星とカワセミ好きのブログ

2020.11.24
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カテゴリ: 河合奈保子さん
京浜急行電鉄大師線の港町(みなとちょう)駅ですが、以前日本コロムビア川崎工場があり、1932年にコロムビア前駅として開業し、1944年に駅名が港町駅に変わりました。
2007年には日本コロムビア川崎工場が閉鎖し、跡地にタワーマンションが建設されることになり、2013年には北口改札ができて、電車が接近すると美空ひばりさんが歌われた「港町十三番地」のメロディが駅に流れました。これは「港町十三番地」のレコードが日本コロムビア川崎工場で生産され、工場のあった場所が曲名になっている事に由来します。

歌詞について、当初は日本コロムビアの住所である「港町九番地」の予定でしたが、語呂を良くするため「港町十三番地」に変えたそうです。

港町駅の北側改札口には、日本コロムビア川崎工場の歴史を記したパネルがあり、プラットフォームの側壁には「港町十三番地」の五線譜が描かれています。

南側改札口には、美空ひばりさんのパネルや日本コロムビア川崎工場の航空写真があります。改札を入ると、階段の側壁に五線譜が付いており、奥のスペースに、生産されたレコードの紹介パネルがあります。多くの歌手のレコードジャケットが紹介されていましたが、当然ながら美空ひばりさんのレコードも紹介されていましたし、河合奈保子さんは「スマイル・フォー・ミー」のジャケットが掲示されていました。
(撮影:2020年11月7日)




↑ 京浜急行・港町(みなとちょう)駅。







↑ 港町駅北口側プラットフォームの側壁。
美空ひばりさんが歌った「港町十三番地」の五線譜が描かれている。





↑ 五線譜の前半部。


↑ 五線譜の後半部。








↑ 港町駅の南側。階段に五線譜がある。








①「アナログからデジタルへ」~川崎発!SPレコードからCDへの歴史を紹介。
②「レコード発祥の地」~日本コロムビア川崎工場で生産された名曲・名盤。
③「音楽のまち・かわさき」~この地で音楽が生まれて100年。そして、これからも創造し続けます。



↑ 美空ひばりさん「川の流れのように」。
  河合奈保子さん「Smile for me  :スマイル・フォー・ミー」。


↑ 港町駅南口入口。美空ひばりさんのパネル。


↑ 日本コロムビア株式会社川崎工場の写真。


↑ 美空ひばりさんの「港町十三番地」のレコード。





↑ 「港町十三番地」の歌詞。


↑ 歌詞が九番地から十三番地に変更された事が書いてある。


↑ 美空ひばりさんの手形とサイン。


↑ 美空ひばりさんの「港町十三番地」コロムビアレコード。


↑ 港町駅南口。





↑ 港町駅北口。


↑ 「レコード発祥の地」パネル。


↑ 昔の日本コロムビアレコード川崎工場と、現在のタワーマンション3棟。


↑ 工場跡地に建設されたタワーマンション。


↑ 日本コロムビア。


↑ DENON。


↑ 蓄音機。


↑ 日本コロムビアのネオン塔。


↑ ネオン塔が建てられた昭和6年頃の川崎工場。


↑ 日本コロムビア川崎工場。








↑ 大正3年(1914年)、松井須磨子「カチューシャの唄」が発売され、全国的に流行して以降、並木路子・霧島昇「リンゴの唄」の大ヒットを始め、古賀メロディーや美空ひばりなど、時代を彩る数々の名曲が、ここで製造されて全国各地に広がっていきました。

昭和6年(1931年)3月、東洋一を誇るコロムビア・マークのネオン塔が完成。戦時中に一時撤去されることもあったが、川崎の名所となり、長年多くの人に親しまれました。

川崎工場は、国内初のLPレコードやCD、CDプレーヤーを世界に先駆けて発売。国内外から高い評価を受けました。

またレコードやCDだけでなくTV、ラジオの家電を始め、様々な製造を行っていました。







↑ 多摩川。





↑ 日本コロムビア川崎工場跡地に建てられたタワーマンション。


↑ 港町駅横の踏切。この先には川崎競馬場がある。





↑ タワーマンション3棟。





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最終更新日  2020.11.30 17:49:49
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