M's green room

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2007/11/08
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カテゴリ: 映画
ちょっと間が開きましたが相変わらず続行中です、トーマス・クレッチマン出演作鑑賞第10弾は、邦題がスゴ杉てちょっと引きます(汗)、『マイ・ファーザー 死の天使 アウシュヴィッツ収容所 人体実験医師』(激痛)。
まるで興味本位丸出しのオカルト本みたいな副題ですが(苦)、内容は至って真面目なシリアスドラマで、悪名高いナチの医学博士ヨゼフ・メンゲレ(<Wikipedia の解説によると、戦後、小説などで描かれているマッド・サイエンティストの原型だそうで…)を父親に持った息子ヘルマンの、ノンフィクションを元にした苦悩と葛藤を描いた物語でした。

話の大筋は、第2次世界大戦時、アウシュヴィッツ強制収容所で数々の人体実験を行い、南米で逃亡生活をしていた戦犯チャールトン・ヘストン@メンゲレのものと思われる白骨死体がブラジルの墓地で発見されるも、誰もその骨が本人のものだとは信じない。
きっとメンゲレは今でもどこかに生きているに違いないと人々が街頭で抗議する中、メンゲレの息子トーマス・クレッチマン@ヘルマンが、ユダヤ人被害者たちの弁護士フランク・M・エイブラハム@ミンスキーに請われて、8年前のブラジルで彼が初めて息子としてメンゲレと対面した時の出来事を語り出す…と言う内容でした。

見応えのある作品でしたが、惜しむらくは独逸人の父子が英語で会話していたこと…ですかね。
まぁ、そんな映画はゴマンとありますからイマサラなんですけど、ナチ関係&主演俳優が独逸人とくれば、やっぱり独語で喋っているのを期待するじゃないですか(苦笑)。
ただ、父親役が米国人のチャールトン・ヘストンだったので、どちらにしろ独語での会話はムリだったんじゃないかとは思いますが。
ちなみに製作国はアメリカではなく、イタリア・ブラジル・ハンガリーでした。

それにしても扱っている題材が題材なだけに、感想をすぐには文章にしにくかったです。


それでも一応、以下、クレッち感想。
実在のヘルマンがこの作品の描かれ方と比べてみてどうなのか…と言うことは全くわかりませんが、少なくともクレッちが演じていた彼はかなり痛々しかったです。
15歳の時に初めて父親の存在を知らされ、学校ではクラスメイトのみならず教師にも差別される毎日。
そんな子供時代を送りながらも、信じられないような残虐行為を父親が行っていたとは信じたくないし、出来れば息子として彼を理解したいと思えば思うほど、ブラジルの貧民街で暮らしている好々爺のようなメンゲレの口から出てくる言葉(考え方)は、結局、彼の過去の悪行を思い起こさせてしまう。

ある日ヘルマンが自分の婚約者の話をした時、彼女が金髪碧眼であることに喜び、彼女や彼女の家族の出身地を聞いていい子孫が残せる素晴らしい選択だと嬉々として話し出すメンゲレを思わず絞め殺しそうになり、その怒りの余り家を飛び出し警察に父親を告発しようとするも結局、思い切れず、罪悪感に苛まれてついにはそのストレスに倒れてしまったり。
日を追うごとにメンゲレの人となりに絶望するも、それでも息子として父親を告発出来ない苦悩と葛藤。

もし、自分の親がそんな過去を持つ人間だったら…と思うと空恐ろしいし、反対に自分の家族がその人間の犠牲になっていたら…と思うと果たして息子としての彼の立場を冷静に見ることが出来るのかどうか。
全てを話し終えたヘルマンとの別れ際に、ミンスキー弁護士が“ 君の立場なら誰でもつらいだろうが、私は君とは違う。何があろうと君の立場にはなりたくない ”と言う最後のセリフが、誰にもどうすることも出来ない、 永遠に救われない宿命の重さ を物語ってました。
………ホントに重い…(涙)。


相変わらずクレッちはGパン&Tシャツもメガネ&スーツも似合ってましたが、内容が内容なのでミーハーするにも(<するなよ…)限度が(汗)。
それでも、ドイツから呼び寄せた幼馴染みと、病み上がりに父親を告発するかしないかでシリアスに言い争っている場面で、寝癖~♪とか思った馬鹿なオンナがここに(爆)。←それぐらいミーハーさせてくれ…(涙)。
あと、映画の撮影時に撮られたと思われる オフショット画像 を見つけたので気晴らしに。
インコ可愛い………いいなインコ(<…はい?)。


『ボウリング・フォー・コロンバイン』での彼の姿は正直ショックでしたが(涙)、今回のメンゲレ役はさすがの存在感だったと言うか、一応、かつてのマイブーム役者のひとりなんですよねトントン…。
『ベン・ハー』でハマって、彼の出演作をレンタル屋でイロイロ借りてきた過去があります(<ホントに何年たってもやってることは同じだな自分…/汗)。
でも、出演作が多過ぎるので実際は半分も観てないかも。
さすがに猿の惑星シリーズはみんな観たけど。

それにしてもフツーは父と息子の苦悩と葛藤の物語と言えば、最後は多少なりともお互いに歩み寄ってそれなりにハッピーエンド…が定石だと思うんですが、この作品はアタリマエですがそんな生易しい結末じゃありませんでした。
物語の終盤でふたりがアマゾンの奥地へ旅するシーンがありましたが、パッと見は父と息子のロードムービー的ふたり旅、でも実際は、 息子が父親とは永遠に理解し合えないと確信し決別する絶望 の旅だったし(涙)。

ただ、ここまで重苦しい題材じゃなくてもいいので(汗)、こう言う単館系映画っぽい、人間(模様)をじっくり見せる作品に出演しているクレッちをもっと見たいな~と思いました(<出来れば『善き人のソナタ』みたいな映画だと嬉しいんですけどね。アレ良かったっす…泣いたっす…)。
時代ものコスプレも楽しいんですけど、やっぱりそう言う作品の方が役者としての本領をより発揮出来るような気がします。
でも、いくら単館系主演映画とは言え、只今ドイツで上映差し止め中の、実際に起こった事件をモデルにしたゲイの変○殺人者役はちょっとどーかと思いますがけどね(爆)。←恐らく愛を試される踏み絵的映画(痛)。もし日本で公開されても観に行く勇気はあるのか自分…(汗)。





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Last updated  2007/11/09 11:35:36 PM
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mocchi45 @ サッカーバカですねホントに(; ̄▽ ̄A Martha姐さん オグさん、マケドニア系…
Martha姐 @ Re:アジア杯2011その7(01/30) サッカーバカになってないで、寝てくださ…
mocchi45 @ スカパーは頑張ってました Martha姐さん 毎回対戦チームそれぞれ…
Martha姐 @ Re:祭の名残(07/24) そりゃやっぱり日本は日本のことしか注目…
mocchi45 @ お気遣いどうもありがとうございますm(_ _)m Martha姐さん 停止画が見つけられまし…
Martha姐 @ ジローだったのか! 普通に「次郎」でぐぐったので出てこなか…
mocchi45 @ ここからです↓ Martha姐さん 今さらジロー/小柳ルミ…
Martha姐 @ Re:今更次郎(07/21) 今更次郎って知りませんでしたー。とりあ…
mocchi45 @ レーヴ巻き(笑) Martha姐さん ストール?を同じ巻き方…
Martha姐 @ Re:燃え尽き症候群?その5(07/17) この写真集、いいですねえ。二次大戦頃の…

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