から小学校入学を迎える年齢になり、子供の反抗期・日本語の勉強・ドイツ語・現地校の勉強・習い事など、悩みも色々増えてくるようで子供の教育関係の話題も尽きない。親はどうしても子供に色々望んでしまう。子供の幸せや将来を思えば、それは当然のことだが、「たとえそうでなくても」とある意味楽観して大きく構えていると、小さなことは全く気にならなくなる。~~~~以前紹介した「こころの散歩道」という心理学のHPの言葉だ(抜粋)~~~☆親が子どもに高い目標を持たせ、努力させること。そのこと自体はもちろん良いことです。しかしその時に忘れてはならないことが、「たとえそうでなくても」という思いです。一生懸命がんばれ、合格を目指せ、優勝しろ、けれども、たとえそうでなくても、大丈夫だ、お父さんお母さんの愛は微塵も下がることはないと、子どもに伝わっていることが大切です。http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/~~~~~~~~~~~~~~~~~このHPには、いじめ、自殺、子育て、人間関係など、参考になる話があるので興味深い。上記の例は「奈良母子殺害事件」や「妹バラバラ事件」と言った極端なケースだが、普通の家庭でも多かれ少なかれ、子供への期待度が大きすぎて、子供を認めてやれない親が多いんじゃないのかな。私も、子供に一番望んでいるのは、子供に充実した楽しい人生を送って欲しいということだ。親は子供を追い詰めるような勉強を強いて、コドモ時代を奪ってしまってはいけない。コドモ時代を奪われた子供は、人生を楽しめる大人になれないと思うな。目標を持って努力はするが、結果として、たとえ、成績及ばず大学へ行けなくてもかまわない、一流企業に就職しなくてもかまわない、日本語が結局大したレベルにならなくてもかまわない……。たとえそうでなくても、私は子供たちが大好き♪私が他の親よりも目先の勉強の成果だけではなく、子供の幸せな人生という、長~いスパンで考えているにはワケがある。私の最初の赤ちゃんが生後2週間で死んでしまった。「あなたの赤ちゃんの命は数週間でしょう」と宣告した担当医は絶望する私を慰めるためか「80歳の命も赤ちゃんの命も重さは同じです」と言った。その言葉には感謝しつつも、チト違うなぁ~、と正直感じた。そりゃ命の重さは同じだけど、やはり人生の内容が違うなぁ~。2週間じゃ短すぎ、人生何も楽しいことも知らないで死ぬのはやはり悲しすぎる。ということで、レイナとルイには、人生を大切に生きて欲しい。人生の終末に死の床で「自分の人生はいい人生だった」と思えるような人生を送って欲しい。そのためのチカラを子供のうちから付けてもらいたい。それはコドモらしい時間を奪ってしまう、大量の計算プリントとか書き取りや暗記ではないことは確か。子供のことで悩みの尽きないママたち、「たとえそうでなくても」と大きく構えましょう。そして、子供のいいところをしっかり見て、認めて、褒めてあげて下さいね。●どんぐり倶楽部の問題(2日分)<0MX97> 月 日( ) うんこが 18 こ 山に なっています。そこへ フンコロガシが 2匹やってきて、3こずつ うんこを もっていきます。 うんこを みんな もっていくには なんかいずつ かよわなければ いけないでしょうか。MX16> 月 日( ) にじいろのふうせんが うってある おみせがあります。そのふうせんは はこのなかにはいっていて そとからは みえません。でも、はこを 5こかうと かならず 2こはいっているそうです。では、6このにじいろのふうせんを てにいれるには なんこのはこを かわなければいけないでしょうか。”うんこ”にオオウケ。2匹が3こずつ、うんこを持っていく、という設問は理解できないだろうな、と予想。しかし糞を18個描いて、3個囲み、2匹の(母娘とのこと)フンコロガシと線で結んで3回通えばいい、と正解を出した。ちょっと年中児では暗算で出来ない問題ね。でも絵を描いて答えられました。風船の問題も暗算では出来ないので、絵を描いて正解を導き出していました。●その他のお勉強絵本の読み聞かせ(私に読んでくれた)30分平仮名書き プリント2枚国語文章問題 2枚漢字シールどんぐりの文章問題漢字絵本読み聞かせ2冊ドイツ語本読み聞かせ(パパ)日本にいると誰でも当たり前に日本語の読み書きは出来るようになります(レベルは色々ですが)。しかし、海外では母親が日本人でも、家でやらない限り子供は日本語は出来るようにはなりません。日本にいる方には信じられないでしょうが…。毎日少しずつ、母子で楽しく取り組めるようにします。日本語学習が母子関係を悪くしているケースもあり、それでは何のための日本語学習かわかりません。●最悪:母親に日本語を無理やりやらされた!日本語大嫌い、母親も恨む。日本語を完全拒否。○まあまあ成功:子供の頃、日本語をやらされてイヤだった。でも日本語が身について、大人になって母親に感謝している。◎成功:まんまと日本語を覚えさせられた♪楽しくて勉強って感じじゃなかった。振り返ってみると、母親から教えてもらったのは日本語ではなく、何かを学ぶことの楽しさだったかな。成功を目指してこれからも色々工夫して楽しく頑張って行きたい。
2007年01月27日
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スイスは今日は雪!やはり春はまだ遠い…。でも週末スキーに行けるからいいか。さて、先日(火曜日)に近所に住むママ友4人と子供の教育について色々興味深い話をした。また時間のある時に書いてみたいと思います。最近ちょっと忙しいので。最近良かったなぁ~、と思うことはレイナが「かいけつゾロリ」の本を1冊読み聞かせしてくれることだ。「ママ、ゾロリの本、読んであげるよ。ソファに休んでね」と言ってくれるから嬉しいではないか。1冊読み終わるまでに40分位掛るのだが、時々笑いながら楽しそうに読んでくれる。私でも1冊音読するのは結構疲れるのにね。オマケにルイは「レイナちゃんはママに本読んで、僕はママにマッサージしてあげる!」と、ソファで横になっている私の肩や腰に乗ってくれる。(が、そのうち背中でジャンプなどし始めて、背骨が痛いのでありがた迷惑だが…)ゾロリの本は本当にバカバカしいけど面白い。吸血鬼が救急箱の十字架を見て気分が悪くなったり、苦手なニンニクを克服するために「好き嫌いしないで食べなさい」とか、笑ってしまう。