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あと数日で2017年も終わります。できれば清々しい気持ちで新年を迎えたかった…それなのに… 森本梢子さ~~ん、二人離れ離れのまま2018年へ突入ですか? そりゃないっすよ…ここからネタバレです。ご注意ください。唯ちゃんが帰って来てからもうすぐ4カ月…近所のおばちゃんから「しばらく見ない間にキレイになったみたい 女の子って変わるわね 」と言われるようになっていました。キレイになったかどうかは知らんけど(尊くん視点)、唯ちゃんは少し痩せて少し髪が伸びました。(若君が触った髪の毛だから、絶対切りたくないんだろうなぁ… うぅ…)あの夜。泣き腫らした目で帰って来た唯ちゃんは、涙も流さずに、向こうで起こったことを尊くんたちに話しました。それは現代に住む尊くん達には想像もできない厳しい内容で、若君の状況は絶望的に思われました。尊くんも、ご両親も、かける言葉がありません。その後、唯ちゃんの部屋で二人きりになり、尊くんは話し始めます。壊れた機械の修理にまだ2~3か月はかかること、それから燃料を溜めるのに数カ月、使えるのはもっと先になるので、次の満月に戦国時代へ行くのは無理だということ。時空の歪みの問題があり、その歪みはますます大きくなっていて、次かその次に間違いなく亀裂が走って時空間が割れる。そうなったらどうなるかわからないし、助かってももう二度と行き来はできなくなること。尊くんが作ったタイムマシンには何か欠陥があって、時空に大きな影響を及ぼしてしまうため、まだ使ってはいけなかったこと。「ごめん」と謝る尊くんに、「私こそごめん 尊にそんな思いさせちゃって… 本当にごめんね」という唯ちゃん。「何とかして」と24時間付きまとわれると覚悟していた尊くんは拍子抜けです。それどころかみょーに優しくて“あんた誰”って感じ。(あまり責めないようにという若君の言葉を、唯ちゃんは守っているんですね… うぅ…)尊くん曰く、“魂を半分若君の所に置いて来たんだ… いや全部かな”そんな唯ちゃんを見るのは辛くて、何とかならないかと思う尊くんだけど、唯ちゃんの御両親にしてみれば、危険な戦国時代から無事に娘が帰ってきてくれてほっとしただろうし、家族が二度と会えなくなるのは悲しすぎるし…尊くんの頭脳を持ってしても、みんなが幸せになる方法が見つからないのであります。またまた場面変わって…少し髪が伸びた唯ちゃんは、校内で木村先生に呼び止められました。「速川 ちょっとおいで その後の羽木家についてまたまた新発見だ」先生が見せてくれたのは、羽木忠高から野上元丞に宛てた礼状でした!ここからは先生の尊いご説明です。「どうやら黒羽城を追われた忠高は野上に身を寄せていたらしいんだ おかげで危機を逃れることができた そして新しい地に着いたと書いてある」ここでほっとする唯ちゃん「前にも話したが羽木家の滅亡については資料が全く見つかってなかったんだ 前後の事実から立てられた仮説が定説になってたわけだが どうやら羽木家は城と名はなくしても 多くの人が生き延びたようだな」若君は!? 若君はどーした!?「だ… 誰が生き延びたかわかりますか?」「いや そこまでまだわかってないよ(中略) もうひとつ これもつい先日聞いたんだが 大手山の平生寺に羽木忠清の墓が見つかったらしい 知り合いの先生からメールが届いたばかりで私もまだ見に行ってないんだ しかし忠清が永禄4年に死んだことは間違いないみたいだな」寂しげに廊下を歩く唯ちゃん。でもね、唇をぐっと噛みしめて泣かないんですよ…“もう泣くな”窓から空を見上げながら、泣くのを堪えているんですよ…尊くん!! 何とかしてあげてよ!!(と、私が言ってみる)そして、唯ちゃんはそのお寺に行くのです(心配したお母さんに頼まれて、尊くんも同行します)。バスに乗り、平生寺に着いた二人。「えーーーと… 誰か…のお墓?みたいなものが見つかったと聞いたんですが」と訊ねたところ、「ああ 羽木忠清の墓ですね」と案内されたのです…ただ、住職さんによれば、じつは忠清の墓というわけではないんだそうです。(見た感じ、お墓というより小ぶりの塔みたい)「これが作られたのは忠清の死から40年以上後のことなので骨はないんです」(頼むからわざわざ太字で強調するのはやめて~~)「それじゃっ 誰のお墓かわからないでしょ!!」と噛みつく唯ちゃん(と私)。「いえっ つい最近この寺を建てた奇念上人の書付が出て来たんです」奇念って、唯ちゃん達が高山から逃げる途中で助けてくれた小僧さんでしたね。修行の旅に出る時、唯ちゃんに会いにきてくれて、「何年… 何十年かかるかわかりませぬが 少しはお役に立てる者となりましたら その時は若君様の治められるこの地へ戻りたいと思っております」と言っていたあの小僧さんです(この部分は第56戦)。それを思い出した唯ちゃんは、もう涙を抑えることができませんでした。「ちょっとバスに酔って」とナイスフォローをした尊くんは、奇念上人の書付(のコピー)を見せてもらいます。そこにはやっぱり羽木忠清の名が…そして黒羽城の文字もあります。「えっ 黒羽城? 小垣城じゃなくて黒羽城ですか?」と疑問を口にする尊くん。「そうですね 羽木忠清 永禄4年の2月 黒羽城にて と書いてあります」と住職さん。ということは唯ちゃんと別れてから3カ月 まだ何かがあったんですね。“それがわかったところでどうにかできるってわけじゃないけど… 今の僕には”しか し!!“その時 頭の奥で何かが光った!! 初めてひとつの考えが閃いた てゆーか どうして今まで考えつかなかったのかっ… ヘンになったお姉ちゃんのせいで 僕の頭もすっかり思考停止してしまったんだ ものすごくかすかで小さいけど… 光が見えた!!”おぉ~~ さすが我らの尊くん!!早くその光とやらを我らにも見せて下され!!期待に胸を膨らませつつ、3月号(1月27日発売)へ続きます。最後になりましたが、拙いブログを読んで下さりありがとうございます。良いお年をお迎えください。
2017年12月29日
はぁ~ やっぱりね…もしかして!もしかして!! と思って(願って)いたけどやっぱりね…ここから先ネタバレご注意。今月号の扉絵は、唯ちゃんの側に横になっている若君が(もちろんお布団の上)、身体の右側を下にして眠る唯ちゃんを、背後から優しく眺めているシーン。(本当は画像を貼れたらいいんだけど…)(なんとか貼れました! パソだとちゃんとしてるんだけど、スマホで見るとなぜか反転しております。見難くてすみません。 …それにしても私の文章力ひどすぎ…)これだけ見たら、「閨チャレンジとか既に関係ありませんっ! 今さら何それ?」って感じの新婚ホヤホヤ夫婦の平和な朝~~!!なんだけど…先月号の最後、泣きつかれてすやすや寝ちゃった唯ちゃんを「ここで寝ちゃダメだ! 起きろ!起きるんだ!!」と叱咤したのも徒労に終わりました。唯ちゃんがガバっと飛び起きた時、隣に寝た痕跡はあるものの若君はおらず…「若君どこじゃ」呼び戻して仕切り直しをば!! と意気込む唯ちゃん。(どしてもっと早く起きないの!? その前になんで寝ちゃったの!?)唯ちゃんが御簾を上げて閨の外を見てみれば、若君は既に着替えて縁側で満月を眺めておりました…“カムバック閨 カムバックプリーズ”って叫んでも、もう遅いよ…「お 起きたか よう眠っておった よほど疲れたのであろう」「起こしてくれてもいいのに…」「そろそろそうせねばと思うておった所じゃ」急に駆けだした唯ちゃんは、タイムマシンの起動スイッチを取ってきて、若君に「一生のお願いどーしても聞いて欲しいお願いがあります」と言いますが、若君もわかっていたんですね。「それは聞けぬ お前がこれほどの無理をして 何としても今宵ここへ来た理由はようわかっておる なれどわしは行けぬ 帰らねばならぬはお前の方じゃ」あぁ、やっぱり… 言うと思った…「わしがお前をひとりこの場に残して逃げ出すを思うか」確かに… あの若君がそんなことするわけない。「それなら私も残ります 一人でなんて行きません!!」と粘る唯ちゃん。でも、若君は聞き入れてくれません。“しまった!! やっぱり谷底に投げ捨てればよかった!!”唯ちゃんは起動スイッチを掴み、柱に打ち付けて壊そうとします。必死で止める若君。「唯っ お前をここで死なせるようなことあらば この忠清が生涯っ 悔いのみが残るものとわからぬか!!」「…でもっ 嫌だ… 嫌です お願い 私はっ… ど しても ど してもあなたを守りたいんですっ」 泣きながら訴える唯ちゃんだけど、「唯 わしも同じじゃ」…詰んだ これ言われちゃどうしようもない…唯ちゃんはいつでも戻って来て若君を守れるように、足軽姿に着替えます。“生きてて 死なないでっ”と唇を噛む唯ちゃんに向かって、「唯 あまり尊をいじめるなよ」という若君。なして今尊くんなの?「誰に言われずとも出来ることならば己の力を尽くす男じゃ 何とかせよとあまり責めては尊が気の毒じゃ」うおぉぉぉ~~、若君、あなたという人は!!自分もどうなるかわからないこの時に、尊くんの心配まで!空が少し白んできました。別れの時です。「わしは しばし月を眺めていよう」若君の背後で、起動スイッチが抜ける音が…「若君はまだ一生分私を抱いておられぬからね!!」驚いて振り向く若君。「てゆーか一生分も何も 結局一度も抱いておられんから」唯ちゃんの姿が完全に消えた後、フッと笑い「ハハハ たわけたことを それが今生の別れの言葉か… 唯 お前はまことに面白い」 と月を仰ぎ見る若君…2月号(12月28日発売)へ続きます。なんか切ないな…戦国時代って、こんなこと日常茶飯事だったんだろうな…若君は最悪のこと(死)も覚悟しているんだろうな…唯ちゃんがあの時寝ちゃわなくても、何もしないままだったのかもしれない…
2017年11月28日
先月号で結婚、夫婦になった二人。そしたら次は…ドッキドキで迎えた今月号!!以下ネタバレご注意。婚礼の最中、“夫(わぉ!)と目が合うたびに口から心臓が飛び出しそうじゃ”なんてうっとりしている場合じゃないでしょ~~問題はこれからでしょ~~木村の奥方様に促され、お床入りのお支度ですよ、唯ちゃん!!外も少し明るくなり、あわただしいのが残念ですが、ここからが女子の正念場!木村の奥方様も言ってるけど、今日この一夜しかないのであります。明るいのなんのと恥ずかしがってる暇はないのですよ。そこら辺、木村の奥方様の気配りは凄かった。案内された閨を見ると、あかりが入らないように周りを屏風で囲ってくれちゃってます。奥方様ありがとう~~!さぁ、第三回(山寺を入れれば)閨チャレンジ!!大きなお布団に枕が二つ…“ダブルベッドの百倍こっ恥ずかしいのは何故じゃ”唯ちゃんだけじゃない… 私も恥ずかしいわ…外では鳥が鳴き始め、唯ちゃんを睡魔が襲い始めます。それにしても若君が来ない!!新婚の妻をいつまで待たせるつもりっ?!「もう限界 ここで眠ると丸三日ぐらい眠り続けそう」“もしかして若君 私が眠り込むのを持ってるんじゃないの?私と木村夫妻がガンガン攻め立てたから婚礼はやったけど 手を出すのは男の身勝手 とか思ってんじゃないの?もしかしてっ 私が眠ってる間に帰そうとか思ってるかも!だっていざとなったら私もそうしようと思ってるし”唯ちゃんは、タイムマシンの起動スイッチをお布団の下に隠します。そして、「眠ってたまるかー!!」と気合を入れ、倒立前転!!(こんな時に倒立前転ができるあなたはスゴイ!! それ以前に倒立前転ができることがスゴイ!!と変なところで感心するわたくし…)で、そのまま床(閨じゃないよ、ゆかだよ)にゴロンと寝転がっているところへ…若君キターーッ!!来てくれたのはいいけど、なんで今?入口で待ち構えてたみたいに横になっているこの状態の時に??ムードっちゅーもんが皆無っ!若君は一瞬固まった後、「何をしておる」って笑うけどさ…(そういえば若君ってこういうの好きだったわ)「すまぬ 待たせたの」ってホント遅いっつーの!明日中に城を出るようにと、木村夫妻に命じていたようなのですが、二人とも頑固でまるで聞かなかったそうな…そんなこと言いながら、さらっと唯ちゃんをお姫様だっこしてお布団へ運ぶ若君。。。唯ちゃんを横たえた流れでさり気にキ○…………「ふぉぉっ ちょっと…待って下され! 一瞬だけっ待って下されっ!」 (この期に及んで何言うとる。 バカチンがっ!)「何故」「今すっかり油断してたんでっ いったん気持ちを整えるってゆーか」「待てぬ」 (そーだ!いいぞ若君!その調子だ!!)「え 怖がる女には何もせんとか言ってたじゃないですかー」 (ヘタレだね…)「たわけ 夫婦の間で遠慮はせぬ」 (どーした若君、押せ押せじゃないか?)「めおと…?」 (後ろから唯ちゃんを抱き締める若君がえらく色っぽい…)「で あろう」“めおとって めおとって なんかイイ!”抱きしめている唯ちゃんの髪の匂いを嗅いだ若君は、「これはシャンプーの香りじゃ」と言います。「あ そうか 若君知ってるんですよね うちのおフロに…」そこでぼそっと「見たい…な」以下唯ちゃんの想像(願望・妄想)です。お風呂あがりの若君 (なぜか変なTシャツ着てる)「おはよう」って言ったり 一緒にごはん食べたり(なぜか高校の制服カーディガン姿の若君)手をつないで歩いたり(制服姿の唯ちゃんと後ろ姿ツーショット もちろん手は恋人繋ぎ!!)そんな普通のこと 普通だと思ってたこと 一度でいいから一緒に…唯ちゃんの目からポロっと涙が…「ごめんなさい」“ダメだ 泣いたらダメだ 今泣いちゃいけない”“今は考えない 離れてしまったら今度こそ二度と会えないかも…なんてのも 今は全部忘れて若君の胸に飛び込もうって いつもみたいに元気でアホな子の私で若君を見送ろうと思っていたのに!”「唯 わかっておる 今はこのまましばし眠れ」若君がずっと優しく髪をなでてくれて、唯ちゃんは若君の胸の中で涙が止まらなくなり、そのまま気を失うように眠ってしまうのです。そして目を覚ますと空には満月 夜が明けたら開城 ここで次号へ続くのですが…疲れているからってこんな大事な時に寝ちゃだめでしょうがっ!!でもね、「目を覚ますと空には満月 夜が明けたら開城」ってあるんだから、時間はちゃんとあったんだよね?よくわからないまま1月号(11月28日発売)へ続きます。唯ちゃんがお布団の下に隠した起動スイッチなんだけど、若君に見つかってしまって、唯ちゃんが現代へ帰ることにならなければいいなぁ…いや、若君一人だけが現代へ行くのもイヤなんだけどね…先月号のウッキウキが嘘のように、どよーんと重かった今月号。能天気だとばかり思っていた唯ちゃんが、あんなに苦しんでいたとは…それをちゃんとわかっていた若君。愛だね、愛!
2017年10月28日
11月号は表紙も若君(とにゃんこ)、巻頭カラー扉絵も若君(と唯ちゃん)、付録の一筆箋も若君(と唯ちゃん)、番外編も若君(と尊くん)!!これでもかと若君です。 若君オンパレード!!最近の若君ロスが一気に解消されました。 森本梢子さん、ありがとうございます。唯ちゃんと若君、やっと再会できましたね。宗熊のおかげで開城は明後日の朝に延びましたが、厳しい状況は変わりません。ここから先ネタバレです。ひしっと抱き合って再会を喜ぶ若君と唯ちゃん。完全に二人の世界… でも、そんな時にもお邪魔なヤツっているものです。「唯之助! 殿はご無事か!? 黒羽城は!? どうなのじゃ!!」…木村のおっちゃん、お願いだから空気読んであげて…若君と唯ちゃんの冷たい視線を感じて察してあげて…三日前 黒羽城では夜明けと共にサポーター達の雄叫びがとどろきました。(尊くんの発明品は、戦国時代では妖術認定されてしまうのです)織田側の武将・相賀は、「高山宗鶴は狭量なる小人 これにうまく話をもちかければ黒羽城など一兵も損じず 二十日…いや十日で落としてみせまする」なーんてデカイことを信長に言ったようだけど、敵が妖術使いだと話しが違ってきます。急がず、敵が疲弊するのを待つ作戦に出ました。ですが、丸一日たっても国立競技場のサポーター達に疲労の色は見えない!業を煮やした宗鶴は、黒羽城の門を破ることに…でもね、残念でした。羽木の皆さんはとっくに山を越えてます。馬も米も、鍋へ釜に至るまで一切合財運び出されてます。(城に残っていた成之と悪丸も無事撤収しました)悔しがる相賀と宗鶴を見るのは痛快ですな!唯ちゃんから話を聞いた若君も、「宗鶴が顔見たかったの」ですって!!それから「ようやってくれたの 唯」と、ねぎらいの言葉も忘れません。「なんもなんも 野上衆たちのおかげです てゆーか野上のハートをがっちりわしづかみにした若君のおかげです」「…唯」「若君」これは… この雰囲気は…ここでまた邪魔者が…「若君 驚きましたな よもやあの野上衆が…」木村のおっちゃん、またあんたかよ…今度は木村の奥方様がグッジョブ!「少しは気を利かせられませ お二人には…あまり…時がありませぬ」唯ちゃんは開城は明後日の朝になったことを告げ、若君との婚礼をどうしても行わせていただきたいと木村様と奥方にお願いします。ところが!「すまぬがそれはできぬぞ」と若君からNOのお返事!「一日伸びたとはいえ 明後日夜明けにはわしはここにはおらぬ その先どうなるかも知れぬのじゃ 一日で別れゆくとわかっていながら妻を娶るのは男の身勝手というもの」若君だったらそう言うと思ったけどね。でも女心っちゅーもんをわかってないね。そこで木村の奥方様のグッジョブ再び!「若君様のお言葉 唯殿を想うが故と存じておりますが 女子の想いはまた別にござりまする たとえ一夜の契りでも それを胸に生きてゆけるものでござりまする」うへー、ち…ちぎり まだ迷っている若君へ、木村様の後押しだ!「そうじゃ若君 女子の身でこうまでして命懸けでここまで参ったのじゃ 四の五の申されず 一生分抱いておやりなされ」※私が文字サイズを大きくしているわけではなく、マンガの吹き出し通りですだよ。唯ちゃんがゴトっと倒れて悶絶しているわずかな間に、若君の心は決まった!!木村様のあの説得(?)に「わかった」って…どの部分に納得したのか定かでないけど、結果オーライだからいっか。そして、唯ちゃん待望の婚儀です。いかなる時も持っていた“ボディシャンプー バラの香り”の出番がやっと来た!!気合いは十分、打掛け姿も可愛いぞ(若君が素敵なのはいつも通りなので割愛)。敵に囲まれた開城前々日の小垣城で、若君と唯ちゃんは結婚しました!!そして今、唯ちゃんの頭の中には一つのことしかない!!「一生分って… どういう」(唯ちゃんがきょどっているのと反対に、若君はいつも通りなので割愛)『閨房の心得』が役立つ時が来るのか!?ドキドキ12月号は10月28日発売です。コンビニへ走るもよし、本屋さんへ駆け込むもよし、ネット購入もあり!!見逃せませんな!!番外編は、若君が現代にタイムスリップした時のエピソードですよ。唯ちゃんと入れ替わりに現代へやってきたので、今回唯ちゃんの出番はありません。若君が退院して、初めて唯ちゃん家へ来たところからスタート。若君のお世話をすることになった尊くんが、かいがいしくお背中流して、髪の毛を洗ってさしあげています。ここから尊くんのお小姓生活が始まります。朝の鍛錬後の若君のおみ足を洗うのも、馬(自転車)の手配をするのも尊くん(=平成の小姓)のお仕事です。若君はチャリを乗りこなし(結構荒っぽい…)、歴史を勉強し…外見はチャラいにいちゃん(←わたくしの感想)だけど、勉強家で謙虚、責任感が強く、人を励ますのが上手(←尊くん評)。人たらしなんですな、若君は。こうして隣のじい(今回は登場せず)だけでなく、尊くんも虜にしてしまう若君なのでした。
2017年09月28日
アシガール 9 (マーガレットコミックス) [ 森本 梢子 ]表紙はおめかし唯ちゃんです。9巻もくじには、第56~62戦ってあるけど、雑誌掲載の内容と照らし合わせると、57~63戦になるんですよね。8巻のネタバレにも書きましたが、以前熊本で起きた地震が原因で、ページ数がすごく少ない号がありまして、そこから雑誌掲載の第○○戦と、コミックもくじの第○○戦がひとつずれてきちゃってます。9巻ネタバレはこちらです。成之ファンは必見です!(っているのだろうか?・・・) 『アシガール 第57戦』 ネタバレ閨房の心得の出番はいつだ? 『アシガール 第58戦』 ネタバレ暗雲が垂れ込め始めた…? 『アシガール 第59戦』 ネタバレ若君マリッジブルー説噴出 『アシガール 第60戦』 ネタバレ唯ちゃん、もっと頑張らないと… 『アシガール 第61戦』 ネタバレ若君 どーして!? 『アシガール 第62戦』 ネタバレ祝! TVドラマ化!! 『アシガール 第63戦』 ネタバレところで…コミックスの帯にあったけど、ドラマの方はいかがなものなんでしょう?【内容情報】(出版社より)紆余曲折の末、やっとのことで若君の正式な許嫁になった唯。婚礼の日取りが決まって浮かれていたのもつかの間、和議を結んだはずの高山が挙兵するとのしらせが! 一方、若君の兄・成之と松丸家の阿湖姫の間に進展が!? 驚天動地の第9巻!!
2017年09月26日
異世界の古都アイテーリア(なんとなく中世ヨーロッパ風)にある居酒屋「のぶ」に集まる人々のお話。「のぶ」は現代日本の居酒屋だし、大将も修行を積んだ料理人なのでおいしいに決まってる!「トリアエズナマ」=冷えた生ビールや枝豆、おでんや湯豆腐etc恐る恐る口にした異世界の住民達は、味わったことのないお酒や料理に衝撃を受けつつ、そのおいしさの虜になっていくのであります。その様子が堪らなくおいしそうで、読んでいる方もお腹が空いてくるので注意が必要です。(近所に居酒屋があったら、行っちゃうかもしれない…)「のぶ」の裏口は現代につながっていて、自由に行き来できるので、食材が足りなくなると裏口から現代のスーパーへ買い物に行けちゃったりするのです。「おいしいものを食べると笑顔になる」異世界の人達が「のぶ」のお酒や料理を堪能しているのを見ていると、ほんわか幸せ気分になれます。おススメです。※作中に出てくる「エール(ビールに似た飲み物らしい)」が、『黒執事』にも出てきます。ちょっと嬉しくなったので追記しました。古都アイテーリアの裏路地に繋がった、居酒屋「のぶ」。異世界の住民達は、馴染みのない異国風の料理と冷えた「トリアエズナマ」のあまりの美味さに次々と虜になっていくのだが…!?異世界グルメファンタジー開幕! 異世界に店を構える居酒屋「のぶ」には、常連だけでなく、不審者や生意気な貴族の使者、喧嘩っ早いギルドの親方など、珍客が万来!?キスの天ぷら、刺身、オムそば、酒盗…美味い酒と肴が繋ぐ、異世界人情物語! ある不人気な魚を日本風に調理することで、お昼の名物を手に入れた「のぶ」。そんなある日、店に市参事会の議長でもある商人・バッケスホーフが現れた。彼は、店を丸ごと手に入れようと様々な画策し始め…!? 古都の居酒屋「のぶ」の常連客は、それぞれの「イツモノ」を注文し今日も仕事終わりの一杯。流行りのオーディン鍋、旬の秋刀魚の塩焼き、そしてプリンーー!?女性客多めでお送りする、異世界居酒屋人情物語!
