2003年12月07日
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今日、久しぶりにいい映画を見た。


幕末の日本における最後の侍たちの誇り高き生き様を描く、感動的な話だ。
トム・クルーズは、西洋式の戦術を教えるために、幕末の日本にやってきたアルグレン大佐を演じるのだが、彼の演技力も去ることながら、日本人側のメイン男優・渡辺健の演技力のすばらしさには驚かされた。
まず、彼の英語の流暢なこと。
私はてっきり、彼はもともと英語が話せるのかと思っていたが、映画撮影前の半年間、必死で英語を特訓したらしい。
ほんと、お見事です。
アクセントもあまりなく、日系アメリカ人と言われても信じてしまうだろう。
彼の英語を話すときの表情も、只者ではないな、という感じ。


トム・クルーズに引けを取らない、その存在感は一体どこからくるのだろうか。
恥ずかしながら、今まで渡辺健のことはあまり知らなかったし、彼の出演する映画もほとんど見たことがなかったのだが、今回の映画をみて、いっぺんにファンになってしまった。
それほど、彼は光っていた。

俳優人もすごいけど、映画の内容もとてもいい。ほんと、この"The Last Samurai"は、超オススメの映画です。
泣けます。というか、泣かされます。
シャークアイさんも、"Two Thumbs Up!"との高評価。
(ちなみに、彼も同じタイトルで今日の日記を書いていてびっくり。シカゴに留学中の大学院生です。彼の日記はこちら→ http://plaza.rakuten.co.jp/newlands/

さて、この映画を見て思ったことを二つ三つ書こうかと思う。

まず一つに、異文化コミュニケーションについて。
英語の話せるカツモト役の渡辺健はさておき、他の日本人役はほとんど英語を話さない。もちろん、トムクルーズ演じるアルグレン大佐も日本語なんて話せないしわからない。

そこに言葉はあったか?
カツモトと話したことももちろん大きな理由だが、言葉で表せない日本人の生き方や信念が彼に大きな影響を与えたのではないかと思う。

最近の日本の風潮では、「英語がペラペラ話せたらかっこいい。」「英語が話せる=国際的な人」って思われる節があるけど、そうじゃないということを、改めて気づかされた。

英語はあくまで手段。その人なりの強い信念や考えなしには、真のコミュニケーションは取れないと思った。
私は、英語の発音完璧で流暢に話せるけど中身がない人より、多少なまりがあって完璧でない英語を話すけど、言う内容に重みがある人の方が好きだな。


二つ目に、「昔の日本人女性像と、現代日本人女性のそれ」について。
友達と映画を見たのだが、映画を見終わった後言われたのが、
「昔と今では、日本人女性すごい変わったなぁ。まゆことはえらい違い。(笑)」(←二言目は余計!しかも、笑うな!どうせ私はTraditionalじゃないさ。フン。)

どういうことかというと、昔の日本人女性像というのは、奥ゆかしくて、清らかで、思いやりがあって、つつましくて、それでいて芯の強い女性のイメージ。
反対に、現代の日本人女性のイメージって、それとはかけ離れている。よく言われてのが、外国人にとって日本人女性のイメージってEasyですぐにやらしてくれそう?

うーん、100%否定できないないな。
別に、すべての日本人女性がそうだというんじゃなくって(←ここ強調。)、あくまでそういうイメージが外国人やアメリカ人の間であるってこと。
これは悲しい事実だ。
実際、日本人の若い女の子が、道端でアメリカ人に声をかけられてついていくところを目撃したこともある。危ないのでよっぽど注意しようかとおもったが、おせっかいかもしれないので止めておいたが。
こっちで声をかけてくる95%以上(まゆこ統計)は、下心ありだろう。ほんと、「日本人」と言うだけで、「僕は実は日本文化にとても興味があるんだ!」とか「日本に行きたいんだ」とか、さらには、「Japan Townに行った事がないから案内してくれ」とか言われても困る。あまりにもパターン化されてて、腹立つのを通り越して、あきれてくる。
日本人の女の子は、こっちにきて「私って、モテてる!」なんて勘違いしないように。彼らは、日本人の女の子とあわよくば・・・と考えているのが大半であって、あなたに惚れているワケじゃあないのだ。
よく、断ったら悪いから、笑ってごまかそう、とヘラヘラ笑ってNOと言わない人が多いけど、それじゃーだめだ。話のうまい相手の思うツボ。それでなくても、英語力で負けてるんだから、せめてはっきりNOは言いたい。できれば、ちょっとした皮肉でも言ってやりたい。私もそこまで達してないが。

この映画を見て、日本人女性はアメリカ文化を盲目的に追従するんじゃなくって、もっと自分たちの良さ、アイデンティティを見直した方がよいんじゃないか、と思った。
私も含めて、ね。
女性として、日本人として、人間として、やっぱり誇りをもちたいし、尊敬されたい、と思った。












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最終更新日  2003年12月07日 22時55分47秒
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