
日本に最も不足するものは、物資に非ず、知恵と人材なり。
ヒットラーの知恵なき統制、ムッソリーニの気魄なき独裁は最も危険なり。
p.129 昭和12(1937)年「近々抄」『近きより』第1巻第7号<十月号>
公 [1] はいつも猫背のように下を向いている。ムッソリニやヒットラーが躍進的な姿勢をしているのと大分異う。公は未だ前途に光明を確信し得ないためか。
p.91 昭和12(1937)年「近々抄」『近きより』第1巻第4号<七月号>
近衛さんの写真を見ても、ムッソリーニやヒットラー乃至ルーズヴェルトに比べると、どこか間延びがしている。興国日本の顔ではなさそうだ。
p.145 昭和12(1937)年「近々抄」『近きより』第1巻第8号<十一・十二月号>

伊太利《イタリー》のファッショ、独逸《ドイツ》のナチスを始めとし、ソ連、支那にすらも、国民を導いて行く精神運動があるのに、日本は「国民精神総動員」 [2] などいう内容空虚な懸け声だけしかないのは、如何にも嘆かわしい。
80年前より―その63(『近きより』をな… 2020.02.22 コメント(6)
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