幼児に論語やじゅげむの暗誦より、こっちの方がコドモらしくていいなぁ~と思うが。●どんぐり倶楽部の文章問題(2日分)0MX70> 月 日( ) しっぽに てっぽうを つけている さるが どうぶつえんから にげました。てっぽうには、15はつの かみで できている たまが はいっています。3ぽ あるくたびに 1ぱつの たまを うつとすると、なんぱで たまは なくなるでしょうか。0MX25> 月 日( ) かえるの よまわりくんは いつも あさと ゆうがたと よるに 1かいずつ まちをみまわります。1かい あるくごとに 3にんのひとと あいます。では、よまわりくんは 1にちに なんにんの ひとと あうのでしょう「しっぽに鉄砲をつけている猿」の部分は、幼児の奇抜な発想もを上回る突拍子な問題で(笑)レイナもうっかり間違えて猿の手に鉄砲を持たせてしまった。レイナは尻尾につけた鉄砲の中に玉を15個書いた。そして、動物園のゲートの左側の支柱に○を書いて、一個かけたら鉄砲の弾を黒く塗りつぶしていった。あれ、でもこれじゃ、鉄砲の弾と同じ数の○を書いているだけで答えにはつながらないなぁ、と静観していと、○を9個位書いたところで勘違いに気付き、支柱の○を三個ずつ丸で囲んで、いっぱ~つ、には~つ、と書き進め、右の支柱に書き切れなくなって看板にも書いていった。本当に試行錯誤して考えてるなぁ、と実感。「かえるのよまわりくん」の夜回りの意味が分からなかったので説明。最初かえるの名前と思ったようだが、まちをみまわる、と出てきて「おまわりくん?」と思ったようだ。スイスの町並みらしく、向かって右手は教会だそうだ。(ウチの町には屋根に十字架のついていない教会がある)左端の青い建物は「ベビーシッター」の場所で、ドアのAは「べびーしったあ」の最後の「あ」とか。かなりこじ付け(笑)。窓にはカーテンが掛っている。カーテンがないと刑務所の窓みたいだから、とか。楽しく絵を描いて正解出してました。◎幼児期からツマラナいプリントをやらせて、安心している親が多ようだ。以下はこぐま会のコラムからの抜粋です。お受験というとペーパーばかりやらせている、というイメージがありますが、幼児教育のこぐま会でも訓練みたいな大量のペーパーをこなすだけでは、子供の力は伸びないと断言しています。以下の『遊べない子は伸びないんだよ』という校長先生の一言、私も100%同感です。~~~~~~~こぐま会 HPより~~~~~~~計算が速くできる・漢字をたくさん覚えている・・・・それだけでは今の学力低下に歯止めはかからないのです。計算力を高めるのは確かに大事です。しかし、計算が早くできれば、算数や数学で問題になっている思考力の低下がすべて解決すると勘違いしていたところが問題なのです。そんなことで、論理数学的思考が身につくはずはありません。年長の秋に、これまでのような訓練によって出来てしまうペーパー試験で仮に100点をとっても、そのことが、その子の入学後の学力の伸長を保証しないという認識を、追跡調査を通して学校側が持ち始めているということです。『遊べない子は伸びないんだよ』といったある学校の校長の一言は、そのことを端的に言い表しています。
2007年01月25日
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今日は、スイスでは風が強いな程度だったが、ドイツでは強風で死者も出たと夫が言っていた。ちょっと生暖かい風で、不思議な天気だ。さて、今日レイナのバレエの教室で、日本人ママ友が明日補習校の小学部の見学に行くという。私も噂だけでなく一度どんなモンか見学に行ってみようかな、と夫と夕食時に話したが案内をよく見てみると来週でした。見学してみて、やはりイマひとつなら、今のうちから自分なりのカリキュラムを準備したいな、と思っている。(多分行かないとは思うが。日本のカリキュラムに準拠しているようだから、あまりオモシロくないだろーな。1年生から平仮名を始めるようだ。)授業料は入学金、月謝で年間大体日本円で20万円、夏休みなどの休暇を除くと、一回2時間の授業が50SFr(5千円)フランと、ラフな計算をしてみた。さてさて、価値があるのかなぁ。でも子供の日本語の上達を切望しているが、家で教えられないママには補習校の役割は大きい。行っていれば、与えられた宿題を母子で頑張っているうちに、かなりの日本語力をつけることも可能だ。また一緒に頑張っている友達がいることで、日本語を続けられるだろう。そういう意味では大きな価値があるな。日本人コミュニティーが非常に小さいスイスでは、家で教えられない、補習校も行かない、では日本語は母親との日常会話止まり。いや日本語を喋ってくれるだけでも大成功かも。「おうちの会話」だけでは幼児期は母親と日本語を喋っていても、小学校に入ってからどんどん現地語が優位になって、日本語の語彙が追いつかなくなってくるのは当然だ。多くのケースでは、日本語の語彙力が現地語よりはるかに貧しいので、母親は日本語を喋るが子供は現地語で答える(日本語喋れない)というパターンが多い。補習校に行かせないで、ハイレベルな日本語を身につけさせたいなら、もう母親が「ホームスクール」並みの理念を持って取り組まなければならないな、と思っている。補習校でも、ホームスクールでも、一番大切なのは「日本語を勉強するのが好き」ということだ。ま、これは日本語に限らず、どんな勉強でも同じだが。お子さんが2才位で、これからどうやって日本語を教えていくか、とよく質問されるので、簡単にまとめてみた。~~~~~~どの程度のレベルにしたいか夫婦でよく話し合う(父親の理解と協力は必須)。そのために環境を整える。具体的には手を伸ばせば本がゴロゴロしているような環境。また家族で日本語や現地語に興味を持つ。文化や慣習にも興味を持つ。(日本語学習でなくても大事なことだが)母親はチャンポンに話さない。一人一言語の原則。レベルの高い日常会話(レベルが高いというとアカデミックな話をするのか、と聞かれるが、そんなのではなく、あれ、これ、などの指示語を避け、子供と丁寧に会話をすることを心がける。子供の話をよく聞いてやる。意識して色々な語彙を使って話してやる。ま、一言でいうと子供と豊かな会話を心がける。これは別にバイリンガル環境でなくても大切なことだが)子供にストレスを与えるような勉強法はさせない。(母親は自分の時間がなくなることがストレスになるかも知れないが、子供と一緒に楽しめるように前向きに取り組もう。)子供の適性をよく見極めて、子供を追い詰めない。(高いレベルのバイリンガルに向かない子供もいる。)~~~~~~~~ホームスクールの場合は、一つの目標として「年齢相応の本が読める」ということかな。年齢相応の日本語の本が読めないと、語彙力も貧しく、自分の考えを十分に表現することが出来なくて、日本語で話すのが嫌いになってしまうから。とにかく、幼児期は日本語のお勉強は楽しい、と思えるような勉強を工夫していきたい。●手作り教材:楽しく平仮名、漢字そして文章作りが楽しめるよ♪ウチは平仮名を書くのは年長からでいい、と思っていたがレイナが勝手に書き始めた。字を書くよりは「聞く、話す力」の養成を先にする。ちゃんと聞けない、話せないのに、4歳位から平仮名を書くことに時間を使うのは無駄と思います。平仮名の書きを練習したがらない、市販のプリントをやりたがらない、という子供も多いようです。市販の平仮名練習プリントはつまらないですからね。以前紹介した漢字シールを使って、レイナに好きなように文章を書かせます。書き順が正しいかを見てますが、字が揃ってない、下手、は注意しません。5歳4ヶ月ならこれで十分。一番大切なのは、「書きたい!書くことは楽しい!」という子供の気持ちを大事にすること。レイナはとても楽しそうにステキな文章まで考えてます。漢字も覚えてしまいます。やり方:好きな漢字シールを勝手に選んで文章を書いていきます。足りない漢字はその場で書いてやります。馬にのって虹の上にのって虹のれすとらんにいってお腹いっぱい食べる。(丁度原稿用紙ピッタリ?)ポエムになってますねー。漢字も印象に残り覚え易いです。絵まで描いてパパにも読んでいた。家族で折り紙大会。美味しい赤ワイン&折り紙(ヘンだなぁ~)今日はこの辺で。
2007年01月20日
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1月半ばなのに雪も全然降らなくて、子供たちは自転車で遊んでいる。折角ソリを貰ったのに仕舞い込んだまま。夫の仕事が忙しくなり帰宅が7時過ぎなので、夕飯の時間が遅すぎるので子供だけ6時に、夫は7時半から、と2段階夕飯準備になり、益々目が回るような生活になっている。忙しい夕飯の支度時も「べんきょ~した~い!」とくる。3歳9ヶ月のルイも「ボクも”どんぐりくらべ”やりた~い!」なんて叫んでいて「ルイクン、あなた字、読めんの?」と思わず呟く。どんぐりくらべ、には笑った。3歳位ではあまり文字の世界に引き込むのは良くないし、今からはじめても4歳過ぎからはじめても同じ結果になるので、今のうちは本人の気が向くままにお遊びで十分。さて、幼児期のお勉強で大切なことは、、"教え方?"or"機が熟してない?"を見極めることだと思う。幼児期の勉強で子供が出来ない時やノロノロしている時、母親がついイライラして叱ってしまうような勉強を経験させてしまうと、子供はちょっと分かりそうもない問題が出てきたら「わからな~い」と敵前逃亡するようになってしまうのでは。子供が分からないのは、教え方が悪くて分からない、あるいは機が熟していない(子供がその問題を理解できるほど成長していないから、教え込もうとするのは無理)のどちらかだ。それを見極めて、子供の成長に合った、分かり易い教え方を工夫するのが大切だ。小学校1年だからと言って、1年生用の問題が出来ないからと、子供を叱ったりするのは最悪。あと、もう一つ大切なことは、「分からないことは、悪いことではない」と親が思うことだ。よく勉強を嫌がる子供がいると聞く。自分が出来ないことはやりたがらない、とか。幼児期や小学校低学年のうちから「出来ないのは、悪いことではない」、「わからなから、分かるチャンスがあるんだ」「わからないことが分かったとき、頭が良くなるんだよ」と言った具合にわからないことを前向きにとらえられるような子供にすることが大事と思う。それは親次第ね。パパもレイナにはいつも「わからないからオモシロいんだよ!」と語っている。子供が分からないのではありません。親が分かるような適切な指導をしないから、子供が分からないのです。逆に、子供が分かる問題だけ作業的にやっていても時間の無駄。少しずつ新しいことが身につくようなお勉強を工夫していくのが大事。わからなくても決して叱らないこと。分からないことが分かる、という達成感が勉強の一番のモチベーションだからね。■一日のお勉強、大体こんな調子◎どんぐり倶楽部良質の文章問題 (2,3日に一問)◎絵本の読み聞かせ(レイナが私に読み聞かせ!最高です)20分から30分(国語の森のお話など)ナレーターのように読んで、と依頼すると、台詞など声優みたいに読むのでオモシロい!◎こぐま会プリント(お話の聞き取り、お話作り、数、図形等)◎平仮名を書く(プリント1枚程度)◎漢字◎絵本の読み聞かせ(漢字絵本、普通の絵本)◎英語は絵本&CDその他適当に。あとは外遊びと散歩、幼稚園がない時4時間以上外、ある時は2時間位かな。寒くても外。動いているうちに温かくなるよん。薄着と外遊び、健康的な食事と規則正しい生活で元気いっぱい。去年も一度も小児科に行きませんでした。家族全員、去年一度も医者に行かなかった。ウチは冬の暖房も入れてません。超エコハウス!発芽玄米器でBio玄米発芽させ食べる。美味しいよ~♪カレーやチャーハン、おかゆ、付け合せのバターライス、リゾットにはそのまま、あとは白米に3割位混ぜると玄米の食べにくさもなくなり、香ばしさも出てご飯を楽しむような和食も美味しく頂けます。●どんぐり倶楽部の文章問題(数日分まとめてUP)0MX43> 月 日( ) もぐらが もちつきを しています。よる おそくに しているので、ぺったんぺったんと おとだけが します。3かい おとがしたら 1こ おもちができます。いままでに 12かい おとがしました。おもちは なんこ できているでしょう。0MX66> 月 日( ) はっぱの らっぱを ふきながら かっぱの あっぱくんが およいでいます。すると、どこからか お魚さんたちが あつまってきました。お魚さんは みんなで 21匹 いました。あっぱくんの しっている お魚さんは 8匹でした。では、あっぱくんが しらない お魚さんは なんびき いたのでしょう。ぺったんの音は○で表現。12個○を書いて、ぺったんぺったんぺったん、と3回言ってマルで囲んで餅一個と解く。ま、予想通りね。トルコ風(笑)の帽子はモグラの顔を間違えたので帽子にしたとか。