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私はあまりドラマは見ないほうなんですが、最近唯一見ているのが「バンビーノ」。
セットもプロの監修だけあって本格的ですね。
ジャンルは違うけれど、ブーランジェの世界もパティシエの世界もプロの世界は、あんな感じです。
だから、見ていると新米の頃を思い出して懐かしくもあり、上の人間の言動にもうなずきつつ。
とてもしっかり作られた設定が面白い。
なぜ、こんな話をするのかと言うと。
プロの世界は厳しい、と言うことを言いたいからです。
それだけ、あのドラマのように甘い気持ちでプロの世界に飛び込んでくる奴が多い。
実際、3日で辞めるだろう、と感じる人がほとんど。
で、本当に辞める。8~9割は辞めます。
でも、この厳しさを乗り越えないとプロにはなれません。
おそらく職人になりたいと思うほとんどが独立して店を持ちたいからでしょうが、店を持つと言うことはプロになると言うこと。
わざわざ足を運んで買いに来てくれるお客さんに、満足して食べていただくパンを作るプロの仕事をする責任がある。
そして店を成り立たせるだけの売り上げを出す為の生産能力、開発能力。
1個100円とか200円くらいの単価です。
数万の売り上げを出すだけでも数百個のパンを作らなきゃいけない。
決して楽な時間なんて無いのです。
これを見ている人の中にも、将来パン屋になりたいと思ってる人もいるんでしょう。
が、そのつもりなら人生の全てをかけるくらいの気持ちでどうぞ。
甘い気持ちが少しでもあるのであれば、きっと痛い目にあうことでしょう。
本当に辛いことを承知の上、それでも挫けない情熱があれば、きっと良いブーランジェになれることでしょう。
そうでなければ趣味の範囲を超えない程度でパン作りを楽しむことをオススメします。
パン職人でも挫けそうになるし、嫌にもなる。
それでも続くのは、よほどこの世界が好きだからなんだろうな~と、唯一自分に関心する部分であり、誇りであり、自信になっている部分です。
そして明日も、その次の明日も。
体調が万全でなかろうと、精神的に辛い状態であろうと、その自分に負けずにパンを作り続けることでしょう。
パンの「バカ」は、この道を突き進みます。