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今回の表紙は若君 扉絵も若君しっかし!!甘い笑顔や雅なお姿に騙されてはいけませんっ!読み終わった瞬間、“若君っ、あんたってヤツは!!”と、雑誌を打ち捨てたくなりましたよっ。“やっと、やっと涙の再会!”って誰もが期待していただろうに…これはないよなぁ…以前若君は、成之に跡目を譲るとかなんとか言ってませんでしたか?(第33戦)それなのになんでこーなるかな?! この先ネタバレです。いろいろありましたが、唯ちゃんは遂に戦国の世へ戻ることができました。実に5カ月ぶりです。早く若君に会いたい一心でお城へ駆け出す唯ちゃん。途中、何者かに襲われている一行に遭遇します。尊くんにもらった金のけむり玉(※下線部原文のまま)を使い、無事に一行を救出したのは良かったのですが…「しまった 助けたのは失敗だったか 」と、後で思い知る破目になるんですわ。唯ちゃんが助けた一行というのは、あの松丸亜湖(今回も呼び捨て)と家来たちだったんですね。ついに出たか、松丸亜湖!! どんな女だ?!それが…「百姓の童(=唯ちゃん)の前にお出ましになることはない」というお女中を諫めて、駕籠から出てくるような姫なんですよ(ふ~ん、だから何?)。そして唯ちゃんにお礼を言っちゃうような姫なんですよ(ふ~ん、助けてもらったんだから当然だよね)。これがまた可愛いんですよ(ふ~ん、私の好みじゃないけどね)。……可愛いうえに性格も良さそうだよ… 参ったな、高木くん(若君の生まれ変わり?と一瞬騒がれた人)とはどこか違うよ…松丸亜湖が黒羽城へ入る前に阻止しようと、高山が刺客を放ったようなのですが、その目的は何としてもこの縁組を止めたいからなんですって!!この縁組って?? まさか??お城にたどり着いた唯ちゃんは、門番から若君の婚礼は三日後だと聞いて大慌て。その足でおふくろ様のところへ行きます。(おふくろ様は小平太の父親と再婚してました。小平太父、やったね! どうでもいいけどね)若君はおふくろ様に「唯は生まれた故郷に帰った 二度とここへは戻らぬ」と伝えてあったんですね。だからですか、おふくろ様、唯ちゃんと再会してもあっさりしたもんでしたよ…お城の門番も「(唯之助は)年上の後家を嫁にもろうて梅谷村で百姓をしている」だの、「これまでの悪業を悔いて出家した」だの、好き勝手に噂していました…もしかして… この時代の唯ちゃんの存在って薄かったの?5か月ぶりに再会したっていうのに、誰も喜んでないよ… あちゃあ…本筋に戻って。「何とかして城に入って 若君の婚礼を阻止する」と息巻く唯ちゃんに、おふくろ様は「この縁組は若君がご承知なされたことじゃ 邪魔をしてはなりません」と言うんですよ…茫然自失の唯ちゃん、無理もないよなぁ…必死の思いで戻ってきたのにこれだもの… その頃、諸悪の根源!の若君は何をしているのかといいますと。自室の縁側(らしきところ)で、唯ちゃんの写真を眺めておりました。そこへやってきた小平太に、「本日これより亜湖姫様とご対面の儀 明後日には御婚礼でございますぞ」なんて言われてます。「ご自身で承知なされた縁談でございますぞ」って、やっぱり縁談話は本当なんですね…唯ちゃんには二度と会えないと若君は思っているんだし、羽木家のためとか和平のためとか、そんな理由で渋々承知した縁談なんでしょうね。兄・成之に家督を譲りたくても、周囲が許さなかったのかも?だったら… 唯ちゃんが戻ってきたことを知ったら、若君はどうするんでしょうか?男の見せどころですね、若君!でもここでちびっと申し上げておきたい!唯ちゃんがいなくなって5カ月たらずなのに、婚礼あげちゃうんだ?唯ちゃんに未練タラタラなくせして、嫁さんもらっちゃうんだ?そんで唯ちゃんが帰ってきたら、松丸亜湖との縁談はなかったことにして、また唯ちゃんとラブラブしちゃうんだ?それとも唯ちゃんは側室待遇ですか?激おこの私を放置したまま4月号(2月28日発売)へ続きます。