夜遅く、とあったので、夜空に満天の星を描き込む。夜空を見上げながら餅をついているのは、「モグラのお母さんは死んで星になってるから、お星様になったお母さんにあげるためにお餅をついてるの」ん~なかなか感動のストーリーではないか。しかし、その後、モグラのTシャツをオレンジで塗って「REINA」と書き「このモグラは私なの♪」……ってことは、死んで星になってるのは私ってこと?(笑)パパにも楽しそうにスイス・ドイツ語でこの絵のストーリーを説明していた。かっぱの問題も絵を描いて答えを導きだしていた。因みにかっぱは立泳ぎをしているとか。レイナは問題を読み終えると、顔をちょっと上げて宙を見て、すぐ絵を描き始める。ちょっと顔を上げた時が、頭に絵が浮かんだ瞬間なんだろうな。頭で考えたーって、感じだ。一回で絵が浮かばないと、もう一度問題を読んだりする。日本語が完全に読み取れなかったのだろう。確か、どんぐり倶楽部のHPで学校の宿題で文章問題の問題まで書き写す宿題は馬鹿げている、とあってそれも本当にそうだと思う。(どんぐり倶楽部は問題を書き写させない)そう言えば、夫のかつての金融関係の資格試験(CFAやFRM)の勉強のテキストはマーカーさえ引かれていない新品同様。私が「そんなんで頭に入るの?分からないところを書き写すとか、まとめるとかしないの?」と言ったら「書き写すのは単なる作業。書き写していたら考えられないよ」と答えたので、結構私はホホ~。私の小学校でも、書き写させたり、単純計算させたり、そんな勉強ばかりだったな。今でも宿題はそんなモノが多いらしい。文章問題の問題まで書き取らせるのはナンセンスだし、書き取りや計算も「作業」になってしまうような量は宿題であってもやらせない。特に海外で日本語の場合は、日本語に当てられる時間は本当に少ないので、効率のいい勉強法を工夫していきたい。●手作り塗り絵(?):子供の話は楽しいよ~♪じっくり聞いてやりましょう。子供たちが、自分の頭に浮かんだストーリーで塗り絵をしたいという。子供の話に沿って絵を描いてやる。それを子供たちが塗る。写真上はレイナのストーリー:机で絵を描いている自分。髪型は二つに分けて結わいている。窓からは柵に入ったウサギが2匹いる…とな。下の写真はルイのストーリー:自分はティラノサウルスに乗って森を散歩している。そこにチビチャン(シーズー犬)が切り株にちょこんと座っていて、それをママがいこいこしている。恐竜は優しい恐竜で、チビちゃんにお魚をプレゼント。後ろにはどこでもドア(ドラえもん)がある、と言った想像のストーリーを話す。嬉々として楽しいお話を喋っています。●雪がないので、ソリではなく自転車遊び。自転車は、何度も転ぶような練習は不要。バランスが大事なので、ウォーカー(ペダルの無い自転車みたいなの)を50フラン(金属製)で買ってきて、しばらく乗っていたら、勝手にすぐ自転車に乗れるようになります。木製のウォーカーもありますね。こちらは結構高いようですが。
2007年01月17日
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スイスは今日晴天!秋晴れみたいで奇跡的な1月。今日の午前中は、ルイは町が運営しているプレイ・グループの日。ルイを送ったあと居間のソファの陽だまりでレイナと一緒に「かいけつゾロリ」の”きょうふの大ジャンプ”を一冊読む。(半分ずつ音読)こんな本でも、かなり高度な語彙も出てくる。レイナが「どういうこと?」と聞いてくるので一つ一つ楽しい例文をあげながら説明。(というわけで読み終えるのに1時間かかる。)めんつに(面子) かけてがっちり スクラムをくんできょうぎいいん(競技委員)せいしんとういつしゃきんをふみたおすおあつらえむき きょういてきな(驚異的な)さまざまな こんなんを きりぬけてきた れきしがある五輪ピック ”しじょう”(史上)おってから のがれた (追っ手)きゅうきょ きしゃかいけんを ひらいたばってきされた(抜擢)こぼればなしよい せいじ政治)を こころがけたいじんけんもんだい(人権問題)に はってんした と言った具合に、話自体は「おなら」とか出てきて子供っぽいが(笑)、日常会話では出てこない語彙ばかりだし、結構レベルが高いから侮れない。ウチの子供たちも大好きな本なので、日本語教材にはおススメ。(ママの趣味があわないかも知れないが)9時から10時までゾロリ音読10時から12:30までお友達と外遊びお昼1:30から4:00まで 山を下りて湖までお散歩。本当に美しい風景だ。葦の茂る湖畔で遊んだり、林を探検したりと楽しかった。4:30から5:30までお勉強6:00から6:40まで 「ママ遊んで~!」と「じゃれつき遊び」とにかく子供には体力・気力がないと中々勉強は出来ない。幼稚園だけでも疲れた~、という子供も多いらしい。とにかく、赤ちゃんの頃から外遊び、散歩の習慣をつけることが大切だ。ウチの子供たちは、歩き始めた1歳頃からベビーカーは使わず、ひたすらテクテク歩かせる。1歳でも1時間近く歩いていた。2歳になった頃、殆どの子供たちがおしゃぶりくわえてベビーカーに乗っているのに、ひたすらテクテク。そのころには2時間位は平気で歩き続けられるようになった。3歳では5時間は歩ける。2歳位の時は終盤で「抱っこ~」という時もあったが、もう少しで頑張ろうね、と励まして、歩き通せたら皆で万歳。頑張ってエライね♪って。スイスは身近に自然が多いので、この点は本当に恵まれていると思う。感謝感謝。●どんぐり倶楽部の問題しっかし、どんぐりの問題は、子供の想像力を思いっきり膨らますことが出来るなぁ~。レイナの考えていることは、大体分かると自負している私だが、どんぐり倶楽部の文章問題をはじめてから、なかなか、楽しく期待を裏切ってくれている(笑)。<0MX32> 月 日( )こおりの のこぎりが かざってあります。ひかりにはんしゃして とても きれいです。にじのような のこぎりです。ですが、よくみると 7しょくの にじのいろ より6しょくもいろの かずが おおいのが わかりました。この、のこぎりの いろは いったい なんしょくなんでしょう。<0MX35> 月 日( )ねんどが すきな 猫と ねずみが ねんどで ねんどだるまをつくりました。猫がつくった だるまには ひげが 6本、 ねずみが つくった だるまには ひげが 8本 ついています。猫は だるまを3つ、ねずみは だるまを 2つ つくりました。