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2007.01.14
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カテゴリ: 進路の悩み



本校は今年から3科4科の選択ができるようになりましたが、今年はまだ4科受験の方が多いようです。

もちろん、いずれで受験しても子どもたちが力を発揮できるように細心の注意を払って作問しました。

ベストを尽くして(体調を崩さずに)頑張って欲しいと思っています。

これを学校サイドから見ると、受験生が増えていないことが気になります。

受験制度を変えたのは、子どもたちのニーズに応えてあげたいというのが一番ですが、受験者数を減らさないのは当たり前で、増えてくれることを願ってのことでもあるわけです。

それでも増えていないのにはいろいろ理由がありますが、本校自身の努力不足もその一つの原因です。

中の教職員でもきちんとそれを認識し、自分のできる範囲で努力をしている人もいますが、まだまだ暢気に構えて危機感のない人もたくさんいます。

何よりもまず重要なことは、授業の質を上げ充実した内容のものにすることです。

もちろん、適度に課題を出し、小テストを行い、それを受けて補習をして、成績不振な子やさらに伸びたい子をサポートすることは当たり前です。

次に、行事や特別活動の精選と充実です。

6年間一貫教育で13歳から18歳という重要な思春期を過ごすわけですから、人格や人間性の多くを学校で培っていくわけです。

部活はもちろん、HR活動や掃除、遠足、文化祭、修学旅行。

いずれも時間をかけ、アイデアを絞り、スタッフが意識をもって望むことが大切です。

外部の方はこんな当たり前のことを・・・と思われますが、塾に通う子が多くいることや、いじめや様々な事件が発生していること、日々一部の教員が奔走していることを見れば、この当たり前のことができていないのです。

教員の質の向上と簡単に言いますが、はっきり言って”伸びしろ”のない人にそれを望んでも無理です。

やはり採用の時にしっかりその教員の”伸びしろ”を見極めることです。

来年も新しい先生が来られるだろうと思いますが、期待しています。

心ある先生方と一緒に、子供たちと学校とこの国のことを考えて頑張っていきたいというのが今年の抱負です。





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Last updated  2007.01.14 14:21:04
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