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2006.09.19
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カテゴリ: 夏祭り【健side】
『夏祭り』  

 夏休み中の部活からの帰り道。俺は電柱に貼られたポスターを見つけた。『2005年度○○神社夏祭り』
 と書いてあるそれはいかにも手作り風で、日付と時間が書いてあるだけのシンプルなモノだった。
 夏祭りなんて最近行ってないなぁ
 と思い、ポスターを確認すると日付は明後日の土曜日。友達を誘うには急すぎるし…。姉でも誘ってみるか。確かあいつはこういう類のイベントが好きだったはずだ。
 俺にはひとつ上の姉がいる。姉といっても両親の再婚で出来た姉なので血は繋がっていない。しかし小学生の頃の再婚なので身内のようなものだ。
 今日は確か  家で受験勉強する と言っていたのでいるはずだ。後で誘ってみよう。
 部活の鞄から手帳を取り出すと俺は日時と場所をメモしておいた。

家に帰ると姉が

 と言い、麦茶をついでくれた。グラスに入れられた氷がカラカラと涼しげな音をたてる。俺はそれをいっきに飲み干すとさっそく夏祭りの話を姉にした。
「誘ってくれるの?彼女いないもんねぇ。う~ん…。あんたと行くのちょっ
と恥ずかしいけどなぁ…。まぁいいか。知らない人からみたら姉弟には見えないし、受験勉強の気晴らしにもなるし行こうかな♪」
 まったく一言多い姉である。最初から素直に行くって言えばいいのに…。でも誘った時に姉がちょっと嬉しそうな顔をしていたからまあいいか。誘ってよかった。
「じゃ明後日、十七時ぐらいからでいいかな?」
「家族なのにそんな時間までしっかり決めるわけ?性格が出てるねぇ」
 むっ。時間にしっかりしてるのはのは良い事じゃないか。姉はちょっと時間にルーズなのだ。
 俺の不機嫌そうな顔を見て姉は笑いながら言った。
「わかりました、十七時ね?ちゃんと間に合うように準備しておくからそう怒らないの」
 くそう…。俺は姉を誘った事をちょっと後悔していた。

 >>つづく





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Last updated  2006.10.10 21:01:06
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