では どちらがつくった だるまの ひげが 何本 すくないかな。◎氷の鋸の問題では、「こおりの のこぎり-」で読むのを止め、私の方に顔を上げ「へ?」っと怪訝そうな顔をした後「寒そ~~!」と笑った。私の予想では、まず大きな鋸を描いて、7色分の横線を描き色を塗る。そして次に6色分の横線を加え6色塗り、合計を数えて答えを出す。しかし、レイナは「こおりの のこぎりが かざってあります」という文章に忠実に、額縁(?)に入れられて壁に掛けられている鋸を描き出した。それを楽しく鑑賞しているのは自分だという。しかし、こんな小さな鋸じゃ私の予想したやり方で13色塗りこむのは難しいなぁ。7色、次に6色と塗った後、ゴチャゴチャ色が混じってしまって、数えられなくなって「数えられないよ~」なんて文句を言い出すんじゃないかと不安(笑)に思いながらも、静観していた。が、レイナは唐突と紙の左下の隅に四角を書いた(枠で区切った)。何描き始めるんじゃ!テーブルか?と意外な展開にドキッとしたが(笑)、レイナはすぐに、その中に○を書き込み始めた。おぉっと、○を書いて数えて答えるとは、「こぐま会」式で来たかぁ!(ちょっと安易な方法ねぇ。んで、虹色はどーすんの?)そして書き終わると、枠の中の○を数え13と言った。(正解ね。これでおしまい?)しかし、レイナは30色のカランダッシュの色鉛筆から好きな色13本を選んで自分の横に置いた。そして、一色ずつ小さい鋸に色を付け終わるごとに、使い終わった色鉛筆はカンに戻していった。「こうすれば、もうどの色塗ったか間違えないでしょ」とレイナ。レイナは、あくまでも虹色の鋸にこだわっていたのね~。虹色を○で代替してハイ終わり、じゃ夢が無いもの。また、レイナによると、「小さい鋸に塗って数えると何色塗ったか間違えちゃうから、先に13本の色鉛筆を用意しの」とのこと。ん~案外工夫しているな。◎粘土だるまの問題も読み始めて大笑い。こちらは、ま、ネズミと猫、ダルマだから正攻法で行くだろう、と予想。レイナ、猫、ネズミ、それぞれにダルマを描いてくが、な、なんとダルマの髭がカトチャン(加藤茶の禿オヤジ?)のチョビ髭(爆)!レイナ、チョビ髭なんて知ってんの?私は普通の猫などの絵の髭を想像していたので、もう爆笑寸前。必死で堪えていたらレイナが「ママ、何面白い顔してんの??」しかし、小さいダルマに8本のチョビ髭は、何本あるか数えられないようで、また紙の隅を枠で区切って計算用のスペースを作って答えを出した。■どうしてレイナは、わざわざ下の方を枠で区切って○を書いたりして数えたりするんだろうか。 枠で区切られた部分は、想像の世界である絵と区別された”現実の場所”なのだろう。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~どんぐり問題ををやってみると、殆どのプリントが子供の想像力を殺して、単に効率よく大人の考え方を子供に教え込んでいるだけだ、ということが分かる。どんぐり問題は他の文章問題とは違う、というのはこのことだったのか!(単に面白いだけではないのね)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ということで、ちょっと細かくなってしまいましたが、どんぐりを幼児が回答するプロセスは大変興味深いので、ご参考までに書いてみました。いつも急いで書いているので乱文お許し下さいませ。●親子で思いっきり身体を使った遊びは、とても大切ですよ。小学生になっても必要ですね。(最近は「じゃれつき遊び」と言われていますね)情緒が安定すると言われています。
2007年01月11日
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今日も午後から雨だったが、しかし雪も無くスイスでは10月頃のお天気だ。2週間の冬休みが終わって今日から幼稚園や学校が再開。休み前に先生から、冬休みの思い出を持参して皆の前で発表すると言われていたそうで、レイナは休み中にした塗り絵や工作、どんぐり倶楽部の回答プリントまで持って出かけた。他の子供たちはクリスマスプレゼントに貰った玩具や縫ぐるみを持ってきたそうだ。レイナはまずどんぐり倶楽部の回答プリントを見せて説明したとか(笑)。これが平仮名、これがカタカナ、これは漢字と日本語の説明もしたそうだ。先生は全員にプリントを回して見させながら「日本語はドイツ語とは全然違うのね~」と言っていたとか。恐らく先生も含めて皆”ホンモノ”の日本語を見るのは初めてのことだろう。スイスも漢字がちょっとしたファッションで、湖畔の公園に行くと大抵3,4人の体に漢字刺青が彫ってあるのを見つける。ちゃんとした漢字ならいいが、意味不明の漢字まであって苦笑い…。そう言えば知り合いのスイス人にも刺青したいから何かいい漢字とフォント教えて、と頼まれたことがあったな。ちょっと困る依頼ね…。Tシャツ、シーツ、家具などにもよく漢字を見かける。鏡文字、逆さま、意味不明の漢字、超下手くそーetc.、製作する企業が企画段階で私に聞いてくれれば正しい漢字、用途に合った漢字をタダで教えてあげるのになぁ~、と思ってしまう。一例→家具に「俳句」オマケに逆さまだった。若い女性の背中に刺青で「参度羅」??スイス人の夫が「あれ何~?」とずっと彼女の背中を見ていたが、私が気付いた。「あ、サンドラだ。これって自分の名前じゃないの!」なんでも漢字にすればいいのか、田舎の暴走族じゃ~あるまいし(絶句)。ま、とにかくレイナには半分日本人の血が流れているのだから、日本人であることも誇りに思うようにも育ってほしい。言葉はその国の文化や歴史だからね。強くこのことを思った話を夫から以前聞いた。前にも書いたが、スイスで話されるドイツ語は文法も発音も特殊で、ドイツ人が聞いてもさっぱり理解出来ないドイツ語だ。スイス・ドイツ語は話し言葉しかなくて、書き言葉はドイツ語(ハイ・ジャーマン)になる。スイスは小学校からすべてハイ・ジャーマンの授業になるそうだ。例えれば、東京の人が殆ど理解出来ない東北弁がスイス・ドイツ語って感じか。私自身、ハイ・ジャーマンを勉強していても(スイス・ドイツ語は書き言葉が無いので本が無い!)、回りはすべてスイス・ドイツ語の環境なので、いつまで経っても覚えられない。例えば、アウフ・ノッホ(まだ)が、”オノ”になってしまう!夫は「オノ・ヨーコ!」なんてサム~いオヤジギャグ飛ばすが、もう絶望的なキモチになる。「あ~、スイス・ドイツ語って300万人くらいしか話さない言葉で、書き言葉も無いんだから、いっそのことハイ・ジャーマンにすればいいのにぃ~」と最初の頃夫に文句を言っていた(笑)。すると夫は「スイスでも戦前は上流階級を中心にハイ・ジャーマンを話す風潮があった。しかし、ナチスが台頭してきて、スイスとして国を守るためにスイス・ドイツ語に回帰したんだよ」この話を聞いて目頭が熱くなったなぁ~。長い間、ヨーロッパのチベットと言われ、資源もなく、耕地も少なく、アルプスの厳しい自然の山村で細々と生活を守ってきた農民の国、スイス。それでも食べられなくてフランスなどに息子や夫を傭兵として出さねばならなかった貧しい国。そんな国の人々が、厳しい自然、辛い生活、そしてナチスから必死に守ってきたスイス・ドイツ語というのは本当に気高くて美しい言葉だと思う。(スイス・ドイツ語はカーカーと喉を鳴らす音が多くて、フランス語圏のスイス人からは汚い言葉と、ちょっと見下されている感じもある)とにかく言葉と言うのは何語でも、知れば知るほど感動の歴史があるものだな~、と思う。子供たちにも読み書きの日本語だけでなく、奥深い文化や歴史も伝えて行きたい。さて話は変わるが、私が毎月5日に訪問するHPがある。「Dr.林の心と脳の相談室」という、鬱病や人格障害と言った心の病の質問に答えるサイトだ。私自身が精神病とか脳の働きに興味があるので毎月5日には必ず読んでいる。先日5日に新しくUPされたQ&Aを読んでいて、爆笑でぶっ飛んでしまった(爆、爆~)。===Dr.林の心と脳の相談室より抜粋==1月5日更新のQ&Aより====Q:最近、脳力アップと称して簡単な計算や音読などで神経細胞ネットワークが密になるという広告を目にしますが、本当でしょうか。A.嘘です。この種の広告は、今世紀最大の詐欺として将来は非難を受けることになると私は考えています。http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/psyqa1119.html====================================ここまで言い切っちゃっていいの?って感じだが、私も「単純計算」や「音読」で脳力アップという話はどうにもインチキ臭いなぁ~、と思っていた。以前、1年ほど前か、JSTV(スイスの日本語衛星TV)で、川島教授の話を観たことがある。数回のシリーズだったが、認知症の老人に音読などやらせたら認知症が改善されたとか、小学校で授業前に百ますをやらせてから成績が上がったとかの話。ま、病院の手術成績でも、データ捏造までしなくても、集まったデータを都合のいいように仕上げることが出来るし、薬ならプラセボ効果、というのもある。つまり、百ます自体が子供の脳を活性化して成績を上げたのではなく、百ますでがんばるぞ~、という先生の意気込みが生徒に伝わってそのクラスの成績が上がったのじゃないかな、その番組を観た時そう思った。百ます先生のプラセボ効果?(笑)。認知症の老人のモノ覚えが少し良くなったというのが本当なら、それは、計算や音読ではなく、一対一で真剣に相手してもらって、多少刺激になったんじゃないのかな。計算や音読でなくて、たとえば、おばあさんが若い時好きだった美空ひばりの歌でも、スタッフが毎日相手して楽しく一緒に唄ってやれば、同じような結果が出るんじゃないかなぁ。NHKの番組では美空ひばりカラオケの比較調査(笑)が無かったから、本当に音読計算で脳が活性化されるのか今ひとつ不明。ま、とにかく商売だからか、無理やり脳力アップと計算、音読を結び付けているような印象がぬぐいきれない。計算、音読グッズ(笑)だと、開発コストもゼロで商品化も簡単だしねー、それで儲かる。公文のプリント教室があれだけ広まったのも、単純計算や決まったプリントを繰り返すのが中心だから、塾みたいに最新の入試の出題傾向を分析して新たな教材開発をする必要もなく、それに対応出来るような講師のトレーニングにお金をかけなくていい。つまり事業としてオイシイ~。(利幅が大きい)。また、単純計算はトレーニングなので、それなりにやっていれば馴れてきて早くなるだろうから頭が良くなったと親は安心する。私自身、利潤を第一に考えて教育産業に進出するとすれば、公文の方が経営としてなりたちそーね(笑)。どんぐり倶楽部は非常にリスキー(笑)。最近どんぐり倶楽部のプリントを子供とやっているが、このような塾だととてもじゃないけど儲かりませんねー(笑)。なぜなら先生にすごい忍耐と時間が必要だし(手間がかかる)、第一目先の結果に一喜一憂する親は子供をすぐ止めさせちゃうでしょうね。考える力なんて、すぐに目の前に点数として現われないから、顧客満足度はvery low~(笑)。おっと長くなってしまったが、とにかく”今世紀最大の詐欺”とはオモシロい~。●どんぐり倶楽部(2、3日に一回程度、まとめてUP)<0MX31> 月 日( ) けむしの おけいこは いつも くねくねあるき です。くねくねと じょうずに あるけると ひとりでも あそびに いけるのです。でも、1かい くねくねすると おしりが 2かいヒリヒリ します。きょうは、もう おしりが 8かいも ヒリヒリしました。きょうは なんかい くねくねしたのでしょうか。0MX49> 月 日( ) 20本の 歯が ある 大きな 口で わらう わにを よくみると、うえのはに 3本の むしばが 見えました。またまた 見ると、したの 歯にも おなじかずの むしばが ありました。では、虫歯に なっていないはは みんなで 何本ありますか。※毛虫のお尻ヒリヒリには笑いながら絵を描いていた。どう描くのかちょっと興味があった。こぐま会の問題は大抵、お菓子、色紙、鉛筆、金魚etc...で数の操作をしていく問題。お尻が2回ヒリヒリって、レイナはどう表現出来るのだろうか。私は○(←ヒリヒリ)を8個描いて二個ずつ区切って数えるんじゃないかなと、レイナの解き方を予想していた。(こぐま会式?)ところが結構まっとーな(笑)というか、頭に浮かんだままの素直な絵を描いていて、なるほど、と思ってしまいました。あとワニの虫歯3本の絵は、なぜか虫歯のインパクトが強かったのか(笑)、まず大きな○を描いて、最初に虫歯の歯を上3本、下3本描いて、あとから健康な歯を描き加えていった。私はレイナはまず絶対歯を20本描いてから、虫歯として上下3本ずつ消していくと思っていたので意外に思った。子供のイメージしていること、考え方がとても良くわかり、なかなか興味深いですね。●おススメ日本語教材:教科書から抜粋された名作集1年から6年セット(CD付き)左は6年生の教科書、右は1年生。6年生でもそれほど難しくは無い印象。毎日地道に効率いい日本語の勉強を続けていけば必ず到達出来ると思います。お話も読みやすく、いいお話が多いです。朗読も結構著名人もいたりして(戸田恵子など)、やはり皆さん朗読が素晴らしい!20年位前の教科書掲載の名作も掲載。海外で日本語の家庭には揃えておきたいセットと思います。分売もされています。レイナもこの本のお話「全部好き!」と大変気に入ってました。交ぜ書きではなく、振り仮名というのもいい。が、やはり1、2年生では漢字が少ないので、これも漢字版に打ち直します。ここからリンクで商品説明。でもあまり売れないのか、写真ありません。では急いで掃除しなくては~。失礼いたします。
