尼僧の窓辺から

尼僧の窓辺から

PR

×

Calendar

Profile

jiko1232

jiko1232

Archives

2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01

Comments

ほんま@ Re:雪(02/14) 坐禅。二日。すごいです。 小原さんのFB…
honma@ Re元気だよ。 みくさん最高ですね、いい写真です。 新年…
やまがらさん @ そくきまりました 縁があったんですね即面接 即採用仕事は…
E.Honma@ Re:初冬に(11/24) 自分の頭では想像できない、聞かないと知…
まゆみ@ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
2009.03.24
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
久しぶりに、厚い本を読みました。篠田節子著『弥勒』です。
インドのお隣、パスキムという国を舞台に広げられるお話で、人間にとって幸福とは何か、考えさせられるものでした。新政権となった解放戦線は、国民を監視して全ての人が平等の暮らしになるように、最も貧しい山の暮らしを町の人々にも一斉に強いるようになりました。その理想郷のためには多くの犠牲者も生まれました。実際全ての人が幸福に感じたでしょうか。


私にとって幸福とは何でありましょう。たまたま今日はおにぎりを一つ持って托鉢に出かけました。お昼を過ぎて見つけた公園で一息ついた時、私はとても穏やかな気持ちで川を眺めました。これ以上何か欲しいものもなし、ただいま憂うこともなし、です。もちろん考えたら少し寒いなとか、桜が咲いていたらもっといいのにと思います。
幸福とは人によって異なると改めて思いました。生まれも育ちも違い、不平等を認めてこそ平等が生まれるといえるかもしれません。例えば黙々と鍬を振るう単調な山の暮らしに情報や物質の溢れた町の暮らし。全ての人が幸福感を抱く日は来るでしょうか。
しばらく考えさせられる一冊でした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.03.28 21:36:37
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: