尼僧の窓辺から

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2013.09.30
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   落慶式を終えて、みんなで厳美渓に行ってきました。確かに景観もいいし、ガラスパークも楽しみでしたが、一人が

「だんご、だんご、だんご!」と花より団子でして…。

    その人気の団子屋さんは川向こうにありまして、するすると渡ってくる籠にお金を入れると、また綱が引かれて、今度はダンゴが三本と紙コップのお茶が届きます。もちろん、歩いてダンゴ屋さんにも行けるのですが、その綱渡りのダンゴが行列です。 お相伴いたしました。

   一通り愉しんでお腹を満たした後は、一行は平泉の中尊寺と毛越寺へ。初めての人も何度目の人も。驚いたことに、中尊寺にとある画家のご婦人が描いた絵で、雪中に祈る僧侶の姿が寄贈されておりました。

   そう、あの時の宗鑑さんの写真からです。 その日は宗鑑さんは留守番をしていなかったのですが、早速連絡先をお聞きしました。

  そして、有名な毛越寺へ。

    世界遺産にもなった岩手の観光名所ですが、しかし正直がっかりして帰ってきました。一言でいえば、ちっとも心に響かないのです。あまりに一生懸命庭造りをしてきた私たちは、目が肥えてしまったのかもしれません。

   その始めから和尚様は何でも慣習通りにすることがお嫌いでした。それが常であり、お寺作りに終始流れていることでした。庭を作るにもただ、その辺にあるような人真似は絶対にしない、ととても強いものでした。平凡な私はいつもその発想に驚かされました。

    でも、私たちも油断なりません。常に工夫して磨いていかなければ、このお寺も色あせ、がっかりされてしまうでしょう。ただ豊かになってその流れに乗っているだけでは、廃れていくでしょう。

 今が一番旬ですが、そうあり続けることが大切で、そうそう容易ではないぞと心したところです。 






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Last updated  2013.09.30 16:00:52 コメントを書く


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