2007年01月09日
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今日もグズグズのお天気。午前中は家のお手伝い(洗濯物を畳む、玩具の整理整頓)、ちょっと晴れ間が出たのでお散歩に急いで出る。1時間半位歩いてお昼御飯。午後は雨になり、お友達が家に遊びに来て5時まで鉄棒やボールハウス、ダンスなどで遊でいた。5時から6時半までちょっとお勉強。晩御飯(五目寿司、お味噌汁、トマトサラダ)、シャワー。8時から8時45分まで読み聞かせ。(ドイツ語絵本、石井式漢字絵本3冊とお話について語り合う)●今日はどんぐり倶楽部の問題================0MX26> 月 日( )うさぎの おべんとうやさんが おいしいおいしい おべんとうをうっています。 おべんとう1つは にんじん4本と こうかんしてくれます。きょうは みんなで こうえんに 行って このおべんとうを食べることにしました。みんなで 5この おべんとうを かうとするとにんじんは みんなで 何本 ひつようでしょう。===============================レイナ問題を読み始めるが、うさぎのおべんとうやさん-のところで顔を笑いながら上げて「え??…オモシロ~い!」楽しそうに絵を描いてました。自分で読んで、答えも絵を数えて導きだしていた。そう言えば”うんこが 18 こ やまに なっています。(0MX93)”の問題の時は「ママ!ヘンな問題作らないで」と笑いながら言うので「ママが作ったんじゃないよ。エライ先生が作った問題だよ」と言うと「へぇ~エライ先生が作ったの(?)」とニンマリとうんこの山を書いていった。調子に乗って22個ぐらいうんちを描いてしまい、あとから×で消していた(笑)。★幼児のうちから掛け算を暗記して5x4=20と即座に答えを出してしまうのと、楽しそうに想像の絵を描いて答えを導き出すのはどっちが子供の考える力なるでしょうか。以前にも書いたが、夫が素粒子物理学理論を専攻した理由は「この世の中は一体どうやって作られているんだろーか?」と子供の頃よりずっと不思議に思って考え続けていたからとか。「どうせ同じ位難しいなら金の儲かる医者や弁護士になればよかったのにぃ~(笑)」と以前私がケチをつけたら「ボクはただ自分の好奇心を追求したかっただけ。医者や弁護士には興味がなかったからしょうがないじゃない」との回答。いかに、色々なことを不思議に思ったり、興味をもったり、考え続けたり、そういう事が子供にとってはとても大切なんだなぁ、と思った。勉強好きな子供にしたかったら、子供の本来持っているwonder(どうしてかなぁ~?)のココロを大切にするような親にならなくてはね。◎レイナの説明(夢中で絵を描きながら説明してきます)山のてっぺんに公園があって、麓のお店でお弁当を買って出かける。さっきまで出ていた雲も無くなって、最後にいくつか残っていた雲もニコニコ去って行くところで、太陽もニコニコ。お弁当屋さんの人もウサギ。お弁当を買いに来たウサギは頭のなかで、何本人参を渡せばいいか考えている。公園に行くのが楽しくてニコニコとか。スイスではチューリッヒ湖を見渡せる眺めのいい山や丘に大抵レストランがあり、レストランにはちょっとした公園や遊び場(シュピールプラッツ)がある。レストランはもちろん、あちこちにスイスの国旗、カントン(州)の旗、町or共同体(ゲマインデ)の旗が掲げてある。◎あと下の写真は、こぐま会の「ゲームブック」(レイナ)と「そうぞうが」(ルイ)。レイナは塗り絵も。「そうぞうが」では、以下のコの字が2つから3歳半のルイが一人で「スーバーサウルス」を描いていてビックリ。どうしてこんなアイディアが出てくるのでしょうか?楽しく遊べます♪その他、平仮名をちょっと書いたり、しまじろうのしゃんぷワークプラスをやっていた。問題はイマイチだが、ま、自分で問題を読んでるので、日本語の読解の練習として。塗り絵は色鉛筆で塗る。ペンギンは図鑑を見ながら塗ってました。レイナの幼稚園では、塗り絵はなぜか水性マジックペンでやらせるのです。筆圧も調節しないでいいのでラク、でも汚い。ドギツイ色でベタ塗り。色の境目は滲んですごい汚くなっている。是非カランダッシュ(スイスの有名な画材メーカー)の国なんだから、柔らかめの色鉛筆で、筆圧を調節しながら、奇麗に塗るように指導出来ないもんかね。家に遊びに来る幼稚園の友達は、もうスゴイグチャグチャに塗ってます。「色鉛筆はやだ、サインペンないの」なんてリクエストします。色鉛筆は筆圧がある程度ないと発色が弱く、サインペンで描きなれている子供にはシンドイから。スイスの公立幼稚園は教育目的は無く、集団生活を学ばせる場所(スイスの英語生活ガイドブック)だそうですから、仕方ないか…。ハサミの使い方も恐ろしいです。
2007年01月05日
