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山門をくぐって本堂に向かい最初に目に入る側は、一面、滝の絵です。またその裏、祭壇の側は達磨大師が四パターンで描かれました。
ちょうど、安倍龍太郎 の「等伯」を読んだばかりでもあり、間近に見れる日本画に久しぶりにワクワクしました。
手伝って、まず下地作りから。そして5mほどのキャンバスに一点を書きいれる前の緊張感。この真っ白い紙が一番美しいなどという絵描きさんの言葉を耳にして、次に足を踏み入れた時は、かなり下書きが進んでおりました。そして水音がまだ聞こえない絵に、あっという間に飛沫が入り、一気に水の流れが見え始めてくるとき。また、左右のバランスがとられ、和尚様の喝が入って、一ヶ月で完成しました。
「今はまだ建物は新しく、絵は古びた感触があり、お互いに違和感があるが、これが年月を経て、建物にも時間が立った頃、ちょうどいい具合になる。」
と和尚様。それは日々たのしみです。一体どんな変化をもたらすでしょうか。
「とにかくお前は絵を描け。」
と里を離れても将来像に指導を頂く絵描きさん。絵描きさんのお坊さんです。
お披露目まであと約二ヶ月。これから建具屋さんが板から剥がして襖に張り替える予定です。