星とカワセミ好きのブログ

2021.03.03
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前回の続きで、「2021年2月14日付 読売新聞 よみほっと ニッポン絵ものがたり *我孫子・柏の将門伝説」ですが、裏面には平将門と我孫子市・柏市の関係について書いてありました。

両市には手賀沼を挟んでそれぞれ平将門をまつる神社があります。
我孫子市日秀(ひびり)地区に「日秀観音」があります。日秀観音のお地蔵さんは頭を傾けており、平将門を調伏した成田不動尊にそっぽを向いているという伝承があるそうです。そして線路を挟んで南側には、「日秀将門神社(ひびりまさかどじんじゃ)と「将門の井戸」があります。
平将門の家紋の形がキュウリの輪切りに似ているため、日秀地区の人たちはキュウリを食べず、カッパ巻きもキュウリを外して食べていたとの事です。また、愛人の桔梗御前の裏切りで平将門が討たれたという事で、桔梗はタブーとされています。

柏市の龍光院には、平将門の三女が父とその一族を弔ったという地蔵尊と、将門神社があるそうです。ここは行ったことがないので、いつか行きたいと思います。


↑「2021年2月14日付 読売新聞 よみほっと ニッポン絵ものがたり *我孫子・柏の将門伝説」裏面。


↑ 豊原国周(とよはらくにちか)「前太平記擬玉殿平親王将門」米・ウォルターズ美術館蔵。



↑ 紙面右から、我孫子市の「将門麦酒」、千葉県我孫子市にある日秀将門神社(ひびりまさかどじんじゃ)、成田山から顔を背けていると伝わる観音寺境内のお地蔵様。



↑ JR成田線の湖北駅近くにある観音寺、日秀将門神社、将門の井戸。





↑ JR湖北駅と観音寺、将門神社、将門の井戸の位置。



↑ 日秀観音(ひびりかんのん)。
平将門の守り本尊と伝えられる観世音菩薩を安置している。境内には将門伝説と関わる首曲がり地蔵がある。


↑ 首曲がり地蔵。
日秀観音(ひびりかんのん)の境内にある首曲がり観音は、平将門調伏を祈願した成田山を嫌い、成田山に顔を背けた姿といわれている。日秀では、成田山への参拝はしない風習が伝えられている。



↑ 観音寺。

↑観音寺。


↑ 日秀観音(ひびりかんのん)。



↑ 観世音菩薩像がある。





↑ 平将門公守り本尊。


↑ 平将門。








↑ 観音堂。
平将門公の守り本尊と伝わる聖観世音菩薩を祀っている。我孫子市日秀(ひびり)には、「平将門伝承」が残っており、観音寺の南方に「将門神社」、「将門の井戸」がある。
伝承によると、将門が幼少期にこの地で過ごした説とか、手賀沼を南方より騎馬のまま渡り、大地に登って朝日を拝したという説などがあり、この地に観音像を祀ったと言われる。
将門公への敬愛の思いは強く、タブーとされることがいくつかある。例えば「成田参りはしない」、「桔梗の花は植えない」、「桔梗の柄の書かれた物は使用しない」、「キュウリを輪切りにしない」など。
特に成田山に関しては、観音寺境内に建てられたお地蔵様は、成田山にそっぽをむいている。






↑ 首曲がり地蔵。
日秀観音(ひびりかんのん)の境内にある首曲がり観音は、平将門調伏を祈願した成田山を嫌い、成田山に顔を背けた姿といわれている。日秀では、成田山への参拝はしない風習が伝えられている。







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↑ 観音寺からJR成田線の踏切を渡り、南側へ進む。


↑ 日秀(ひびり)踏切。


↑ 将門の井戸入口。








↑ 将門の井戸。





↑ 窪地に将門の井戸があったとされる。






↑ 将門神社入口。





↑ 将門神社。


















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↑ 千葉県立湖北特別支援学校。


↑ 相馬郡衙正倉跡(そうまぐんがしょうそうあと)千葉県指定史跡。
古代の日本では行政区分として東北から九州が60の国に、さらに国が複数の郡に分けられ、国の中心には国府、郡の中心には郡衙(ぐんが)という役所が置かれ、地域支配を担っていた。我孫子(あびこ)周辺は下総国相馬郡(しもうさこくそうまぐん)だった。
昭和53年(1978年)、旧県立湖北高校校舎建設に伴う日秀西遺跡発掘調査によって多数の遺構を確認した。
















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最終更新日  2021.03.14 23:59:50
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