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今日は雨、雪、風と荒れたお天気だった。スイスの祝日も今日で終わり、明日から夫は出社だが、子供たちは8日まで冬休み。お天気が良くなってくれるといいが…。さてレイナは今年の夏から年長で小学校入学までまだ一年半以上あるので、結構ノンビリ&ノビノビ楽しく勉強に取り組んでいるが、小学校に入るお子さんを持つママ達は結構家庭学習への取り組みを考えているようだ。日本でも同じと思うが。スイスの方が呑気かな。スイスは小学生でも留年はあるし、幼稚園入園を一年遅らせることも出来る。子供の習熟度や社会性に応じて、適切な環境を与えるということで、留年も飛び級も特別なことではないようだ。家庭学習を検討している方々の参考になればと思い、今日は3つのお勉強をご紹介します。是非、ご自身で見て考えて下さいませ。子供にどんな力を付けてもらいたいのか、まずはそこから…。●Q:どんなお勉強を子供にさせたいですか?■公文の計算プリントスイスにも公文教室があって、月謝は110フラン(約1万円)、このプリントは公文をやっている知り合いからコピーを頂きました。やっている子供はレイナと同じ年の5歳児です。ひたすら計算、数字を書き込む、少し卵やリンゴの絵を数えるプリントもありますが、殆ど単純計算。(私のキモチ:ふひぇ~、私もやりたくないよ~。)■普通の文章問題(1年生、6歳から用)これはこぐま会の6歳からの文章問題です。市販の文章問題も同じ感じ。想像力は無用で、数字を拾って、あとは日本語を正しく読めれば暗算で解けます。(私のキモチ:楽しくないなぁ~、でも日本語の勉強には多少なるか…。でもこの程度の日本語の勉強なら絵本でも読むほうが楽しくて表現力も付くだろうな。)■「どんぐり倶楽部」の文章問題====写真のどんぐり倶楽部、文章問題===============0MX56> 月 日( ) とびうおが すきな びっくりばこの なかには たまごが 4こはいっています。そして、その たまごのなかには 3このひかるいしが はいっています。では、びっくりばこのなかには なんこの ひかるいしがあるのでしょう。0MX52> 月 日( ) こぐまの はちみつが 3こ なくなりました。のこっているのは 8こです。では、なくなるまえには なんこ あったのでしょう。====================================レイナの絵の説明◎飛魚はTVでちょっと観た事があるが、よく知らないが想像で描き始めた。”大好きなビックリ箱をもらった飛魚たちは嬉しくてニコニコで飛んでいるの♪”とか。◎”棚に置いてあった熊のハチミツが3個なくなっちゃたの。持って行ったのは蜂たちなの。でもハチミツはホントは蜂が集めたものだから、3個持っていかれても熊は怒らないでニコニコ笑ってるの。”とのこと。こんなイメージが頭のなかで浮かんでいるんですね。絵を描いて、ちゃんと答えを導き出しています。視考力&思考力、想像力&創造力が子供にはとても大切だと思います。いかに豊かなイメージを頭に描けるか、が今後の学習や社会に出ても大切だと思います。※視考力に関しては、どんぐり倶楽部のHPに詳しく書かれています。http://homepage.mac.com/donguriclub/index-pc-new.htmlでは今日は急いでこの辺で~。
2007年01月03日
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明けましておめでとうございます。1月なのに、な、なんとスイスは暴風雨!土曜日に近くのスキー場に1回行っただけ。雪はどこ行ったのぉぉ~。さて、去年の流行語大賞が「品格」とTVで言っていた。安部首相の「美しい日本」もそうだが、今日日大人たちに余りにも「品格」がないから、美しい日本なんて創造するの無理っぽいなぁ。美しい日本の前に、美しい大人(特に政府、経済界など日本を引っ張るリーダー達は)になってもらわなくっちゃねぇ。裏金作り、議員宿舎の愛人同居(愛人のマンションぐらい借りてやってよねぇ。セコすぎ)、自家用ジェットでタレントとグアム旅行とか会社の金でバブリーなライフ、でもって逮捕されてから”CEOの肩書きはカッコよかったから”などとのたまいて、株主に大損させる経営者etc....品格ないなぁ~。ちょと東京で働いていた頃の話を思い出す。スイスのプライベート・バンクの東京駐在員事務所の開設で、スイスから社長の御曹司で次期社長を約束されたボスが来日してきた。関西方面のクライエントを訪問し、その後京都・奈良の観光をしたいとの希望で、駐在事務所代表の日本人ボス(オジサン)とスイス人ボスと私が通訳として同行することになり、京都のホテルで落ち合った。日本オジサンが「ランチはホテルの最上階のフレンチを予約してありますから」と得意げに御曹司に英語で言った。大銀行の御曹司だから、日本のオジサンはもう最高の接待(ゴマすり?)だ。しかし、なぜか私は”チャレンジ?”したくなって「クライエントを接待するわけではなく身内のランチだから、コーヒーハウスで十分ではないですか?」とスイス人御曹司に英語で言ってみた。日本オジサンは、焦って”何言い出すんだ!”みたいな顔で私を見た。私の予想通り、また日本オジサンの想定外の反応で(笑)、御曹司は「That's right!」(その通りだね!)と笑顔で言って、皆で一人1500円程度のランチで済ませた。御曹司の銀行は同族経営で大株主だから資産は何百億円か、と~ぉにかく大金持ち。社員に対しては絶大な権力もあるが、とても謙虚な態度だ。会社の金で自分が贅沢に飲み食いしようとかいう浅ましい考えも持ち合わせていないホントの紳士。こういうのって品格っていうのねぇ、とその時つくづく思った。日本の大会社の経営者や御曹司でこんな”美しい人”はいますかねぇ…。品格という言葉はニュアンスまで的確に伝えるのは日本語でも英語でも難しいが、とても素敵な日本語だと思う。●どんぐり倶楽部の文章問題&手作り漢字プリント◎漢字プリントは、前に登場した漢字を定着させるために適当に打って読ませる。これをしばらく繰り返していると、そのうち漢字を読めるようになっている。親だと、自分の様子を見ながら子供に100%合った内容を教えられるので、効率がいい。◎どんぐり問題ねずみの問題のレイナの説明「ネズミの家は二階建てで、裏に階段がある。1階に出入り口があり、くろねずみの子供数匹は外で遊んでいる。ネズミのお母さん達が、ニコニコしているのは、子供がいっぱい生まれて幸せだから。」こんなところまでイメージして描いてるんですね。なんとも微笑ましいストーリーをマジメに語るので楽しくなります♪「郵便局から手紙が16通逃げた-」との問題では、手紙に足が生えてあちらこちらに逃げていく様子が絵になっていて笑えた。頭みたいな○は数を数える時にマークを付けやすいように書き足したとか。あとダルマと串ダンゴの問題もクリア。楽しそうに絵を描いてました。
2007年01月01日
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