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ビール、日本酒、ウイスキー、ブランデー、ワイン、などなど、お酒が好きな人であれば、お酒を飲むことが楽しみの一つにもなりますね。
『酒は憂いの玉箒』
お酒にまつわる諺でも、↑こんなのがあります。この意味は「酒は心を悩ます物事を掃いて捨ててくれるほうきである、の意味。酒を飲めば、酔ってどんな心配事も忘れることができる、ということ」というものです。(玉箒は、箒(ほうき)の美称だそうです)
お酒は心のアルコール消毒ですね。私もお酒を飲むことが好きですが、そこでふと思ったことがあります。それは、どうしてお酒を飲むと気が大きくなるのだろう、ということです。
ということで今回は、「お酒を飲むと気が大きくなるのはなぜ」というテーマで、このブログをまとめていきます。
お酒には、気を大きくする作用があります。飲むと、飲んだ人に万能感が生まれ、理性が働かなくなってしまいます。では、どうして気が大きくなるのでしょうか。
結論から言うと、お酒を飲むと脳内物質の「ドーパミン」と「セロトニン」が出るからです。
「ドーパミン」は、楽しいと感じるときに分泌される脳内物質です。ドーパミンが分泌されるとき、 GABA という脳内物質も分泌されます。これは、楽しいという感情を抑制し、興奮し過ぎるのを防いでくれる脳内物質なのですが、アルコールはその働きを鈍らせます。なので、気持ちを平静に保つことなく、一方的に楽しさが盛り上がっていってしまうのです。
「セロトニン」は、不安・恐怖といった感情を抑え、気持ちを鎮静化させる働きがあります。それは、ストレスを抑える働きに繋がります。
ようするに、アルコールは「ドーパミン」と「セロトニン」の働きによって、楽しさがどんどん大きくなり、ストレスや緊張を解きほぐす効果があるのです。まさに「酒は心を悩ます物事を掃いて捨ててくれるほうき」なのです。
しかし、ここ最近では「お酒はデメリットだらけ」とも言われているみたいです。
お酒を飲むと、新しい記憶を作る能力や学習能力が低下したり(脳内物質の NMDA 受容体がアルコールと結びつく関係によるもの)、二日酔いになると通常よりも 3 倍もの神経細胞が死滅すると言われていたりするそうです。そして、ドーパミンの放出も、お酒を飲んだ最初の約 20 分だけと言われています。
『酒極まれば乱れ、楽しみ極まれば悲しみとなる』
こちらは中国の諺です。お酒を飲み過ぎると、なんだか悲しくなったり、寂しくなったりしたことはありませんか。何事もほどほどが良いということですね。
私も実は、以前よりだいぶお酒を飲む頻度が少なくなりました。それはなぜかというと、お酒を飲むと読書からの学びが酒で流されていくからです。
これまでの説明のとおり、酒を飲むと物事をよく考えられなくなります。ですから、酒を飲むと、ストレスの解消にもなるのですが、それ以上に時間が流されていってしまうような感じがするのです。
反対にお酒を飲まないと、時間ができます。そして、物事もよく考えられます。それにお酒にお金を使わないから、その分お金が増えます。実は、お酒で得られる幸福は幻想なのかもしれませんね。
お酒で得られる幸福が幻想の幸福であるとしたら、断酒によって本当の幸福を追いかけることができるようになるかもしれません。そのために、セルフコントロールを大切にしていきたいですね。
それでは読んでいただき、ありがとうございました。
【参考文献】
・お酒を飲むと楽しくなるのはなぜ?脳とアルコールのメカニズム 「薬食同源」 「甘・酸・鹹・苦・辛」から… 2023/02/26
「五臓のバランス」とは? 感情と五臓の関… 2023/02/25
みかんを食べるとお通じが良くなる? (20… 2023/02/20