2017年09月19日
若君の出番がほとんどないまま数カ月…もちろん唯ちゃんとの絡みも全くありませんでしたよ…“一応(失礼!)少女マンガでこれはないでしょ…”と嘆きながらも読み続け…やっと! 本当にやっと!! 二人が会えました!!ただ、喜んでばかりはいられない状況は変わりありません。ここから先ネタばれです。野上元継(イイ人だって書いた覚えはあるけど、もう顔すら覚えていない…)の力添えで、敵に知られていない道を通って、小垣城へ案内してもらうことになったのが前回の終わり部分。唯ちゃんが、むっさい野上の人達と山を越え、既に3日が経ちました。小垣城はもうすぐ!! というところで、「昨日小垣の城は落ちた」と知らせを聞きます。わずか二百で五千の敵を食い止めていた羽木軍ですが、一昨日とうとう一の門を破られ、若君も「もはやこれまで…」と、降伏の使者をだしたそうなんです。「それで若君様は!?」と心配のあまり聞く唯ちゃん…「城を離れる家臣らにいっさい手だしせぬこと 領民への殺生略奪を厳しく禁ずること この二つを守ることを条件に 明朝城を明け渡し 忠清様お一人が降られることになった」…皆が思ったとおりの展開になってしまいました。若君らしいと言えばらしいけど、周りの者(特に唯ちゃん)は辛いですわ…「若君が明日の朝敵に降るとすれば 満月より一日早い!!」「日が暮れるのを持って小垣へ入った方がいい」という野上衆の助言も聞かず(それだと間に合わないからね…)、最後の一個になってしまった金のけむり玉(原文のまま)を使って、唯ちゃんは一人小垣城へ!残りHPは3くらいなのに、若君のためなら頑張れる!! やっとお城に辿り着いたのはいいけど、門の前には敵がうようよ… 竹の柵もできちゃってる…でんでん丸を振り回しながら一気に城内へ駆け込もうと覚悟を決めた瞬間、敵に足蹴にされ、転がった拍子に頼みの綱のでんでん丸が壊れちゃった!槍先を顔面に向けられ、“死ぬ”と思った時、若君が現れた!!といっても、もう一人の若君ね…高山にいたでしょ、丸っこい人が。若君と和議を結んでおきながら、高山のおやじの暴走を止められなかったぼんくら息子が。(後でわかったけど、名前は宗熊でした…)とりあえず、このぼんくら宗熊のおかげで、唯ちゃんは命拾いしたわけです。唯ちゃんにも「申しわけない この通りじゃ」って、頭を下げていましたし、宗熊は宗熊なりに、おやじを止めることができず、若君との条約を果たせなかったことをすまないと思っていたのでした。 ←ぼんくらは撤回しよう…唯ちゃんは、「そう思うなら若君を逃がしてよ!!」と詰め寄りますが、宗熊も若君を救おうと尽力してくれたようなんです。でも、この戦は高山が大将とは名ばかりで、実質は織田軍が仕切っているらしいのですね。万が一(あくまでも万が一)、高山が勝ったとしても、織田との力関係がどうなるかは明らかです。羽木に勝つことだけに目がくらみ、織田と手を組んだ高山おやじの短慮、浅慮の結果ですな。宗熊とその側近は憂いてますが、時すでに遅し。 「それじゃせめて 私を城内に入らせて! そして開城の期限を一日だけ伸ばして!」ここで宗熊 意地を見せるのです!!承知できないと言う織田の輩を相手に、「名ばかりとはいえ小垣攻めの大将はこの宗熊 それを… かほどの意も通せぬとあれば 高山家の嫡子としてっ… 敵わぬまでもっ… 一戦をばっ…」汗たらたらで「っ…」が多いけど、よくやった!!織田側も「ちっ」とか舌打ちしながらも、承諾したし。。。内心では宗熊を侮っているんだろうが、後で吠え面かくなよーーーだ。。。城内に入れた唯ちゃんの手元には、もう金のけむり玉(原文のまま)はありません。でんでん丸も使えません。残ったのはタイムマシンの起動スイッチだけ。でも、これさえあれば若君を逃がすことはできます。二度と会えなくなるかもしれませんが…その頃若君は… 笑ってました… こんな時にも…側近の政秀という人がですね、何と言われても若君の側を離れないと言い張ってましてね。若君に「その方 妻女はいかがした 無事に城を離れたか?」と聞かれ、「いえ それがあれも頑固者で 何があってもお側を離れぬと申して聞きませぬ」と答えたところ、若君が笑いだしたのですわ。妻女の言う“お側=政秀の側”だと思い、政秀が惚気ていると思ったんですね。この時の若君の笑顔、全てを受け入れ、流れに従う覚悟ができたかのような清々しい優しい笑顔であります… くぅぅ~~そこへ唯ちゃんが!!ぼろぼろになって、目には涙を浮かべて。若君の胸へ飛び込んだ唯ちゃんを、若君は「よう来てくれた」と抱きしめるのでした。もうさ、一人だけといわず、二人一緒にタイムマシン使っちゃおうよ。固いことは言いっこなし!唯ちゃん家の隣に住んでいるじいも、きっと若君に会いたがってると思うよ。せっかく会えたんだから、そろそろめでたい方へ進んでもいいんじゃない?次号(11月号 9月28日発売)に続きます。そ・し・て… 今号は番外編もあるのです!殿に初陣を許され、小垣へ出陣することになった若君。ここでも敵は高山軍であります。若君が13歳の時のお話です(興味がある人はいないと思うけど、小平太と源三郎は16歳です)。雅で凛々しく、麗しい(※全て家臣の感想)若君の初陣姿。 眼福!!13歳にして既に、若君は名将の片鱗を見せておりますぞ。下平から回り込みんだ高山軍を迎え撃つには、長牧峠に陣を布くのがいいと案を出した若君を、羽木の殿様は、下平まで連れて行くように従者に命じます。長牧峠から下平まで駆けて戻って来いというその意図は?そこで若君は、一面の稲を見るのです。そして自分の策が間違っていたことに気付きます。田を戦で踏み荒らせば米がとれない→皆が飢える→国力が弱まる一時の戦に勝っても、長い目で見れば決して勝ったことにならないと、殿様は教えたかったのですね。それを瞬時に理解した若君もさすがです。そんな若君を見て、じわりときちゃった殿様…うんうん、こんなにええ子に育ったら、うるうるしちゃうよね…と、ここで終わりだったら良かったのに、次にでてきたのが鐘ヶ江というおやじ!「それがしの娘にお身回りのお世話をお申し付け下さりませ」とぬかしおった。“なんか前にもこんな名前のヤツがいたよなー”と思ったら…確か側室候補だかなんだか、ふきとかなんとか、そんな女が出てきてたっ!鐘ヶ江のおやじ、少しも懲りてないね…ここで若君ナイスなスルー「身の回りのことなれば小平太と源三郎がおるゆえ不自由はない わしももう童ではないぞ」小平太と源三郎が解説(なんの?)しようとしたら、「それくらいわかっておるわ」だって…若君… 「わしは女子が戦場に来るのはすかぬ」その言葉、数年後には撤回されるんですよ、若君…
2017年08月28日
前々から気になっていた、唯ちゃんの“いい考え”とやらがやっとわかりました!それは、「城の前方に敵の目を引き付けておいて その隙に見張りのいない北門から全員逃げる」というもの。……殿様じゃないけど、「よもや… それだけか?」でも、唯ちゃんにはちゃーんと秘策があって、敵には人が消えたように見えるんですと…おそらく尊君が作った道具を使うんでしょうけど…案の定、唯ちゃんの義理父(名前が出てこないけど小平太のおとうちゃん)がケチをつけた。、「あの北門は開かずの門 あの門を出れば北嶺山への一本道じゃ 北嶺山に入ればそこは野上の領地 羽木家と野上衆はこの五十年争うて来たのじゃ」待て待て待て、おやじ!!野上衆とは若君が話をつけたはずだわさ!!唯ちゃんが説明しようとした時、タイムリーに野上元継がやって来た!初登場だから画像を載せようと思ったけど、目の保養にも何にもならないからやめました。山賊の勇猛なイメージがあるような、ないような…(ないわっ!) 中途半端な人(※唯ちゃん評)であります。で、野上元継が殿様にこれまでの経緯を話すのです。ふた月ほど前から、若君は二度三度と野上元継の父・元丞に、面談を請う文を出していました。そして、野上から「話があればそちらから参れ」と返事があってすぐ、わずか二名の供(そのうち一人は小平太)を連れて、野上の里を訪れたのです。野上元丞とおおいに語らい、おおいに酒を酌み交わし…結果、元丞も元継もすっかり若君が気に入り、和睦を結んだのでありました。…野上衆チョれ (※唯ちゃん評)若君と小平太がべろべろになって帰ってきた時があったけど、こんないきさつだったんですね。野上と取り交わした約定は二つ。・向後 両家は決して刃を交えぬこと・一方が窮地に立った時は もう一方が必ず助力申し出ることまさに今がその時!!ちゃんと約束を守ってくれたんですね、元丞のおっさん殿!元丞の考えも唯ちゃんと同じということで、羽木の殿様も唯ちゃんの“いい考え”を受け入れてくれました。羽木家総勢で即刻退去です!!さて… 若君は現在どこで何をしているのでしょうか?元継さん(あまりにもイイ人だったので“さん”付けです)が、貴重な情報を持っていましたよ!若君は小垣城にいて、わずか二百で、高山・織田五千の軍勢を防いでいるそうなんです。若君効果で城内の士気も高く、城門を固く守っているらしいのですが、兵の数の差は明白…それに、羽木の殿様を逃がしたとなれば、敵の狙いは若君一人になってしまいます。そうなれば小垣城とてひとたまりもありません。若君のことだから、皆のため、自分一人敵に降ると言うに違いないでしょう(以上 偉そうに書いてるけど、全て元継さん談)。こんなこと聞いちゃったら、居ても立っても居られませんよ…小垣に行こうとする唯ちゃん…でも、小垣への道は敵がいっぱいです。そこへまたまた元継さんの助け船が!!!北嶺山から山伝いに小垣へ行ける、野上衆しか知らない道があるんですって!案内してくれるんですって!いやぁ、元継さんって、なんてイイ人なんだろー!“目の保養にならない”なんて暴言を吐いた私を許して下さい…傍にいた成之もすっかりイイ人になって…(涙)唯ちゃんの秘策を、代わりに引き受けると申し出てくれました!これで黒羽城から脱出する人たちを気にかけなくてすみますね。満月の夜まであと四日。若君の所まで走れ!! 唯ちゃん!!続きは10月号(8月28日発売)で!!!な、なんと次号は二本立て(本編と番外編)!おまけに表紙&巻頭カラーだ!どうしちゃったの? 「アシガール」フェア??でも嬉しい~!!このところ、すっかりイイ人になっちゃった成之さん&もとからイイ人の阿湖姫の話もちょこっと入っております。「今少し早う松丸の城に戻っておれば…」ばあやの嘆きとは反対に、「阿湖はもう羽木家の者になったつもりでおりまする」と言い切ったぁ!それをばっちり成之(と唯ちゃん)に聞かれたぁ!でも、成之さんって素直じゃなくてですね、「羽木家の者…とは ここに至って相変わらずなんと甘いことを。羽木家そのものが消えんとしておるというのに」なーんて意地悪言っちゃうんですよ。阿湖姫も打たれ強くなりまして、「な…なればこう申しまする。阿湖はもうっ 成之様の妻になったつもりでおりまするっ」。声がめっっさでかくて裏返ってた!うんうん、がんばったね。。。成之にも、「もしここを生き延びることができたならば その時は必ず」って、言ってもらえたし。。。これはもう何が何でも生き延びないとイカンね!今月号は、元継さんやら成之さんやら、普段なら脇に埋もれていそうな人たちがすっごく目立っていたのです。もちろん良い意味で…となったら、次はいよいよ若君だよね。 そうだよね!
2017年07月28日
最近ずーっと若君が登場しない…慣れっこになったからいいけどね…今回の扉絵はおじじ4人(おやじなんて年齢ではない)…枯れてる… 完璧に枯れてる…色気も何もあったもんじゃないです…完全に若君ロス! 森本梢子さん、そろそろ若君出して下さい! お願い!!前回の最後で、いいことを思いついた唯ちゃん。それはいったい何かといいますと…腕組みをしながら、唯ちゃんは、“この作戦を成功させるには なんとかして 殿を説得しないとなー”と思案顔。そこへ現れたのが、甲冑をつけたおじじ4人組!これから高山の本陣へ奇襲をかけるんだそうですよっ。。。このおじいちゃんたち、かつては羽木の荒武者の中でも四天王と恐れられていたんだとか。でも、もう何十年も前の話…現在4人中1人はやたら太っちゃってるし、もう一人は震えてるし鼻たれてるし…とても満足に戦えそうもないんですけど…敵に囲まれているのにどうするのかなーと思ったら、そこは亀の甲より年の功。敵の知らない抜け穴が、城の東側の石垣にあるんだそうな。そこから出て、敵に気付かれないように林に入り、高山の本陣へ辿り着くという算段なのです。唯ちゃんが「いやいやいやいや 行かせるわけにはいきません」と止めても、頑固な年寄りは聞きゃーしない。反対に、「お前こそ若君の御子を産まねばならぬ大切な腰じゃ」なんて言われてしまいました。とどめにあるおじじから(それも震えてるし鼻たれてるおじじから!!)、「若君が猛られて自らお胤を仕込まれねば実らぬ話じゃでの」って言われて、顔真っ赤にしてもんどりうってる!!その隙におじじたちは夜討ちへ行ってしまいました…いやいや参った… こんな時に下ネタかい? 一応少女マンガだよね? あ、cocohanaはレディースコミック? ならOK!!高山の本陣へ辿り着いたおじじ4人組!豪語するだけあって、なかなかの闘いぶり。平均72歳の旧四天王の夜襲で、高山軍の使者負傷者は80名を超えたらしいです(※あくまでも自己申告)。新手が来たところで退散です。どこからか伏兵が湧いて出たことで、怒りに震える高山宗鶴。おじじたちのこの作戦は、高山に打撃を与えたようですね。…でも、やたら太っちゃってたおじじ(千原のじいちゃん)は、この夜襲で命を落としてしまいました。敵に斬られたのではありません。もともと心の蔵を患っていたところへ、今回の闘いで精根尽き果ててしまったのです。「若君が… 一人も死なせないって 黒羽城を頼むって…言ったのに 大事な千原のじいちゃんを死なせちゃった… もっと必死で… 命がけで止めればよかった」と唯ちゃんは涙します。そして、若君が以前、大手山で言っていた「みな生きてあれば幸せを見出すこともありましょう」という言葉を出し、「だからみんなで逃げて幸せ探しましょう こっそり一人残らず城から見げ出すんです」と訴えます。これには殿さまも心を動かされ、唯ちゃんのいい考え(出たー!! 前号のいい考え出たー!!)を聞くことにするのです。と、ここで9月号(7月28日発売)へ続く!!って、いい考えがわからーーん!!
2017年06月28日
TVドラマ化決定、おめでとうございます。漫画がドラマになると大概がっかりすることになるのですが(個人の感想です)、『重版出来』のような面白いドラマになってくれたらいいですね。ところで今回も若君の出番がありません…唯ちゃんの回想シーンにちょこっと出てくるだけです…なので、目の保養に若君&唯ちゃんの表紙をどうぞ!※PCだと大丈夫なのですが、スマホで見ると画像が反転しちゃってます…スマホでご覧の方、見難くてすみません。先月号の最後、唯ちゃんは若君から(正確には若君の家来から)タイムマシンの起動スイッチを渡されていましたね。加えて、若君からの伝言「許せ 頼む」…「そう申せば唯には伝わろう」って… これを隠し持ってたこと 約束した日に戻れないこと 許せ 次の満月までに会えなかったら これで家族の元へ帰ってくれ 頼むってことなんだろうけど、それで唯ちゃんが納得するわけないでしょうが!一人で危ないことをするに違いない若君に腹を立てて、刀=起動スイッチを捨ててしまおうとする唯ちゃん。でも、はたと気がついた。これで若君をあっちの世界に逃がすという手もあることに!次の満月まであと7日!それまでに唯ちゃんは素晴らしい作戦を思いつくのか? (いや、無理だろう…)結局、思いついたのは「殿ォ!! 今のうちにみんなで逃げましょう!!」…やっぱり、そんなこったろうと思ったけどね。芸がない、あまりにも芸がないよ。。。反対に殿様から、「城に残る女どもは北の曲輪へ移らせた そちも早う行け」と言われちゃいました。そこで唯ちゃんこう言った!!「私が女だということは忘れてください!」…多分若君以外はとっくに忘れていたと思われます(成之さんもそう言ってます…)。「若君に再会できるまで足軽唯之助に戻ります」天晴れ!! 天晴れな心意気だ!!殿様は、唯ちゃんに、若君が初陣の時(13歳の時ね!)につけた甲冑を着せてくれました。そして若君の名代として、殿様の補佐をすることになりました。唯ちゃんが想像した13歳の若君!!唯ちゃんが妄想に胸をきゅんきゅんさせていたのも束の間、高山の使者が書状を持ってきます。その内容を手っとり早くいうと、 すみやかに城を開け領内から退去 あるいは潔く高山の軍門に降りろ 開城においては若君を人質として高山に預け入れろ そうすれば家中の責は問わず 領民にも危害は加えない 明後日の日の出までに返答がなければ 総がかりで攻め込む戦いは避けるように言っていた唯ちゃんも、若君を人質にと聞いては黙っていられません。これはもう戦うしかない!!でも、その夜、4日前に若君が見た光景(眼下を埋め尽くす敵の松明のあかり)を見て、意気消沈…さすがにこれは戦ったら間違いなく全滅… 満月まであと7日…ここまで窮地に立たされるなんて予想もしていなかった唯ちゃん。(いまいち緊迫感なかったもんね…)でも、ここで死ぬわけにはいかんのよ!まぼ兵くん! 金のけむり玉! でんでん丸! 起動スイッチ!秘密兵器(ただし、みんな尊くんが作ってくれたモノ)を前に、唯ちゃんじっと考える!…何も思いつかない… 思わず尊くんに対してグチが出ちゃった。「尊もさー 城ごと瞬間移動できるような機械作ってくれよなー」(こんな姉を持った尊くんが不憫…)その時、閃いた!!「そうだ!! 若君!! すごくいいこと思いつきました!!」…どんなこと?? 『下手な考え休むに似たり』て諺もあるんだけどなぁ…気になる続きは8月号(6月28日発売)で!!
2017年06月08日
先月号ではまったく出番がなかった若君…今回はちょっと気張ってくれました。唯ちゃんの努力(?)も徒労に終わり、黒羽城では出陣の準備が整いました。“あちゃー このままだとまずいんでない?”と思っていたところ、救世主が現れました!!若君のお共をしていた久六であります!小垣城のすぐ近くに迫っている高山・織田は合わせて四万、鉄砲三千五百丁。明朝には攻め入って来るような緊迫状態です。それを見た若君は従者に、「事 ここに至ってはもはや隠してもおけまい 父上には有り体に申すがよい」、「小垣のことはこの忠清に思案がある 行け!」と命じます。黒羽城に急ぐ従者を見送りながら、久六は若君に「若君様には何かご妙案がございますので?」と尋ねます。若君の答えは一言 そんなきっぱりと…「妙案などがそうそう湧いて出るものか これから考えるのじゃ」って、どこまで大物なんだ…その後、小垣城へ入った若君は、木村殿と会うのですが…やっぱり木村殿は討ち死に覚悟で、敵の黒羽城進軍を少しでも遅らせようとしていました。でもね、たった三百の兵ではほんの少しの時間稼ぎにしかなりませんわな。高山宗鶴は羽木家に対して積年の恨みがあるので、何としても戦に持ち込もうとするだろう。が、織田は違う。天下を見据えている信長は、武田をはじめ倒さねばならぬ敵はまだ山とある。避けられる戦なら避けたいのが本音だろう。 と若君は考えています。妙案もどうやらその辺にかかってきそうですね。と、ここでやっと救世主・久六の出番!若君からの「決して逸ってご出陣などなさりませぬように」という伝言を、殿へ伝えるのです。しかし、血気に走ったおやじどもときたら、「あまりに弱腰な若君の仰せようじゃ」とか「まったく… 忠清は何を考えておるのじゃ」とか、好き勝手言ってばかり。そこで久六が、「忠清が存念は許嫁の唯に申し置いてござれば 唯が申すこと お聞き下され」と申し上げ、唯ちゃんが殿の御前に呼ばれることになりました。さぁ、今度こそ唯ちゃん頑張らないと!!唯ちゃんは皆の前で、若君に言われたことを話し始めます。そして、「簡単に死ぬ死ぬ言わないで下さい!! どうやって生き残るかを考えましょうよ!!」と涙ながらに訴えます。それから、「…そして若君は 帰ったら婚礼だって…… 婚礼までに帰る…って 言ってたのに… き… 今日が婚礼…のはず…だった…」…唯ちゃん、鼻水垂れてる…おやじたちにも若君の思いがわかってもらえたようで、出陣は取りやめに!!「シャ とりあえず出陣は止まったか やっぱどんな時代でも おっさんはかわいい女子の涙に弱い」なーんて思ってる唯ちゃん。。。調子こいてる場合じゃないよ!!久六に、若君からの預かり物を渡されて驚愕…それはなんとあの刀の形をしたタイムマシン!!「うそ!! まさかっ… どーして!?」私も聞きたい!! どーして??続きは7月号(5月27日発売)で!!