2015年01月30日
それでも世界は美しい(9)雑誌「花とゆめ」を買い始めてから、気になったんで大人買いしちゃいました。1~8巻をすっとばして9巻っていうのも何なんで、これまでのあらすじをご紹介(Wikiからですけど)。【あらすじ(Wikipediaより)】雨を降らせる能力を持つ「雨の公国」の第四公女ニケ・ルメルシエ。ジャンケンで負けてしまった彼女は嫌々ながらも国のため、「晴れの大国」の太陽王リヴィウス一世に嫁ぐことに。しかも、即位して3年で世界を征服したと聞いたが、会った相手はなんとまだ子供であった。更には、退屈だから雨を降らせろと要求され反発するニケ。しかし、共に危機を乗り越え信頼を深め、ニケは自らの意志でリビ(リヴィウス)のそばに留まることを決意する。互いに愛し合い支え合いながら、共に歩むニケとリビ。やがて、2人は正式な婚約者となり、運命の輪が回り始めるのだった。初めて読んだ時、リビの設定が『ディアマイン』の和久寺風茉くんに似ているなぁと思いました。子供少年なのに大人よりはるかに有能で、だもんだから生意気で、俺様気質。お母さんを早くに亡くしたことが心の傷になっているところも同じなら、お相手が年上っていうのも同じ。相手に釣り合うように、早く大きくなりたい(特に身長)と懸命なのも同じです。即位して3年で世界王になったリビと、和久寺財閥トップの風茉くんでは、スケールが違いますけどね。規模が大きい分リビが背負っている重荷も大変なもので、世界王になるまでに滅ぼした国もあったりして、大勢の人の恨みをかっているのです。9巻ではリビが抱える闇が噴出し始めます。大国祭(リビの生誕祭)を間近に控え、浮かれた雰囲気の「晴れの大国」。そんな中、スランという美少女がニケに急接近します。実はスランは、リビが滅ぼした「氷の王国」第一王女・ウルスラだったのです。ウルスラ(とその仲間)は大国祭に乗じて、リビに復讐する計画を立てていました。大国祭初日、ニケがウルスラからもらった薬入れ(氷の王国王家の紋章入り)を見たリビは、自分の苦しい過去を思い出してしまいます。ニケと出会ったことで生まれ変わったリビ。自分がしてきたことを知って、ニケが離れていくことを何よりも恐れているリビ。ニケに向けて口から出た言葉は、「離れたら許さない 逃げたら殺す おまえの家族知人に至るまで全員だ」…壊れかけてますね。ヴィオレタを捕らえたウルスラの部下たちは、彼女を女主人にしたてて舞踏会の会場に入り込むことに成功。でも、ヴィオレタに気づいたバルドの機転で捕まってしまうのですが…その混乱の最中、ウルスラが剣を手にリビに向かって来て…リビの前に飛び出したニケはどうなった??ここから先は次巻に続きます。巻末に収録されているのは「それでも世界は美しい 総選挙」。初のキャラコン結果発表です。3位は二ール、2位はニケ、1位はやっぱりこのお方天に光る太陽は唯一つ リヴィウス一世!!【9巻の内容情報】(出版社より)大国祭が近づくなか、ニケが城下で出会った美しい少女・スラン。交流を深めていく二人だが、スランにはある目的と秘密が…?リビの闇にふれる、激動の第9巻。 2015年1月刊。
2015年01月28日
花とゆめ4号の表紙は敦賀さん(とショータロー)です!!久しぶりの敦賀さん!! カメラ目線でモデル立ち! ハラショー!“本編にも登場する?! やっとやっと出てくる?!” それが… 出てきません、名前すら…敦賀さん欠乏症になりそうです… ※ちなみに、扉絵は母と娘の氷点下再会シーンです。ここから先ちらっとネタバレです。前回(ACT.219)、キョーコちゃんとお母さんの衝撃の再会がありました。TV局のエレベーター前でバッタリ会ったのに、笑顔もなければ言葉を交わすこともない。お母さんなんて、ラブミーつなぎを着ていたキョーコちゃんを一瞥して、眉をひそめてましたね。それ以外は無表情… 鉄面皮… この人喜怒哀楽あるの?