M's green room

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2003/12/01
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先月最後の週は、27日(木)に、鴻上尚史の第三舞台時代の脚本をミュージカル化した、『天使は瞳を閉じて』をル・テアトル銀座にて、30日(日)には、第4回東京フィルメックスの特別招待作品のひとつ、アレクサンドル・ソクーロフ監督のロシア映画『ファザー、サン(Father and Son)』を、有楽町朝日ホールで鑑賞しました。

まずは、『天使は瞳を閉じて』。
作&演出&作詞:鴻上尚史/音楽プロデュース&作詞:森雪之丞/音楽ディレクター&編曲:西平彰
作曲:杏里、GAKU-MC、岸谷香、木根尚登、高橋幸宏、TAKUYA、TAKE(FLOW)、デーモン小暮閣下、中西圭三、山本恭司、他
出演:佐藤アツヒロ、天野ひろゆき、純名りさ、辺見えみり、風花舞、生方和代、根田淳弘、橋本さとし、京晋祐、大高洋夫

これは私自身は観ようかどうか迷った舞台で、同行の不破さんが第三舞台の作品が好き、アーンド京晋祐さんのファンだったので、んじゃまお付き合いしますかねぇと言う感じだったんですが、観に行く前に、職場の音楽畑の人から天野っちの歌は結構、いいらしいよ~と聞いたので、それを楽しみに観に行ってきました。
確かに、あのコロっとした見た目(<可愛い/笑)からは想像がつかないようないいお声。
この舞台、主役はあっくんじゃなくて天野っちでしょう!?と言いたくなるような美声で、彼の歌はどれをとっても良かったです♪
反面、あっくんは、役柄がプロのロッカーと言う設定だったにも関わらず、思わずアンケートに「もう少しがんばりましょう」のハンコを押したくなってしまうような歌唱力。

他のメンバーの歌に関しては、元宝塚の娘役トップだった風花舞さんがダンスも含めて良かったのと、辺見えみりが意外と(?)上手くて、しかも女の子っぽい甘えんぼな役柄の演技が、わざとらしくなく自然な感じでとっても可愛らしかったです♪
その彼らの歌う楽曲の提供者は、現在に至るまでのジャパニーズポップス界を作り上げてきた錚々たるメンバー。
それにしても、観劇中、どれが木根さんの作曲かはしっかりとわかってしまうあたり、10代の頃に慣れ親しんだ感覚と言うのは、無意識に身にしみついているもんなんだなぁとつくづく実感(苦笑)。

話の内容はと言うと、亀やはりねずみの行動を日々見守るしかないふたりの天使(天野ひろゆき&純名りさ)が、自分の受け持ち区域ではない、地球のある地域にだけ生き残った、透明な膜のような壁に守られて暮らす人類をたまたま見つけて、興味に駆られて彼らの行動を近くで見守るようになると言う物語。
努力しても報われない者、権力を手に入れて様変わりする者、自分が何をしたいのか見つからない者など、10人の登場人物達のそれぞれの葛藤が前半はコメディちっくに、後半はシリアスに絡み合うドラマでした。
特別大きな山場のない前半部に比べて、後半は話が盛り上がってきたな~と面白くなってくるも、クライマックスからラストまでの見せ方が、結構、あっけなくて、ちょっともったいない感じの展開だったかな。
人類を、放射能やら紫外線やらの危険な物質から守っていた薄い膜のような壁があっけなく壊れてしまう展開は、そのありがたみは失って初めて気づくもの、そしてそのアタリマエのような恩恵を失う時と言うのは意外にあっけなく、それは自分自身の内面や、他人との関わり合いや、その他、様々なことに関して色々なものを象徴しているからこそ、あのような幕切れだったのかもしれないなぁとも思いましたが。