2017年04月29日
コンビニに並んでいたcocohana5月号を見た瞬間、歓喜の声をあげましたね(心の中で)!周辺の空気が浄化されて、やたら清々しかったですわ!それくらい神々しい若君のどアップ表紙!!森本梢子さん&集英社、なかなかやってくれます。 GJ!しかし! 次にいやーな予感がしたのですよ… 若君の身に何かあったんじゃないかと…帰宅して即行確認しましたよ。掟破りだけど、真っ先に最後のページを開いて読んじゃいました。ほっ、若君はどうやら無事の模様…安心して最初から読んだら… 違った意味で悪い予感が当たってしまった…今回若君の出番なし! ZERO!! 表紙only!!浄化されたはずの空気が、どんよりしちゃったのであります…黒羽城は築城以来50年余年、戦場になったことがないそうです。高山軍との戦は、全て川を挟んだ国境での防衛戦で、小垣まで攻め込まれたのは唯ちゃんが初めて来た時の戦だけ(1年半ほど前)。黒羽城下は長い間のどかだったんですね。さて、泣く泣く若君を見送った唯ちゃんは、お屋敷の庭で一人焚火をしております。そこへ阿湖姫がやってきましたよ、赤い目をして…(白黒ページなので赤いかどうかはわかりませんが、どうやら泣いていたようです)こちらはこちらで、成之に「明日にも松丸のお父上の元へお戻り下され」と言われ、しょんぼりしてます。それを聞いて初めは腹を立てていた唯ちゃんですが、はたと思い当たります。そこで阿湖姫が控えている部屋の前の廊下で、成之に話をふるんですね。「阿湖姫は明日帰らないそうですから」それを聞いた成之は「まさかお前… 高山のこと姫に話したのか!!」と激怒します。が、唯ちゃんは少しもひるまず、「そりゃ話すわ!!」と言い返し、続けて「てゆーか どうして秘密にするの? 阿湖姫は誰にも話したりしませんよ」成之は「左様なことを案じておるのではない! この城に留めれば姫を戦に巻き込むことにやるやもしれぬであろうが」って、やっぱりね。「私はあなたが大好きだから 大事に思ってるから 危険なめにあわせたくないから とりあえず今はここを離れて欲しい」って言えばいいのよ唯ちゃんに図星を指されて、またまたキレる成之さん、すっかりイイ人になっちゃいましたね。。。部屋の中で一部始終を聞いていた阿湖姫さん、驚きと恥ずかしさで気絶しそうになってました。可愛いのぅ~~ 成之&阿湖姫の恋路はどうでもいいから(ゴメン…)、若君はどうしているんでしょう。夜寝ている唯ちゃんを、おふくろ様が起こしに来ました。高山軍が領内に攻め入り、敵はすでに小垣を抜けてこちらへ向かっているらしいと、金能山の見張りから知らせが来たんですって!!若君は小垣へ向かったはず。小垣城は落ちてしまったのでしょうか?まだ何もわからない状態で、唯ちゃんは不安でいっぱい。そして「やっぱりあの時何があってもついて行けばよかった !!」と、小垣へ向かう支度を始めます。おふくろ様もあきらめ顔…「あれこれ言うても まあ こなたは行くのであろうの…」そこへ天野のおやじが「吉乃 出陣じゃ 戦の支度を頼む」とやってきた。(これもどうでもいいから忘れていたけど、おふくろ様はこのおやじと再婚したんでしたね…)これ以上高山の進軍を許すわけにはいかないので、藤野平というところまで進軍して、そこで敵を迎え撃つと決まったんですって。若君が心配したとおり、正面から戦を仕掛けるつもりです。若君のもとへすっ飛んで行きたい気持ちを抑え、おやじたちを止めにお城へと走る唯ちゃん。お城では成之が、殿を止めようと頑張っていました。高山軍は織田の援軍を加えて二万・三万になっていると言っても効果なし。若君が小垣へ出向いていると言っても、「なればなおのこと さっさと敵を蹴散らして 小垣を取り戻さねばならぬということじゃ」と相手にされず。とどめに「城の留守居は成之に任す」ですって…成之は「は!」って返事するし…(もうちょっとねばってくれよ!)“これはもう戦を止めるなどとても無理な話じゃ”と成之が思っていたところへ、「私にまかせて!!」と颯爽と唯ちゃんが登場!「殿様ー!! 止まって!!」と走り寄り、「お待ち下され!! 出陣はなりません!!」 とカッコよく止めてみた。でも次の瞬間、「殿の御前をさえぎるなと無礼千万!!」と、家来のおやじに背負い投げで投げ飛ばされちゃった…最初の勢いはどこへやら…「若君!! 無理!! 一秒も止まらなかった!!」…唯ちゃん、もっと頑張ってよ… 諦めるの早すぎるでしょ…こうして、殿様&おやじたちは出陣するのでありました…ほらね… 若君1カットも出番なし… ホント表紙だけ…次号に期待するしかないですね。6月号は4月28日発売です。
2017年03月28日
若君が今とても大変なのはわかってる… よ~くわかってる…でも… 今回出番が少ない、少ないよっ!! 最後にちょろっと出てくるだけ。表紙もおふくろ様だよっ!!いや、別におふくろ様が嫌いなわけじゃない。むしろ天晴れな人だと思う。でもでも… 華がない…ここから先ネタばれです… 若君と別れて屋敷に戻った唯ちゃんが、おふくろ様と話すシーンからスタート。若君の様子から、何か起こったのだろうと察していたおふくろ様は、唯ちゃんから話を聞いて合点がいきました。そして唯ちゃんを、「よう聞き分けて戻って参ったの」と褒める(?)のです。唯ちゃんのことだから、若君を追って小垣まで駆けていくものだろうと諦めていたそうですよ。二度とそばを離れないと決心したのに、戻ってきてしまったことを後悔し、何も食べる気にならない唯ちゃん。「こなたが何も食えぬとは珍しいこと」なんておふくろ様は笑ってますけど、唯ちゃんは真剣です。「まだ有名じゃないかもしれないけど 織田信長ってめっちゃヤバいんです 高山のお笑い親子とは全然違うんです!」現代人なら誰もが知っている織田信長と、高山を比べたらいかんよね。でも、若君と比べるのは許す(なぜか上から目線)。おふくろ様も言ってます。「若君様は織田にも劣らぬ立派な殿じゃ」ってね。続けて「それにこれほど有り難いことはないではないか」と。「お味方が勝とうが負けようが 戦では多くの民が死に 多くの者が肉親を失うものじゃ されどその事を深く思い遣る武将は少ない それを若君様は 戦の勝敗よりもお城や家名よりも 皆を生かしたいと 一人も死なせぬと仰せなのじゃ これほど有り難いお言葉がありましょうか まこと若君様は稀有な御方じゃ」おふくろ様は父、前夫、息子を戦で亡くしていますから、余計なんでしょう。それを聞いていた唯ちゃんも涙しながら同意します。そして…わたしもよう存じておりますよ…シリアスなんだかギャグなんだか、わかんないよ、唯ちゃん。そこはさすがおふくろ様だわ。唯ちゃんの扱い方を熟知してる。。。顔色も変えずに、「若君様のお心にかなうよう 大事に備えることじゃ」と諭します。高山の裏切りが家中の人々(特に天野のおじじ&小平太)に知れたら、出陣ということになってしまうので、気をつけなければなりません。と、そこへ噂の小平太がやってきた!若君が他出する時は必ず共をしていた小平太が、今回は置いてけぼり…何か大事が起こったに違いないと、唯ちゃんに思い当たることはないか訊きにきたのです。ここでしゃべるわけにはいかないので、唯ちゃんは「別に…」とごまかしますが…ごまかしきれなかったーーー!「若君は小垣へ向かわれたらしい ともかくすぐに後を追うことにいたす」まずい! まずいよ!さぁ、できる女=おふくろ様の出番だ!!小平太を呼び止め、こう言った!!「若君様とて時には こなた様にも申されず お一人で行かれることもありましょう」…そこで小平太は考えた。“わしに言い辛く お一人で お考えになりたい …というと”そして「あっ」と気がついた。それから唯ちゃんをしょっぱい顔で見て…小平太… 違うよ… でも、若君が戻ってくるのを黙って待つって言ってるし、面倒だからこのままにしておく…(この時点で唯ちゃんは気づいていません…)それにしてもその単純短絡思考、戦国時代では命取りなんじゃ?「若君が突然いなくなったとなれば なかなかみんなはごまかされないよね 」そう思いながら屋敷の庭に出た唯ちゃんは、木に登ったまま下りられなくなっている孫四郎を見つけます。 ※孫四郎って、おふくろ様の子供です。「今行くからじっとしてなさいよ 」と、木に登ろうとしたところ、「姉上 やめぬか!!」と止められ、振り返るとそこには三乃助が… ※三乃助も、おふくろ様の子供です。その三乃助に、「いつまでも男子のように木登りなどする故 若君様に疎まれるのじゃ」と言われて、「??」の唯ちゃん。詳しく聞けば、どうもお城で噂になっている模様…「若君様は 婚礼が嫌で逃げ出された」と… ※三乃助は、手習いや剣術のため、城内に通っているのです。唯ちゃん、やっと気がついた!! あの小平太のしょっぱい顔は、唯ちゃんを憐れんでいたんだってことを!!おふくろ様に、「今はそう思われていた方が都合が良い 若君様がお戻りになるまでの辛抱じゃ」って慰められ、“それもそうだよね~ 若君がそんなことするなんて、誰も信じないよね~~”と高を括っていたら…誰もが簡単に信じちゃってました。婚礼が嫌でとんずらこいたという若君マリッジブルー説を。。。お城で噂を耳にした天野のおやじさまも、生類憐みのまなざし……耐えろ! 唯ちゃん!あと3日待てば婚礼だ!!唯ちゃんは、“婚礼すんだら一緒に信長から逃げればいいんだ みんなでハワイに逃げたらどうかな(新婚旅行を兼ねて)”と思っているけど、若君はそれどころじゃないみたいよ…さて、やっと若君の登場です!小垣へ急いでいる若君のもとへ、小垣城からの早馬がやってきました。「高山寝返り!! 川の浅瀬に土俵を敷き詰めて 一気に渡河して攻め入る腹と思われまする!!」「(敵の数は)おそらく二万か三万 あるいはそれ以上かと!!」それを聞いた若君は空を見上げ、共の者について来るように言うと馬を走らせます。向かったのは、城と河が見下ろせる高台。そこから下界を見ると、城の近くを流れている河の向こう岸に、無数の明かりが…「わしは 高山宗熊と会い 何とか戦を止める策を講ずるつもりであったが もはや手遅れ…」「信長か… さすが天下を取る者」って、感心している場合じゃないっ!!それに若君は決して信長に負けてないよっ!!少なくとも顔は100%勝ってる!!これほどの数を見るのは初めてという敵と、どう戦うんだろう?緊迫した雰囲気のまま、5月号(3月28日発売)へ続きます。おやじ&小平太ばかり載せるのは不本意なんで、若君いきます!
2017年02月28日
前回、“閨房の心得”とやらを学んだ唯ちゃん。いよいよかっ? いよいよだねっ! と誰もが(若君含む)、期待していたに違いない!でも、そうそう上手くはいかないのです…宗熊からの書状を読んだ若君が、「宗鶴のうつけが!!」と叫んでいました。あの若君がここまで言うんだから、何かとんでもないことがあったんでしょう。ここから先、ネタばれです。書状の内容はこちら。「忠清殿 !!大変なことになってしまいました。先日 清州より相賀一成と申す織田の武将が 父宗鶴の元へやって参りまして 当家より羽木を攻めるなら 織田軍の兵三万 鉄砲三千丁をもって加勢いたす と申し出て参りました。其や遠藤らが懸命に諌めたのですが 父はこの密約を結んでしまいました。こういうわけで我らの約定を破ることと相成りまして 誠に申しわけございません」けっ! 宗鶴がバ○なら、宗熊もフヌ○だね。諌め方が足りんっ!! ここで織田が出てきましたか… 織田といえば鉄砲隊… やっかいですね…若君はどうするんだろ…兄・成之を呼びにやり、自分は出立の支度をする若君…やってきた成之に、例の書状を見せます。それを読んだ成之は、「これは… 羽木と高山を争わせ 漁夫の利を得んとする織田方の策略に違いござらぬ かような事もわからぬとは 宗鶴め なんと愚かな」意地悪そうな顔してるけど、ちゃんと考えてるんだね、成之さん。若君もそこは理解していて、「宗鶴にとっては織田も天下もどうでもよいこと あるのはただこの羽木家を倒すこと 羽木忠高に勝つこと それのみじゃ」と言ってます。人の上に立つ人間が、こんな狭い了見ではいけませんね。せっかく若君が、羽木と高山、松丸、野上四家の同盟にこぎつけたというのに…きぃ~~、宗鶴の大バ○!!「それにしても やはり織田信長 この同盟 どこを突けば容易に崩れるかよう知っておるわ」って…まぁね、若君がそう言うのも無理ないと思いますけどね…若君だってわかっていたんだから、さすがですよ。。。(それに織田信長! あんたの子孫は、肝心な時に靴紐が切れたり、ザヤックルールは無視するし、よく泣くし、とんでもなかったよ! まぁ、現役引退後は高感度上がったけどね… さり気に応援してるけどね…)「して如何なさるご所存か?」と成之に問われ、「そのことでお呼び立ていたした この儀 他の者にはまだ内密に」」と答える若君。今回のことで、真っ先に成之を呼び出すくらい、成之を信頼しているんですね。成之も以前とは全く違うし、兄弟で力を合わせて、なんとかこの窮地を乗り切っていただきたいものです。さて、寝ている途中で目が覚めた唯ちゃん。そこへおふくろ様がやってきて、若君様の急なお越しを伝えます。若君が「婚礼までには必ず戻る」と言って小垣へ向かったことを知った唯ちゃんは、「何かあった!! 絶対変じゃん!!」と後を追います。若君(と従者)は馬なんで、普通なら追いつくのは無理なんだけどね…さすが唯ちゃんというべきか、やっぱりマンガだからなのか、追いついちゃうんですわ、これが…若君は「唯 如何した?」なーんてすっとぼけ、「大事ない ちと小垣の様子を見に行くだけじゃ」「唯は屋敷で大人しゅう閨房のことなど…」とごまかそうとしますが、唯ちゃんも負けていませんでした。「何か大変なことが起こったんでしょ? そしてまーた自分ひとりで何とかしようと思ってるんでしょ? 若君ってそーゆーとこありますよね!」若君は、「あー すまぬ」って一応謝ってましたけど…若君から宗鶴の書状の話を聞いた唯ちゃんは、また高山軍が攻めてくるのかと案じます。が、若君が言うには、名目上は羽木と高山の戦ですが、実際、敵は織田の大軍なのです。それを聞いた唯ちゃんは、かつて歴史の先生(名前失念しました…)が言ったことを思い出します。「確かに武力では羽木の方が上だったが どうして高山に負けたのか長年研究しているが よくわからないんだ」戦った相手が織田の大軍だったとしたら、羽木が滅ぼされたのも納得できます。唯ちゃんは、“やっぱり歴史は変えられない?”と愕然とします。若君も「歴史は変えられぬのかもしれぬの」って言っちゃうし…ここで諦めちゃったら、せっかくの閨房の心得が無駄になっちゃうでしょっ!!若君もそう思ったのか(いや、違うだろう…)、「だが まだわしにはできる事はある」って…!なんとしても戦にならないように考えているんですね、若君は。まず小垣へ行って、秀政さんに、「城を捨てることになっても戦わないように」説くつもりなのです。「人は家名や城のために死んではならぬ たとえ羽木家が滅びることになっても 皆の命を守ることができれば わしは負けたとは思わぬ わしは一人も死なせぬと決めたぞ そのためにあらんかぎりの力を尽くす所存じゃ」現代で過ごしたことで、若君はこう考えるようになったんですね。皆の命の中に、自分の命も含まれていることを忘れないでほしいです…一緒に小垣に行くと言い張る唯ちゃんに、若君は頼みごとをします。それは、高山の裏切りを知った殿や重臣たちが出兵しようとしたら、その時は若君の存念を明かして皆を止めてほしいというもの。走ってついて行きたいけど、若君の気持ちを考えたら、自分も手助けしないと!!「宗鶴のクソハゲがぁ!!」と泣きながら、今来た道を戻る唯ちゃんなのでした…4月号(2月28日発売)へ続きます。あー、やっぱりね…結婚話が順調に進み過ぎると思ったんだよね…高山のクソハゲなんて、若君の敵じゃないのよ。でも、織田が出てくるとそうも言っていられないし…現代で調べた(であろう)知識を総動員して、なんとか乗り切ってくれ~~! 若君お願い!
2017年01月28日
表紙は幸せいっぱいの唯ちゃんと若君ですっ!あちこちに反対されまくって前途多難… はぁ… となる少女マンガのお約束はどこへ?拍子抜けするほど順調に話が進んで、あっという間に婚儀まであと5日です。唯ちゃんも「シャ!! あと5日 シャ!! シャ!!」と気合入ってます。それを溜息つきながら眺めているおじじ様(小平太のじいちゃん)…おじじ様は、“若君の奥方には三国一の手弱女(たおやめ)を”と思い決めていたそうなんです…それがこんなことになって… 溜息ばっかりついてます…居合わせたおふくろ様は、「まことに申しわけもござりませぬ」って…ちょっと庇ってあげてもよさそうなのにね…「何分にもこの唯は 足腰の丈夫さだけが自慢という娘にござりますれば」って、フォローになってねぇ~~でも、おじじ様食いついたっ!!「腰 …は丈夫であろうの?」 …魂胆見え見えですがな。すかさずおふくろ様は、「それはもう 恥ずかしながら取り柄と言えるのは腰の強さのみかと」。。。おじじ様にた~~り… “若君の御子を次々と もう次々と産んでくりょうの!”(皆忘れてるけど、これ少女マンガ!!)そしておふくろ様に耳打ちして、「こやつ なにの方は存知ておろうの?」「なにじゃ ほれ 子作りの法(※原文ママ 本当は“方”だと思うけど…)は存知ておるのか?」だ・か・ら、おじじ様、これ少女マンガだからっ!!「あ… さてそれは」と言葉を濁すおふくろ様に、「こなたよりしかと教え 抜かりなく運ぶよう手配りさっしゃい」と念まで押したよっ!そこでおふくろ様は人払いをして、唯ちゃんに閨房の心得(読み:けいぼうのこころえ)を教えようとしますが…唯ちゃんは、閨房の心得なんて知らんよ。いや、心得の内容は知っていると思う。うん、知ってるんじゃないかな。。。でも、“けいぼうのこころえ”という言葉自体わからんよ…案の定、脳内では“ケイボーのこころえ”に変換されてるし…そこへ、間が悪いってのはこういうことか!というタイミングで若君がやってきた!唯ちゃんは無邪気に「今からおふくろ様にケイボーのこころえを聞くところなんです」なんて言っちゃってる。唖然とする若君… やっぱり若君も知ってるんだ… ケイボーのこころえ…これから所用でお出かけ予定の若君は、ちょっと唯ちゃんに会いに来たようなんです。「どこへ? 何かあったんですか?」と唯ちゃんが尋ねると、「なに 堅苦しい用じゃ 日暮れまでには戻れようそれより 唯はおふくろ様の申されることを しかと聞いておけよ」若君… だからこれ少女マンガだよ…エロエロおじじ(※小平太のじじ)と同じになっちゃってるよ…そんなエロエロ若君は笑いながら出立しましたとさ…残された唯ちゃんは、おふくろ様から閨房の心得をしっかと教えられました。。。唯ちゃん… 顔真っ赤だし… 頭から湯気出てる…“私だって女子高生なんだから 経験値ゼロとはいえ 何をするのかぐらい フツーに知ってますがなそれをあんなまじめな顔で具体的に話されると”…そだよね… こっ恥ずかしいわ… でもさ、昔の女子は教えてもらわないとわからなかったんだよ、きっと…ところで、若君はどこへ行ったのか?それは成之が教えてくれました。「北山の野上衆の根城へ談判に出向いておられる」確か野上衆は、羽木家を根深く恨んでいましたね。若君はその領主・野上直綱に何度も使いを送り、和平の盟約を結ぼうとしているのです。以下成之談若君は桶狭間にて今川公を討った織田信長が勢力を伸ばし いずれは天下を平定する時が来ると考えている。織田軍に攻められた時 羽木家と高山 松丸 野上が互いに争っていてはひとたまりもない。でも一丸となって相対せばそうそう容易に踏み潰して進むことも出来まい。そうすれば交渉の余地もあり、皆を生かす道も探れるだろう。「若君はこれを何としても婚礼までになさりたいのでござろう」それを聞いてぽぉーとなっている唯ちゃん、はたと気付いた。「野上衆たち大丈夫なんですか? まさか罠じゃないでしょうね!?」日が暮れて、若君(&小平太)が帰ってきたけど…部屋へ入るなり、二人とも前のめりに倒れこんじゃった…駆け寄る唯ちゃんの心配をよそに、二人して大笑いし始めた!…野上衆はお酒好き… 注がれたお酒を飲みほしているうちに、二人して酔っぱらってしまったのでした…でも!野上衆との和睦も相成ったよ!!打つ手はすべて打って、あとは婚儀を待つだけ!若君の寝顔も幸せそう!!唯ちゃんも、閨房の心得(!!)を頭の中で復習しながら眠りについたのでした。…いいことって長くは続かないのかな?夜半、高山宗熊の使者が、内密の書状を持ってきたのです。それを読んだ若君は叫んだ。「宗鶴のうつけが!!」うーん、何が書かれていたんでしょう…(くねくねした字でよくわからんかった)宗鶴って、宗熊の父親だったと思うけど…宗鶴がうつけなのは既に知っていたけどさ…若君がここまで言うからには、なんかとんでもないことをしたんだろうなぁ…閨房の心得が無駄にならないといいんだけど…続きは3月号(1月28日発売)で!!
2016年12月29日
アシガール 8 [ 森本 梢子 ]表紙はキリっ!とした若君!7巻の唯ちゃんの表紙も凛々しかったですね。8巻には第50~55戦(cocohana6月号~12月号)が収録されています。…でもね、雑誌掲載時と第○戦が合わないな~、変だな~と思っていたら…第50戦の本編は10ページだったんですね。(熊本で起きた地震の影響ですね)それでコミックスでは、第50戦と51戦を合わせて第50戦としています。なので、8巻に収録されているのは第50~56戦までです。若君青ざめる・・・ 『アシガール 第50戦』 ネタバレ若君がんばる! 『アシガール 第51戦』 ネタバレ若君はお母さん似! 『アシガール 第52戦』 ネタバレ若君の心境は複雑… 『アシガール 第53戦』 ネタバレ若君うたた寝する 『アシガール 第54戦』 ネタバレ来たぁ!!若君のプロポーズ!! 『アシガール 第55戦』 ネタバレ唯ちゃん、若君の許嫁になる!! 『アシガール 第56戦』 ネタバレ【内容情報】(出版社より)戦のさなか、唯は一部の家臣に女だとばれてしまう。女中たちの嫉妬を一身に受けた唯に、戦場と同じくらいのピンチが到来!? 一方、窮地を脱した若君が一番最初に向かった先は…? そして、若君と若君の腹違いの兄・成之との兄弟関係にも変化の兆しが…。恋も戦も急転直下、目が離せない第8巻!