(少なくとも怒はあるな…)ここまで冷え切った母娘関係って、どうすれば築けるんだろう?赤の他人のように見事にスルーして去って行ったお母さん…これじゃあ、さすがのキョーコちゃんも凹むわ…こんな時こそあの人の出番じゃないっ?!(レイノでもいいけど)キョーコちゃんを慰めてあげて欲しいんだけどっ!(いや、レイノでもいいけど)久しぶりにお顔を拝見したいんだけどっ!(だからレイノでもいいけど)私の期待は木端微塵になりました…その後TV局内でキョーコちゃんが会ったのはモー子さんです。別にモー子さんがダメってわけじゃないんですよ。“少女マンガなのに登場するのが女ばっかりってどうよ? 目の保養って大事でしょ? 潤いって必要でしょ?”ってことです…会ったばかりでモー子さん、爆弾投下してきたぁ!「アンタさ 母親って弁護士やってたりする?」 うわぁ… 直球…今回のモー子さんのドラマには弁護士監修がついていて、その人の名前が最上冴菜だった。もしかしてキョーコちゃんの母親かも?くらいに思ってたけど、会った瞬間“親子だ!”と確信したんだそうです。キョーコちゃん演じる『ナツ』の無機質な顔と雰囲気がそっくりなんですって。それを聞いたキョーコちゃんの心中は複雑です。似ていると言われることに嫌悪感を抱いているのは、お母さんの方だと言うんですよ。いつも無表情なお母さんが感情を出すのは、キョーコちゃんがお母さんにとって不快なことをした時だけ、子供の時からずっとキョーコちゃんの存在を疎ましいと思っている…って。娘にここまで言わせる母親って何だろう?きっと事情があるんでしょうけど、それがわかるまでには長~いエピが出てくるんだろうなぁ…モー子さんがTV局にいたのだって「ある人の付き人として来ている」って言ってたし、その背景だって盛り込まれるんだろうなぁ…長いなぁ…そしてその間敦賀さんの出番はないんだろうなぁ… sigh もうさぁ、キョーコちゃんはお母さんからさっさと離れて、敦賀さんとナゴナゴするってストーリーにしちゃったらどうかなぁ。。。敦賀さんのご両親を自分の親だと思えばいいじゃない。。。(それかレイノと魔界大戦! 怨キョはレイノを打ち破ることができるか。。。)…少女マンガでそれはないか…四方八方丸く収まって完結するには、あと10年くらいかかりそう…続きは花とゆめ6号(2月20日発売)です。
2015年01月27日
黒伯爵は星を愛でる(2)1巻に輪をかけてエスターを愛でまくっているレオン。まったくこの男は…でも、ぜ~んぜん報われていません。 愉快不憫です。反対にエスターはエスターで、レオンの気遣いを“自分が役に立たないから”と歪曲して受け取って落ち込んだり。「THE・すれ違い」なんですね。離れ離れになった兄・アルを探しているエスターは、レオンの従兄弟・ゲイリーとロイ男爵主催の慈善バザーへ行くことになりました。ロイ男爵は最近養子を迎えたので、その子がアルかどうか確かめるためにです。自分も一緒に行けないことが気に食わないレオンは、メイドのミス・メイスンをお目付役として同行させます。バザー会場にある旧聖堂に迷い込んでしまったエスターとミス・メイスンは、吸血鬼に襲われてしまい…吸血鬼に縛り上げられたエスターを見て、烈火のごとく怒ったレオン。。無理もないと思ったけど、怒ったポイントがね…自分より先に縛ったのが気に入らないんですってさ…どういう趣味しているのかな?… あぶねぇな…そうそう、ロイ男爵の養子はアルじゃなかったんですよ。これでアルへの手がかりは途絶えてしまいました。さて、次は舞踏会のお話。レオンが狭量なのは今に始まったことじゃないけど、自分以外の男がエスターの手を取るのも我慢できないなんて… そんなレオンを戒めるためか、単に面白いからか(←たぶんこっち)、ゲイリーはエスターに男装させちゃいます。レオンはエスターの素敵なドレス姿を期待していたんでしょうね。「俺の可愛い胸を… 尻をどうした!?」とえらくご立腹…険悪な雰囲気のまま、3人は舞踏会へ。