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今年のシュトーレン。
今年は妻の母と叔母から計5本の予約があったので、今日まとめて作りました。
冷めてからデコレーションパウダーで更に覆いラップで包んだ所です。
試食用を合わせて6本焼きました。
冷めてすぐなのでまだまだ食べるには早すぎですが。
シュトーレンって保存食ですよね。
クリスマスが来るまで一切れずつゆっくりと食べ進めていくわけですから、日持ちが良くないといけないわけです。
そのためにしっかりと焼き込んで、バターでコーティングし、砂糖までまぶして保存性を高めます。
そのおかげで1ヶ月も日持ちするわけで。
なので、私にはパンタイプのシュトーレンはちょっと理解しがたい。
パネトーネですら1週間もすればパサついてくるんですから。
と言うことで私の中でシュトーレンは菓子。
酵母を使って発酵させたクッキー生地って感じの認識です。
今年は仕事でも天然酵母の焼き菓子を手がけているので、そのノウハウを活かし天然酵母でシュトーレン作り。
紅茶の酵母で作りました。
粉はグーデリエールなら薄力粉だけでも作れる感じがしたので、今年はグーデリエール100%
ダレた焼き上がりになるのが、ちょっと問題ですが。。
タンパク量9%ほどのグーデリエール。
石臼挽き粉ならではの吸水の高さもあり、わりとしっかりと生地が出来るんです。
薄力粉にしてはグルテンも出やすいんでしょう。
が、それを分解する酵素の働きも強いので、普通の焼き菓子にしても、しっかりと休ませる時間を取れるマドレーヌなどの物であれば問題は無いでしょう。
逆に言えばジェノワーズなどには不向きなのかもしれませんね。