2016年12月25日
cocohana創刊5周年おめでとうございます!今回のアシガールは巻頭カラーでございました。若君と唯ちゃんのツーショット、クリスマスバージョンです。前回とんとことんと二人の結婚話が進み、(え~~、こんなに簡単でいいの?)と思った次第ですが、今回はとんとことんとはいきませんでしたね…成之と阿湖姫のファンの方(いるかどうかはわからない…)には垂涎ものですけど…「見て 若君♡ クリスマスツリー キレ イ」「 うん 本当に奇麗じゃ」「え? や やだ 若君ったら ど どこ見て言ってるんですくぁ?」なーんて、唯ちゃんがよだれ垂らしながらうたた寝(すっごくいい夢付き)していたところへ、阿湖姫が訪ねてきました。明日松丸城へ帰るというので、ご挨拶に来てくれたのですね。若君と唯ちゃんの結婚が決まり、元婚約者の阿湖姫は、黒羽城にいる理由がなくなったわけで…そこに思い当った唯ちゃんは、申し訳ない気持ちになるのです。でも、阿湖姫は、唯ちゃんに二度も命を救われたことを感謝し、共に過ごした楽しい思い出を決して忘れないと言ってくれたのです。そして「若君様とのご婚儀 まことにお目出度うござりまする」とまで!ホント性格よすぎ!!阿湖姫も幸せになって欲しい!! と誰もが思うシーンであります。唯ちゃんを祝福してくれた阿湖姫だけど、やっぱり内心いろいろあるわけでして…庭に出て空を眺めていた阿湖姫に、あの成之が話しかけたと思ったら、「婚礼をせぬままお父上の元へお帰りになられるのはお辛いであろう」なんていらんこと言っちゃうのですね。はじめは静かに聞いていた阿湖姫も、「皆に祝いの言葉で送り出されて参ったのです このまま戻ることはもちろん恥ずかしゅうて死ぬほど辛うござりまする かようなわかりきった事を… わざわざ言いに参られるとは お人の悪い…… 成之様は意地悪じゃ!!」と、目に涙を浮かべて、走り去ってしまいます。うわぁ… 成之… やり過ぎちゃった…さて、その頃唯ちゃんは、明日出立する阿湖姫と今夜は何か楽しいことをしようと、姫を待ち構えておりました。そこへ泣き顔の阿湖姫が現れて…姫を泣かせたのは成之だと知った唯ちゃんは、仕返しをしようと立ち上がりますが、姫に止められてしまいます。そして、ちょうどそこへ成之がやってきて。。。縁側を挟んで庭に成之、部屋の中に阿湖姫(と唯ちゃん)。障子越しなので、お互いの顔は見えません。成之は先ほどの無礼を詫びた後、ぽつぽつ自分の気持ちを話し始めます。幼い頃からずっと若君のことを恨んできたこと、同じ父を持ちながら城で大事にされていた若君を妬んでいたこと、でも小垣の戦で優れた大将というのは持って生まれた資質が肝要だと思ったこと、今臣下として若君に仕えることはやぶさかではないこと、そして…妻として自分のところへきてくれないかということ!!続けて、せめてしばらく城に留まって考えてもらえないか、一考の余地がないなら明日発ってもらってかまわないと!!阿湖姫、顔が赤い! ってことはまんざらでもないってこと?で、結局城に残るわけですよ。唯ちゃんから仔細を聞いた若君も、「松丸家との縁組が成るのは頼もしきこと 羽木家が生き残るためには何より必要じゃ」とお喜びです。「大丈夫ですよ 歴史では羽木家は高山に滅ぼされることになってるけど 和議を結んだし 負ける気しないし 大丈夫 歴史を変えたんですよ」そしてこれだ!!今号は成之と阿湖姫のシーンが長くて、若君&唯ちゃんは端へ追いやられた感がありますが、おめでたいことが続きますね~~この調子で進んでいっていただきたいものですね~~2月号(12月28日発売)へ続きます!!
2016年11月28日
想像していたよりも物事がすんなり進むと、嬉しい半面、ちょっと不安になったりすることありますよね。。。今回のアシガールはそんな感じがします。喜んでばかりはいられないのかなぁ…と、心のどこかで警報が鳴っているような…杞憂に終わってくれたらよいのですが。以下ネタばれです。若君と結婚の約束をしてウッキウキだった唯ちゃん。でも、若君のお父さんに思いっきり反対されちゃいましたね… (やっぱり…)お女中たちも「お殿様はお許しにならなかったので? なんとお気の毒な」って言葉と裏腹に、ちょこっと笑ってない? なんとなく嬉しそうじゃない?唯ちゃんも「今 笑った? ちょっと笑ったよね?」と突っ込み入れてますよ。お女中から見たら(お女中じゃなくても)、若君の縁組=家同士のつながり なので、それなりの家柄の姫がお相手じゃないと納得いかないのでしょうね。「ご側室でもよろしいではござりませぬか」なーんて、何も慰めになってない!!加えて、「お側に上がってからがまことの女の戦 若君様が他の女子にお心を移されませぬよう手管をお磨きなされませ」とたきつけてます。手管とは、臥し所のかたわらに南蛮渡りの香油を用意するというもの!でも、そんなことにはとんと疎い唯ちゃん…お女中が説明しようとした時、若君が現れた!!「これ つまらぬ話を唯の耳に入れるな」うひょ~~っ! 若君! それってつまり 側室はいらない ってことでいいのかな?! いいのね?!お殿様には反対されるし、お女中たちは側室がどーのこーの言うしで、唯ちゃんは泣きべそ状態ですわ…そんな唯ちゃんを見た若君は、「案ずるな 父上は必ずお許し下さる 母上がお口添えくださると申されたゆえ 明日にもお許しいただけよう」。その自信はどこから?ここから~~~↓(若君、近い! 近いよ!! 秋波送ってるよ!)なるほどなるほど。さて、その父上と母上はどうされているのでしょう?「忠清の心の内全くわからぬわ こと女子の事ではさっぱりじゃ」ですって。お方様は、「いいえ 若君は殿によう似ておいでなのです」って言ってますけど、どういうことでしょうか…お方様は若君誕生後、お子様を産むことが叶わず、申し訳なく思っています。でも、お殿様はお方様にZOKKONで、皆が側室をと勧めても、頑として一人もお側にあげないのですよ。「わしはお方がおればよいのじゃ」…一途だわ…それに、お殿様は女子同士が争ったり、悲しんだりするのを見るのは好きじゃないんですって。 (お殿様、ごめんなさいっ!! 今まであなたにページを割くんなら、その分若君を出してくれっ!と思っていた私をお許し下され)「そのお心 若君も似ておいでなのです 今殿があくまで許さぬと仰せであれば 若君がいつ妻をめとる気になられるやらわかりませぬ」 …ここまでお方様に言われちゃったら、もうOKするしかないでしょ?そんな一途なおやじ(失礼!)を、若君はこう見ていた!「父上は珍しいお方での 母上が嫁いで参られてから後 ただの一人も側室を持たれぬ 変わり者じゃと皆が」…とここで唯ちゃん、顔、顔…だよね… 側室なんてふざけんなっ!!ですよね…若君も気おされてますわ…(こんな時でもキラキラキラーン)その後、若君はお殿様&お方様に呼ばれ、「早う孫の顔を見せてくれよ」と激励(?)されたのです。おやじ!いい人!!ですが、「したがお前も変わり者じゃのう」と付け加えることも忘れませんでした。。。そんなこんなで、婚儀は来月吉日と決まりました。その日まであと二十日。唯ちゃんは天野の家に帰り、おふくろ様と過ごすことになりました。話がとんとん拍子に進み、唯ちゃんは羽木九八郎忠清の許嫁になった!!(…九八郎って… 若君のイメージではないよね…)「ただいま!!」と、元気におふくろさまのところに帰ってきた唯ちゃんは、慣れない着物を脱ぎ捨て、いつもの服に着替えると畳の上にゴロっとな…それを見ていたおふくろ様の顔が恐い・・・「こ……のっ たわけ!!」と唯ちゃんの耳をみぎぎぎとつまみあげた!!そして「そこへお座りなされ」と完全に説教モード突入です。「お殿様 お方様がよもやお許しになろうとはつゆ思いもよらぬことであった よいか お殿様 お方様がよもやお許しになられたということは お二方の懐の深さ またいかに若君様を慈しんでおられるかということじゃ まずはそのこと肝に銘じて 決して忘れてはなりませぬ」うーん、おふくろ様の言うことはもっともですな。これまでのように男のなりをしてずかずか歩きまわるなどもってのほか、若君様のために、立派な奥方になるように!! ってことですよね。若君のためなら、何書いてるのかわからない書の練習も頑張れる!!でも、唯ちゃんはふと思ったのです。「私の目的って 」若君の元へ小平太がやってきて、源三郎(確か以前出てきたことがあるような…)が野上から戻ったと報告します。小平太:野上衆はどう出ましょうか若君:あせってはならぬ…野上衆に何か動きがあるんでしょうか?そこへこっそり唯ちゃんが現れます。そして若君に切り出すのです。「結婚したら立派な奥方になれるように一生懸命頑張りますし 大人しくするとかもしますけど 戦の時は一緒に行きますから こ…これだけは譲れませんからっ」そうなんです、唯ちゃんの一番の目的は、若君の命を守りぬくことだったんです!結婚することと守ることとどっちかひとつだったら「も…もし 奥方になったら戦はダメなのなら 私… 結婚という形にはこだわらない…」涙ぐみながら唇を噛みしめる唯ちゃん… 健気だ… ええ子や…さて、若君の返事は…「よしわかった 許す となればわしは二度と戦をせずにすむよう力を尽くすのみじゃ 今そのためにいろいろと策を練り 手を打っておる所じゃ」いつも思うことだけど・・・ さすがです!! 若君!! 頑張ってくれ!!婚儀の日が待ち遠しいという若君の言葉に、一番大事なことを思い出した唯ちゃんは顔を赤らめちゃったよ!“腹はとっくに決まってる だけど胸は大丈夫か 私!!”心配するところはそこかっ!!そんな時、奇念が現れた(お忘れの方もいらっしゃるかと思いますが、唯ちゃん達が高山から逃げる途中で助けてくれた小僧さんです)。これから修行の旅に出るにあたって、唯ちゃんにご挨拶にきてくれたんです。いつ帰ってくるかもわからない、どことあてのない旅。お役に立てる者になったら、今より豊かな住みよい国になっているだろう若君の治めるこの地へ戻ってくると奇念は言います。「この時の旅立つ奇念の後ろ姿を 私はずっとず っといつまでも忘れなかった」なんか感動しちゃった唯ちゃん。。。でも、私、こんなこと書かれたら心配になっちゃうよ…続きは1月号(11月28日発売)で!!
2016年10月30日
若君が無事唯ちゃんの元へ戻ってきた!!これからの展開が非常に気になります!! 第55戦の扉絵はこれだ!!これは!!なんらかの進展があると期待していいのかっ?!ネタばれ行きま~~す!やっと再会できたお二人さん、しっかりがっちり抱擁!そして若君は唯ちゃんに尋ねるのです。「そちは二度と父母や弟と相見えることなく この乱世で生きると申すか まことそれでよいのか」唯ちゃん即答。「そんなの当たり前ですよ! 今さら何言ってんですか」若君は以前、“必ず唯ちゃんを帰す”と唯ちゃんのご両親に約束していましたね。それがどうも胸に重いのだそうです。でも、唯ちゃんには微塵の迷いもありません。家族には会いたいし、親不孝だと思うけど、それでもやっぱり若君と一緒にいたい気持ちは揺るがないんですわ。唯ちゃんがここまで想っているんだから、それに応えないとね~~ってことで若君も、「…そうか あいわかった なれば わしは何としても共に生き抜く道を探らねばならぬ」「唯 この忠清の妻になれ」 (思いっきりでかい字にしちゃった はあと)それを聞いた唯ちゃんの意気込みがすごかった… 「なります!!」 それからの若君の行動ときたら… 唯ちゃんを ころん と押し倒してちう~~をして、そしたら次は…コホン コホッ コホン襖のすぐ向こうに藤尾さんが… (前も邪魔が入ったし、今回も… まぁ、本梢子さんのマンガだしさ、濃厚ラブシーンなんてないだろうなぁとは思ったけどさ… いいけどね… しょぼん…)若君のお母さんが子細を聞きたいとお持ちなんだって…それを聞いた若君はちょっとビビっちゃいましたね。おっとりした外見には似合わず、なかなか厳しい母上だそうで、「あまりお待たせするのもあとが恐い」と唯ちゃんと母上のお部屋へ。厳しいだけじゃなくカンも鋭いお母上で、若君が殿を置き去りにして帰ってきたのは、唯ちゃんを案じてのことだとちゃ~~んとお見通しでございました。松丸の姫との婚儀が一向に進まないのも、側室を呼んでも一度も通わなかったことも、「煮え切らぬ態度はいっそう相手を傷つけまするぞ」と説教までしてくれちゃいました。あっぱれ!「あの娘御とは 何やら余人には計れぬ絆がおありのようじゃ 殿へはわらわからも口添えいたしましょう」てなことで、若君と唯ちゃんに心強い味方ができました!!おまけにあの(!!)藤尾の態度も軟化しまして、「信じ難きことなれど 若君様のお心とあれば もはや何も言うまい となればこの藤尾 お家のため若君様のため 本腰をすえてこなたの教育に努めねばならぬ」とやる気満々… とりあえず明日お殿様の御前にあがる折りの作法とやらを教えてもらうことになったのですが…この作法というのがですね1.敷居の外を内にて膝をつき頭を下げる2.腰をかがめて中ほどまで歩き 膝をついて頭を下げる3.「近う」とお声がかかれば手をついてひとつ進む4.さらに「近う」でひとつ進むというなんともめんどくせーものなんですな…どうなることやら…さて、「忠清がようやく嫁を取る気になったのはこの上なく目出度い」、「嫁にしたい娘とはどこの誰か?」と言う殿に、若君は「唯之助にございます」と答えます。でも殿は唯之助は男だと思っているので、おかしいことこの上ないわけです。そこでお方さま(若君の母上)が、「唯之助は女子にござりまする」と言ってくれるのですが、殿から見れば百姓の子の唯之助と若君では身分に障りがあるのです。この時もお方さまのナイスなフォローが入ります。「唯之助は天野信近の後添えの連れ子にござりまするゆえ 今では家臣随一の天野家の子にござりまする」な~~るほど。 天野信近もいつの間に味方になったのかは知らんけど、「それがし なくしました先妻との間に小平太以下二男一女をもうけてござる 唯之助は後添えの吉野の一番年長の子ゆえ わしの三男ということになり申す あ いや 三男にござりましたが 今は… 二女にござりまする」と言ってくれました。それを聞いた殿の顔ときたら…呼ばれて参上した唯ちゃん(もちろん女の子の格好)を見ても何やら面白くないご様子。そして藤尾さんに教えられた作法も唯ちゃんにかかると…こうなっちゃう…私はすっごく好きなんだけど、殿はお気に召さなかった…「ならぬ!! ならぬぞ!! 昨日まで三男だった嫁など断じて許さぬ!!」あちゃー… やっぱりこの展開なのね…唯ちゃんは “え !!”って顔だけど、若君はこうなるとわかっていたような顔してます。そりゃ、唯ちゃんの良さはそんなに簡単にはわかりませんて…続きは12月号(10月28日発売)で!!※先月号のネタばれをupしないうちに今月号になってしまいました… 順序が逆になりますが、近々前回(第54戦)の分も書きます…
2016年09月28日
戦が終わって、ほっとしたんでしょう。。。珍しい若君のうたた寝姿でございます。さぁて、第54戦のネタばれ行きますか!!お方様(若君の母上)の元に、“めでたく高山との和議が成り、殿も若君も明後日には帰城する”という嬉しい便りが!!「この旨 こなたより唯にも知らせておやり」って言われたのに~~~藤尾のヤツったら!!「当分ご帰城は叶わぬ」なんて嘘教えてるっ!!そのうえ、恵北寺っていう尼寺へ行って、武家の嫁としての心得やたしなみを学んで来い! 明朝早く出発しろ!! なんて言ってるっ!!他のお女中に聞いた話だと、恵北寺はいくつも山を越えたところにあって、行くだけで何日もかかるそうな…藤尾ったら… 何がなんでも唯ちゃんと若君を会わせないつもりなのだね…しかーし、そんな意地悪に負けちゃう唯ちゃんじゃないんだわ!“尼寺行くふりして、途中でとんずらこいて まっすぐ小垣へ走る!!”と気合を入れて就寝するのでした…そして… 天敵・藤尾に起こされるまで、思いっきり寝こけてました…若君はまだ暗いうちに、供も連れず、馬を飛ばして帰ってきてたのに~~~寝てる場合じゃないでしょ~~~寝巻のまま若君が待っている二の間へ走る唯ちゃん!畳の上に寝転がってうたた寝している若君!色気があるんだかないんだか知らんが、待ちに待った再会の時!傷の具合がどーたらこーたら、生きて帰ってこられたのは唯のおかげがどーのこーの、無事で良かった良かっただの…ええーい、いい雰囲気なんだけど、藤尾とお女中でばがめっ!! 案の定、若君に「藤尾 いつまでそこに居るつもりじゃ 無粋者め 下がらぬか」って言われてるwwさぁ、邪魔なヤツはいなくなったよ!思いっきりハグして下さいっ!!※雑誌は発売と同時に読んでいましたが、これを書いたのは12月25日でございます… 『アシガール』8巻の感想記事に入れるためです… すみません…
2016年08月27日
アシガール 第53戦扉絵は唯ちゃんだ!いつの時代も、女の嫉妬ってあるんだなぁ… うへ~…と思った前回。今回もジェラシーすごいすごい…「イジメだよ 女子校のイジメだよ 」男臭い足軽にまみれている方が性に合っている唯ちゃん。女の子としてどうなのよ?と思うけど、ネチネチ陰湿な女の世界ってのはイヤだわね…それより気になるのはもちろん若君のこと。そこへ阿湖姫がやってきて、若君が無事だと教えてくれるのです。高山が数百の舟で攻め込んでこようとしたその時、大空から天兵が舞い下りて高山軍を止めたんだそうな(尊くんのまぼ兵くんのおかげですな)。若君は神仏に守られていると城中大騒ぎなんだそうな(守ってくれたのは尊くんなのでは?)。それを聞いた唯ちゃんは怒りましたね~~「誰も 何も教えてくれんのです!! ここのやつらは!!」でもまぁ、もうすぐ若君も帰って来られるだろうし…と怒りをおさめたのですが、それがなかなかそうはいかないみたいです。羽木の殿様(若君のお父さん)と高山宗鶴の両方が意地になっちゃって、皆が和議を勧めても応じないまま川を挟んで一触即発状態なのです。そこで唯ちゃんは叫びましたね。「おやじ達 何やってんの!!」その頃おやじ達は、暑さに耐えながら、相手より先に引いてはなるものかと頑張ってました…熱中症に気をつけましょう!って、今だったら子供でも知ってることだけどね…そうこうしているうちに高山宗鶴が倒れたちゃった。熱中症対策まったくできてないんだもん。髪の毛がないのに帽子もかぶらないんだもん。ダメダメです。(髪の毛があっても帽子はかぶりましょう!)高山が倒れたってもんで、羽木のおやじ(※若君のお父さん)は「今が好機じゃ!! 一気に攻め入り 長沢城を落とす!!」と息巻いたんだけど…家臣はげんなり…“この暑さでとうとうおかしくなったんじゃねーの? うちの殿様…”って顔してます…そこへタイムリーに若君出たぁ~~! 打ち水効果きたぁ~!「宗鶴のふがいなさに比べ 我等が殿はますます意気軒昂にあられる これはもう攻めずとも すでに勝ったも同じにございます」若君、うまいっ! うますぎるっ!現代でもそのルックスと話術で凄腕営業マンになれるわ! (あ、ホストって道もあるか…)「おそらく宗熊(宗鶴の息子)は和議に応じましょう」と若君が言ったとおり、舟上で話し合いが持たれました。若君 「わしは貴殿と争うつもりはない …… わしの方からは一切攻めぬと誓おう」宗熊 「わしもそうしよう!」ってことですんなり決着がつきました。別れ際、宗熊は若君を呼び止めます。宗熊 「阿湖姫はご無事にござるか? あ… 阿湖殿ではなかったの」若君 「名は唯 無事にて今は黒羽城に居ります」宗熊 「左様か」 ※ちょっと頬が染まってる…この会話を聞いていた成之さん、「何やら思わぬ所でお気が合われるようじゃ」と一言。。。「忠清殿と… 宗熊がっ… 女子のお好みが同じ…というは… くっくっ…」これ、若君は複雑だわ…案の定こんな顔になってる…さて、お城の唯ちゃんは、おふくろ様のことまでディスられているのを聞いて我慢できなくなってました。そこで取った行動がこちら!※仏間に入るように言われてからの行動です。クラウチングスタートからの猛ダッシュ!お女中どもを蹴散らした後、見事な側転勢い余って仏間の戸を蹴破る……度肝抜いたけど やりすぎました… てへっ…この始末はどうつける?続きは10月号(8月27日発売)!!
2016年07月28日
若君が戦国武将っぷりをイヤっちゅうほど見せてくれた先月号。残念ながら今月号はちらっとしか出てきません…その代わりと言ってはなんですが、っていうより若君の代わりになれる人はいませんが、若君のお母さんが初登場!!期待を裏切らない人であります!以下ネタバレご注意。。。黒羽城本丸の奥御殿(!!)で目を覚ました唯ちゃんは、そこでおふくろ様と再会します。おふくろ様が言うことには、黒羽城の奥は「おおごと」になっているそうな。木村様のご妻女が「このお方は若君様格別にご寵愛の姫にござりまする」なんて言ってくれちゃったものだから、大変な騒ぎになってしまったのですね~~。そんなわけで、若君のお母上まで唯ちゃんに会いにやってきたりするわけです。さすが若君のお母さん!!奇麗だし若いわぁ~~唯ちゃんはストレートに「若っっ 若いですね っ!! おいくつなんですかぁ?」って聞いちゃいましたけど、すっごく失礼なのでは…でも、そこは若君の母君!そんなことでは怒りませんのですよ。「若君はわらわが十六のお子 今年十九になられる」って、ちゃんと教えてくれるのです。(35歳で19歳の子供がいるってのもすごいわ…)そ・し・て・・・「若君をお守りせんと 女子の身で足軽になったとか かように無残な姿で 髪まで落とし かっぱ童に成りすまし戦に出るとは…」 と、褒めているのか貶しているのか…「幾度となく若君のお命救うてくれたこと わらわからも礼を申す」って言うんだから、褒めているってことでいいんですよね…でもかっぱ童はひどくないか…??唯ちゃんは、“シャ!! 姑との初対面は高感度!!”って浮かれてるからいいのか。。。若君も城へ戻っているとばかり思っていた唯ちゃん。ですが若君はまだ小垣にいて、わずか八百の手勢で五千の高山軍と戦っていると聞き、自分も小垣へ行くと言い出すのです。若君が戦場へ出る時は、いつも傍にいると決めていたんだもんね。でも、そんなこと、ここではわかってもらえないのであります。若君のお母さんにも「今 こなたがお側に行っても若君は喜ばれぬ 大人しゅう若君のお戻りを待つのが女子のつとめじゃ」と止められて、若君の無事をひたすら祈ることに。。。仏間に籠って祈るなんて、唯ちゃんの性に合わないんですけど!でもですね、そんなことより衝撃的なことがあったのですわっ!お水を所望したら出てきたのはなんと塩水!!唯ちゃんがせき込んでいるのを見て、女どもが笑っているではありませんか!!いきなりの大奥展開にあの唯ちゃんも真っ青だっ!!いやいやいや… 若君に好かれるとこういうことになるのか… めんどくさっ…唯ちゃんが陰湿ないじめにあっている頃、若君は若君で深刻な局面を迎えておりました。対岸にいる高山軍が川を渡って攻め入ろうと、多数の船を準備していたのです。一度に渡河されてはとても防ぎきれないので、一旦峠まで陣を引いて、援軍を待つことになります。そこへ現れた悪丸が、若君に手渡したのはまぼ兵くん!!21世紀の文明の利器で、なんとかこの苦境を乗り切って下されっ!! そして、顔面蒼白になっている唯ちゃんを助けてあげてくれっ!!城中の女どもの唯ちゃんいじめはエスカレートするのか、それとも唯ちゃんが反撃に出るのか…今も昔も人間のやることは変わらないのね…と呆れつつ続きは9月号(7月28日発売)で!若君は顔も性格もお母さんに似ているようですね~~当時の女子のイメージを覆すどころか破壊しまくっている唯ちゃんを、面白がってくれる(珍しがっているとも言う)ところなんてホントそっくり。とりあえず嫁姑問題はないとみたっ!!