ミュージカルを楽しむと言うイミでは、前回、鴻上さんが演出した『シンデレラ・ストーリー』の方がミュージカルっぽかったかも。
ケラリーノ・サンドロヴィッチさんのミュージカルもそうだったけれど、小劇団系の舞台らしい、役者のノリと小ネタを駆使した笑いと、一筋縄ではいかない人間模様や、演出側の強いメッセージ性を音楽と組み合わせた作品として見るには、オリジナリティはあるけれどどこか歌と内容の融合性(バランス?)がイマイチのような気がすると言うか、ミュージカルらしく歌で観客を引っ張っていくには、まだまだ魅力や突き抜け方が乏しいような気がすると言うか…。
同じ小劇団系の舞台をミュージカル化したもので言えば、野田秀樹さんの『贋作・罪と罰』を元にした『天翔ける風に』が飛び抜けて良かった。
でも、あれは野田さんがミュージカル化したワケではなくて(<野田さんはミュージカルが苦手だし)、その道のプロの謝玉栄さんが演出や構成をしたものだったからなぁ…。


そして東京フィルメックスで観た『ファザー、サン(Father and Son)』。
この映画、ソクーロフ監督の1998年の作品『マザー、サン』(未見)を含む家族をテーマにした3部作のうちの2本目の作品で、ロシア映画の家族ものと言うことでちょっと興味を惹かれて観に行ったんですが、去年のフィルメックスで、リィウ・イエくん目当てで観た『藍宇(ランユー)』以上に、個人的には、観ていてちょっといたたまれないものを感じずにはいられなかった作品でした。

話の内容は、子離れ出来ない父親と、親離れ出来ない息子と、彼らを取り巻く寂しい人間達のドラマ…かな?
母親を失った父ひとり子ひとりの親子関係が、ある一面ではほのぼのと和むものではあったけれど、どちらかと言うとお互いを気遣うがゆえの寂しさや不安感、そして時にはその親密さ加減が恋愛的だったりして、美しくも儚げな映像のひとつひとつがかなり意味深に見えたせいか、何とも形容し難い妖しさと哀愁感のある映画でした。
心身共に戦争で傷ついた父親は終始うつむきがちで、軍人志望の息子が真っ直ぐに見返す視線が印象的だったんですが、あるイミ、なまじの恋愛映画を観るよりも甘々、完全にふたりの世界で、はっきり言って女性(他人)の入り込む隙間なんてありやしません(爆)。

おかげで観ている間中、何だかずっといたたまれなかったよ~(滝汗)。
でも、基本的にロシア映画は、自分の性には合っているかもしれないです。
まだ、『シベリアの理髪師』や『エルミタージュ幻想』など、数えるほどしか観ていませんが、観終わった後、あ~面白かった!と思えるような満足感はないものの、映像的にも内容的にも哀愁漂う叙情性があって、それが結構、好みです。
何と言っても、男女共にお美しい方が揃っていらっしゃいますし…って、またそんなミーハー根性丸出しで!
いい加減、少しはお控えなさいよ…(呆)。





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Last updated  2003/12/02 10:57:58 PM
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mocchi45 @ サッカーバカですねホントに(; ̄▽ ̄A Martha姐さん オグさん、マケドニア系…
Martha姐 @ Re:アジア杯2011その7(01/30) サッカーバカになってないで、寝てくださ…
mocchi45 @ スカパーは頑張ってました Martha姐さん 毎回対戦チームそれぞれ…
Martha姐 @ Re:祭の名残(07/24) そりゃやっぱり日本は日本のことしか注目…
mocchi45 @ お気遣いどうもありがとうございますm(_ _)m Martha姐さん 停止画が見つけられまし…
Martha姐 @ ジローだったのか! 普通に「次郎」でぐぐったので出てこなか…
mocchi45 @ ここからです↓ Martha姐さん 今さらジロー/小柳ルミ…
Martha姐 @ Re:今更次郎(07/21) 今更次郎って知りませんでしたー。とりあ…
mocchi45 @ レーヴ巻き(笑) Martha姐さん ストール?を同じ巻き方…
Martha姐 @ Re:燃え尽き症候群?その5(07/17) この写真集、いいですねえ。二次大戦頃の…

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