社交界ではレオンは白薔薇様(pp)、ゲイリーは赤薔薇様(ppp)と呼ばれています。それから今回登場するのが、社交界の黒薔薇様(pppp)ことギルバート公爵!この方、吸血鬼の親玉(王)なんです。吸血鬼たちを管理する側の人ですね。(秩序を守らない吸血鬼を狩ることを許されたのが、レオンたち吸血鬼ハンターです)エスターはレオンに「あれ(ギルバート公爵)には無暗に近付かないように」言われます。が、なぜか彼が気になって仕方ないんですね~~。(エスターの夢の中に出てくる黒髪で青い目の王子様って、公爵ではないのかね?)おまけに行方不明のアルが公爵と一緒にいるし。これから先ややこしくなりそうです。それと…レオンの独占欲がどんどん加速してまして、このままだと非常に危うい人になってしまうのではないかと懸念しております…やっぱり節度って大事だと思うんですよ…【内容情報】(出版社より)吸血鬼ハンターの伯爵・レオンと仮初めの結婚をすることになったエスター。離れ離れになった兄・アルを探す中、エスターはある男爵が催すバザーに行くことに。「あなたを他の者の目に曝したくない」というレオンだけど、エスターは一足先にバザーへ…。そこでおきた事件は…!?2015年1月刊。
2015年01月25日
高台家の人々(3)表紙のお二人は光正さまのご両親。さすがにセレブの空気がぷんぷんですね。本編ではもう少しお年を召していらっしゃいます。『高台家の人々』は皆さん美形ですねぇ。不細工なのはヨシマサだけ? ヨシマサ、うちのにゃんこ2号に似ているんだよなぁ… 妙におっさん臭いところとか…似ている…そういえば…1巻の表紙は光正さまたちご兄弟3人、2巻は光正さまのお祖父さん&お祖母さんでした。木絵ちゃんは登場してません。まだ“高台家の人々”になってないからでしょうか…その鍵を握っているのは光正さまのお母さんですね。この巻には、本題(=光正さまと木絵ちゃんの結婚はどうなる?)と、光正さまのご両親の馴れ初めが入ってます。2巻の最後で木絵ちゃんにふられてしまった光正さまは、原因がお母さんにあると知って静かに激怒。お母さんに向かって「これ以上口を出さないで下さい!」と言い放ち、木絵ちゃんに謝りに行きます。ここでも木絵ちゃんの妄想は爆発!!二人は駆け落ちし、光正さまは大樽運びの仕事をしてます…それはさておき、お母さんを説得できるのはおばあちゃんしかいない!ってことで、おばあちゃんが日本へやってきた!!光正さまのおとうさん(茂正Jr. なぜか「マサオ」と呼ばれている)も日本へやってきた!!高台家の人々勢ぞろいです。茂正さん亡き後、笑顔が減ったおばあちゃんも、木絵ちゃんの妄想に大爆笑。光正さまが気に入った木絵ちゃんだもの、おばあちゃんも気に入るに決まってますよね。おまけにおばあちゃんは光正さまのお母さん(めんどいからここからは由布子さん)の扱いに長けていましてですね、上手いこと言いくるめて由布子さんの手で木絵ちゃんをレディに仕上げる方向へ持って行きました。昔から由布子さんは面倒見が良かったんですと!由布子さんって社長令嬢でわがままで勝気なんですけど、言うべきことはハッキリ言うし、友達思いだし、正義感は強いし、それほど意地悪な人じゃないようで。チャンスを与えられた木絵ちゃんは、由布子さんの厳しい修行に耐える日々。お茶だお花だ英会話だ、頭の中は混乱状態。そんな時でも妄想はノンストップ!! さすがというべきでしょう。木絵ちゃんの頑張り(?)といくつかの幸運のおかげで、由布子さんにめでたく光正さまの婚約者と認めてもらえることになりました。余談マサオさん、そんなぼんやりさんでよく今までやってこれたよね…光正さま、どれだけ木絵ちゃんに惚れてるんだか… ごちそうさまです…【内容紹介】スケールの大きな妄想が趣味の地味めなOL・平野木絵は人の心が読めるテレパス能力を持つ高台光正と結婚を約束する。しかし、突如英国から帰国した光正の母・由布子から結婚はあきらめてくださいと言われてしまい…!? 爆笑必至の不可思議ラブ・コメディ!