2016年06月28日
しょっぱなからネタバレです。ご注意!前回(第50戦)の最後、成之の思わせぶりな話し方のせいで、唯ちゃんに何かあったのでは?と思っちゃった若君。。。いやいやいや、唯ちゃん大丈夫ですよっ!と心の中でいくら叫んでも若君には伝わらず…今回冒頭では、若君が真っ青になってますわ…ご丁寧にバックもベタで真っ暗ですわ…でもですね、成之は「唯之助は… 川の中ほどで敵の弾に撃たれました 撃たれながらも驚くべきしぶとさで川を渡りきり… 伏兵のこと我らに告げると… すぐに…」って言った後、「すぐに立ち上がり 若君を救いに行くとうるそう立ち騒ぎましての」と続けるのです。そして、「今は小垣城にて手当てを受けておるはず」って、あなたイケズだわよ…若君もちびっと恨みがましい目で、「…兄上 お人の悪い」って言ってますよ…若君があんまりにも悲愴な形相だったんで、ちょっと意地悪したかったんだろうけどさ。いい人なのか悪い人なのか、はっきりしてもらいたいですわ!!多分いい人なんだろうけど、成之って、あの目で8割くらい損をしていますな。とてもいい人には見えないです。小垣城へ運ばれた唯ちゃんは、ケガの手当てをしてもらい、薬が効いてくーかー寝ておりました。が、あれほど雅で美しい若君のご寵愛の姫が、あのような珍妙な娘(※唯ちゃんのことですよ、念のため)だということで、城内に波乱をもたらしていたのですよ。寝言で「芋粥でいいです」なんて言っちゃってる女子だもの。。。 珍妙だわ。。。なんとか小平太たちが待つ羽木の陣へ辿り着いた若君(と成之)。でも、再会を喜んでいる暇はないのですよ。夜明けと共に攻めてくる高山軍はおよそ五千。なんと羽木軍の五倍!!黒羽から援軍が到着するまで三日間。その間、なんとか高山軍を食い止めなければなりません。そこで、若君が頑張ります!!“さっすが~~!!”と正秀が唸るような作戦を考えるのです。きゃっほ~~! 若君ってやっぱり戦国武将だったのね!!万が一に備え、小垣城内の女子供を黒羽城へ避難させ、いよいよ決戦です!!続きは8月号(6月28日発売)!若君が戦場へ出る時は、いつも傍にいると言っていた唯ちゃんが、今回はいないよ~~っっなんか気になる~~っっそれと、唯ちゃんが女の子だって皆にバレちゃったことを、若君が知りました。豪快に笑ってましたよ。この調子で戦に勝利してもらいたいっ!!今回のイチ押し若君はこちらうぅ… 清々しすぎて目が痛い。。。
2016年05月28日
今回は表紙&巻頭カラー!! 若君大忙し!!でも本編は10ページ…あれ? あれれ? どーしちゃったの?と思ったら、森本梢子さんの仕事場は熊本にあり、先日の地震で被災されたそうです…森本さんからのメッセージには、「何とか無事だったのですが、いろいろ不便なこともありまして途中までしか書けなかったことを深くお詫びしたします。巻頭だったのに… すみません」とありました。「自分のことよりもショックなのが… 熊本城がっ… 熊本城が~~~~っっっ」熊本城は若君の黒羽城のモデルだったんですね…私もテレビで無残な姿を見て、切なくなりましたよ…「次号からまた頑張ります。よろしくお願いいたします」と結ばれていました。被災された方々が一日も早く平穏な生活に戻れますように。第50戦は7巻の続きになります。ここから先ネタバレありますのでご注意!若君の読みどおり、高山は鉄砲で橋を狙っていて、まっすぐ山を下っていたら、橋の上で狙い撃ちされるところでした。しかし、橋を渡らなければ小垣へ行くことができません。日暮れを待っていたら追っ手が迫ってきます。けむり玉を使えばいいのでは、とか何とか話していたら、遠くからごう音が。どうやら戦が始まったようです。ということは、唯ちゃんは川を渡れず、知らせが羽木軍へ届いていないのでは?と案ずる若君(と和尚… 名前は忘れた…)。その時、伏兵に狙われているとも知らず、羽木勢(成之たち)が万代橋を渡って来ました。私としては成之がどうなろうと知ったこっちゃないんですけど、そこは若君、馬に乗り助けに駆けつけるのですね~~。そして、無事だった成之から若君救出作戦を聞き、唯ちゃんが無事川を渡れたのだと安堵するのです。が、ほっとする若君に成之は「唯之助は… 川の中ほどで敵の弾に撃たれました 撃たれながらも驚くべきしぶとさで川を渡りきり… 伏兵のこと我らに告げると… すぐに…」 なーんてことを言っちゃうんですわ。そんなこと聞いたら誰だって、まさか…!!と思いますよ。若君も思っちゃいましたよ、「まさか…!!」って。。。顔面蒼白になってしまった若君。ここで7月号(5月28日発売)に続きます。前回第49戦で、成之をちょびっと見直したわたくし。それまで呼び捨てだったのが、成之さんに昇格したっていうのに…何の意図があって若君にあんなことを言ったんでしょうか?あの三白眼、不気味ですわ…おまけの凛々しい若君
2016年04月28日
アシガール 77巻には第43~49戦が収録されています。加筆・修正等はないようですし、おまけのページもありませんが、待望の初ちゅう~~シーンがばっちり!!さあ、思いっきり萌え萌えゴロゴロしてください!若君がちょいとブラック… 『アシガール 第43戦』 ネタバレ 若君は何を着てもカッコいい(涎)… 『アシガール 第44戦』 ネタバレ 若君、“匹夫の勇”って何ですか?… 『アシガール 第45戦』 ネタバレ 初めてのちゅう~~(はあと) 『アシガール 第46戦』 ネタバレ 若君は3年1組? 『アシガール 第47戦』 ネタバレ 唯ちゃん絶体絶命? 『アシガール 第48戦』 ネタバレ 女の子だってバレちゃった! 『アシガール 第49戦』 ネタバレ 第49戦の続きは4月28日発売のcocohana6月号で! 【内容情報】(出版社より)阿湖姫の身代わりに、羽木家と敵対する高山の者にさらわれた唯。しかも嫡男の高山宗熊に気に入られてしまう。若君は、阿湖姫の兄と偽って、唯を助けに高山の城に向かうが…。そして、様々な危険に見舞われながら、唯と若君の仲がさらに深まる注目の第7巻!
2016年04月25日
鉄砲の弾がびゅんびゅん飛んでいる中、羽木軍へ向かってひた走る唯ちゃん。いつも私にこきおろされている小平太が気がついた!(たまにはやるな!小平太!)「おかしい あやつ 味方のはずの高山軍に撃ちかけられておる」それで成之も気がついた! 「…あれは 唯之助ではないか」その時!唯ちゃんが左肩を撃たれてしまいました(というてもかすったんだけどね)!川の中へ倒れこんだ唯ちゃんは羽木軍に助けられ、ムシロの上に寝かされて、木村様に傷口を消毒されちゃいましたよ。お酒を口に含んで、ぷはぁーって傷に吹きかけるあの方法で…ありがたいやら、ありがたくないやら… 複雑…羽木軍がこのまま攻め入っていたら、高山の策に落ちていたところですが、唯ちゃんの命がけの活躍でなんとか阻止できました。でも、この後はどうするの?羽木が動かないと知れば、高山が全軍で攻め入ってくるかもしれないし、あるいは全軍で山狩をするかも…そこで成之が口を開きます。「ここは二手に分かれるしかあるまい」「忠清殿が山を越えて小垣へ入るならば この万代橋を渡るしかない 本隊はこのまま浅瀬を渡り 戦を仕掛ける 無論深くは攻め入らず 出ては引くを繰り返し 敵の注意を引き付けておくのじゃ その隙に別の一隊が密かに万代橋へ回り込み 忠清殿の通られる道を確保する策じゃ」木村殿は「それは妙案!」って!マーク付きで賛成してますけど、大丈夫?万代橋へ参るという小平太を、「それはまずかろう 敵の気をそらさぬよう出ては引く戦法なぞ 戦に慣れぬわしにはできぬゆえ」と成之が止めます。結果、万代橋へ行くのは成之、敵の注意を引き付けておくのは小平太、小垣城へ戻り万一に備えるのは木村様 ということになりました。それを聞いていた唯ちゃんは、自分も万代橋へ行くと言い出します。「だって 成之…様は信用できません」って… 唯ちゃん、ズバッとよく言った!! (小平太も「よう言うた」って心の中で呟いてる!!)ここまで言われちゃった成之さん、「ならば好きにせい」としか言えないよね。。。 その成之に唯ちゃんは、高山軍の坂口が何を企んでいるか話します。それに対して成之は、「坂口などという者 初めから少しも信じてはおらぬわ わしは誰も信じぬ」と答えるのです。…なんか成之が可哀そうになってきちゃったよ…成之の三白眼はno thank youなんだけどね…そこで間髪いれず唯ちゃんが切り返したよっ!「本当は もうわかってるんでしょ? 一番信じられるのは若君様だってこと」おぉ~~、唯ちゃん、どうした!?なんかすっごくイイこと言ったぞ!!その後パタっと倒れちゃったけど、そうか。。。撃たれた傷が腫れて、熱が出ちゃったんだね…イイこと言ったのは高熱のせいだったんだね…唯ちゃんを城へ運ばせようと、木村様がいろいろ指示を出すのを聞いていた成之さんは、「こりゃ、まずい」と思ったんでしょう。(戸板に乗せて、濡れた着物を全部脱がせてムシロで巻いてやれって… 随分と粗雑な扱いだわよ…)ちょっとはいいところもあるんだよね、成之さんにも!木村様にこう言ってくれました。「木村 妻女に言うての 唯之助は奥で手当てしてやってくれ」「唯之助は女子(おなご!)じゃ」って、木村様も小平太も信じるわけないわな。木村様なんて「ふぐりの有無を確かめれば話は早うござる」なんて言い出すし…※ふぐりっていうのは、つまりアレですな…そこへ成之が畳みかけます。「ただの女子ではないぞ 忠清殿が命がけで取り戻しに行かれた女子じゃ」…成之さんって、もしかしてすっごくイイ人なのか?それとも熱でもあるのか?イイ人(かもしれない)成之さんの話はまだ続くよ!「忠清殿が家督を継がぬと仰せられるのも おそらくこの者のため」「言われてみれば 思い当たることがいろいろござる」と、木村様と小平太は、やっと合点がいったのです。そしたら、なんとなんと、木村様の手のひら返しは早かった!ムシロ→自分の陣羽織、戸板→輿に昇格致しました。城では木村様の奥さん(たぶん)が、唯ちゃんが女子であることを確認。そして、若君が格別に寵愛している娘だと聞いて、吹き出しがコマからはみ出るくらい驚いていましたとさ。。。唯ちゃんに「成之 頼むからねー 若君 」と、無礼にも上から目線で頼まれてしまった成之さんは、「何故わしが忠清を守らねばならぬのじゃ……」とかぶーたれているけど、ちゃんと守ってくれるんだろうなぁ…(今まで“成之”って書いていた私も、“成之さん”に昇格してます。 木村様に負けない手のひら返しです)女の子だってバレちゃったし、若君が唯ちゃんLOVEなのも知れちゃったし、後は若君が無事帰還してめでたしめでたしってことでいいよね!続きは6月号(4月28日発売)です。またまた忘れてたけど、今回も若君は山中を歩いていらっしゃいますよ。登場シーンはわずか2ページでございます。銃声を聞いて、唯ちゃんの身を案じている若君です。「唯 死ぬな…!」大丈夫! 唯ちゃん生きてます!
2016年02月29日
前回(第47戦)では、若君&唯ちゃんの表紙とか、若君が3年1組になった扉絵とか、いろいろと目の保養になる素材があったのに…今回の扉絵は、成之&小平太が「若君を救いにいざ参らん!」って馬上で意気込んでいるカットでした…(小平太はともかく、成之はホントに若君を救うつもりなのかね?)そんな感じで、眼福とは程遠いのです(小平太、たびたびスマン!)。残念ながらこの回では若君と唯ちゃんの絡みはありません。若君が出ているのは4-5ページ…寂しい気持ちのままネタバレです。 未読の方はご注意!!羽木の陣では、小平太が成之に「何故勝てる戦に打って出られぬ」と詰め寄っている最中。(ホント小平太って短絡的なんだよね… この人が上に立つ身分でなくて良かったよ…)その小平太に成之は、「高山の動き 解せぬとは思わぬか? (中略) 今しばらく敵の出方をみるべきじゃ」って答えてますけど、小平太は不満顔。「まこと若君様を救う気がお有りなのやら あるいは 戦が恐ろしゅうござるのではありますまいな」なんて言っちゃいまして、二人の間は険悪ムードです…そんな時、高山軍に送り込んだ手の者(三郎兵衛)が戻ってきて、若君が長沢城から脱出し大手山山中に入ったこと、高山宗鶴は若君の正体を知り、大手山に追手を送って国境に出陣を命じたことを報告します。“高山の出陣=若君を領外へ逃さないためのもの”と判断した羽木軍は、大手山まで一気に攻め、若君を救うほかないと出陣することになりました。その頃、唯ちゃんはあちこち傷だらけになりながら、山中で悪戦苦闘してます。でもね、だてに今まで足軽として戦に出ていたわけじゃない!やつら(高山軍)の好む小便ポイントを完璧に把握しておるのです!ひとりの足軽がその小便ポイントにやって来たのをすかさず気絶させ、足軽衣装を手に入れました。茂みの中で着替えていたら、あら? どこかで見たおっさんが来るではないですか!坂口殿と呼ばれていたおっさん、成之のところの妖怪坊主と密談していたヤツだった!!今回の戦の羽木軍の大将は成之なんですけど、このおっさんにはそんなこと関係ないみたいで、「一気に羽木家を攻め滅ぼしてしまえばよい」なんて物騒なことを言ってます。それを聞いた唯ちゃんは、戦を止めようと川を渡り、高山軍へ向かって走り出したのですが…そこには鉄砲隊が待ち構えていて…「せめて若君の腕に抱かれて 愛しておる わしには唯だけじゃ わしは一生 他の女子は愛さぬ かわいい唯 生まれ変わったら 必ず結婚しようぞ とか言われながら死にたかった…」死を覚悟した(?)唯ちゃん…続きは4月号(2月27日発売)で!!あ! 若君のこと書くの忘れてました!唯ちゃんにでんでん丸で気絶させられた若君は、悪丸の背中で目を覚ましました。唯ちゃんがでんでん丸以外の道具を持っていかなかったのを知り、悪丸を問い質します。「万が一追手が迫ったら これを使って若君を守るように」と、唯ちゃんは悪丸に命じていたんです。それを聞いた若君は自分に腹が立ってしまうんですね…自分が守ろうと思っていたのに… ジレンマってやつですね…もしかして死んじゃうかも?って時に、あんなポエムな妄想が出てくるくらいだから、唯ちゃんは殺されても死なないと思うよ! だからそんなに気に病む必要ないって!!
2016年01月28日
オトナの小林くん(1)『おまけの小林クン』が大人になって帰って来た!!見た目年齢16歳の小林大和くんも21歳!(もちろん他の「こばやしーず」も21歳!)でも、今回の主役は小林藍ちゃん18歳だっ!この子がまた可愛いのなんのって!女の子版大和くんですね。生い立ちも大和くんに似ているのかな?どうも両親がいないようで、バイトばっかりしているのです。小林燕先生とあげはちゃん(ごめんなさい… この二人は全く記憶になかった…)の結婚式に集まった、元向日葵高校3-Aメンバー。その式場で臨時のバイトをしている藍ちゃんは、バイトに明け暮れる毎日。お仕事がしんどい時には、雑誌の切り抜き写真を見て癒されてます。(…あれ? この写真の人、もしかして…)そこへ現れた千尋くんを見た藍ちゃんはドびっくり!!写真の王子様とくりそつじゃないですか!それもそのはず、正真正銘ご本人ですわ!!千尋がそれを見逃すはずもなく、藍ちゃんから取り上げた写真を見てニヤリ。あらあら、ロックオンされちゃいましたね、藍ちゃん…北海道で働いている大和くんに代わって、これからは藍ちゃんがいじり倒されるんだろうなぁ…と思ったら、やっぱりそうなってしまいました。その日から、藍ちゃんのバイト先には千尋くんが出没するように。(はっ… 今までスルーしてたけど、これってストーカーなのでは??)こうして藍ちゃんと千尋くんのぽっぷんラブコメディ?は始まったのであります。そして、他の「こばやしーず」は何しているかと言いますと…まず大和くん!北海道のとある施設で労働中。千尋が北海道に来すぎるのがちと心配。小林先生の結婚式には、風邪のため出席できませんでした。次は吹雪&健吾!一人暮らしの健吾くんは引っ越しを検討中でして、これがチャンス!!とばかりに吹雪ちゃんに「一緒に住まないか?」と提案!実はこの二人、まだ○×▲山卍凹…(原文まま)だったのですよ…いやぁ、そうだったのか…『オトナの小林くん』っていうのはタイトルだけだったのね…押せ押せの健吾くんは、局地的にフェロモンが出すぎのようです。が、奥手の吹雪ちゃんが相手だと徒労に終わることが大半みたいですね…【内容情報】(出版社より)それぞれの進路に進んだ元向日葵高校3-Aメンバー達が大集合! 大和のいない学校生活に楽しみを見いだせず、大学を休学している千尋は、アルバイトばかりしている少女・藍に興味を持って… !? ぽっぷんラブコメディ?スタート!2016年1月刊。
2016年01月10日
赤髪の白雪姫(15)※新年一発目にもかかわらず、ヤサグレ注意!(だってさ… この巻はずーっとオリンマリスがどーたらこーたらなんですもん… そんなにオリンマリスに詳しくなってどーするよ?)王城の夜会で、やっと煌晶石学者のラタ・フォルゼノに会うことができた白雪&オビ。オリンマリス研究への協力を得ることは出来るのか!?…って、出来るんですわ。。。じゃないと話が進まないじゃないですか…フォルゼノさんからの連絡待ちということになりました。ゼンと再会し、夜会というおされなシチュエーション!こりゃ何かあってもおかしくないよね! そろそろ大人の階段登ろうよ! さくさくっといこう!でもでも、これはあきづき作品… そうは問屋がおろさない…夜会の後、白雪はイザナ陛下と会うことになりました(その場にはゼンも一緒)。そして白雪は、宮廷薬剤師として、ゼンの友人として、ウィラント城へ行く事を指針としていることを陛下に話します。(ゼンの友人としてって、ずっと友人くくりでいいのか?)対してイザナ陛下は、毒のないオリンマリスの花を咲かせることが叶ったら、それを北の拠点に広める為、それぞれの地の管理者に許可を得る役目を白雪に任せるつもりであることを告げます。その後、二人きりになった白雪とゼン。そういえば夜会なのに、踊っていませんでしたね。。。なら今ここで踊っちゃえ~~!!おぉ~~、盛りあがってきたじゃないですか!!…それなのに…くるくる回っていたら、ゼンが酔っちゃった…なぜ今こーなる??答え:イザナ陛下に勧められて食べたチョコレートに、きっついお酒が入っていたから…結果、ゼンは睡魔に勝てず… 白雪も寝こけてしまい…華やかな夜会の夜はこうして終わったのでした、ちゃんちゃん。(あー、もうダメだわ… ずーっとずーっと友人だわ…)ここから先はひたすらオリンマリスです。煌晶石を買うために薬膳茶を売ったり、フォスキアの熱をルクティリカで封じるだの、熱煌晶石にオリンマリスの種を埋め込んだらどーの、まったく関心が持てなかったですわ…とにかく実験(?)は成功、花が咲くのがお楽しみって段階ですね(棒)。すみません… この巻は私的に面白くなかったんです。最近の『赤髪の白雪姫』= オリンマリス という印象しかありません。15巻もまたオリンマリスなのかな… (sigh)【内容情報】(出版社より)煌晶石学者のラタ・フォルゼノに会うため、王城の夜会に出席した白雪とオビ。そこで彼と会い、オリンマリス研究への協力を得ることは出来るのか!? そして、夜会後に部屋で酔ったゼンと二人きりになった白雪は…!? 進むべき道を明るく照らす第15巻!2016年1月刊。
2016年01月09日
cocohana2月号の表紙を飾るのは若君&唯ちゃん。新年に相応しいおめでたい表紙ですね!!そしてこの記事のタイトルを見て “??”と思った方、今号の扉絵をご覧ください。じゃじゃ~~ん!最近の若者になった若君、3年1組ですがな!体操服までもさり気に着こなしている(?)のはさすがと言えましょう!表紙も扉絵も垂涎ものなので、内容もさぞ!と思ったけど、世の中そんなに甘くなかったですわ…森本さん、いけずですわ…ここから先ネタバレです。ご注意下さい。せっかく若君とイイ感じだったのに、初めてのちゅうだったのに、ちゅうの先まで進みそうだったのに(まだまだ続くけどキリがないからこれで止める…)、坊主にあるまじき裏切り者のハゲ(唯ちゃん談)白念の密告のせいで、急いで寺を発たなければならなくなった唯ちゃんたち。今度は坊主二人も加わって山中を進みます。その時 ドドーン と鉄砲の音が!!「寺がもぬけの殻で わしを逃したと知り、はらいせに撃っているだけだ」と若君は言うけれど、ホントに間一髪だったわけですね…とにかく今は先と急がないと!この大手山を越えればもう小垣が見えます。ここで唯ちゃんの妄想きました~!ここ大手山は去年の春、高校のバスハイクで来た所なのです。もし若君と現代で出会っていたら、今頃は先輩(注:若君)と両想いっぽくなってバスハイク。お弁当なんて作ってあげちゃって、「羽木先輩 お弁当作って来まちた(原文まま)」「おー マジで? てか食えんの それ?」「ひっどーい」「あー うそうそ」…まんまバ○ップル… 唯ちゃんの妄想が、今号の扉絵になったわけですね。。。さて、明朝には小垣に着くというところまでやって来ました。「よかったー」と安堵したのはほんの一瞬。下を流れる川を見ると、浅瀬を挟んで高山軍と羽木軍が対峙しているじゃないですか!!(羽木軍は若君を取り戻しにきたのですね)近くの山影には高山の伏兵が隠れています。高山は薄い鶴翼の陣と見せて羽木軍を誘い込み、伏兵をもって挟み撃ち全滅させるつもりです(って偉そうに書いてるけど、みんな若君の受け売りでございます…)。日が暮れる前に戦が始まるでしょう(ってこれも若君の受け売りでございます…)。このままでは羽木軍は敵の策にはまってしまいます。それを防ぐため、若君は自分が高山に下ると言い出し、唯ちゃんがいくら止めても聞きゃーしません。唯ちゃんが5-6里先の羽木軍に知らせに走ると言っても、「たわけ」と言われてしまいました(それも2回も!)こうなったらもうアレを使うしかない!!唯ちゃんは悪丸に命じて、尊くん作でんでん丸で若君を気絶させちゃいます。そして若君を悪丸と坊主二人に頼み、自分は羽木軍目指して走りだすのです。…やっと両想いになったのにこれかよ…また離れ離れだよ…唯ちゃんじゃないけど、「もう二度と会えないかもしれない」そう思いながら 何回離れなきゃいけないんだろう?くじけるな! 唯ちゃん!続きは3月号(1月28日発売)で!!
