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2016.05.28
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カテゴリ: 映画(ひ)


人は他人のう○こが顔面に付いても、精神が崩壊しない。

2015 アメリカ
ホラー

監督
M・ナイト・シャマラン
Cast
オリビア・デヨング
エド・オクセンボールド

ディアナ・デュナガン
ピーター・マクロビー

ストーリー
シングルマザーのママの子供達、15歳のベッカと13歳のタイラー。
ママは19歳の時恋に落ちたが、両親が反対し、仕方なく駆け落ち。
そしてベッカとタイラーが産まれたが、やがて2人の父親は別の女性と恋に落ち、3人を捨てて出て行ってしまった。
それ以来ママは女手一つで両親の助けも借りずに頑張ってきたのだ。
そんなある時、インターネットでママを見つけたママの両親が、15年以上ぶりに連絡をしてきてくれる。
ママは「こんな自分を許してくれるのか」が未だに気掛かりなくせに、両親に会う気はないと言う。
ベッカとタイラーは初めての祖父母に会いたいと、ママの故郷ペンシルベニアへと向かい、1週間滞在する事となった。
ベッカは将来映画を撮りたいと、今回の旅をドキュメンタリー映画にする事にしたのだった...。






面白かったです!
シャマラン節が炸裂しております。

シャマランと言えば「シックス・センス」ですが、シャマラン好きではない人達には「シックス・センス」以降、シャマランは終わったと言われていますね。
い~や!そんな事はないのです!
確かに私も「えぇ~~~?!」ってのがあったとは思いますが、どの作品もシャマラン節は炸裂しているし、彼らしい構成がとても楽しめるのです!

「シャマラニアンもどき」ぐらいですかね?
「シャマラニアン(仮)」ぐらいですかね?笑

今作はホラーですが、幽霊とか悪魔とかジェイソンの様な殺人鬼とかではありません。
むしろ「人間」こそ怖いというのをこれでもか!というくらい伝えています。
これをミクロな視点で展開するのが、シャマラン流です。
登場人物はほぼ5人しか居ませんし。

特に老人というのは怖いですね。
望まざるとも、老いと共に色々出てきます。
失禁症とか認知症とかって本当に悲しいですが、怖いです。

祖母役のディアナ・デュナガンは本当に素晴らしかったです。
しかもかなり体当たりの演技でした。
殿方は見たくもないだろうと思いますが、あの年齢にして全裸もあります。笑
あの年齢であれだけの激しい演技をするのは凄い事ですし、あの年齢だからこそ服を脱ぐ事に抵抗ありそうですが...。
しかも冒頭の優しいおばあちゃんと変貌後のおばあちゃんの差が素晴らしいです。
優しいおばあちゃんの時は本当に心から優しそうに見えます。
良かったです。

タイラーのラップはイマイチよく分かりませんし、そもそも英語が分からないので韻を踏んでいるのかどうかも分かりませんが、まぁ13歳という背伸びしたいお年頃らしくて良かったと思います。

また今作は元々コメディにする話もあった様で、その名残りが所々にあり、ホラーなのにしっかり遊んでるのも素晴らしいです!

おばあちゃんの半ケツとか。
ホラー好きには有名な「アナベル人形」もチラッと出ますし。
「警察官のジェリー」のくだりも、ママが電話したら本当にジェリーという警察官の留守電に繋がったり。
う○このくだりとかね~。
しかもママがう○こ顔面に付いてるのに、平気で触るのも凄いですね。
まぁそれどころじゃないってのは重々承知ですが、その辺コメディですねー。

潔癖症じゃなくとも他人のう○こが顔面に付いたら卒倒しそうですが、精神が崩壊しない辺りに「人間の強さ」を垣間見て「人って凄いんだな!」と感動したり。笑

タイラーのラップも冒頭、中盤、ラストと挿入されていますが面白いですね。
この3種類のラップの内容が13歳の想像、13歳の出来事、13歳の実体験と変化していくところも見所です。
人は強く生きていけるのです。笑

残念だったのがモキュメンタリーな事です。
この手の作品はそもそも好みが分かれます。
嫌いな人は嫌いですよね~。
かくいう私もあまり好きではありません。
OVA方式なので、手ブレや見たいところがきちんと見れないもどかしさもありますし。
しかもこの手の作品は「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を始めとして数々あります。
「パラノーマル・アクティビティ」やら「REC」やら「クローバーフィールド」やら、挙げだしたらキリがないほどあるでしょう。

シャマランはやはり何をやってもシャマランなので、それは素晴らしいですが、なぜ今更OVA方式にしたのかな?と。
すでに斬新な手法とは言えず、今更感がちょっと悲しくもあります。

いずれにせよ、個人的にはシャマラン作品の中でも当たり!です。
面白かったです。
血だとか体ちょん切れだとかは一切なく幽霊系でもないので、ホラーが苦手でも楽しめますが、いきなり「わっ!!」みたいなビックリ系が多々です。
そしてコメディ要素も多分で楽しめます。
オススメです。

my評価7点(10点満点中)





概要
「シックス・センス」などを手掛けたM・ナイト・シャマラン監督作品。
「ヴィジット」は訪問するという意味である。
多くのメディアで「「シックス・センス」のシャマラン完全復活!」という内容の謳い文句で宣伝されたが、シャマランファンであるいわゆる「シャマラニアン」「シャマラニスト」には不適当な宣伝だと批判されている。
また今作はシャマラン自身によるセルフプロデュース作品であり、その為超低予算の500万ドルという製作費で作り上げられた。
代わりにプロデューサーやスポンサーが居ないため、自由度が高く、シャマラン流を描く為には大切な事でもある。


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Last updated  2016.05.28 17:45:25 コメントを書く


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和希ちゃん8383 @ Re:キス&キル〜自由気ままに映画日記(08/22) ツルノカミさんお久しぶりです。 コメント…
ツルノカミ @ Re:キス&キル〜自由気ままに映画日記(08/22) 和希ちゃん8383さん、 お久しぶりです。 …
和希ちゃん8383 @ Re[1]:男と女の不都合な真実〜自由気ままに映画日記(07/03) ツルノカミさん コメントありがとうござい…

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