2015年01月24日
海月姫(15)15巻は蔵之介、花森さん、尼~ずが奮闘してます。月海ちゃんはカレー食ってガン寝してただけ…シュウシュウは決めポーズで表紙にちゃっかり載っているけど、本編では影も形もありませんよ…シュウシュウ…(ちっ)前巻後半で、カイ社長の自社ビルへ乗り込んだ蔵之介。新人モデルになりすましたところ(もちろん女性モデル、名前はスー)、「すぐに社長に言って専属に推薦するわよ!!」って言われるほどの高評価をいただきました。社長に挨拶したいとか何とか言って、社長室が35階(最上階なんだわ)にあることを聞き出します。おまけに「自分の周りの才能のある女と片っ端から寝るのが社長の悪い癖」なんてことまで聞いちゃったもんだから…あの月海ちゃんだもん。まさかね… 35階の社長室を目指す蔵之介なんですが、やっぱり簡単にはたどり着けないわけですよ。エレベーターに乗りこんで、20階以上はカードがないと行けないと気づき、仕方ないから19階で降りましたよ。そこからは非常階段をひたすら上りましたよ。でもね、非常ドアを開けるんでもカードがいるんです。そこへ絶妙なタイミングで掃除のおばちゃん登場。自分を武器にして(顔とトークだけ)、蔵之介はまんまと社長室へ!こういうところを見ると、やっぱり蔵之介って頼り(?)になるって思いますね~世渡り上手いっていうのかなぁ、機転がきくっていうのかなぁ、逞しくて、世界の終わりが来ても彼だけはしぶとく生き残りそうな感じがします。シュウシュウ?う~ん、時々キラッと光るものはあるんだけどね… 最近はね…やっとたどり着いた35階ではファヨンとばったり。カイからの電話に「何も異常ありません」と答えるファヨンに、蔵之介は取り引きを持ちかけるんです。ここでも蔵之介がすごい!(今までシュウシュウ押しだったんだけど、ちょっとぐらっときた…)カイに嘘をついたファヨンの真意を読みとっちゃうんですよ!中国の神話に出てくる渾沌という怪物はとにかく貪欲で、すべてのものを食べつくしても満足することなく、自分の尾を食べ、最後には自分自身を食べてしまうのだそう。ファヨンは、カイも自分もその渾沌という怪物だというんです。ファヨンはカイを止めたいんですね。そして、カイが気にかけている月海の存在も気にかかってます。今までカイの周りには絶対にいないタイプだから余計。蔵之介が「実は月海はオレの婚約者なんだよ」って言った瞬間、ほっとしてました。ファヨンの女心も利用しちゃいますよ、この際だから。そして蔵之介は見事月海ちゃんを奪還!!本来なら感動の再会になるんだが、カレー食べて満腹の月海ちゃんはヨダレ垂らしてガン寝…さすがだよ、月海ちゃん。あの花森さんでさえ、(自分から進んで)シンガポールまでやって来て頑張っているというのに…さて、月海ちゃんを助け出した蔵之介が次にすべきことは、花森さんの救出です…拉致されたんじゃありません。ニーシャから預かった10万円を元手にカジノに繰り出した花森さん、ものの1分で一文無しに。。。空港到着からわずか2時間後のことでした…さぁ、カジノで合流したら展開は決まっていますね。すっからかんになって、もうダメだ!終わりだ!っていうところでチップを一枚だけ拾い、それに全てを賭けて勝負に挑み、都合良く大勝ちするってヤツですね。そのとおりのことがここでも発生します。特筆すべきは、チップを拾ったのは花森さんで、その方法がせこい紳士的だった点ですね。シンガポールでの花森さんは、いつもより2割増しくらいでカッコいい。セリフを読まず絵だけ見ると、ちょっと渋みがかった中年(花森さんって中年?)ですよ。最後に尼~ずの奮闘ぶりを…目白先生作『恋のパルテノン』復刊が決まり、80万円ほどが入ってくることに!!しかし微妙な金額だ、80万…どう使うか真剣に考えたジジ様は、ちゃんとした高い服を買いにいきませんか?と提案します。ちゃんとした服を買ったことがないから、服を売る側になった時、どうしたらいいかわからないのでは? だから服を売る前に、この80万で服を買うべきだと言うんです。とりあえずデパートへ行ってみるようだけど、生きて帰れるのかな?・・・本編とは別に収録されているのが、episode.0「尼~ず前夜」と番外編「海月姫 英雄列伝☆」、おまけマンガの3本。「尼~ず前夜」は、尼~ずの面々がどうして雨水館に入居することになったかというお話です。尼~ずの壮絶な過去が今明らかに!!「海月姫 英雄列伝☆」は、ジジ様とまややのチャンネル争い…ではなく録画予約争い。千絵子さんにいつも録画予約をお願いしているジジ様は、DVD-Rを買う余裕がないので録画したものを全て鍵付き保存しています。まややが録画したくても空き容量ゼロ!消去したくてもロックが外せません…まややの懇願をやんわりスルー… ジジ様結構強かった…おまけマンガは、小豆が大好きなごっちゃん(東村さんの息子さん)のお話。同じくあんこ大好きな私は、「その歳で既に熱烈あんこファンだなんて!! 将来が楽しみ!!」と感動にうちふるえてしまいました。【内容紹介】蔵之介、月海奪還の戦を開始! 花森さん、ついにSGP(シンガポール)のカジノに現わる!?運命の女神は果たして誰に微笑むのか?SGPの熱い夜が今、始まる──。海月姫episode0「尼~ず前夜」&番外編『海月姫 英雄列伝☆』も収録!!