2015年12月28日
赤髪の白雪姫(第14巻)いやはやいやはや…14巻は7月に発売されていまして、発売と同時に購入してちゃっかり読んでいたのですが…2016年1月早々に15巻が発売される!!遅ればせながら、14巻のネタバレです… って今頃??ゼンの命でリリアスに来たオビが、白雪&リュウに合流しましたね。白雪&リュウは薬の調合に追われながらも、リリアス閉鎖の原因になった有毒植物「オリンマリス」の研究を進めています。ある日、白雪とオビは夜明けを見ながら話をします。(夜明けを見ながらって… んまぁ~~!!と思った方、残念!! オビは夜遅くまで、白雪の薬作りの特訓につきあっていたのですわ…)「お嬢さん! 俺さ 主の命でお嬢さんの側役になったんだよ」オビ~~!! なんか好きだ~~!!「あんたと主の力になる為と 俺の為に いてもいいかい」オビ~~!! やっぱ好きだ~~!! それに対して白雪は、「決まってる よろしくお願いします」と答えるのです。なんか良き友っていうか、同志っていうか、この距離感がいいなぁ。。。イザナ陛下に任され、リリアスに来た白雪は、二年の先をまだ決め切れていませんでした。ゼンの力になるにはイザナ陛下に認められなければなりません。その為に、このリリアスで力をつけ、ウィラント城を目指して動くことを決めます。さて「オリンマリス」の研究の方はどうなっているかと言いますと、これが思うように進んでおらず、薬物・植物学の知識だけでは厳しい状況です。そこで鉱物学も調べてみることになりました。ところが、リリアスの鉱物学者は誰一人として話も聞いてくれません。 光る石の研究をしていそうな人物がいるという情報を得た白雪たちは、煌晶石学者で貴族のラタ・フォルゼノを探し始めます。が、このフォルゼノさん、難物のようでして、一向に見つかりません。そんな時、王城から白雪(とオビ)に夜会の招待状が届きました。そこで白雪は思いついた!!ゼンにお願いして、フォルゼノを夜会に呼んでもらっちゃお~~そして、王城へ向かう途中の砦で、白雪(とオビ)はゼン(とミツヒデ&木々)と数か月ぶりに再会。うふふ~~次巻は白雪とフォルゼノさんがメインになるのかな?15巻は2016年1月5日発売です! 特別編はミツヒデさんと木々嬢のお話です。セレグ騎士団基地に稽古にやってきたお二人さん。稽古が終わり、今日お泊まりするところが…木々嬢がいつも使う部屋の鍵が壊れていまして、ミツヒデさんの部屋(三人部屋)を使うことになりまして…木々嬢は平常運転で淡々としているのですが、ミツヒデさんは…(生き地獄ってヤツですか?? そのようですね…)そんなわけで苦肉の策!!ヒサメさんを巻き込んで三人で寝ることになりましたとさ!!もともと三人部屋なんだから問題なしっ!他によみきり「夏休み00日目」が収録されています。【内容紹介】リリアスへ赴任した白雪とリュウの所へ、ゼンの命を受けたオビが合流。早速、仕事に取りかかる白雪だったが、薬の調合に大苦戦。そんな中、白雪は「夜明けを見ながら話をしよう」とオビに誘われて…!? 新たな場所で、進むべき道を切り開く第14巻!! 2015年7月TVアニメスタート!!2015年7月刊。
2015年12月26日
はぁ~ やっと、やっとここまで来たよ…46戦にしてやっとだよ…それにしてもだよ、このタイミングで邪魔が入るってのは少女マンガのお約束なんだね…いいところで邪魔してくれちゃった白念(詳しくはネタバレで)に殺意が芽生えちゃったよ…それでは第46戦のネタバレいきます。高山の追手から逃れて、山を越えることにした若君&唯ちゃん(とおまけの悪丸)。川に沿って歩けば道に迷わないだろうと進んできたけれど…なんてこったい! 滝が現れた!!ちょっと戻って別の道を探さないと。ここまで不眠不休で歩いて来てさぞ疲れているだろうと心配する若君の背後では、悪丸をお邪魔扱いする唯ちゃんと、おふくろ様の言いつけ(=若君の側を離れないように)を忠実に守っている悪丸の、なんとも気楽なやり取りが交わされておりました。緊迫した状況にもかかわらず、とことん呑気な二人にあきれるかと思ったら…「この二人の気楽さが救いじゃ」って若君、どこまで大物なんだ?さて、口にできるのは水だけというひもじい中でむかえた二日目。もしゃもしゃ草を食む吹雪を食い入るように見つめる唯ちゃん(とおまけの悪丸)は、既に目が血走ってます。いつもと少しも変わらないのは若君だけ。「兵糧の足りぬ時はまず徒で戦う雑兵の腹から満たせ 大将は喰わずとも笑っておれ」と、幼い頃から父上に何度も言われているからなんですね。「実のところ 大将の一番の役目はやせがまんじゃ」こんな時にこんなことが言えるなんて、あなたも大概お気楽だと思いますよ、若君。おまけの悪丸が明りが灯っている家を発見!どうやらお寺のようですね。山奥の小さな荒れ寺で、若君&唯ちゃん(とおまけの悪丸)は芋粥をご馳走になり、うまいうまいとがっつくのでありました。若君、やっぱりお腹すいてたんじゃないの…「お体を清められて、一晩ゆるりとお休みなされませ」という和尚さんの有難い申し出を、若君はやんわり断ります。そして、自分が羽木九八郎忠清であること、高山の追手から逃れ小垣を目指していることを話します。自分をかくまったことが高山に知られれば、和尚に迷惑がかかるかもしれないと。それを聞いた和尚さん、カッコいいこと言ってくれちゃいます。「我が主は仏のにみて 高山殿には何の義理もございません」(和尚、イイ人~~! 後で実は高山に若君を売っていたなんてことがないようにお願いしますよ!)そんなわけで、若君&唯ちゃん(とおまけの悪丸)はお寺にお泊まりすることになりました。若君は奥の庵、唯ちゃん(とおまけの悪丸)は納屋(?)に案内されます。「若君無事だし 餓死せずすんだし やっぱ私ってラッキー…」と眠りにつく唯ちゃん。しかし、ラッキーじゃなかった。寝相の悪い悪丸の蹴りをくらって目が覚めちゃった…外へ出て星空を眺めていたら、「眠れぬか?」と若君が…奥の庵っていったって所詮小さな荒れ寺。唯ちゃんたちが寝ていた納屋(?)のすぐ近くだったんですよ(やっぱりラッキーだったね、唯ちゃん!)悪丸に蹴られて起こされちゃったんだよ~~!!と怒る唯ちゃんに、若君は…「では こちらへ参れ」きゃ~~!! どさくさにまぎれて何言ってくれちゃったの~~おまけに……目が… 獲物を狙う猛禽類って感じなんですけど…顔を真っ赤にしながら唯ちゃんは答えましたよ。「参りましょう」高山に捕えられた時、心に決めたらしいんです。「このままじゃ死ねない 次に若君とそういうチャンスがあったら絶対逃さんぞ!!」とね。。。そして、めでたく初ちゅ~生きててよかったぁ~~ じゃなくて読んでてよかったぁ~~~~!!でも若君は貪欲でした…「と なれば時が惜しい」と唯ちゃんをお姫様抱っこしたまま庵の中へ…そこにはお布団が敷かれてありまして…ちょ、ちょっと展開が早すぎない? 森本梢子さんのマンガにしては“ちょっぱや”じゃない?とあたふたしていたら、やっぱり…「お気の毒なれど 時はございません」って和尚さん~~! デバガメ?弟子の白念が、高山に召抱えれれることを目論んで、若君のことを密告しに行ったみたい!ちっ、余計な事を!ちなみに白念ってコイツ!かわいい顔して随分なことをしてくれたなっ!!ラブラブ全開の雰囲気が一転!! 一刻も早くここを発たないと!このままじゃ死ねない唯ちゃん、頑張るんだ!(って何を?)続きは2月号(12月28日発売)!!※1月号は11月28日(土)発売だっていうから、28日の朝コンビニへ急ぎましたよ。お店の人に聞いても「入荷していません」って…仕方ないから本屋さんへ行きましたよ。そこでもない…「明日は日曜日なんで入荷はありません。入ってくるのは月曜日ですね」だって…今まで台風とか吹雪とかで入荷が遅れることはあったけど、今回はどうして?結局楽○ブックスで購入して、届いたのが今日(30日)でした。冬季は楽○ブックスかアマ○ンで買った方が確実かもしれないと思う今日この頃。それでも発売日から一日遅れの到着…そんな理由で、更新がちょっと遅れるかもしれません…
2015年11月30日
赤髪の白雪姫(13)これを書いているのは2015年11月。既に14巻は発売されています(7月にね…)。なのに、14巻のネタバレどころか13巻(4月刊)も放置したままって…最近そんなことばかりですわ… ホント申し訳ありませんです。今さらですが14巻のネタバレを書く前に、13巻のあらすじ(らしきもの)をさらっと書かせていただきます。白雪は、薬剤師兼任研究員としてリリアスへ行くことになりました。期待もあるんだろうけど、やっぱり皆と離れるのは寂しいわけで…寂しいものは寂しいんだよね。思わず涙が出ちゃっても仕方ないよね。ゼンは、“手紙を書く。手紙じゃままならんようなら直接渡しに行く”と、白雪をなぐさめます。リリアスへ出発する前日、白雪とリュウはイザナ陛下から今回の辞令の目的を告げられます。「リュウにはいずれウィラント城の薬室に行ってもらおうと考えている」あら? 白雪は?「クラリネス一知識の集まるあの地で 君達が担う役割を得る事を期待する」出発の朝。木々嬢、ミツヒデさん&オビとハグ、その後ゼンともハグ。「安心しろ白雪 王宮のおまえの部屋は守っておく」「手紙の練習もして下さいね ゼン殿下」皆に見送られ、白雪とリュウは旅立って行きました。白雪&リュウが城を出て二日。ゼンはオビに「俺の直属の騎士として リリアスに行く意志はあるか?」と訊ねます。オビの返事は、「主のご命令とあらば と言いたいところですけどちょっと保留で頼みます」って、え? 保留?結局のところ、オビはリリアス行きを承諾しますが、その前に主(ゼン)にちゃんと言っておきたいことがありました。「俺はお嬢さんのことが好きですよ 知られてましたか」おぉ~~! 爆弾投下か?さぁ、ゼンはどう答えるの? さぁさぁ!!「知ってるわけはないだろ 今はじめておまえに聞いたんだからな ただ おまえがちゃんと白雪を見ている事は俺にもわかる」なるほど、そう切り返したか…オビはオビで、「何も言わずに二年も あんたのいないお嬢さんのとこに行ったら そしたらもう隠し事になっちゃうんですよ 主に隠し事を作るのは ちょっと嫌だったんで」くぅぅ~~、まったくこのコたちは!白雪を大事に思っているのは同じってことですな。こうして、白雪&リュウの後を追って、オビもリリアス入りしたのであります。※同時収録「雫の先に」大事な友だち・ロンが病気になり、もう長いこともたないと知らされたマグは、ロンのために氷を届けようと奮闘します。マグの健気な想いが伝わってきて、ちょっとしんみり…途中、“もしかしてマグは○んじゃったの?”と思しきシーンが出てきてヒヤっとしたけど、そこは安定のハッピーエンド!!【内容紹介】ゼンのいる王城を離れ、リュウと共に2年間リリアスに赴任する事になった白雪。白雪が旅立った2日後、ゼンはオビにある問いかけを…!? 2015年4月刊。
2015年11月18日
今回の扉絵は高山親子でした。 まったく華がありません。 ちぇ…高山の嫡男・宗熊の魔の手が、唯ちゃんに迫ってきた前回。金のけむり玉(しつこいけど原文まま)を使って皆を煙に巻き、唯ちゃんを助けようとする若君の作戦は上手くいったのか?ここから先ネタバレです。サリサリサリ…と宗熊の手がかかってきたら、四方八方にパンチをくり出しちゃると意気込む唯ちゃん。「見ちょれやぁああああ!!」とパンチを繰り出そうとした瞬間、手をガシっとつかまれちゃいました。おのれ、宗熊!!と思ったら…「唯 わしじゃ」 って若君きたぁ~~~!! やっときたぁ~~~!!そしたら次は熱い抱擁だよね、そうだよね!若君の胸に飛び込むはずだった唯ちゃんは、金のけむり玉(またまたしつこいけど原文まま)専用ゴーグルを着けた若君とごっつんこ…若君、怪しいすぎ…何はともあれ、この変なゴーグルのおかげで誰にも見つからず外に出られましたよ。門番に咎められても、若君持ち前の威厳で穴だらけの話を押し通し、唯ちゃんのわらじまで要求しちゃいました。そして悪丸も連れて城外へ。馬上で若君に「すごーく怖かったのォ ふぇー」とスリスリして、「にょほ これぞまさしく王子様に救われた姫だよ」とうっとりしたのもつかの間、追手が現れた!!後には追手、前には高山の砦。このまま進めば挟み撃ちになってしまいます。そこで若君は、山越えをして小垣を目指すという道を選びます。前回、小平太の子分(?)の赤井源三郎ってヤツが、足軽風男に「高山領に行かれたのは若君様じゃ」なんてペラペラしゃべってくれちゃってましたね。その男、実は高山が羽木家に送り込んだ間者だったんです。阿湖姫が偽物だったことも、松丸義次と名乗っていたのは若君だったことも、みんな高山の知るところとなってしまいました。怒り心頭の高山は、「山狩りじゃ!! 忠清を父親の元に帰してはならん!!」ですって。山に入った若君一行は小休止中。そこで若君は唯ちゃんに言います。「すまぬ 救いに行ったはずがかえってこのような難儀をかけることになった 先の策もなくただ乗り込むとは かような事を匹夫の勇と申すのじゃ」…若君、すみません… 匹夫の勇って何ですか?…匹夫の勇(故事ことわざ辞典より)【読み】ひっぷのゆう【意味】匹夫の勇とは、深く考えず、ただ血気にはやるだけの勇気。思慮も分別も無い、腕力に頼るだけのつまらない勇気。なんですって。謝られた唯ちゃんは、まったく気にしてませんね。もう若君と一緒で嬉しくて嬉しくて仕方ないんでしょう(悪丸はちょいとお邪魔ですな)。邪魔者扱いの悪丸でも役に立つこともあるわけで、沢へ下る道を見つけてきました。三人は日が暮れるまでに沢へ下りることにしたのですが、無事逃げ切れるのでしょうか…続きは1月号(11月28日発売)です。
2015年10月28日
『高台家の人々』は4巻で結婚寸前だというのに…『アシガール』の進展の遅さにもどかしさを感じ、今日が発売日だとすっかり失念しておりました…(ただの物忘れとも言う…)“さっすが戦国武将!!(はあと)”という感じの扉絵ですなぁ。横の二人は完璧引き立て役(特に小平太!!ppp)。若君の兄(確か成之とかいう名前だった…)って、腹黒さがにじみ出ている顔だけど、そんなに悪いヤツじゃないみたいなんですよね…ここから先ネタバレです。阿湖姫の兄・義次と偽って高山の長沢城へ入り、唯ちゃんと久々に対面した若君。感涙にむせぶ唯ちゃんとは対照的に、なぜか余裕の笑みを浮かべています。↑唯ちゃんは「ちょっと面白がっている顔」と表現してました。唯ちゃん奪還に自信があるのかな?二人の再会にさっそく水をさしてくれちゃった高山の殿は、唯ちゃんと宗熊の婚儀を今宵執り行うと言い出します。その前に兄妹二人だけで話をしたいという若君の申し出は却下されちゃうんです。婚儀が終わってから会えばいいって言われても、それじゃ遅すぎる~~~支度のために無理矢理連れて行かれる唯ちゃんに向かって、若君は一言「阿湖 では後ほど」!!若君!! 何か策があるのねっ!? そうなのねっ!? 片や本物の阿湖姫は、黒羽城の仏間で一晩中若君の無事を祈っておりました。そこへ通りかかった成之は、阿湖姫から、若君が唯ちゃんを助けるために高山へ向かったことを聞かされます。そして、若君を救ってくれるよう頼まれるのですが…若君が高山領へ行ったことが殿にも知れてしまい、小平太は「高山を一気に攻め落として、若君を連れて帰る」と息巻きます。が、成之が「かえって忠清殿を危険に追い込むことになる」と止めに入るのです。言ってることは正論なんだけど、これまでの経緯があるからなぁ…小平太じゃなくても信用できませんなぁ…結局、小平太と成之が小垣城へ入り、高山の様子を探ることになりました。しっかし、小平太の子分(?)の赤井源三郎ってヤツがとんでもないことをしでかしてくれましたよ。阿湖姫のことをしつこく聞いてくる足軽風男に、「高山領に行かれたのは若君様じゃ」なんてペラペラしゃべってくれちゃったんです!それ、高山の奴らの耳に入ったらマズイでしょ。まったく! 小平太の周りのヤツ(小平太含む)って、なんて短絡的なんだろ?その頃、引きずられていった唯ちゃんは、打掛けを着せられないように必死に抵抗中。次の瞬間、辺りが真っ白に!尊くんが作った例の金のけむり玉(原文まま)効果です。「ここで待っていれば若君が迎えに来てくれる!!」と胸をときめかせる唯ちゃんの耳に入ってきたのは、宗熊が床を探りながら近づいてくるサリサリとした音…サリサリ音に囲まれながら、ひたすら若君を待つ唯ちゃんに明日はあるのか?続きは12月号(10月28日発売)で!!
