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「データのバックアップには、やっぱり光学メディアだよねぇ」
などということを 突然何の脈略もなく思いつき
、こんなものを買ってみました。
M-DISC
「1000年持つ」
通常の光学メディアとの違いは記録方式にあり、通常が色素の化学変化でデータを記録するのに対し、M-DISCはレーザーで表面に凹凸を作りデータを記録するという、市販されてるDVDやBlu-rayと似たような記録方式です。
どこかのサイトにありましたが、分かりやすい説明として
・通常のDVD-R,BD-Rは石板にペンキで文字を書いて記録
・M-DISCは石板に文字を彫って記録
と考えると分かりやすいでしょうか。ペンキ文字はそのうち消えてしまいますからね。
実際のところ、1000年持つのかはよく分かりませんし、1000年後に光学ドライブというものが存在しているかも、ファイル形式が対応しているのかも、保存されていたデータの内容をその時代の人が理解できるのかどうかもよく分かりませんが、まあ、とりあえず長期保存にはもってこいの光学メディアです。
結構以前からある割にはそれほど普及しておらず、かといって無くならずといった状況です。
まあ、高いってのがちょっとネックですかね?
ちなみに左上のDVD-Rは 何年か前に買ったもの
、んで右のBD-R DL、真ん中下のBD-Rは今回買ったものです。
価格は店によって結構ばらつきがあるのですが
DVD-R 1枚当たり200円ちょい
BD-R 10枚で3,380円 1枚当たり338円
BD-R DL 5枚で4,170円 1枚当たり834円
です。ちなみにこれでも十分高いと思いますが、何年か前にDVD-Rの3枚を買ったときは1枚当たり600円くらいしましたので、これでもだいぶ値下がりしています。
んで、M-DISC BD-R
M-DISC自体はアメリカの Millenniata社というところが開発したものですが、
物自体は台湾製です。
三菱化学メディアというところが作っているようです。
事業者名:三菱化学メディアとなっています。
メディア自体にも「バーベイタムのBD-R」的なことが書いてあります。
一方、BD-R- DL
こちらは日本製なんですね。
BD-Rを日本で作っているのは基本パナソニックだけかと思いますが、2層以上のDL、XLなんかだとSONY(よく、宮城県多賀城産ということをPRしてますね)や三菱ケミカルでも作っていますね。
「三菱ケミカルメディア日本総代理店」IOデータ
ということで、IOデータはかなりのM-DISC推しです。
箱を開けますと
スリムケースに入ったBD-R DLが5枚入っていました。
またこちらはBD-Rを異なりレーベル上に文字等はありませんでした。
その他、画像はありませんがM-DISC DVD-Rについては生産国がパッケージに書かれていませんでしたが、RITEKのモノなので台湾製でしょう、たぶん。
その他、各メディアの基本情報など
かなーり久しぶりにDiscSpeedなどを開いてみました。
まずは DVD-R
MID: MILLENIA 001
製造者:未知ってのが怖いですねぇ(先にも言った通り、RITEKだと思いますけども)
それよりずっとDVD-Rかと思ってたんですが、 これDVD+Rなんですね。
まあ確かにパッケージに書いてあるのは「M-DISC DVD」であり、それがDVD-RかDVD+Rかなんてことはどこにも書いてありませんでした。
まあ、今となっては±どっちでもいいよって話ですが。
続いて、 BD-R
なんか二重になってますねスイマセン
MID:MILLEN MR1
まあ、確かにM-DISCっぽいMIDしてますね。
これに関しては特段何もないと思います。
最後に、 BD-R DL
ですが
MID:VERBAT IMf
とMID自体は 普通のVerbatimの2層BD-Rと全く同じっぽいです。
となると、ドライブはこれを「M-DISC」として認識せず単にVerbatimのBD-R DLと認識して書き込む…ということになったりしないんでしょうか?
あとしれっと最高速度が「8倍速」になっていますね。
ドライブはパイオニアのBDR-209XJBKですが速度違反焼きが可能なんでしょうか。
といっても大事なデータを書き込むM-DISCで速度違反はしたくありませんけどね。
ということで、本来であればこのあとテストデータでも書き込んで焼き具合でも…となるんでしょうけどもいかんせん高いメディアですからね。
実際に 「1000年間保管しなければならないデータ」
を書き込んだのちに調べてみようと思います。
…そんなものがあるのかどうかはこれから検討するところですが。