2015年01月14日
オール・ユー・ニード・イズ・ラブ実を申しますと…この本を読んだのが去年の6月…あれから半年以上も放置しておりました。本当に“一年に一冊のお楽しみ!”…だったんですよ、今までは…今回は惰性で借りてきて、惰性で読んだというのが本音でございます。シリーズ8作目『フロム・ミー・トゥ・ユー』を読んでしっくりいかないものを感じまして、堀田家の面々に好感を持っていたはずが、さぁ~~と波が引いたかのように冷めてしまったのです。「不自然な人間関係はいつかどこかで破綻する」が持論の私なので、清濁呑み込んで上手くいっている堀田家が絵空事のように感じてしまい、素直に楽しめなくなってしまいました。(小説なので絵空事っていえば絵空事なんですけどね)それに加え、読んだ時期がいけなかったようです。普段なら“ま、いっか~”ですむようなことが、やたら癇に障る時だったようなんですね。人間関係の猥雑さがキツクなってきました。今作は中3になった研人が進学せずにイギリスへ行くと言い出し、それをやんわりいなしたのが意外な人物(マードックさん)だったり、勘一さんが盲腸で入院してしまい、代わりに我南人さんが店に立ったりします。皆それぞれ成長して(歳をとって)いるんですね。ですが、既に私の関心は堀田家の人々ではなく、ふじしまんに移っているのですよ。【内容情報】(「BOOK」データベースより)古書店を舞台にした青の出演映画が公開になり、相変わらず賑やかな堀田家。中学3年生になった研人はますます音楽に夢中。なんと「高校に行かずにイギリスへ渡る」と宣言!さて堀田家の面々の反応は…?勇気を持って人生に立ち向かう人々を、「LOVEだねぇ」の心意気であたたかく包み込む、待望の最新作!老舗古書店“東京バンドワゴン”に舞い込む謎を、大家族の堀田家があふれる人情で解決する人気シリーズ、第9弾!
2015年01月11日
年が明けたばかりですが、2月発売コミック一覧はこちらです。02/04 集英社 NARUTO―ナルト― 72(完) 岸本 斉史 432円02/17 講談社 ツバサ ―WoRLD CHRoNiCLE― ニライカナイ編 1 CLAMP 463円02/20 白泉社 Wジュリエット2 4 絵夢羅 463円02/20 白泉社 忘却の首と姫 7(完) 惣司 ろう 463円02/23 講談社 聖☆おにいさん 11 中村 光 607円な、何と!!就寝前に読むと穏やかな気持ちで眠りにつける『聖☆おにいさん』11巻がついに発売です!! ↑どういうわけか年末年始限定で読みたくなります。2013~14年、2014~15年の年末年始は、ブッダとイエスに存分に癒していただきました。安らぎを与えてくれる『聖☆おにいさん』、一年ぶりの新刊です。そして忘れてはいけないのが『忘却の首と姫』7巻!残念ながら7巻で完結です…なんだかわからなくなってきた『ツバサ』…ニライカナイ編って何ですか?『聖☆おにいさん』にもニライカナイって出てくるのですが、あの(!)ニライカナイのことですか?そういえば、『×××HOLiC・戻』3巻をだいぶ前に読んだまま放置してあるなぁ…
2015年01月07日
遅くなりましたが、今年もよろしくお願い致します。年末年始はずっと雪が降っていました。どこもかしこも山盛りの雪です。そんな時でもわが家のにゃんこ1号・2号は平常運転!ネコはいいなぁ~~久々にカメラ目線のにゃんこ1号。今年18歳になります。病院にかかることが多くなりましたが、食欲もりもりで元気です。いつも丸っこいにゃんこ2号。去年は病気に無縁で過ごせました。元気が一番! でも夜中の雄叫びはやめてね…にゃんずだけでなく、室内の花も綺麗に咲いてます。ベル型の花が咲くちょっと変わったカランコエ。ボケボケだけど、花を下から見た画像です。新入りのシャコバサボテン。おめでたい紅白です!!2015年が良い年になりますように!!っていうか良い年にするよっ!!
2015年01月06日
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