2015年09月28日
なんかイイ雰囲気の扉絵この号ではおふくろ様が活躍してくれちゃってますよ。以下ネタバレご注意!唯ちゃんを救うため、単身高山軍の長沢城へ乗り込もうとする若君。それを敏感に察したおふくろ様が若君を訪ねてきます。「若君様には唯之助を救うために ご自身で出向かれるなどどよもやお考えではありますまいな」(うぉ~、おふくろ様直球だ!)「…ハハ まさか その様なこと考えてはおらぬ」(不自然な間が空いちゃったよ、若君… バレバレだよ…)おふくろ様は唯ちゃんが高山に捕えられてしまったことを若君に詫びます。自分も心配しているだろうに、天晴れな女性ですね。「信近(小平太の父)は良い後添えを迎えた」と、若君も言ってました。一方、人質生活10日目を迎えた唯ちゃんは…“今日も元気だ! ご飯がうまい!”とばかりに、おかわり三膳もしちゃって絶好調ですよ。人質なのに太ってどうする?肝が据わっているんだか呑気なんだかわからない…でも、明日はいよいよ阿湖姫のお兄さん・義次様がやってくる!そうなったら阿湖姫じゃないってバレちゃうし、命もなくなるかも…さて、一人でこっそり城を出ようとした若君は、厩で足軽の悪丸(唯ちゃんの子分)に声をかけられます。ここで待つように、摩訶不思議な妖術を起こす道具(でんでん丸・まぼ兵くん・金玉くん)を若君に渡すように、おふくろ様に言われたんだそうです。おふくろ様は全てお見通しですね。「決して若君の側を離れてはならぬ」とも言われ、悪丸は若君のお供をすることになりました。一旦松丸領に入り、明日松丸義次となって高山の長沢城へ向かう計画です。でも、如何にして帰るかは何の策もないらしく…そこで悪丸が「帰りは松丸領へは入らず まっすぐ小垣へ向かえば うんと早うござる道はわしが知っておる 案内する」という策を持ち出してきました。さぁ! 若君&悪丸、行動開始!長沢城一の門に到着した若君(=松丸義次)。供が一人しかいないことを高山の殿はいぶかしく思いますが、「二男とはいえ大事なせがれ殿を単身送り込むとは 松丸様にはふたごころなしということかと」という家来の言葉にすっかり気を良くして、若君を宮殿に案内するように命じます。(悪役なのに単純なおっさんで良かったわ…)ここでもまた若君がやらかしてくれました。若君を見に行った女中らのをわしづかみ!まったく… どこまで若君なんだ…そ・し・て…唯ちゃんと若君のご対面!!若君(と悪丸)の作戦は上手くいくのか、続きは11月号(9月28日発売)で!唯ちゃん救出へ向かうあたりから、若君が少々ブラックな雰囲気…証拠写真その1悪丸と話している時の若君。口元がブラック…証拠写真その2唯ちゃんと対面する若君。口元がブラック…
2015年08月31日
アシガール(6)6巻には第36~42戦の7話分が収録されています。ネタバレはこちらからどうぞ。・戦国の世へ再び! 『アシガール 第36戦』 ネタバレ・むき~!若君のたわけっ!『アシガール 第37戦』 ネタバレ ・今度こそホントの再会だっ!『アシガール 第38戦』 ネタバレ ・鼻血噴出注意! 『アシガール 第39戦』 ネタバレ・若君ごめん! 『アシガール 第40戦』 ネタバレ ・若君静かに決意する 『アシガール 第41戦』 ネタバレ・若君の色気、恐るべし! 『アシガール 第42戦』 ネタバレ表紙は清々しい若君!でも巻末おまけマンガ等はありません…この巻で宿敵高山親子が登場しますが、どちらも悪役って感じではないですね。表紙カバーに載っているとおり、森本梢子さんが描くと悪役も憎めないキャラになります。【内容情報】(出版社より)現代に戻り、二度と若君に会えないと知った唯は絶望。しかし、歴史の先生が手に入れた史料から、若君に新たな縁組の話があるとわかり、絶対に戦国時代に戻ると決意!! 唯は、もう一度タイムマシンを使えるようにして欲しいと尊に泣きつくが…!? 一方、若君の元に、松丸家の美しい姫君・阿湖がやってきて…。
2015年08月31日
阿湖姫と間違われて高山に囚われてしまった唯ちゃん。二日後、阿湖姫の兄・松丸義次が突然お城へやってきました。高山から松丸家へお手紙がきたそうです。その内容は…“阿湖姫は今 高山の城内に囚われている ついては高山の嫡男 宗熊と阿湖姫との縁談を承知してもらいたい”というもの。でも阿湖姫は無事だし、みんなは唯之助(唯ちゃん)=男だと信じているので、高山の手紙を見せられても“バッカでぇ~~”くらいにしか思ってないんですよ。若君のお父さんなんて、涙浮かべて大笑いしてるし…反対に若君はイヤな汗かいてる… 切羽詰まっているのは若君ばかり。この調子だと、若君単独で唯ちゃんを助け出さないかも?って状況ですね…その頃唯ちゃんは長沢城(高山氏居城)におりました。高山側は唯ちゃん=阿湖姫だと思っているので待遇はそれなりに良いんです。が、いかんせん高山宗熊がね… キモっ… キモイんです…そしてどういうわけか唯ちゃんを気に入ってくれちゃって、この縁談に超乗り気なんです。「阿湖姫じゃないことがバレたらヤバいかも…」と、さすがの唯ちゃんも不安でいっぱい。さて、初登場の阿湖姫のお兄ちゃん・松丸義次さん。顔は濃いけど情にも厚かった!!阿湖姫から全ての事情を聞き、何とか唯ちゃんを救い出したいと言ってくれたよっ!それで若君もお願いしちゃったよっ!松丸の殿さまに「縁組を承知する ただしその前に姫の無事を確かめたいゆえに 二男義次を遣わしたい」という返書を送ってほしいと。若君は、義次になり代わって高山の城へ行こうというのですね!あまりに危険なんで義次さんは若君を止めるのですが、そんなことでひるむ若君じゃないんだわ。それに義次さん、若君を見て頬染めてるじゃない!「い いや… そのような目で見られましても…」って…こりゃ、やられたな… 男にまで通用する若君の色気、恐るべし!そんなわけで、若君の「唯ちゃん救出作戦」は上手くいくのか?!続きは10月号(8月28日発売)で!あれれ、2か月も先なのぉぉぉ~~~!! そりゃないよ…お詫び:今までず~~っと“松丸阿湖”を“松丸亜湖”と書いていました。ごめんなさいです。おいおい訂正します。
2015年06月27日
城下へ行くという唯ちゃんに松丸亜湖もくっついてきて、二人でこっそり城を出たところ、亜湖姫を誘拐しちゃおうと狙っている輩が現れて… というのが先月号最後部分でした。ここから先ネタバレです。今日はお友達の松丸亜湖ちゃんと町でお茶したよ なんて言ってる場合じゃないっての!ガールズトークで戦の手柄話して、盛り上がってる場合じゃないっての!借りっぱなしだったヅラと着物をあやめさんに返しに行く途中、亜湖姫がまんまとさらわれてしまいます。唯ちゃんが誘拐犯を撃退、亜湖姫と一緒に逃げようと頑張っても、その亜湖姫は足がちょー遅かった!!唯ちゃんの唯一のとりえの俊足を生かしきれず…なんとか農家の物置(?)に逃げ込んだ二人ですが、このままだと見つかるのは時間の問題。。。。唯ちゃん一人なら逃げ切れるんでしょうが、鈍足の松丸亜湖が一緒では到底無理。ちっ、これだからお姫様は困るわ…そこで唯ちゃんがとった方法は…亜湖姫と着物を取り替えっこ。唯ちゃんが姫のふりして危ない奴らを引きつけている隙に、姫が逃げるというもの。”なんで唯ちゃんが危険な目に合わないといけないのさっ!”と思うけど、唯ちゃんには逃げ切れる自信があるのです。しかし… ここでちと問題発生。着物を脱いだ唯ちゃんを見て、亜湖姫が気づいちゃいましたよ。「唯之助… こ…こなた 女子(おなご)…か?」亜湖姫の格好をして駆け出した唯ちゃん。軽々と怪しい奴らを振り切って、見事逃げ切ることに成功!!…と思いきや、よそ見しててデカイ男にぶつかっちゃった。そして、その男も誘拐犯のお仲間だったものだから…唯ちゃん大丈夫なのか!?一方、お城では亜湖姫がいなくなったと騒ぎになっておりました。そこへ無事に戻ってきた亜湖姫は、事の次第を若君に話します。唯ちゃんの行方がわからないと知り、探しに行こうとする若君を、小平太が止めるのです。「自らお出になるほどの事ではございません!」小平太!あんたは冷たいっ!冷たすぎっ!!でも、そこは若君!小平太を突き飛ばし(へへっ、小平太、イイ気味)、馬を駆って探索へ向かうのです。あたりは暗くなり、探す当てもなく…そこでまた出た小平太。。。「もし唯之助が逃げおおせておれば いずれ城へ戻って参りましょう また もし敵の手に落ち 連れ去られたのであれば すでに領内にはおりますまい」突如湧いて出た脇役その一(名前すらない)も、「唯之助は男子(おのこ)にござる 捕えられれば男であることすぐに敵にしれまする さすれば その場で斬り捨てられておりましょう」って、だから唯ちゃんは女の子なんだよっ!場面変わって。城へ帰った若君は、亜湖姫に高山と面識があるかどうか確認します。亜湖姫は一度も高山に会ったことはないと答えるのですが、それだと高山サイドは唯ちゃん=亜湖姫だと思い込んでいるってことですわ。非常にまずい状況だと認識した若君、頑張って唯ちゃんをとり戻してくだされ!いや~、さすが戦国武将! 唯ちゃんピンチで内心あわあわなんでしょうが、落ち着いて見えますなぁ。でも目が怖いですよ…松丸亜湖も、普段と違う若君を見て感じるところがあるようで。唯ちゃんが女の子だってわかったことですしね。さぁ、潔く身を引いてちょーだいな。 お願い!若君は唯ちゃんを助け出すことができるのか?一気に進展することを期待しつつ、8月号(6月27日発売)に続きます。
2015年05月28日
初めに…若君ごめん!!今までたわけだの、諸悪の根源だの、No.1○ストだの… ぼろくそ言っていた私を許してくだされ!少女マンガに相応しい清廉潔白の若君でありました。以下第40戦のネタバレです。前回後半部分で、若君と松丸亜湖の婚礼が見合わせとなりました!(もうやめたら?)それで暇してるしょぼくれている松丸亜湖のお相手をするため、唯ちゃんはお城へ呼ばれたわけでして。松丸亜湖なんてほっとけばいいものを…「た・け・の・こ ニョッキ! たけのこ たけのこニョッキッキ!! 一ニョッキ 二ニョッキ 三ニョッキ!!」なんてやってる場合? それもやたらと真剣なんですけど…すっかり松丸亜湖に気に入られちゃった唯ちゃんです。。。一応恋のライバルなんじゃ?若君が会いに来てくれないのは、側室のことを想い続けているからじゃないかと言う松丸亜湖。…そういえば…ちゃっかり忘れてたけど、いましたね、側室。。。 向こうの片思いっていうか勘違いっていうか… でもとりあえず側室。。。確か“ふき”だか、そんな名前の人だったような。実際は側室でも何でもないんだけど、めんどくさい関係ですな。唯ちゃんと松丸亜湖が仲よく(?)やっている一方、若君は、お父さんを責めておりました。「私に跡目を継ぐ意志なきこと 事前に松丸殿へ知らせるべきと 何度も申し上げました」う~む、そうだったのか、若君。(もう冒頭で謝ったからいいよね)若君が望んでいるのは 「ただ一人と決めた女子を娶り 子をなして 家族が睦まじく 戦とは無縁の暮らしをすること」 なんですね。若君の理想はズバリ唯ちゃんの家族なんです!でも、戦国の世では叶うことのない望み… せめて跡目のことだけは兄上にと願っている若君なのです。前回のネタバレで“松丸亜湖は成之と結婚すればいいんじゃない?”と書きました。羽木家と松丸家の縁組には変わらないんだから、ナイス・アイディア~~! 今回、肝心の二人が偶然出会います。ここで恋が芽生えたら話は簡単。 でも、成之の第一印象は最悪でしたね。成之は自分は性悪の嫌われ者だから、家督を譲られても従う者はいないだろうなんて卑屈になってます(でも、当たってる)。松丸亜湖が成之になびくことはなさそうな…暇で暇で仕方がないお城に閉じ込められて息がつまって仕方がない松丸亜湖は、城下へ行くという唯ちゃんにくっついて城を抜け出すことにしました。その周りには良からぬこと(=唯ちゃんを斬り捨て、松丸亜湖を引っさらうこと)を企てている連中が…松丸亜湖はどうなってもいいけど、唯ちゃんピンチ!7月号(5月28日発売)へ続きます。なんか引っかかってること:第37戦に、小平太が「ご自身で承知なされた縁談でございますぞ」って若君に言ってるシーンがありました(おふくろさまも同じことを言ってましたね)。唯ちゃんが戻ったのは第38戦。てことはですよ。唯ちゃんがいなかったら、松丸亜湖と婚礼を挙げていたってこと?…どうでもいいんだけどね。。。
2015年04月28日
※3月29日追記待ち望んだ再会! 直視できないくらい甘々デレデレ展開になるハズ!なんだけど…どうしてこんなに笑えるの? やっぱり唯ちゃんがアレレだから?“若君に嫁さんが来ちゃうよ?”と、ハラハラヤキモキしていたのが嘘のよう。“あぁ、この調子だったら何とかなるんだろうな”と安堵しました。っていうか、心配して損したよっ 大損だよっ!!!ちょびおこのまま第39戦ネタバレです。再会の抱擁シーン。若君に抱きしめられて(きゃー)幸せ気分の唯ちゃんには申し訳ないけどね、若君の胸に顔をうずめてクンクン嗅いでいるようにしか見えない… 会話もなんだか色気がない…若君:いったい如何にして戻って参った 再び行き来できるようになったのか唯ちゃん:むぅぅん(※若君の胸に顔をうずめているので) 尊は2回って言ってたからあと一回です むむぅーーん(※しつこいけど若君の胸に顔をうずめているので)若君:では帰れるのじゃなせっかく会えたのに、もう帰る話ですかっ?唯ちゃんもぴーんときて、だっと駆け出し、短剣(※タイムトラベルに欠かせない例のアイテム)を力いっぱい川へ投げ捨ててしまいました。それを見た若君は短剣を探しに川へ入ろうとして、唯ちゃんに引き止められます。(ここからちょっと恋愛モード入ります、きゃー)唯ちゃん:私 決めてたんです!! 今度若君に会えたらもうあっちには帰らないって! ずっと若君の側にいるって! 会えなくなるのはもう二度と嫌だからっ若君:されど…唯ちゃん:わかってます! お家のために松丸家との縁談断れないんでしょ? いいんです! 婚礼の邪魔をしに来たけど それはもうあきらめました!(あきらめちゃうんかい?)若君:なるほど お前婚礼の邪魔をしに参ったのか(口元に浮かんだ黒い微笑は何ですかっ?)唯ちゃん:は!? ちっ違いますよ!! …○カップルなの?この場面を読んで思いました、“若君、あなたは即行で一流○ストクラブのNo.1になれる!! このカシオミニを賭けてもいい(わかる人にはわかるけど… 古いなぁ…)”(そういえば『ごくせん』の慎ちゃんもこんな感じだったな)若君の縁談のお相手・松丸亜湖姫が、そこそこ可愛くてわりといい子っぽい(唯ちゃん曰く)ことは唯ちゃんでなくても気になるところ。でも、若君の好みは違うんです!!松丸亜湖はまるっと眼中にないのです!!現代にいた時も、可愛い子の顔すら覚えていませんでしたもんね。そんな若君は唯ちゃんがお好き… ってことは唯ちゃんは… もごもご…さぁてと、ここからが佳境!!(鼻血噴出注意!!)若君の口からはっきりと「この婚礼は行われぬ おそらく松丸家より断って来よう」そして、「お前がこれほどの覚悟で戻ったからには 他の者を娶ろうとは思わぬ」うお~~!! 大胆宣言きましたっ!!そしたら次はあれでしょ、あれっ!! 若君もその気、唯ちゃんもその気。。。“やっぱりこれは少女マンガだった!作者さんありがとう!”と私もその気。。。…… もうちょっとだったのに…なんでまさに今、小平太がやって来るかな… 小平太 ○ス!邪魔するだけでは飽き足らず、唯ちゃんに向かって「お前戻っておったのか」って、どんだけ悪者なんですか。「急ぎ城へお戻り下されませ 松丸家の世話役石倉殿(って名前出されても… どーでもいいし…)参られまして 明日のご婚礼見合わせたいと申されております」だとさ。そんなこんなで若君はお城へ戻り、唯ちゃんは天野のお屋敷に帰ることになりました。話変わって、小平太が言っていた婚礼の見合わせのことですが…松丸家の世話役石倉殿が、「忠清様には羽木家の家督を継ぐ気がなく、以前から兄・成之様に譲りたいと申されている」という噂を耳にしました。石倉殿って人は噂が本当か確かめたんでしょうね、誰に聞いたか知らないけど。そしたら、どうも兄に家督を譲りたいという忠清様の決意は固いようだと。でも松丸家にとって、家督を継がない忠清との縁組は意味がないのです。松丸家としては 「跡目は忠清とはっきりするまで婚礼は見合わせる、忠清が継がなければ婚礼は取り止め、羽木家との盟約も破れることになる」との路線で行くようですね。なんかわからないんだけど…松丸家って○カなの? それとも猛烈な若君推しなの?これって政略結婚なんでしょ?大事なのは羽木家の後継ぎと亜湖姫との縁組なんだから、成之だっていいじゃない。 ま、亜湖姫松丸亜湖(呼び捨て復活)は若君と結婚したい気満々みたいだけどね。「兄上様がおられるなら その方が家督をお継ぎになるが道理じゃ 私はかまいません」と言ってるけど、何がかまわないのかね?あなたは家督を継ぐ人と結婚すべく、羽木城へやって来たんでしょう?おまけに唯ちゃんに、「姫様はご婚礼が日延べとなり気が塞いでおられるのじゃ。 面白い話などでお慰めして差し上げて下され」ってお願い(もはや命令だよね)するする。松丸家ってまるごと○カ?一番いけないのは、後継ぎは誰かはっきりさせない羽木家ですかね…若君も若君だ。結婚する気がないんだったら、初めから相手に会わなきゃいい話。あんなとびきりの笑顔で迎えられたら、向こうが期待するのは無理からぬことですわ。やっぱりNo.1○ストだから? (チクリと嫌味)若君の衝撃告白「お前がこれほどの覚悟で戻ったからには 他の者を娶ろうとは思わぬ」現代語にすると (※唯ちゃん訳)君が固い決意で戻ってきてくれたんだからほかの女なんかと結婚するわけないじゃん 君だけさ マイベイベってことだよね(はあと)唯ちゃん、くにゃりと骨盤が抜ける… 続きは6月号(4月28日発売)です。おまけの今月号扉絵…これだけ見ると立派な(失礼!)少女マンガなんだけどなぁ超絶恋愛モード(になってもおかしくない)の今月号、それをひっくり返さんばかりの唯ちゃんの爆笑シーンはこちら。ファースト・○○寸前で小平太乱入 若君の冷たい目に注目。驚愕のあまりごろごろ開始…若君唖然これだもの! 面白くって仕方ないよね、若君!!もひとつおまけ若君の告白を反芻して、骨盤が抜ける唯ちゃんの図軟体動物…
2015年03月28日
扉絵はあの松丸亜湖(しつこく呼び捨て)だったんで貼りませんっ! きりっ!先月号で唯ちゃんに助けられた松丸亜湖は、お城で若君とご対面。。。「いく久しくよろしゅうお願いいたしまする」という松丸亜湖に答えて、「遠路よう参られた よろしゅう頼む」と若君。亜湖姫が思わず頬染めちゃういい笑顔なんですけどっ!家臣たちも「にあいの夫婦になられましょう」ですってさ!これでお家も安泰、嫁さんは可愛いし、殿さまも家臣たちも喜んでるし、良かったじゃん、若君!この縁組で国も民も救われるんだったら本望だよね!二人でよろしゅうやればいいよ。 一方唯ちゃんはというと、おふくろ様から羽木軍vs高山軍の戦の話を聞いていました。昨年暮れの戦で、高山軍は一度陣を退きました。冬の間は戦はすまいと誰もが思っていましたが、若君だけは「必ず年内に攻めてくる」と言って、小垣の陣を解きませんでした。若君の言葉どおり、高山軍は二度にわたって奇襲をかけてきたのですが、小垣の陣のおかげで国境を守ることができたんです。「やっぱり若君が歴史を変えたんだねー」と感心する唯ちゃん。でも話はここからが大事なんですよ。そこへ松丸家から再度の縁組の文が来ちゃったんですよ。木村先生から見せられたあの文です。羽木家の周囲は、北は野上衆、西は高山家、南は松丸家となっていまして、松丸家を敵に回すと、三方が敵になっちゃうんです。それゆえ若君はこの縁談を受けたんですね。おふくろ様は唯ちゃんの気持ちはわかっているし、若君が唯ちゃんを好いてくれているのも察しています。それでも「羽木家、家臣、領民を守るため若君様がお決めになられたこと、邪魔をしてはなりません」と厳しい厳しい。これくらい気丈じゃないと武士の妻は務まらないんでしょう…決して鬼バ○ァとか思いませんよ、私は… 唯ちゃんも「羽木家とか家臣とか領民とか関係ない どうなったって知らない!!」とは言えないわけで。。。おふくろ様がいる小平太の家はお祝ムードでいっぱい。満月までの一か月、そこにいるのはあまりにも辛いので、唯ちゃんは梅谷村へ行くことにしました。川べりをとぼとぼ歩いていると、馬の蹄の音が。「ほえ?!」と見上げるとそこには疾走する若君!「わわっっ 若君ィィィ!!!」 唯ちゃんは声を限りに叫びましたよ。若君も「唯………?」と立ち止まり、唯ちゃんは叢からガサガサ出てきて待望の再会か?!ってとこで…出たよ、出ましたよ! 松丸亜湖ですよ!遠乗りに出た若君を追って来たんですって! ずいぶん乗馬が達者だと若君に褒められて、「幼い頃より兄達と外を駆け回る方が好きでございました」ですって!そして「若君様は外を駆け回るような女子はお嫌いですか?」ですって!若君は、「…いや その方がよい」だってさ。城へ戻る二人の後ろ姿を見ながら、「何…あれ めっちゃお似合いのカップルじゃん」と涙する唯ちゃん。若君には絶対幸せになってもらいたいけど、ほかの女と幸せになるのを祝えるかっていうとまた別の話だしね…城への帰り道、若君は松丸亜湖から「唯之助と申す者に救われた」と聞き、今来た道を引き返します!そこで唯ちゃんと再会!! 今度こそホントに再会!!「わしがどのような思いでお前を返したと 」と唯ちゃんをぎゅ~~!!…再会はめでたい。めでたいけど、松丸亜湖はどうするんだ?結構イイ子なんだよね、松丸亜湖。(ずっと呼び捨てだけど…)ここまできて「この話はなかったことに…」なんて無理でしょ?3月28日発売の5月号に続きます。次号で若君の力量が試される(かもしれない)!!
2015年02月28日
アシガール(5)最近は雑誌を読んでいるので、コミック購入はやめておこうかなぁと思っていたところ、○天ポイントの有効期限の都合上購入となりました。5巻は第29~35戦の7話分が入っています。ネタバレ(としょーもない私の感想)はこちらからご覧下さい。・唯ちゃんの受難は続く… 『アシガール 第29戦』 ネタバレ・若君、ナイスつっこみ! 『アシガール 第30戦』 ネタバレ・また戦が始まるの? 『アシガール 第31戦』 ネタバレ・若君ヤキモチをやく 『アシガール 第32戦』 ネタバレ・若君の後ろ姿が哀愁に満ちていた… 『アシガール 第33戦』 ネタバレ・若君の生まれ変わり?? 『アシガール 第34戦』 ネタバレ・新たな敵が出現? 『アシガール 第35戦』 ネタバレ雑誌が手元にないので詳細は不確かなのですが…第29戦で唯ちゃんがお殿様から林勝馬という名前を頂戴したとき、お殿様に「唯之助 ひとさし舞え」と言われ、「これだったら小学校の時練習して 学校で一番上手だって言われてたんですよ」とムーン・ウォークを披露したシーンが追加されています。若君の唖然とした顔と、唯ちゃんの“へへんっ!”と得意気な顔がなんとも…小学校の時練習しといて良かったね!これぞ「芸は身を助ける」ってことだね!この巻もおまけマンガ等のお楽しみはありませんでした。 残念。【内容紹介】若君が、現代から戦国時代に生還する。今まで以上に若君は唯に優しく、2人きりで馬の遠乗りにも誘われもしかしたら両思いの予感…!? ところが側室・鐘ケ江の姫のところにも行くという若君。唯は若君の気持ちがわからず、思わず本音をぶつけてしまい──!?
