星とカワセミ好きのブログ

2019.01.16
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カテゴリ: 美術 / Art
2019年1月4日夕方、東京都文京区水道のトッパン小石川ビルにあるTOPPAN印刷博物館に行き、「天文学と印刷」展を見ました。

プトレマイオスの天動説が長年ヨーロッパを支配してきましたが、ポーランドのフロンボルクに住んでいたコペルニクスが地動説を唱え、「天球の回転について」という本を書きました。その原稿はドイツのニュルンベルグでヨハン・ぺトレイウスにより1543年に出版されました。出来上がった本はコペルニクスへ送付されたのですが、届いたのは、コペルニクスが亡くなった日だったそうです。
その後、ティコ・プラーエ、ヨハネス・ケプラー、ガリレオ・ガリレイなどが自分の研究、自説を本にしています。
日本でも、江戸時代の天文学者である渋川春海、江戸の暦などが紹介されていました。

今回の展示を見ると、本を印刷する技術を持った「出版都市」が、ヨーロッパ中にどんどん増えていくのが分かりました。また、特にニュルンベルグが有名であったことは知らず、勉強になりました。

昔、ドイツのマインツによく行きました。ライン川のそばにある町で、活版印刷を発明したとされるヨハネス・グーテンベルグの博物館があります。



↑ 「天文学と印刷  新たな世界像を求めて / 印刷博物館」


↑ トッパン小石川ビル。




↑ 印刷博物館。














↑ エスカレーターで下に降りていく。









↑ 出品目録。




↑ 左:「時祷書(じとうしょ)」1502年 所蔵:印刷博物館
  右: レギオモンタヌス「アルマゲスト摘要」1496年 所蔵:金沢工業大学ライブラリーセンター




↑ 左:アルブレヒト・デューラー(天球図(北半球))1515年 所蔵:ゲルマン国立博物館
  右:ニコラウス・コペルニクス「天球の回転について」1543年 
    所蔵:金沢工業大学ライブラリーセンター、広島経済大学図書館




↑ 左:レオンハルト・フックス「植物誌」1542年
  右:アンドレアス・ヴェサリウス「人体の構造について」1543年 所蔵:広島経済大学図書館




↑ 左:ティコ・プラーエ「新天文学の器具」1602年 所蔵:金沢工業大学ライブラリーセンター
  右:ヨハネス・ケプラー「宇宙の神秘」(第2版)1621年 所蔵:印刷博物館





  右:渋川春海(天文分野之図)延宝5(1677)年 所蔵:印刷博物館


【天文雑誌による「天文学と印刷」の紹介】

↑ 月刊星ナビ 2018年12月号/アストロアーツ。


↑ P61 「三鷹の森 217 文 渡部潤一先生」 「天文学と印刷展」


↑ 月刊星ナビ 2019年1月号/アストロアーツ。





↑ 月刊天文ガイド 2019年2月号/誠文堂新光社。


↑ P74 勝野源太郎さんのBOOK GUIDE  「天文学と印刷」図鑑の紹介。


↑P76~77 マサが行く! 活版印刷の歴史と貴重な印刷物に大興奮! 印刷博物館「天文学と印刷」の巻。


↑ 会場を出た所。


↑ ビルの出口。


↑ トッパン小石川ビル。


↑ 首都高速5号池袋線と神田川。





↑ 飯田橋交差点。


↑ 飯田橋交差点。





↑ JR飯田橋駅。









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最終更新日  2019.01.16 12:58:54
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