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2006年03月23日
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ネイティブアメリカンには「ギブ・アウェイ」といって、儀式の後やお祭の時に自分の持ち物を、人にあげるという習慣がある。


昔は、自分の持っているものを、自分自身で身ぐみはいであげてしまい、何もかもなくしてしまうというようなこともあったようだ。
全てはつながっている・めぐりめぐっているという考えが、そのギブ・アウェイの根本にあるようなので、あげた本人は、「失った」という感覚はないのだろうけれど、現在ではそのような、生活にも困るようなギブ・アウェイは禁止されているそうだ。
法律で禁止されているのか、どう禁止されているのか、今の時点では私にはわからないが。

シャイアン族のお話・ 「ジャンピングマウス」 の中でも、主人公のねずみは、何にも替えがたいと私には思われるような大切なものを、おしげもなく与えていく。訳者の北山耕平さんは「与えつくす」というシャイアン族の考え方だと解説されているが、これも根本ではギブ・アウェイと同じ考えからきているように思う。

話は変わるけれど、日本では少し前まで、何かを得たいと思ったら自分でも有益なものを人にあげなくちゃ、という「Give and take」 という考え方が主流だった。
今では、「自分の知ってることを教えてあげたんだから、何かもらって帰らなくちゃ」なんてセコイことを言ってないで、見返りを期待せずに自分の持っている知識は人と分かち合うという「Give and give」という考え方、そこにいる人皆が嬉しくなる「 win win」という考え方に変わってきているように思うけれど、これもギブ・アウェイという考え方に通じるものがあるような気がする。


そういった大きな宇宙観のようなものが、このギブ・アウェイという考え方にはあるような気がする。



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最終更新日  2006年03月23日 08時45分08秒
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