2015年02月02日
今回の表紙は若君 扉絵も若君しっかし!!甘い笑顔や雅なお姿に騙されてはいけませんっ!読み終わった瞬間、“若君っ、あんたってヤツは!!”と、雑誌を打ち捨てたくなりましたよっ。“やっと、やっと涙の再会!”って誰もが期待していただろうに…これはないよなぁ…以前若君は、成之に跡目を譲るとかなんとか言ってませんでしたか?(第33戦)それなのになんでこーなるかな?! この先ネタバレです。いろいろありましたが、唯ちゃんは遂に戦国の世へ戻ることができました。実に5カ月ぶりです。早く若君に会いたい一心でお城へ駆け出す唯ちゃん。途中、何者かに襲われている一行に遭遇します。尊くんにもらった金のけむり玉(※下線部原文のまま)を使い、無事に一行を救出したのは良かったのですが…「しまった 助けたのは失敗だったか 」と、後で思い知る破目になるんですわ。唯ちゃんが助けた一行というのは、あの松丸亜湖(今回も呼び捨て)と家来たちだったんですね。ついに出たか、松丸亜湖!! どんな女だ?!それが…「百姓の童(=唯ちゃん)の前にお出ましになることはない」というお女中を諫めて、駕籠から出てくるような姫なんですよ(ふ~ん、だから何?)。そして唯ちゃんにお礼を言っちゃうような姫なんですよ(ふ~ん、助けてもらったんだから当然だよね)。これがまた可愛いんですよ(ふ~ん、私の好みじゃないけどね)。……可愛いうえに性格も良さそうだよ… 参ったな、高木くん(若君の生まれ変わり?と一瞬騒がれた人)とはどこか違うよ…松丸亜湖が黒羽城へ入る前に阻止しようと、高山が刺客を放ったようなのですが、その目的は何としてもこの縁組を止めたいからなんですって!!この縁組って?? まさか??お城にたどり着いた唯ちゃんは、門番から若君の婚礼は三日後だと聞いて大慌て。その足でおふくろ様のところへ行きます。(おふくろ様は小平太の父親と再婚してました。小平太父、やったね! どうでもいいけどね)若君はおふくろ様に「唯は生まれた故郷に帰った 二度とここへは戻らぬ」と伝えてあったんですね。だからですか、おふくろ様、唯ちゃんと再会してもあっさりしたもんでしたよ…お城の門番も「(唯之助は)年上の後家を嫁にもろうて梅谷村で百姓をしている」だの、「これまでの悪業を悔いて出家した」だの、好き勝手に噂していました…もしかして… この時代の唯ちゃんの存在って薄かったの?5か月ぶりに再会したっていうのに、誰も喜んでないよ… あちゃあ…本筋に戻って。「何とかして城に入って 若君の婚礼を阻止する」と息巻く唯ちゃんに、おふくろ様は「この縁組は若君がご承知なされたことじゃ 邪魔をしてはなりません」と言うんですよ…茫然自失の唯ちゃん、無理もないよなぁ…必死の思いで戻ってきたのにこれだもの… その頃、諸悪の根源!の若君は何をしているのかといいますと。自室の縁側(らしきところ)で、唯ちゃんの写真を眺めておりました。そこへやってきた小平太に、「本日これより亜湖姫様とご対面の儀 明後日には御婚礼でございますぞ」なんて言われてます。「ご自身で承知なされた縁談でございますぞ」って、やっぱり縁談話は本当なんですね…唯ちゃんには二度と会えないと若君は思っているんだし、羽木家のためとか和平のためとか、そんな理由で渋々承知した縁談なんでしょうね。兄・成之に家督を譲りたくても、周囲が許さなかったのかも?だったら… 唯ちゃんが戻ってきたことを知ったら、若君はどうするんでしょうか?男の見せどころですね、若君!でもここでちびっと申し上げておきたい!唯ちゃんがいなくなって5カ月たらずなのに、婚礼あげちゃうんだ?唯ちゃんに未練タラタラなくせして、嫁さんもらっちゃうんだ?そんで唯ちゃんが帰ってきたら、松丸亜湖との縁談はなかったことにして、また唯ちゃんとラブラブしちゃうんだ?それとも唯ちゃんは側室待遇ですか?激おこの私を放置したまま4月号(2月28日発売)へ続きます。
2015年01月30日
若君と別れてから4回目の満月です。恋する乙女(=唯ちゃん)は、“早く若君に会えますように!”とお月さまにお願いしているのかと思いきや、尊くんを拝んじゃってました…お月さまにお願いしても、タイムマシンの燃料は溜まらないもんね。せっつかれている尊くんがちょっとかなりお気の毒です。尊くんが唯ちゃんに向かって、「今度は縁談 ぶち壊しに行くんでしょ? 動機が不純じゃない?」なんて憎まれ口を叩くのもわかる。それを受けて、「若君はねっ 政略的なアレでお家のために仕方なく いやいや結婚させられるかもしれないの!! 松丸阿湖とかしょーもないアホの子に決まってるし!」と叫ぶ唯ちゃん。「アホの子なら案外 若君は気に入るかもよ 言わないけど」 って尊くん、言わなくて大正解!!「お姉ちゃんが行った時 若君がすでに婚礼をすませてたらどーすんの? 言わないけど」って尊くん、言わなくて大大大正解!!!あの若君だもの。松丸阿湖にうつつを抜かすわけないよな~と思うけど。尊くんの他に、唯ちゃんがいいように使っている頼りにしている人がもう一人いましたね!そうです、最近人気急上昇(※私だけ)の木村先生です!先月号では嬉しいニュースを知らせてくれた木村先生。今月号はどんな吉報??先生の知り合いが小垣市の古戦場を発掘調査してまして、そこであるモノを掘り出しました。あるモノって、唯ちゃんが金メダルをかじっているあの写真なんですっ。戦国時代に写真なんてありませんから、先生は「明治頃のものじゃないか?」なんて言ってまして、唯ちゃんにその写真をホイホイくれちゃったりするんです。若君が持って行った写真が、古戦場で見つかったということは…唯ちゃんじゃなくてもしんみりしちゃいますね…ある夜、尊くんの実験室(=物置)が爆発!!燃料が早くできるかと、宇宙線にかける圧力を十倍にしてみたんですと!尊くん、優しいところあるねっ! (でも心の声は聞かれちゃヤバいよ…)そんなわけで、2回分の燃料はできました!!でも機械は壊れちゃったんで、ホントのホントにこれが最後です。金のけむり玉(※)を持って、唯ちゃんは若君の元へ!!「必ず帰って来ると約束してちょーだい」と唯ちゃん母に言われ、「うん わかった」って返事をしておきながら舌の根も乾かないうちに、「もし帰って来なくても 心配しないでね だって ほらその時は首尾よく若君と結婚したってことじゃん?二人でお城で 幸せに ラブラブ…」ってフェードアウトしていきましたとさ…※金のけむり玉とは一粒で百メートル四方を一時間とにかく真っ白にする、一センチ先の物でも見えないほどの優れ物。…それじゃ、自分も動きが取れないじゃん…って心配は無用。専用ゴーグルをつければバッチリ見えます。見えてるのは唯ちゃんだけ。やりたい放題です。何をやるかは… なんとなく想像できるなぁ… 唯ちゃん、底が浅いよ…さぁて!来月号では若君と再会できるのかなぁ~~~!ここまで期待させといて出番なし…なんてことはないよねぇ~~~!!若君の生まれ変わり(確か高木くんって人だった)のこともあるしねぇ~~~!!!と、森本さんにプレッシャーをかけることも忘れません。3月号は2015年1月28日発売です!
2014年12月29日
いろんな事が起こるとなんかメンドくさくなって、”はいはい、もうどうでもいいですよっ”って思うことあるある。あるけどさ、ホントにその男(高木君)に告白しちゃうの? 唯ちゃん??若君の生まれ変わりだって確証はないんだけど…「高木君の中にあの人(若君)の魂があるのなら いつか きっと大好きになるはず」って言ってもさ…若君の爽やかな笑顔と高木君の恵比須っさん笑顔、180度かけ離れてるから…もうスカッと爽やか○カコーラと、納豆(好きな人、ごめんなさい)くらい違うから…さすがに唯ちゃんも「これは…ないわ」と考え直してくれたからよかったけど、危ういところでしたよ。。。自暴自棄になったらイカンのね。。。若君が現代にいた時、若君に助けられた女の子がいましたよね。その子も若君に会いたいらしく、わざわざケーキ作って唯ちゃん家へやって来ちゃいました。そして「忠清さんはお留守ですか?」なんて聞いちゃうもんだから、唯ちゃんの心の中は嫉妬の炎で黒こげ寸前…(忠清さん呼ばわり、新鮮だ!)「忠清さん…は こっちでいったい何をやってたんじゃ !!」尊くんに「若君は全く興味なさそうだったよ」と言われても、面白くないわけです。なかなか可愛い女の子だったってことも、余計面白くない。。。唯ちゃんの陰険な顔を見た尊くんは、「若君はお姉ちゃんが一番好きだって言ってた」とバラしてしまいます。尊君も長年弟やってるくらいだから、扱いが上手いこと!そんなこと聞かされたもんだから昇天しそうな勢いの唯ちゃん、若君と会えない現実に引き戻された瞬間すっかり意気消沈です。 まさに天国から地獄…尊くんによれば、タイムマシンの一回分(片道分)が溜まるのに2カ月くらいかかるそう。“なーんだ すぐ行けるじゃん!!”って考えた人(唯ちゃん&私)はズバリ短慮です…溜まった宇宙線はそのままじゃ燃料になりません(尊くん曰く)。宇宙線に時間をかけて圧力を加え、燃料として使えるようになるのは3年後だそうで(尊くん曰く)。唯ちゃんは「行けるようになったら即行く」って息巻いてるけど、唯ちゃん母から「もう戦国へ行ってはだめ つらいだろうけどあきらめて」と言われ、しょぼくれてるうちに年が明けました。「あきらめて」と言われたからってあきらめられないのが乙女というもの(唯ちゃん=乙女かは甚だ疑問…)。若君が無事永禄三年を迎えたか心配な唯ちゃんに、木村先生から吉報が!!「新発見だ どうやら羽木家は永禄二年に滅んだんじゃないらしいぞ」松丸善秀から羽木忠高(若君のお父さん)に宛てた手紙が見つかり、「このたびの高山軍との戦で勝利されたこと おめでとうございます つきましては以前約束した縁組ご再考いただきたい」という内容だったんですね~~。日付は永禄三年四月。てことは、少なくともその時点で羽木家は存続していたってこと!木村先生もびっくりの新資料(手紙)です。「まるで歴史が変わったみたいだ」という先生の言葉に、「変わったんだ!! 生き抜くって約束したとおり 若君が変えたんだ!!」と感激しきりの唯ちゃん!!「若君!! 超好き(はぁと)」と乙女全開の唯ちゃんは、大事なことに気がついたっ!!「縁組って何のことですか?」縁組ってのは、若君と松丸家の姫(阿湖)との結婚話のことでは…前の戦で小垣城が落ちた時、松丸が裏切って消滅したはずの縁談話が、ここにきて復活しちゃったみたいなんです。ある意味高山軍よりたちが悪い松丸阿湖!! (もはや呼び捨て)松丸阿湖の毒牙から若君を守れるのか?? (もはやすっかり悪女扱い)いてもたってもいられない唯ちゃんは再度あの時代へ行けるのか??続きはcocohana2月号(12月27日発売)で!!“若君の生まれ変わり??”と鳴り物入りで登場した高木君、何だったんだろう…笑顔をディスられて終わりですか?… 私、先月号のネタばれで高木君の画像まで載せちゃってるんだけど…徒労ですか?…わたくし霊感とは無縁ですが、今ふっと何かが降りてきたのでここに書き留めておきます。この縁談、松丸阿湖と若君のにーちゃん(名前は確か成之)のことじゃないの??羽木家の跡目は成之に譲るつもりだって、若君が言ってたじゃない。高木君と同じように、松丸阿湖もすぐに消え去っていくんじゃない?顔も出ないうちにお役御免なんじゃない? 高木君の恵比須っさん笑顔を偲びながら(って高木君生きてる!)、来月号を待ちます。もう癪だから、またまた高木君の画像貼り付けちゃおっと!!○カコーラのような若君の笑顔
2014年11月28日
赤髪の白雪姫(12)初めに…わたくし、ハキ様のことをま~~ったく覚えておりませんでした…イザナ殿下(今は陛下)の婚約者だというのに…申し訳ござらんっ!!さぁて、平然と12巻のネタバレです。今回美味しいところをかっさらっていったのはイザナさんです。もう表紙からしてカッコいい。内容もイザナさんの戴冠式がメインになってます。(ゼンがちっちゃい頃のエピでは、イザナさんはいいお兄さんしてました! この巻を読んで、ちょびっと好感度Upしました。。。)クラリネス王国の女王・ハルトは、夫亡き後政務に励んできたのですが、体に異変が起きて執務室に1時間といられず、城内を歩くのもままならなくなってしまいました。王城アレルギーってことですかね。豪快な性格のようにお見受けしましたが、どうしてどうして、繊細なところもおありのようです。その時補佐したイザナが頭角を現しまして、この度の譲位となりました。戴冠式の準備に追われるゼンは、白雪にラジ王子の案内役を、オビに付き人を命じます。久しぶりのラジ王子!この人、最初の印象最悪でした。でも、最近のラジ王子はまるで別人ですね。白雪との再会にうるうるっときちゃってまして、なかなかかわいいヤツです。それに以前ゼン王子が白雪に送ったタンバルンの称号「王家の友人」のおかげで、白雪は戴冠式に出席できるわけなのですよ。白雪をよく思っていない王城の奴らも、この称号には驚いたようで、“へへ~~”てな感じでしたわ。 ふふんっ!!新王・イザナに王冠をかぶせるという大役も無事果たしたゼン。戴冠式が終わった後も忙しくて、ゆっくり白雪と話す機会がありません。気忙しい中、白雪とリュウはリリアスに薬剤師兼研究員として移ることになります。今までのようにゼンと頻繁に会うこともできなくなります…ゼンに自分の口から伝えたい白雪ですが、これまたなかなか会う機会がなくてですね。ミツヒデたちが気を利かせてくれまして、やっとゼンに話すんですが…その時の白雪の言葉がいいんですね。「まだ行く場所があるなら 行ってくる」!!さすが白雪ですね!12巻に収録されているのは、第50~55話。50話の扉絵は50回記念のキャラクター人気投票の結果になっています。上位5人(白雪、ゼン、オビ、木々、リュウ 順不同)は華々しく描かれていますが、ミツヒデはいません…6位だったんですね… 負けるな! ミツヒデ!! そのうちいいこともあるさっ!!今回は『たとえば裸の王様』ラジ王子、ぶらぼぉ~~!今巻中、サカキのツッコミがさく裂しております。 好みです…【内容紹介】イザナの戴冠式の知らせが近隣諸国に届き、皆が王都ウィスタルを目指す…。準備に奔走するゼンは、白雪にタンバルンの王子・ラジの案内役を命じる!一介の宮廷薬剤師である白雪の大役に王城の皆が驚くが!?ゼンを取り巻く環境が大きく動く第12巻! 2014年10月刊。
2014年11月01日
先月号の最後部分で唯ちゃんが「あの… 若君様 今度戻って来たら…」って言ってました。その後すぐタイムスリップしちゃったんで、肝心のところは若君には聞こえずじまい…唯ちゃんが言いたかったことは以下のとおり。「今度戻ってきたら もう実家へは帰れなくなるわけで その時は は…腹を決めるし …てゆーか す…すでに もう決まってるってゆーか (中略) その時はあの女…じゃなくて鐘ヶ江の姫とはきっちり別れてくださらないとっ だいたい若君はあの女をどう思って…」 長いなぁ…それにもう現代に帰って来ちゃってるよ! 若君いないしっ!!自分の両親や弟(尊くん)に、そんな話聞かせてど~するよ!家族と再会した唯ちゃんは、もう若君のところには戻れないと聞かされます。まさに青天霹靂!呆然としながら、若君からもらった手紙を開く唯ちゃん…そこに書かれていたのは……達筆過ぎて誰にも読めない!!!「私が読んであげようか?」とタイムリーに登場したのが隣のじい!!なんと! このじい、T大文学部の名誉教授! しかも専門は日本古典文学!!若君に心酔してるのは知っていたけど、若君=羽木忠清 だとわかってたんですね。なら話が早い!!ちゃっちゃと読んで、訳して下され!!てことで、手紙の内容です(現代語訳:只者でなかったじい)。嘘を言ったことすまないと思う 許して欲しい本心を言えば 私はあなたにずっと側に居て欲しいだか 両親 弟が心配して あなたが無事に帰るのを待っているそして 平和なその世界で生きる方が あなたにとってはるかに安全で幸福だ私のために 命がけで働いてくれたこと 深く感謝するあなたの心を無にせぬよう 私も必ず生き抜こう 見ていてくれ唯へ 羽木九八郎忠清若君、文章上手いな… じいも涙してるよ…唯ちゃんのお父さんが昔読んだタイムスリップの話だと、現代に帰ったヒロインが、恋人の生まれ変わりに出会い結ばれるらしいですが…生まれ変わりなんてイヤだああああ!! と唯ちゃんに真っ向否定されちゃいましたね。お母さんからも(じいからも!)、生まれ変わりなんて有り得ないって言われるしね。自室のベッドで若君の写真(↓これです)を胸に、会いたいと泣く唯ちゃん。ふと、金メダルの写真がないことに気が付きます。唯ちゃんが金メダルをかじっていた写真ですね。それを見た若君は吹き出してましたっけ…おそらく若君が持っていったんでしょうね…久しぶりに登校した唯ちゃんは完全に目が死んでいます。丈夫なだけが取り柄の唯ちゃんが一か月も休むなんて、友達みんな心配してくれていたそうですが、今はそれどころじゃないですね。かっこいい転校生・高木君のこともまるで眼中にありません。反対に、高木君の方は唯ちゃんに興味津々のようで。「俺さ 昔からなんでか 足の速いコがきになるんだよねー」おや? おやおや?部活をさぼって黒羽城跡へやってきた唯ちゃんは、そこで偶然高木君に会っちゃうんです。聞けば、高木君は引っ越してきた時からここがすごく気になっていて、毎日遠回りしてここを通って帰っているそうなんですね。それで唯ちゃんピンときたっ!!(いつもは鈍いのにね…)「ま… まさか!! こいつが若君の生まれ変わり!? 若君こんなんなっちゃったの!?」高木君は本当に若君の生まれ変わりなのか?続きは1月号(11月28日発売)で!!気になる高木君はこんな顔!確か1巻のあとがきで、作者ご自身が“特に斬新なわけじゃないけど、私らしい結末”って書かれてましたが、それがこの“生まれ変わりバージョン”なんでしょうか?若君の再登場はなし? そ、そんなぁ~~~~
2014年10月29日
唯ちゃん救出の後、再び成之を訪ねた若君さま。敵・高山と内通していた(おまけに唯ちゃんも拉致しちゃった)成之を、ひっ捕らえるんだろうとワクワクしていたら…なんと!成之に頼みがあるんですと!!成之の代わりに、小垣への先陣の役目を務めさせていただきたいんですと!!裏切り者・成之に先陣の役目なんて任せられないだろう!!と思うけど、若君は父上に何も知らせていないんですと!!そして、戦に勝利して羽木家が生き残り、無事新しい年を迎えられたら…羽木家の跡目は成之に譲りたいんですと!!何言ってくれちゃってるのよ、若君!成之も「何を馬鹿なっ… そのようなたわ言っ」っていう程のたわけ具合…続けて「…ともかく忠清出陣いたします」「どうかこの城と父上をお頼み申します」縁起でもないっ 縁起でもないよっ!! 若君っ!!「何故そのようなことを申される!」って、成之じゃなくてアタシが聞きたいよっ!若君の答えは…「もう戦をしとうはないのです (中略) 此度の出陣を最後にすること 心に決めております この乱世 戦に出ぬ大将など無用でござろう」まぁね、現代へ行って泰平な世の中を見ちゃったらそう思うのも無理ないよね…お世話になった先がとびきり平和な唯ちゃん家だったらなおさらですわ。。。でも、まるで最悪の事態を覚悟しているみたいな口調&雰囲気なのですよ…これ、少女マンガなんで、そこんとこ要考慮で何卒よろしく、森本さんっ!!さて、若君に「できれば “ふく”になったあの夜のように お前の女姿を今一度 見たい」な~んて言われちゃってうっきうきの唯ちゃんは、ご無沙汰のあやめさん(※以前唯ちゃんに女物の着物を着せてくれたお方です)にまたまたお願いしておりました。「今宵若君様と逢瀬!?」あやめさんはすっごく驚いてましたが、この二人じゃなぁ…色気ないもんなぁ… とにかく可愛い着物を着せてもらった唯ちゃんですが、なんでか足に締りがないのです。 案の定、あやめさんにダメ出しされてましたね。「膝は合わせて! 内股はきっちり閉じておくんだよ! 開くのは若君が開けとおっしゃった時だけでいいのさ」…これ、少女マンガなんで、そこんとこ要考慮で、森本さんっ!!女姿の唯ちゃんを見て、「ハハハハ 確かにあの時のふくじゃ」って、そこ笑うところじゃないからねっ! 若君!!二人で吹雪(若君の愛馬)に乗って、これぞ“白馬に乗った王子様が姫を迎えに来てくれるっちゅーやつだ!と唯ちゃんは大喜び。まったく、全然わかってね~な…生きて運命を変えてみせるという若君。「わしが歴史を変えることができたかどうか お前も先の世で見ていてくれ」唯ちゃんは、「若君を守るためにやって来たんだから、私も一緒に戦に行く」と言うのです。いつもと違う若君の様子に唯ちゃんも気づいたのか「…若君 何か… 変ですね?」と言ったはいいけど、若君の「戻って来る時は 今度こそ 腹を決めて参れよ」の悩殺セリフにやられてしまい、結局そのままになってしまいました…若君からお手紙を渡され、「それじゃ ちょっくら行ってきます」とトコトン能天気な唯ちゃんに向かって若君はこう言います。「この世に わしの前にきてくれたこと 心より礼を申す お前のことは生涯忘れぬ」…こんなこと言われたら、いくらなんでもわかるでしょ。。。それなのに、「3分もしないうちに戻ってくるんですよ」なんて言ってる場合か??唯ちゃんを見送った若君の後姿がなんとも…哀愁に満ち満ちてましたよ…こうなったら尊くんにもっとハイスペックなタイムマシンを作ってもらうしかないね。そんな期待を胸に12月号(10月28日発売)へ続きます。
2014年09月28日
成之の手下の僧(名前は如子坊でした!ってどうでもいいか…)に拉致され、怪しい媚薬を嗅がされた唯ちゃん。目が覚めた時、眼前の男(この場合は成之ですね)にむしゃぶりつく!!という恐ろしい媚薬の効果のほどは??確かめたくても、唯ちゃんは一向に目を覚ます気配がありません。緊急時なのに、女の子なのに、なんて色気のない無防備な寝姿なんでしょ。一方、小平太に唯ちゃんの行方を訪ねた若君は、小平太の使用人(門番?)から、如子坊がお酒に酔いつぶれた唯ちゃんを担いで行ったと聞きます。如子坊が何者か知らなかった若君…成之が連れてきた坊さんだと知り、不審に思ったんでしょう、成之の処へ駆けつけます。やっと目が覚めた唯ちゃんは、自分の異変に気がつきます。な… なんか胸が苦しくて… 顔が熱くて、鼻息が荒い…そして、成之を若君だと思いこんじゃうんですね…「いかにも忠清じゃ 唯之介 近う参れ」な~んて成之に言われたもんだから、すっかり若君に言われたと大喜び。ワンコのようにまっしぐら。成之に大接近(それも頬染めて…)しているところを、若君に見られちゃいましたよ。若君、ちょっとムッとしてる???唯ちゃんの腕を掴んで、連れ帰って参りました。唯ちゃんがお酒をしこたま飲んで酔っ払ったと勘違いしている若君は、「軽はずみなふるまいをするな!!」と叱ります。若君が怒っている理由がわからない唯ちゃんは戸惑うばかり。(いやいや、ヤキモチ入ってるから)数日悶々としていた若君は、唯ちゃんは「そういえば 酒は飲めぬのであった」と気づくんです。(以前“ふく”になった時、若君にお酒を勧められ一口飲んだ途端、かぁぁぁ~~っと変な顔してましたよね)…遅い、遅いよ、若君!若君は如子坊からすべてを聞き出し、唯ちゃんに会いに行きまして、わけも知らず腹を立てたことを謝るのです。「…どうやらわしも嫌なのだ 」唯ちゃん! 「?」って顔してないでなんか反応しなさいっ!!ホント、この二人ったら…話が進まないうちに、いつの間にやら明日は満月。「お前が帰るのを見送ろう」という若君様。「こっちで待ってると3分で戻ってくるんですよー」と応える唯ちゃん(無邪気だのぅ…)。もう会えないと覚悟を決めている若君は、「できれば “ふく”になったあの夜のように お前の女姿を今一度 見たい」と唯に頼みます。「ヤッホ !! おしゃれしてデートだ !!」と色めき立っちゃう唯ちゃんの気持ちはわかるけど…尊くんが言うとおりだったら、もう会えないんだよ!戦が始まるかもしれないって時に、若君を守らなくていいのかい??もどかしいところで以下次号(11月号は9月27日発売)へ続きます。
2014年08月29日
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